東海道新幹線こだまの旅 Part④|旅人:本幸拓真

2015-10-01

みなさん!

10月に入って番組の名前がリニューアルしました。

 

その名も、

「KIKI-TABI ~2Thousand Miles~」

 

記念すべき初回を務めさせていただきます。

 

旅人の本幸拓真(もとゆきたくま)です。

 

今回は去年から続いている企画の第4弾!

 

「東海道新幹線 こだまの旅」

前回は愛知県豊橋駅までやってきました。

 

今回は、三河安城駅からスタートです。

 

 

 

 

 

 

 

新幹線の駅から在来線の安城駅に移動すると見えてくるのは、大きい壁画!

この安城の街は、新美南吉さんが過ごした街なのです。

新美南吉さん、みなさんも国語の授業で勉強した思います。

「ごんぎつね」「手袋を買いに」などの作者なのです。

 

お話をお伺いしたのは、安城スタイルの児玉俊太郎さんです。

 

 

 

 

 

 

この安城駅の周りには、お店の壁に大小様々な壁画がたくさん描かれています。

ごんぎつね以外の作品も描かれていて、その数は、29か所。

 

 

 

 

 

 

 

注意深く見てないと見過ごしてしまうからみなさん注意してくださいね。

作品はこれから増えていくそうで、街全体が新美南吉さんの作品のあったかさに包まれています。南吉さんの銅像もあって一緒に写真を撮ることもできますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

商店街の中にある、南吉館では南吉さん直筆の資料も置いてあって見る事も出来ます。

街歩きの途中にコーヒーを飲みながら作品を読むなんておしゃれじゃないですか?

 

この安城の街には新美南吉さんが生前通っていた料理屋さんや自転車屋さんもあってそんな場所で裏話もきけるかもしれないですね。

 

 

 

 

 

続いてやってきたのは 安城市の和泉という地区。

ここでは、夏の時期にしか作られないものがあると言うのです。

それはいったいなんなのか、

 

「そうめん」

です。

夏の食卓の定番、そうめんをこちらで作っているのです。

そうめんと言えば乾燥しているものを想像していますがこちらで作っているのは、

 

「半生そうめん」と呼ばれているものを作っているのです。

 

半生!?

 

どんなものだろうとワクワクしながらやってきたのは、間杉手延製麺所です。

 

 

 

 

 

 

こちらで江戸時代からの製法で「和泉長そうめん」と呼ばれる半生そうめんを作っている 間杉秀昭さんにお話を伺いました。

 

 

 

 

 

 

早速実物を見せてもらいました。 乾麺とは違って、しっとりしている半生そうめん。

もう一つの特徴は、長い!!!

八の字の状態で梱包されていて途中で切れる事無くつながっているのです。

 

その長さは約3メートル60センチ

もともとの生地の長さは、20センチ。

それをバチを使って一気に3メートル60センチまで伸ばされるのです。

そうして伸ばされたそうめんを干して完成するのです。

 

 

 

 

 

 

 

夏の時期にしか作られない理由はこの地域に吹く風は湿気を含んでいて干すときに完全に乾燥しないでしっとりと仕上がるそうです。

 

 

 

 

 

 

夏場は、朝3:00~19:00まで 家族全員で作られる半生そうめん。

その日の気温や湿度、天気によって生地の作り方も変えるそうです。マニュアルはなくて毎日の経験の積み重ねで次第に感覚を掴みます。お話を聞いた秀昭さんは40年たってもまだまだ勉強中だとおっしゃってました。

 

 

 

 

 

 

もちろん、食べさせていただきました。

普段食べているそうめんに比べてむっちりしていて、勢いよくすするとツルツルシコシコモッチモチ。 すすった瞬間に麺の伸びを感じる事が出来ます。それが麺のコシなのです。

 

 

 

 

 

 

そうめんを女性に例えると、

乾麺はスレンダー美人

この和泉長そうめんは、グラマーな峰不二子

みたいな感じでしたね。

 

残念ながら今年の製造は終了してしまってますが興味がある方は来年の夏まで首を長くしてまっててくださいね!!

 

 

 

 

 

 

次にやってきたのは名古屋駅





 

 

 

新幹線、在来線、地下鉄、たくさんの人が利用するこの街で一体何を聞いてみる事ができるのか!?

 

名古屋駅から車で20分。

 

熱田神宮に来ました。

 

 

 

 

 

 

 

こちらでお話を伺ったのは、宮本肇さんです。

 

この場所は三種の神器「草薙の剣」が祀られているとても格式高い場所なのです。

取材当日は朝早かったですが、たくさんの参拝されている方やウォーキングをしている方もいて、地域の方に愛されている場所です。

KIKI―TABIの発展をしっかり祈願しておきましたよ!

 

 

 

 

 

 

正面の大きい鳥居から本殿まで続く参道までとても広い敷地で年間に約70の祭典が行われています。

 

昔からたくさんの方がこの場所を大切にしていたそうで、

 

あの戦国武将、織田信長が奉納した「信長塀」というものがあります。

 

 

 

 

 

 

桶狭間の戦いからで必勝祈願で訪れた場所が熱田神宮。その戦いに勝った信長がお礼として奉納されました。 全長が400メートル、今はその一部が残っています。

 

そしてここには本宮の他にたくさんのお社があります。

 

 

 

 

 

 

その一つに「清水社」というものがあってそこの湧水を肌につけると美肌になると言われています。柄杓を使って中央にある石に三回水をかけると願い事が叶う。とも言われてます。

この時も女性の参拝客が多かったですね。

もちろん僕も念入りに肌を洗って美肌祈願しておきました!

 

 

 

 

 

 

最後にやってきたのは名古屋の中心街。 栄です。

名古屋と言えば、独特の食文化がある事は有名です。

その中のひとつに、

 

「あんかけスパゲッティ」

パスタにあんかけ!? 前々想像がつきませんが、

 

やってきたお店はスパゲッティ・ヨコイ錦店





 

 

 

 

お話を伺ったのは横井竹志さんです。

今から約60年前に考案されたあんかけスパゲッティ。

 

 

 

 

 

 

山盛りスパゲッティがトマトソースの中に浮かんでいます。

そのソースはとろみがあって、まさに餡。

このあんをスパゲッティに絡めながらいただくのです。

 

 

 

 

 

 

このあんは、ヨコイさんオリジナルのミートソース。

味は、トマトの酸味が効いていてコクがあり最後にピリッとした辛さが癖になります。

スパゲッティとあんを絡めると辛さがマイルドになってちょうどいいのです。

麺は油で焼き上げていて太麺だからあんとも絡まりやすくなってます。

そして上に乗ってるベーコンやハム、野菜もしっかり絡めて食べるのがオススメの食べ方なのです!!!

 

こちらのお勧めは、ミラカンと呼ばれるメニューですがトッピングも種類が豊富なので自分オリジナルのあんかけスパゲティを作るのも楽しいかもしれないですね。

 

 

 

 

 

 

東海道新幹線 こだまの旅!

今回は愛知県を巡ってきました。

愛知と聞くとやはり名古屋のイメージが強かったですけれど、安城も前回いった豊橋も魅力がいっぱいありますね。それぞれの街の名物やスポットをもっともっと紹介したい!知ってもらいたい。

そしてこの番組を聞いた皆さんにその場所に行って、見て、聞いてもらいたい。旅に出るといつも感じる事なのです。

 

今回の旅でもたくさんの方と出会いました、みなさんに感謝の気持ちもをこめて。

これからもKIKI-TABIをよろしくお願いします。

 

記念すべき、KIKI―TABI 初回の旅人 本幸拓真でした。