第64回 武田双雲さん②

2016-12-18

ゲストは、書道家の武田双雲さんです。


武田双雲さんは、”ミスターポジティブ”といった印象です。

「I LOVE ネガティブですけどね(笑) 

人間ってみんなネガティブだと思いますよ。

隕石落ちたら怖いし、人に嫌われたくないし、

将来なんて考えたら不安じゃないですか!

心配事だらけですよ、人間だから。」

ポジティブに考えるようになったのは、

自身がネガティブだったことから始まったそう。

前向きに生きることに関する著書は、今年だけでも、

数々出版されています。

さらに、書道教室では、

生徒さんの相談にものっているのだそう。


ポジティブにも、ネガティブにも変化する、

言葉の不思議を子供の頃から感じ続けているとか。

「僕、雲とか雨が大好きで、雨が降ると喜ぶんですけど。

そうすると、テレビとかで、”生憎の雨”って言われて、

子供のころ、不思議だなって思ったことがあって。」



今回の選曲は、ミスターポジティブにぴったりな

レイチェル・プラッテンの”Fight Song”でした。

双雲さんの書籍『のびのび生きるヒント』には、

ご自身の経験が詰まっています。

「萎縮しちゃって、呼吸が浅くなって、

肩こりしちゃう世の中で、僕もそうだったんですよ。

自由になってきたんだけど、心が解放されない。

僕も縮こまりがちだったから、僕なりに

1つ1つ、心の筋肉を伸ばすようなことを実践して、

その考え方をまとめた本です」


“力を抜くと心はもっと強くなる”という言葉は、

書道教室で生徒さんにもよくおっしゃるそう。

「ぼくらって、力入れてないつもりでも、

つい入れてしまうんですよね。

生徒さんも、筆を持つ指が力入ってるから真っ赤なんですよね。

そういう方のは、笑って書いてみてください、とか、

上手い下手とか考えないで、とか伝えますね」

無駄な力を抜く事で、人生の問題も減っていく、とも。

また、“忙しい”という心を無くすなど、自分を変える事で

周りの環境も変わっていく、と感じているそうです。


そんな双雲さんが、小学5年生で敏腕な息子さんと一緒に立ち上げた

オーガニックカフェギャラリー、『地球』がオープン予定です! 

( オープン日は、23日(金) に変更されました)

 場所は、鵠沼海岸です。 


ミスターポジティブの元気の源は、”気”!

「元気は、元の気なんですよね。

だから、地球とか自分の体とか、気を感じること、

心地よい部分とアクセスしていること、それがエネルギーなんです。」


2週に渡り、ありがとうございました。