行き当たりばったり無鉄砲ミステリーツアー!|旅人:井門宗之

2015-12-24

⇒松本英子さんの旅日記はコチラ!

 

今年最後の旅である。お陰様で今年2015年も日本各地を旅してきた。

そこには宝物の様な出会いがあり、風景があった。

忘れられない場所がまたいくつも出来た。あっそうだ、10月からはタイトルも変わった。プロデューサーとしては様々に想う事があった1年。

「YAJIKITAの様にKIKI-TABIが浸透していけます様に。」

そんな願いを込めながら、10月からは旅をしてきた気がします。

そんな風に回を重ねて、今年最後の旅であります。

いつもの様にスタジオで今年の旅を振り返るのも良かったのだけど、

せっかくだから英子ちゃんと僕で「行き当たりばったりな旅」をするのはどうかと。

YAJIKITA時代から数えて13年もの長い間、様々な場所を旅してきたこの番組。

毎回スタッフ会議でそれぞれの旅のおおまかな流れを話し合い、

各担当作家が詳細を詰めてブッキングしていくというのが旅のスタイルだった。

それが今回は…ノーブッキング!あても無い旅!終わり時間も分からない!

構成作家のミラクル氏からロケの数日前に「本当に何も調べてないよ?」のメール。

決して敵前逃亡では無い、今回は敢えてこのスタイルでの挑戦なのだ。

 

良いじゃない?挑戦?(永ちゃん風に)

俺達はそうやって激辛をくぐり抜け、ドッキリをくぐり抜けて来たんじゃない?

…ん??

それ、バラエティノリ旅のやつだーー!!

 

やはり年末のこの番組はある程度は笑えないと(笑)

更に言えば今回はスタジオナレーション無し!

オールロケ!!

 

 

井門P「英子ちゃんさ、今回のキーワードは録れ高(とれだか)だから。」

 

英子「なるほど!(笑)沢山良い話が聞ければ早く終わるし、

良い出会いが無ければいつまでもロケは終わらないと…。」

 

井門P「そう、終わらないの。」

 

 

という訳でスタートにミラクル氏が選んだのが半蔵門!(笑)

ここから四谷まで歩いて、まずは録れ高を稼ごうじゃないか、と。そういう魂胆である。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに半蔵門のJFNセンタービルは井門Pの会社であります。

ここでKIKI-TABIの会議も行われるし、井門Pのデスクもある。

 

 

英子「ここからスタートは良いんですけど、どこ行くんですか??」

 

井門P「前に英子ちゃんに聞いたでしょ?

“東京の街のどこに行きたい?”って。」

 

英子「あー!ありましたね!自由が丘とか吉祥寺とか送った気がします!」

 

井門P「その“気がする”の中の最後に、ある街が書かれていたね?

その街こそ、KIKI-TABIスタッフのKIKIに火を付けたのだよ!」

*「KIKI気」とは「YAJI気」に匹敵するプロ根性の事であります!

 

英子「えっと…どこでしたっけ?」

 

井門P「八王子!!

 

英子「ふぁっ!?なんっつった!?」

 

井門P「 八 王 子 ! !

 

 

東京都八王子市。

人口およそ58万人。広さは東京23区のおよそ3倍!

1917年に市に制定されたのですが、当時は東京市に次ぐ2番目の市制施行だったとか。

その広さの八王子の一体どこを巡れば良いのだろうか…。

この時、実はミラクル氏には秘策があったのです。

しかしそこは敢えて触れず、取り敢えず録れ高確保の為に四谷まで歩き出した一行。

皆で今年の旅を振り返ります。いやぁ…とは言っても振り返ると出てくる、出てくる。

ごめんね棚橋また面白がっちゃって(笑)

※因みに棚橋ドッキリ企画の模様はコチラ






 

 

 

 

半蔵門から四谷までは大体1km程度。

歩けば20分かかるかかからないかの距離です。

四谷まで来れば、ここからは中央線に乗って一気に八王子へ!!

中央特快に乗れさえすれば40分強で到着しちゃうのね。

もう、あっという間に八王子駅です!

 

 

 

 

 

 

 

 

駅前に降り立ったは良いけど、まず駅のどちらへ行って良いのかすらわからない。

せめて賑わっている場所を歩きたいけど、僕も英子ちゃんも土地勘がゼロ。

さぁ、いよいよ困った…。

と、ミラクル氏輝き始める(ように見える)。

実はミラクル氏、日本工学院八王子専門学校で先生をしているのです!

普段は頼りにならないミラクル氏(ごめん)、八王子では先生と呼ばれているのだ!

KIKI-TABIのゲスの極みミラクル。今日もゲスゲス言うのかと思いきや…。

 

 

ミラクル「一つネタぶっ込んで良いっすか!?

ファンモンで“八王子純愛物語”って曲があるんだよ!

商店街の実際のお店が歌詞に出てくるんだけど、早速あそこ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

美味しそうな饅頭を売る、もう見た目から“素敵!”と思わせるお店。

こちらがつるや製菓

八王子市民に愛される老舗のお菓子屋さんです。

お饅頭を売る隣で、次から次へと出来上がるホヤホヤのお饅頭。

何やらいつも行列する八王子っ子の心の味がこちらで、

我々がお店を覗いている時も次から次へとお客さんが!

それもそのはず、お店の前にいるとふんわりと甘い香りがしてくるんだなぁ…。

しかも、しかもですよ、1個30円なんですよ!

都まんじゅう






 

 

 

 

大きさはひと口サイズ、口に入れると白あんの優しい甘さが広がっていきます…。

お店自体は創業昭和30年なんですって!

 

 

英子「美味しい~~~♪」

 

井門「優しい味だねぇ~、旨い!」

 

おじいさん「美味しい?」

 

井門&英子「はい!美味しいです!お爺さんは地元ですか?」

 

おじいさん「いや、八王子は妹がいるの。

今日は45個買ったよ。美味しいよ、いっぱい買ってあげて!」

 

 

甘いお菓子が繋ぐ、あったかい人との触れ合い。

優しいお饅頭はやっぱり人の心を優しくするんだね。

八王子ロケの入口ですっかり心がほぐされていく。

 

 

ミラクル「この先にまた良いラーメン屋さんがあるんだよ~!」

 

なんだろう、ミラクル氏輝いている(ように見える)。

しかしそのミラクル氏が指差す先にあったのは、

もう店構えからして絶対に美味しいと思わせるラーメン屋さん。

ラーメン専門店竹の家

 

 

 

 

 

 

 

 

お店の看板の「オートボイル式」ってのがまた良い。何かはわからないけど、良い(笑)

しかし喜んでばかりもいられません。

今回は全くのノーアポ。ラーメン屋さんはブッキングが最も難しいジャンルの一つ。

ここは腹を括って暖簾をくぐります。

 

 

井門P「すみません!ラジオの取材なんですけど、

ラーメンを食べる所を録音させて頂いてもよろしいでしょうか??カタカタカタ」

 

御主人「お客さんじゃないんですね?えぇ、良いですよ!(ニッコリ)」

 

 

まるでお店のラーメンの様にアッサリと取材を受けてくださった御主人。

なんてお優しいんでしょう!

店内に入るとお昼時という事もあって、地元の方で大賑わいです。

でもいわゆるラーメンマニアな人はいなく、

お歳を召した方が御夫婦でいらっしゃったり、子連れでいらっしゃったり。

まさに地元に愛されるラーメン屋さんなのが、お客さんを見て分かります。

そしてそんなお店の味が、シンプルな醤油ラーメン。

1杯、550円。

 

 

井門P「じゃあそのラーメン5つください!」

 

店員さん「5つで~す!」

 

 

独特の抑揚で厨房に伝える店員さん。

昔からお店にいらっしゃる方に違いない!雰囲気が物語っている!

そしてやって来たラーメンがこちら!

 

 

 

 

 

 

 

 

海苔、メンマ、チャーシュー、ネギ、シンプルなスタイル。スンポォスタァーイル!!

こちらは八王子ラーメンではない。昔ながらの東京ラーメン。

しっかりと味と色の染みたメンマは、それだけでご飯が食べられそう。

秋田生まれの英子ちゃんも、道産子の井門も、無言で麺をすする。

思わずホッとしてしまう、居心地の良い味。

きっと僕が八王子に暮らしていたら、何度も通う味。

「今日のお昼、ラーメン食べたいね!竹の家いこっか?」ってなる店。

澄んだスープは店主の心の映し鏡。

丁寧に丁寧に仕事を重ねてきたからこそ、お客さんの笑顔がある。

本当に御馳走様でした!そして取材への御協力、感謝致します。

 

 

井門P「八王子って街は、アレだな、太っちゃう街だなぁ(笑)」

 

英子「炭水化物しか摂ってない気がしますね(笑)」

 

 

しかしそんな僕らの目の前に現れたのは…老舗のお団子屋さん…。

しかも行列している…そう、呼んでいる…。

こちらは伊勢屋本店

またもや並んでいると地元のおじさんが親切に教えてくれる。

“ここはみたらしが旨いよ!”と。

みたらしは1本60円。一番人気だそうだ。

行列の先にはお店のカウンター。

美味しそうなお菓子や海苔巻きが、所狭しと並んでいるじゃありませんか!。

 

 

 

 

 

 

 

 

英子「蜜をたっぷりつけて~♪いっただっきま~す!(モグモグモグ)

ん~~~~~~~美味しい~~~~~♪

 

 

甘さも良いがしょっぱさもちゃんと効いてて、何本でもいける味!

しかも焦げ目が良い!焼き餅な感じがたまらなく旨い。

 

 

 

 

 

 

 

 

饅頭食べて、ラーメン食べて、お団子食べて…。

既に八王子グルメツアーになりつつあるこの旅。

英子ちゃんに至っては軽く食べ疲れしている。

 

 

井門P「ちょ…ちょっと歩こうか(笑)」

 

 

という訳で甲州街道をぶらりする事に。

甲州街道は江戸五街道のひとつで江戸幕府によって整備された街道だ。

江戸から八王子を経て甲府、最終的には下諏訪で中山道と合流する。

江戸時代、江戸を出た人々にとって八王子が重要な場所だった事は想像に難くない。

大体新宿から40kmくらいありますから、のんびり歩いて8時間~10時間。

八王子で宿を取り、ここから甲府へ向けて改めて出発…となったかもしれない。

それが今や新宿から40分で到着してしまうのだから、改めて進歩というのは凄い。

 

 

英子「あぁ!!ここは!?」

 

井門P「ここがあの…ユーミンの御実家ですか??」

 

 

 

 

 

 



荒井呉服店

言わずとしれた、松任谷由実さんの御実家であります!

まるで普通の観光客の様に店の前でざわざわしていると、お店の番頭さんの様な方が…。

 

 

番頭「ここの1階の真ん中あたりでお生まれになってね。」

 

 

なんて話しかけてくださる。

やはり全国からファンが来るそうで、

御本人も紅白に出られた時は帯のコーディネートで何度かお店に来ていたそうな。

 

 

井門P「ねぇ、英子ちゃん?

物凄く順調に録れ高が積み上がってるよね??」

 

英子「えっと…こんなに順調で良いんですか??」

 

ミラクル「へへへ。これも我々の人徳でゲスなぁ。へへへ。」

 

 

なんだろう、もはやミラクル氏黄金色に見える。

 

 

井門「折角だからちょっとお茶していこうか?

ほら、そこに雰囲気の良いお店があるよ?」

 

永尾「おっ、サードウェーブ系だね?

なんかステッカーが貼ってあるよ…八王子ソムリエ?

 

ミラクル「これ、中でダメ元で聴いてみるでゲスか?」

 

井門「よし、じゃあ…お邪魔しまーす!」

 

 

 

 

 

 

 

 

番組を聴いた皆さん、手探り感凄かったでしょ?(笑)

一切仕込み無し、本当に飛び込みで取材交渉するのが今回の旅のスタイル!

SE.C.I.- スンポォスタァーイル!!

 

Khazana Coffee

カウンターで一杯ずつ丁寧に淹れられたコーヒーは、

じんわりと身体の隅々まで沁み渡っていく様に旨かった。

奥様と御主人で営業されている、御主人が何を大切にしているのかが一目で分かるお店。

雰囲気が本当に温かく、地元のお客さんも途切れる事なく訪れている。

 

 

 

 

 

 

 

 

店名の「カザーナ」とはウルドゥ語で「宝物」という意味だそうだ。

ウルドゥ語とはインドの西の方で使われている言葉。

 

 

井門P「どうしてウルドゥ語の店名なんですか?」

 

奥様「えぇ、主人がちょっとインド関係者なんで(笑)」

 

 

カザーナコーヒーのショップカードとお店のHPにはこんな言葉が綴られている。

 

 

――1杯のコーヒーがもたらすささやかなひと時が、宝物の様になる事を願って。

 

 

人の温かさに触れ、美味しい物に触れ、

ふと入ったコーヒー屋さんでの時間が「宝物」となる。

カフェラテを飲む英子ちゃんは、すっかり地元の人の様に馴染んでいる(笑)

 

 

永尾「もうかなり収録出来たね。」

 

ミラクル「まとめに入っても良い位でゲスなぁ…。」

 

井門P「(スマホを見ながら)ちょっと待って!!!!

 

一同「!?」

 

井門P「僕、ぶらりしながらtwitterで少し呟いていたんだけど、

何やら八王子でB級グルメの“八王子ナポリタン”を広めている人が…。」

 

一同「人が??」

 

井門P「“近くにいるんで、食べに来ませんか?御馳走しますよ!”だって!!」

 

 

SNSが発達したこのご時世、ひょっとして“他人”はいないのではと錯覚してしまう程、

人が簡単に誰かと繋がれる様になった。もちろん怖い面もあるが、素敵な事もある。

こうして偶然、行き当たりばったりのロケ中に、こんな風に繋がれるんですもん!

 

これがですよ、いつもの様に行く場所が決まっていたら、

“大変有難いのですが、今回はすみません!”となる所です。

それがたまたま今回のロケは番組13年の歴史初、行き当たりばったり。

だからこそフットワークも軽く、すぐにお店に向かえた訳ですから。これはもう、運命

しかもコンタクトを取ってきてくださったマンマミーア中島さん、

カザーナコーヒーの御主人とお知り合いだって言うし(笑)

こうして向かったのが、マンマミーア中島さんのいらっしゃるCADOCCOカフェ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも八王子ナポリタンが動き出したのは、去年の2月からだそうです。

 

 

中島「八王子からB級グルメ、学生がお腹いっぱい食べられるB級グルメを!

という事で出来上がりました。」

 

 

しかし中島さんも良い人です…。

こんなどこの馬の骨かも分からないロケ隊をお店に入れて、

しかもナポリタンを御馳走してくださるって言うんだから…。

ある意味、中島さんも…KIKI気がハンパねぇ!!(だからKIKI気ってなんだよ)

 

 

中島「ナポリタンって大体おんなじようなイメージじゃないですか?

でもね、ケチャップの包容力なめんなよ!と。

50軒あったら50種類のナポリタンが食べられますよ!」

 

 

名言出ました。

 

――ケチャップの包容力なめんなよ!

 

この気持ちが八王子ナポリタンを大きくし、

今や八王子市のみならず、東京都も動かしてしまったのです!

 

 

 

 

 

 

 

 

中島「6月には小学校の学校給食になってます。市内に69の小学校があって、

2万5千人の小学生がいるんですけど。その子達が食べてるんです。」

 

 

更にその後、リクエスト給食の日があったそうなのだが、

しっかりと八王子ナポリタンが子供達に選ばれたそうだ!凄い!

こうして八王子ナポリタンを食べた子供達が大きくなって、

全国にこの美味しさを伝えるまでになったら…中島さんの想いは膨らんでいく。

早速厨房で八王子ナポリタン作りに取りかかってくださった。

 

 

中島「家でやるナポリタンって、ケチャップの和え麺みたいになってますけど、

しっかりと炒めます。その時にケチャップを回しかけて、更に炒める。

最後にまた追いケチャップをしてあげる事が肝心です!」

 

 

ふわ~っと広がる香ばしいケチャップの香り。

そして八王子ナポリタンに欠かせない、刻み玉ねぎ。

これを最後に上に乗せて、彩りも鮮やかな八王子ナポリタンの完成であります!

 

 

 

 

 

 

 

 

中島「麺は350gあってこれは大盛りですけど、通常は250g。

八王子に高倉大根って言う江戸野菜があるんですけど、

その葉っぱ季節の素材として使っています。」

 

 

生の刻み玉ねぎ…これがどんな味わいを作るのか…。

 

 

井門&英子「いっただっきまーす!!(モグモグモグ)

うっっまーーい!!!

 

 

もうね、食べた途端に旨い!玉ねぎが合う!参りました!

とにかく凄く美味しい。

 

 

英子「ナポリタンって、子供の頃から大好き♪」

 

中島「裏切らないですからね(笑)食べ方のアレンジを変えながら、

イメージを上げていきたいなって思っているんですけど。」

 

 

そんな風に話す中島さんの横顔は嬉しそうだ。

でも八王子への愛があるからこそ、この味は完成した訳で、

人の想いがこのグルメを作り上げたと言っても過言ではないのです。

 

 

中島「人の繋がりが結構あって、事足りるんですよね。

仲間意識が出来てきて、仲が良い。それが皆が八王子から出ない理由なのかなと。

ちなみに八王子は再来年市制100周年ですからね。」

 

井門P「俺達完全に行き当たりばったりで来ちゃったもんだから、

そういう情報一切入れてなかったもんなぁ…(笑)」

 

英子「多分運命だなと。」

 

井門・英子「中島さん!御友達からよろしくお願いします!」

 

中島「これを機に宜しくお願いします!」

 

 

最後は始まったばかりの友情に胸を熱くして、店を後にした。

こうして全てのロケを終えたKIKI-TABI一行。

今年最後の旅は、全てが順調で、全てが温かい出会いに包まれた旅となりました。

きっとこれは僕らが旅の神様にちゃんと愛されているからなのかな…。

いやいや、そんな事じゃあ無いんです。

旅はきっといつだって素晴らしいのです。

僕はそう信じていて、そう思っていつも旅に出ています。

来年、2016年も聴いてくださった皆さんが、

旅を素晴らしいものと感じられるように、全力で日本各地を巡ります。

もし近くでそんな我々を見かけたら、どうか気軽に声をかけてください。

旅先での出会いも、我々にとって欠かす事の出来ない魅力なのですから…。

 

今年お世話になった皆さん、

そして聴いていただいたリスナーの皆さん、

本当に有り難うございました。

来年も引き続き、KIKI-TABIをどうぞ宜しくお願い致します。

どうか皆さん、よいお年を!!