話題沸騰!激熱の大阪城!|旅人:松本英子
2016-08-04
お久しぶりの旅人、松本英子です!!
いつものスタジオを飛び出してやってきたのは、、、
「大阪城前」
大河ドラマ『真田丸』の舞台にもなっていて、今まさに注目の「大阪城」☆
これまで、お仕事で何度か足を運んでいる大阪ですが、実は大阪城を訪れるのは初めての私、松本英子!!!
お城がこんなに広い敷地に建っているというのも初めて知り、、、
駐車場から大阪城の天守閣まで行くにも、かなりの距離を歩き、早速ヘトヘト。
取材の日の天気予報は雨。しかし着いた頃にはちょうど雨も上がって暑すぎずちょうどいい気温に。ただ雨上がりの湿度が少し体にきましてw 現代を生きる人間の退化具合に多少落ち込みましたが、、、
そんな疲れも一瞬で吹き飛ばしてくれたのが大阪城天守閣の美しさ!!!
黄金に輝くシャチホコや『伏虎』が、大阪城の存在感をさらに引き立てていて美しい。
外観を眺めながらうっとりしていると、、そこに現れたのが、今回ご案内いただく大阪城天守閣 広報の青木美佐子さん。
まず驚いたのは、訪れている外国人観光客の多さ。日本人の方が探せないくらい、アジア、ヨーロッパ、様々な言語が飛び交っておりました。熱いぞ大阪城!!!
そして天守閣の入り口も長蛇の列。。。
さぁ、そんな外国人観光客の皆さんの列の先に見えたのが、
エレベーター!!!?
お城に、エレベーター!!!???
なんて近代的なんでしょう。
そういえば、外観を眺めていた時も、
石垣に沿って下からエレベーターが設置されていてビックリしましたが、、まさか城内にまで設置されているなんて。
5層8階建ての大阪城、まずは一番上から!
ということで、エレベーターで5階に行って、そこから階段で展望台へgo!!!
目の前に広がっていたのは、なにわの風景。。。大阪の街が一望できるこの展望台は地上からおよそ50mところにあります。東西南北それぞれ見所があるのですが、今のオススメ、人気の方角は『南』だそうです!
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やはり、アベノハルカス、真田丸、金のシャチホコも目の前に見える場所という事で人気なんだとか。
大阪城を取り囲む緑の多い敷地の向こうにはビル群、さらに向こうには六甲山などの山々も。そのコントラストも大阪ならではの景色かも知れません。
続いて7階へ降りた一行。。。
ここには、豊臣秀吉の一生を知ることが出来る『からくり太閤記』という映像や、ジオラマが展示されているフロア。
一周すると、秀吉の生涯が分かります。
6階部分がロフトのような回廊になっているので、5階へ。
ここは大坂夏の陣図屏風の世界をフィーチャー。
真田幸村のミニチュアも発見!大坂夏の陣の軍勢を再現したフィギュアは、なんとスタッフの手作りだそう。屏風図で分かりずらい武士の動きはスタッフ自らそのポージングをして作っていったとか。その苦労は好きじゃないと出来ない大変さですよね!!?
武将好きの方は、どこに誰がいるか探してみるのも面白いかもしれません。
4階と3階のフロアには、大阪城にまつわる資料など、歴史資料展示が約2ヶ月毎にテーマを入れ替えて行われています。
ちなみに、7月23日から10月5日まで、
4階では、『関ヶ原合戦―西軍に与した人々』
3階では、『夏の展示 桃山の明暗』を展示していますよ。
また、常設のものでは、3階にあった黄金の茶室が、とても華やかで印象的でした。
秀吉が作ったとされる茶室は組み立て式。それを原寸大で再現してるのですが、なんとも妖艶で美しい茶室なのです。もちろん金箔もあちこちに装飾で使われていますし、その金箔がいきる赤の使い方。是非生でご覧ください!
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また、豊臣時代の大坂城と徳川時代の大坂城、それぞれの復元模型もありますので、どんな風に建て替えられているのかが分かりやすくて面白いですよ。当時の物として現存している遺構はほぼないそうなのですが、埋められていた石垣が近頃発掘されたりもしているという事で、これから大阪市が寄付を募り展示施設を検討中だそうです!実現すると良いですね。
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2階まで降りてくると、天守閣に使われている金の鯱や伏虎、装飾が原寸大で飾られており、これまたすごい迫力でした!!!
そして、兜や陣羽織を試着して撮影出来ちゃうコーナーまであり、至れり尽くせり(^_-)-☆
私は真田幸村に変身してみましたよ!!思った以上に兜が重くてビックリ…>_<…
出陣のイメージでハイチーズ(笑)
1階にはシアタールームやミュージアムショップもありますし、、
もはや歴史アミューズメントパーク。
これは楽しいです!!!
しかも、平成27年度は、大阪城天守閣入館者数が、過去最高記録を更新して、212万人を記録したとか。
お城の入場者数でも全国で1.2を争う大阪城、間違いなく熱い熱い場所でした☆
大阪城天守閣を堪能した後は、ランチタイム。
たこ焼き屋さんの屋台を発見したので、大阪城を眺めながら、、たこ焼きランチ!
最高でしたよ。ザ・大阪を満喫しました~~
さて、お散歩をしながらお城から降りてくると、展望台からも見えておりました、あの『黄金の船』が。どうやらこの御座船に乗れるらしいとの事で、大阪城の内堀にある船着場へと向かいました。
二隻の御座船を早速ご紹介下さったのは、伴ピーアール株式会社代表取締役 伴一郎さん。
この大阪城御座船は、昨年から運航が始まったばかり。金ピカの新しい船一隻に使われている金箔(24金)はおよそ3,000枚!!!秀吉の伝説の『鳳凰丸』を再現したものだそうです。
なんとも秀吉らしい豪華さ。
天下人気分でまずは乗船!思った以上に天井も高くて広々としていました。そして、エンジン音をほとんどさせずに電気モーターで動かしているというのもこだわりの1つ。
できるだけ当時の静かなお堀の様子を再現したいという思いが伝わってきました。
お堀からお城をゆったり眺めるなんてなかなか無いですからね、夕涼みを御座船で楽しんでいたという秀吉の時代を羨ましく思ってしまいました。
雨水で出来ているというお堀の水の透明度は高くて、お魚もたくさん泳いでいました。これは近づいてみないと分からないところ。ちなみにお堀の深さは8mなので、落ちないようにお気をつけあれ。。。
日本で一番高いと言われる石垣を内堀から眺めると、この石垣を作っていた大名の刻印を見ることもできます。全国64藩の大名がそれぞれ担当していたそうです。耐震構造にもなっている見事な石垣は、見所がいっぱいです!
約20分の遊覧ですが、たっぷり大阪城を堪能出来ちゃいました!
毎日運航していて、10:00~16:30(毎時00分、30分出航)、
大人1,500円、小中学生750円、65歳以上1,000円です。
大阪城は《父親のような存在》と話して下さった、伴社長。
父親のように、
あって当たり前
なかったら不安。
この言葉にまた愛を感じてしまいました。。。
大阪の皆さんに求められ、愛され続けている大阪城!
是非、1度はゆっくり足を運んでみてくださいね。
御座船も、本当におすすめですよ~☆