湘南R134ドライブ~歌の数だけ抱きしめて・前篇~|旅人:安田美香
2016-03-18
♪ふたりを~!ゆう~やみがぁ~!つぅつぅむぅ~!こぉのまどべにぃ~♪
わっしょーい!!!!!安田美香です!
東京は、この週末にも桜が咲き始めるとのことで…いよいよ春到来!
爽やかなシーズンへ突入ということで、今回は安田の地元「湘南」をご案内します~!
わたくしこんなガラガラ声ですが…実は爽やか湘南ガールなんです!テヘペロ♡
湘南といえば海。
海沿いにのびるR134(国道134号線)を、湘南ソング♪を歌いながらドライブします⭐
旅のスタートは、神奈川県の湘南平から。
平塚市と大磯町にひろがる「高麗山公園」の山頂部は「湘南平」と呼ばれていて、
360度のパノラマ眺望を楽しむ事ができます。
R134は、ここ大磯から横須賀までを結ぶ国道で、その距離はおよそ60キロ。
大磯から東へ、海沿いをずーっとのびているのが見えます。
さて、安田の実家は、この湘南平のふもとにありまして(山頂まで歩いて10分)。
朝、「いってきまーす」と家を出ようとしたら、父・母・息子・娘が「うちらもついてくよ~!」と、
やいのやいのとついてきまして…
まさかの安田家総出でのオープニング!となりました…(笑)
安田父「湘南という名前は、大磯が発祥なんですよ。また、ここ湘南平は夜景がキレイなので、恋人たちの集まるスポットとしても有名です。
"南京錠をかけると恋が成就する"と言われてますので、ぜひ好きな方といらしてみてはいかがでしょうか?」
Yディレクター「安田のお父さん、いいコメント言う~!」
カメラマンゆーすけ「観光協会の方みたい!」
作家ミラクル「安田よりレポート上手いんじゃないの⁉︎ ゲスゲス!」
…さ、さぁ!さぁさぁ!湘南ドライブ旅、スタートです!!!!!
乗り込んだ車は、7年ぶりにフルモデルチェンジした新型「MINIクラブマン」。
湘南ドライブにぴったりな、とってもオシャレなかわいい車です!
こんなゴキゲンな車でR134を走る時、聴きたくなる音楽と言えば――「湘南サウンド」。
加山雄三さんから始まり、ユーミン、サザン、チューブ、そして最近では、キマグレン、湘南乃風らがこの地から生まれました。
「♪いま何時!そうね、だいたいね~!今何時!ちょっと待っててオォォー♪」
「♪すっなの、うえで口づっけした!真夏の~!Pacific Hotel♪」
車内ではさっそく、サザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」「HOTEL PACIFIC」を熱唱し大盛り上がり!
(実はYディレクターが1番ノリノリで歌っておりました…笑)
車は茅ヶ崎を走ります。
右手に海、左手には「パシフィックホテル茅ケ崎」の跡地(→現在はマンションが建っています)が見えてきました!
今は無き「パシフィックホテル茅ケ崎」は、
加山雄三さんのお父様が経営していたホテルで、サザンの桑田さんはこのホテルのプールサイドで、バンドのバイトをしていたこともあったんだとか。
さて、湘南といえば、そのロケーションの良さから、数多くの映画やドラマのロケ地としても登場しています。
茅ヶ崎といえば、1991年に公開された織田裕二さん、中山美穂さん主演の映画「波の数だけ抱きしめて」の舞台になったことでも有名です。
茅ヶ崎でミニFMを立ち上げたミポリンたちが、R134沿いに中継チューナーをつけていき、電波の届く範囲を広げながら…
もどかしい恋模様がくりひろげられていくんですよねぇ~キャッ♡
そんな茅ヶ崎にあるお店、「サザン・ビーチカフェ」。
こちらは中井貴一さん、小泉今日子さん主演のドラマ「最後から2番目の恋」で登場したカフェなんです!
ちょっと贅沢なモーニングをいただきました♪
お話をうかがったのは、マネージャーの河原大輔さん。
「アメリカ・カリフォルニアの海沿いにあるカフェ」をイメージしたお店ということで、海を望む、オシャレで開放感のあるお店です。
いただいたのは、「生ハム&フルーツたっぷりフレンチトーストプレート」。
野菜とフルーツがたっぷり!ポテトサラダには話題のスーパーフード「キヌア」が入っていて、口の中でプチプチとした食感を楽しめます。
中でも、河原さんのイチオシは…自家製の「フレンチトースト」。
ブリオッシュを使っているのが特徴で、フワフワ~っと口の中でとけちゃいます♡
ドリンクバーも付いて、このボリュームで¥800はお得です~。
テラス席では、ワンちゃん連れでモーニングを食べているご夫婦の姿が。
店内には、小さなお子さん連れのご家族もいて、オシャレだけど気取らない、とっても居心地のよいカフェでした♪
さあ一行は、茅ケ崎から江ノ島へ向けて走ります。
「♪江ノ島ぁ~が~!雨にぃ~泣いて~いるぅ♪」
TUBEの名曲「湘南MyLove」を歌いながら、江ノ島を散策します。
焼きハマグリやしらす汁など、美味しい海産物が食べられるお店が並び、大勢の若者でにぎわっています!
しらすパンをつまんでいる、かわいい小学生女の子4人組がいたりなんかして…いやぁ、活気があります。江ノ島!
江ノ島神社へ続く参道を脇にそれて、海へむかう細い路地をぶらぶら散策していると、カヌーが並ぶ「艇庫」がありました。
そこで作業していた男性と、立ち話。
「僕は東京でサラリーマンをしていたんですが、海が好きでここに引っ越してきました。毎日、海がすぐ近くにあるので、今とっても幸せです」と話してくれました。
湘南の海に魅せられて移住してくる方、たくさんいらっしゃるんですねぇ。
さらに狭い路地を抜けて砂浜へ出ると…んん!?
立ち漕ぎボート?(スタンドアップパドルというんだそうです)&シーカヤックで、浜に上陸してくるイケメンがおるではないですか!?
ウェットスーツに身を包んだ大学生3人組。
なんと、30~40分かけて、七里ガ浜から漕いで来たんだそうです!
「湘南の海は最高ですね。この陽射しと、海の匂いとを身体中で味わうことができるので、海のない生活は考えられないですね」と話してくれました。
江ノ島の海は、若者に愛されているんですねぇ。
さあ一行は続いて…鎌倉へ走ります。
右手には海、そして左手には江ノ電の線路が見えてきました。
まさに、「THE・湘南」といった風景が広がっています!
左手には、おおっ⁉
世界的に有名なあの「踏切」が見えてきました!
「江ノ電・鎌倉高校前」の踏切です。
アニメ「SLAM DUNK」のオープニングテーマに出てくる踏切ということで、この日もアジアからいらした観光客の方でにぎわっておりました!
この踏切は、目の前が海。
なんつーか、青春です!あたしゃ、恋がしたいっ!(笑)
ロケーション抜群なので、昔からいろいろなドラマや映画に登場してきた場所なんだそうです。
「♪この長い長い下り坂を~君を自転車の後ろに乗せて~!ブレーキいっぱい握りしめて~ゆっくりゆっくり下ってく~♪」
お次は、「七里ヶ浜の坂」を下りながら、ゆずの「夏色」を熱唱!
「夏色」のPVのイントロ部分は、この坂で撮影されたんだとか。
「ゆずの二人が楽しそうに自転車で通る道…おお!確かに、ここだ!同じだ~!」と、大盛り上がりしちゃいました(笑)
そしてお待ちかねのランチは、鎌倉の「海菜寺(うなじ)」で。
江ノ電の線路をまたぎ、階段を上って、店内に入ると…
「うわぁ~!気持ちいい~!」
ウッドデッキのテラス席からは、相模湾が一望できるんです!
こちらも、ドラマ「最後から二番目の恋」に登場したお店。
キョンキョンさんと中井貴一さんがお茶するシーンが、こちらのテラスで撮影されたんだとか。
キャッ♡
マネージャーの江原貞雄さんにお話伺いました。
こちらのお店では、鎌倉野菜や、地元の腰越漁港で上がった新鮮なお魚、葉山で育った葉山牛など、地元でとれる食材を使っていて、
地元の旬の味を堪能することが出来るんだそう。
「その前に、鎌倉野菜って、どんな野菜なの?」
ということで…泥のついた採れたての鎌倉野菜を、見せていただきました。
「うわ~!たくましい!」
葉に厚みがあり、味が濃く、生命力にあふれています!
鎌倉で取れた野菜を「鎌倉野菜」と呼ぶそうで、その種類は多種多品目にわたるとのこと。
さて、いただきましょう、
「もち豚と鎌倉野菜のしゃぶしゃぶセット」。
まず、4種の小鉢をいただいたのですが…なんて繊細なお料理なのでしょうか⁉
1つ1つ手間をかけて仕事がされた食材が、まるでミルフィーユのように何層にも積み重なっています。
和食って、素晴らしいですねぇ。
味はもちろん、目で楽しむことができます!
そしてしゃぶしゃぶは、鎌倉野菜と一緒に味わうのがポイント。
鎌倉野菜を包むようにして豚肉が巻かれているので、少しお肉をほどきながらを、お鍋でしゃぶ~しゃぶ~!
「美味しい~!」
お肉と野菜が、それぞれの旨味を引き出しています!
あぁ…日本人でよかった…。
海を眺めながら「和食」でゆったりするという、新たな楽しみを知りました。
特別な日に、両親を連れてきたいなぁと思うしっとりとした大人のお店でした。
最後は、映画「稲村ジェーン」でお馴染みの「稲村ヶ崎」へ。
「♪稲村ヶ崎は~今日も雨♪」
「♪四六時中も好きと言って、夢の中へ連れて行って~♪
サザンオールスターズの名曲を、浜辺で熱唱したのでした…。
さて、車は由比ヶ浜を抜けて、逗子へ向かって走ります!
後編もお楽しみに!ふんがっふっふ!
昭和を感じさせる… |