ご縁を求めて女子旅! ~島根県・出雲編~|旅人:小林千鶴

2016-03-31

 

今年29才になります、旅人の小林千鶴です。

えぇ、何を隠そう私、立派なアラサーでございます。

今でも十分幸せですが、(・・・強がりじゃないですよ!)

もっと幸せになろうということで(・・・強がりじゃないんだから!)

ご縁を求めて・女子旅!と題して

島根県・出雲の国へ、旅してきました。

 

今回の旅メンバーは

雨女で有名な作家Kさん!

誰とでもすぐ友達になっちゃうディレクターNさん!

年下なのに菩薩オーラ半端ないカメラマンてっちゃん!

 

 

 

 

 

 

 

 

まずやってきたのは出雲大社

安定の雨でございます!作家Kさん、さすがです!(笑)

出雲にきたら、やはりここはおさえたいスポットですよね。

出雲大社でのお参りはもちろんですが

参道には、出雲蕎麦屋、ぜんざい屋、おみやげ屋と

女子がワクワクするようなお店が軒を連ねています。

 

一年半前、プライベートでお参りしにきたことがあるのですが

そこから、驚く程に、仕事のご縁に恵まれているんです!!!

仕事のご縁ですけどね!笑

というわけで、そのお礼と、

恋愛のご縁についても、お願いさせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、恋愛のご縁・パワーアップすべく!向かったのは八重垣神社

縁結びの神様として有名な場所です。

日本の有名な神話「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」ご存知でしょうか?

その話の主人公、蛇を退治した素盞鳴尊(スサノオノミコト)と

素盞鳴尊に助けてもらった、稲田姫命(イナタヒメノミコト)。

稲田姫命の両親に承諾を得て結ばれた素盞鳴尊と稲田姫命は

日本で初めて正式結婚した大神とされ、

その夫婦神が八重垣神社の御祭神なのです。

 

なんかドラマチックですよね・・・

私も何かピンチのときに、「千鶴のためなら、俺はどんなときでも守る!」的な

男らしい人に助けてもらいたい・・・そして結婚して、守られたい・・・

おっと、妄想ごめんなさい(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

お話は伺いましたのは八重垣神社・宮司の佐草敏邦さん。

お話聞いた場所がまた贅沢でして!

それは境内にある宝物館

中には、国の重要文化財として指定されている神社壁画が飾られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

神社壁画としては日本最古と言われていて

先ほど紹介した素盞鳴尊や稲田姫命などの壁画が保存・公開されています。

今あるうちに、見られるうちに絶対見た方がいいですよ!

佐草さんから、壁画の話、夫婦椿のお話、神社で有名な鏡の池についてなど

沢山伺うことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鏡の池といえば・・・

もちろん!恋占いしましたよ!

池に、和紙を浮かべ、その上に100円玉か10円玉を載せて占うもの。

和紙の沈む速さで、良縁の訪れが早いか遅いかが分かり、

和紙の沈む場所で、近くなら身近な人・遠くなら遠方の人と結ばれる

と言われています。

 

その占い専用の和紙は、池に浮かべると、

その人に合う言葉が浮かび上がるのも楽しみの一つ。

 

スッタフが見守る中、ドキドキ真剣モード千鶴。

「ぎゃ~ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

事件が起きました。

私のせいじゃないんです!

雨のせいなんです!

簡単に説明しますと、占い、大失敗しました。

そんなことあるっっ!?

雨で和紙がクタクタになってしまい、なおそうとアタフタしていたら

そのままグチャグチャの姿で、ズーンって、瞬間で沈んでいきました。

一秒も浮かんでないため、100円玉置くこともできず、

浮かび上がる言葉も一文字も読めず、

心と紙は浮かばず、どちらも沈む一方でした。チーン。

 

 

 

 

 

 

 

 

スタッフ爆笑。

しかも、雨女・作家Kさんが「私のいい感じ~♡♡♡」

と、ちゃっかり占いしていますし・・・!

滞り無く占いする姿と、この大雨。

Kさ~ん!!!!大泣

 

 

 

 

本来なら、こんな感じで占えます。By作家K

 

 

 

 

でも、そんなKさんが「千鶴ちゃんに、本当に、いい御縁があるように」と

ロケとロケの合間をぬって、スペシャルスケジュールを組んでいてくれたのです。

最初の紹介した出雲大社。

出雲大社のだいこく様と、美保神社のえびす様は親子の神様でして

両参りすることで、より良い御縁に恵まれるといわれているそうです。

その美保神社や、美保関灯台も連れて行って下さいました!

 

 

 

 

 

 

 

 

美保神社の静けさ、木々や海辺の爽やかさに包まれ、

その土地から、優しくたっぷりパワーを頂戴できたような気がします。

ありがとうございます、Kさん。

 

さて、女子旅はまだまだ続きます。

今度は日本一の美肌温泉と言われる、玉造温泉へ。

 

 

案内をして下さったのは、

松江市観光協会・玉造温泉支部の角幸治さん。

集合場所は「おすそわけ茶屋」

地元のボランティアの方々がお茶を提供して下さる休憩処なのです。

煎茶が無料って、優しさどんだけ~!!!です。

お茶でほっと一息ついてから、

そのすぐそばにある、玉造湯神社へ向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

角さん「玉造湯神社はかつて、年間で100人程度の参拝者でしたが、

今では若い世代の女性を中心に大勢の方が参拝にくるようになりました。

それを支えているのが『願い石・叶い石』なんですよ。小林さんも是非!」

 

願い石・叶い石とはですね、

「願い石」という、境内に昔から奉られている不思議な力を宿す御神石に

「叶い石」という、願い石から御力を分けて頂くお守りのこと。

どうするのか、といいますと・・・

この「叶い石」(叶い石、お守り袋、願い札の3点セット)は

社務所で受け取ることができます。

その叶い石を御神水で清めたあと、

願い石に直接触れさせることでパワーを分けて頂けるそうです。

その後、拝殿にて、願い札(2枚複写)にお願い事を書いて、

一枚は神社に、もう一枚はお守り袋に入れて完了です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

角さんが「叶い石は色や形が色々あります。

選んだ石は、実は、石の方が選んで下さっているんですよ。」と教えて下さいました。

どんな素敵な石が出てくるのか、胸ときめかせながら

あけて、ビックリ!!!

 

ウズラの卵柄の、なんともコメントしにくい石がでてきたのです(笑)

お世辞でも可愛いとは言えない、パンチの効いた石でした。

因みに男子チーム・カメラマンてっちゃんはローズクォーツ、

ディレクターNさんは水晶という、透明感溢れる可愛い石でした。

でも、いいの。石が私を選んできてくれたんですから・・・。

そう思って見ていたら、ウズラの卵柄の石が愛おしくて仕方なくなった私でした。

 

気を取り直して、次に向かったのは

玉造湯神社から徒歩2分ほどの清巌寺(せいがんじ)

こちらにも女子には嬉しい人気スポットがあります。

それが「おしろい地蔵さま」






 

 

 

 

 

白粉に全身にまとう、真っ白なお地蔵さま!

そのお地蔵様に、美肌のお願いができるんです。

いや~これは嬉しい!!!絶対お願いせねば、です!!!

その方法が、とっってもユニーク。

本堂に参拝した後、可愛い女の子がイラストされた祈願札に、

治癒したい箇所を色鉛筆で塗り、札をおさめて、おしろい地蔵さまに参拝します。

その際に、お地蔵さまに化粧筆で白粉を塗りながら、美肌祈願するのです!

アラサー千鶴、バッチリお肌の曲がり角を迎えていますので、

ほうれい線あたりを中心に、念入りにヌリヌリさせて頂きました。

 

願うだけでなく、温泉の力も頂戴したい!というわけで

「湯薬師広場」へ歩いていくと・・・

その道中に面白い看板を発見!!!

角さんも隣でニヤニヤ。

その名も「ややおせっかいな看板」

現在、全部で9つある看板ですが、思わずクスッとなるものばかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは是非みなさんにも温泉街を散策しながら、見つけて頂きたいです。

「湯薬師広場」でもその看板ありますので、探してみて下さいね!

 

さて、その「湯薬師広場」では

日本一の美肌温泉の源泉を持ち帰ることができます。

200円の専用ボトルがあるので、そちらを購入して頂き、

こんこんと湧き出る源泉を詰めるだけ!

 

 

 

 

 

 

 

 

角さんのオススメは「なるべく新鮮な湯を詰めるために、湧き出ているところから汲んで下さいね!」と、とっておきのアドバイス。ありがとうございますっ!

ボトルカラーがピンク、ローズ、オレンジ、水色、黄緑とバリエーション豊かなのも

選ぶ楽しさがあり、嬉しさ倍増ですよね!

ちょっとしたお土産に喜ばれること間違いなしです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ところ変わりまして、女子旅まだいきますよ~。

松江といえば、京都と並んで茶道が盛んな街としても知られています。

そのお茶文化を楽しむため、JR松江駅から車ですぐ、「中村茶舗」へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お話を伺ったのは中村茶舗の中村寿男さん。

創業明治17年の老舗・中村茶舗。お店に入った瞬間に落ち着く空間。

それはきっと戸を開けて、すぐ目に映る中庭の景色があるからでしょう。

ちょうど、椿や沈丁花の花が咲き誇り、お庭の雰囲気をぐっと引き締めてくれていました。

その中庭を眺めながら、ここでは、なんと無料

挽きたてのお抹茶を頂けるのです。

ありがたや~、ありがたや~(泣)

挽きたてのお抹茶、人生初でしたが、とにかく口当たりが優しいっ・・・。

寿男さん「挽きたては苦味がほとんどないんですよ。」と。

こんなに、まろやかで香り高い抹茶、はじめてましてです。

 

 

 

 

 

 

 

 

その他にも、こちらでは工場見学も行っています。

石臼がグルグルまわる様子をみながら、お茶のお話を聞くことができますので

こちらも合わせてお楽しみ頂けたら幸いです。

 

美味しいお抹茶を頂戴したあとは、

やっぱり甘い物が食べたくなりますよね!

中村茶舗から、歩いてすぐのところにある、

創業明治7年の和菓子屋の老舗「彩雲堂」へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お話を伺ったのが彩雲堂・代表取締役社長の山口美紀さんです。

お店の2階でお話を聞いたのですが、こちらでは

半分が茶室、半分はテーブルや椅子があり、

お店のお菓子を食べることができる空間があるのです。

その他にも職人が手がけた、菓子細工も展示してあるので

「これもお菓子なの?!」と驚きながら、職人の技の美しさを愛でながら

休憩して頂きたいと思います。

 

紹介したいお菓子は2つ。

1つめは、「若草」という和菓子。

 

 

 

 

 

 

 

 

島根県産のもち米を丁寧に石臼でひき、手間ひまかけて昔ながらの製法を守り続けております。ふっくらもっちもちの求肥と、若草色の優しい色の甘いそぼろが、あいまって

お口の中に、幸せのビッグウェ~ブが押し寄せてきます。

 

2つめは、「願ひ菓子」





 

 

 

 

小さな勾玉の形をした和三盆を使用した干菓子です。

口に入れたとたん、シュワ~と砂糖がほどけていく感覚、たまりません。

こちら、口の中で溶けるまでに願いをかければ、その願いが叶うそうで!

見た目も可愛いですし、味は和三盆・いちご・柚子・ココア・抹茶と色々あり、

願いも叶うかもしれないというオマケ付き、ドキドキしちゃいますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

山口さん「包み紙の和紙が二重になっているのが可愛いでしょ~。

願ひ菓子に続くお菓子のイメージがもうできているの!どんなものにしようかしら!」

と目を輝かながら語る姿。

女性だからこその目線で生まれた、細部まで可愛らしいお菓子の願ひ菓子。

伝統も守りながら、銘菓を大切にしつつ、

新しいお菓子を生み出そうと、果敢にチャレンジする姿がとても素敵だと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にやってきたのは、

宍道湖が目の前に広がる島県立美術館にある、岸公園です。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらには12羽のうさぎの像がありまして

前から二番目のうさぎに、シジミの貝殻をそなえて、像を触ると

幸せが訪れると言われています。

宿泊先のホテルの朝食で出た、シジミのみそ汁がここで大活躍!

貝殻持ってやってきましたよ(笑)

「ご縁も求めて・女子旅!」がテーマですから、

頂けるパワーは全部頂戴させて頂きます!!

 

ナデナデ、ナデナデ。

よし!完璧!

アラサー千鶴、これでうさぎのごとく、

幸せの階段ピョンピョンのぼっていきたいと思います。

 

神社から御力をもらい、

温泉でお肌キレイになり、

美味しいお抹茶やお菓子を頂いて、

体の内から外から360度、幸せパワーでいっぱいになりました。

 

きっとキキタビ聞いた方にも出雲パワーのご利益あるはずです!?

新年度、新しい出会いの季節。

どうぞ、皆様も(私も…ここ切実)素敵なご縁に恵まれますように・・・。

この春からの新しい出会いに一緒にワクワクしましょうね!