元気です!鳥取!|旅人:井門宗之
2017-01-19
僕はもう、水木しげるタッチでの「雨女」も、妖怪ウォッチ風の「雨女」も、
どちらも容易く河合さん(*)をモデルに想像することが出来る…。
*KIKI-TABIの構成作家さんの1人。「ロケの降水確率を高める術」を使う。
鳥取ロケの翌週、別件で福岡にいた時のことだ。
福岡の街を歩いて移動しているとスマホが鳴る。河合さんだ。
「楽しかった写真をお送りします。」
添付されたのは鳥取空港で撮ったトリックアートの写真だった。
たしか飛行機を待つ間に国際線ロビーにあるコナンのトリックアートでキャッキャしたっけ。
たった5日前なのになんだか懐かしくなって、微笑んでいると…。
――ポツポツ、ポツポツ…。
うん?スマホに水滴…?
――ポツポツポツ、ポツポツポツ…。
まさか、これは…。
――ポツポツポツ、ポツポツポツ、ポツポツ…。
雨だ。
ついに河合さんが、
メールだけで雨を降らした瞬間である。
*鳥取のロケは2泊3日。その内、最終日は綺麗に雨でした(テヘペロ)。
KIKI-TABIをお聴きのみなさん、旅日記へようこそ!
大体こんな感じで始まる旅日記となっておりますが、
ちゃんと旅の写真もふんだんに使用し、
旅の臨場感を体験出来るように仕上げておりますので、どうか最後までお付き合いください!
さて今回の旅は「鳥取」です。
皆さんご存知の通り、昨年10月21日鳥取県中部を震度6弱の地震が襲いました。
まさにこれから蟹のシーズンを迎えようとしていた矢先の地震。
一時は観光客が激減し、風評被害も少なからずあったと言います。
そこで今回のKIKI-TABIは、観光資源も元通りになっている鳥取を巡り、
その元気な姿を一人でも多くの方に知っていただく旅にしました。
この放送を聴いた皆さんが、鳥取に想いを馳せていただければ幸いです。
まず最初に向かったのは三朝温泉。
「三つ」の「朝」で「みささ」と読みます。
鳥取県中部エリアにあって、古くからの歴史を持つ三朝温泉も、
地震によって被害を受けた場所です。
確かに三朝温泉に向かう途中も、瓦屋根にブルーシートを被せたお宅が目につきました。
まずお話しを伺ったのは、三朝温泉観光協会の御舩豊さんです。
井門「お名刺に可愛いキャラクターが印刷されてますね(笑)」
御舩「あっ、これは三朝温泉のマスコットキャラクターです。
ミササラドンっていう湯けむり怪獣なんですよ(笑)」
ロケの時は生憎出張中だったのだけど(人気者!)、
口から霧状のミスト(温泉)を噴き出して、人々に幸せをもたらす怪獣。
このミササラドンの「ラドン」にも三朝温泉の秘密が隠されているのであります!
御舩「三朝温泉は高濃度のラドンを含むラジウム温泉なんです。
これだけ高濃度な泉質は世界的にも珍しいんですよ。」
それ故に三朝温泉には湯治で来る方も多いのだとか。
御舩「三朝温泉は“三日目の朝を迎える頃には元気になる”と言われています!」
井門「だから“三朝”なんですね(笑)」
しかし三朝で暮らす方は三日どころか毎日温泉に入るのが当然なわけで。
御舩さんにお話しをお伺いした場所がまさにそう。
24時間、365日入る事の出来る河原風呂であります!
御舩「こちらには毎日入りに来られる方もいらっしゃいますよ!」
井門「でも…まぁ、丸見えですよね…?」
御舩「基本は年配の男性の方ですけどね(笑)
若い女性が入られていたら、我々も驚いてしまいます。」
井門「(ちょっと残念そうに)そ…そうですよね!へへへ。」
この三朝温泉の由来はおよそ850年も前に遡ります。
大久保左馬之祐という侍が年老いた白狼に出会い、弓で射ようとするも思いとどまります。
その夜、左馬之祐の夢に妙見大菩薩が現れ、白狼を助けた御礼に温泉の場所を教えてくれるのです。
以後、救いのお湯として村人たちの病を治したと伝えられています。
三朝温泉を散策していると、大久保左馬之祐と白狼の銅像も!
井門「昨年の地震の時は町の様子はいかがでしたか?」
御舩「えぇ、建物が倒れるなどは無かったんですけど、ほとんど瓦被害でした。
これから蟹のシーズンで1年中で最もお客さんが多い季節だったんですけど、
旅館で受け入れが出来なくて…。
それでも3日後には8割は営業を再開しました。
1週間以内にはほとんど元気に営業していたんですよ。」
井門「お客さんは戻ってきていますか?」
御舩「そうですね…100%とはいかないまでも、
昨年12月は例年の95%まで戻りました!
温泉の泉質にも変わりなく、ほぼ元通りです!」
世界的にも珍しい高濃度のラドンを含む温泉。
大きな地震があると泉質が変化してしまう場所も多いのだが、三朝温泉は大丈夫とのこと。
川のせせらぎとどこか懐かしい温泉街の佇まい。
行った事がなくても“想い出の中にある”ような錯覚を覚える、三朝温泉。
冬の食べ物も美味しい時期です!ぜひ!
永尾「まだ明るい時間だから人も少ないけど、良い風情だねぇ。」
井門「射的とか、色んなギャラリーもありますね!
…クンクン、クンクン、何やらお酒の匂いがする!(犬か)
おっ、酒屋さんじゃないですか!!お邪魔するしかない、入りましょう!」
という酒バカ(笑)の嗅覚で導かれたのは藤井酒造さんです。
三朝町で唯一の造り酒屋で、御主人もまたお酒の仙人の様な藤井公典さん。
実はこちらの藤井酒造さん、とんでもなく凄い日本酒をお造りで…。
藤井「ここで売っているのは古酒です。
酒屋は大体新酒で売っちゃうんですけど、酒は1年経つと古酒って扱いになる。
大体が寝かせても在庫になるだけだから、売った方が良いんだけどね(笑)
ここで一番熟成させてあるのがこれ。1985年に仕込んだもの。」
井門「って事は今年で…32年!?」
藤井「そう、32年目に入った日本酒の古酒です。
これね、阪神ファンの方にはたまらないお酒なんですよ。」
井門「あ~!!阪神が日本一になった時と同じ1985年ですね!(笑)」
藤井酒造では藤井さんの軽快な語り口と共に、貴重な日本酒の古酒を頂く事が出来るのですが、
この三徳桜のお味は…??
井門「あ~、これは日本酒の味ではないですね??」
藤井「そう、寝かせると角が取れてどんどん丸くなるんです。
これを紹興酒だと言う方が多いですよ。」
井門「確かに!これは紹興酒の味に近いです!」
初めて32年物の日本酒を味わい、興奮覚めやらぬ井門と永尾D。
*ちゃっかりマイクを向けつつ僕の飲んだ猪口を横取りするのだ!
しかしクライマックスはここではありませんでした…。
藤井「実はイギリスで開かれる国際ワインコンテストというのがありまして。
今は世界中で日本酒がブームですので“SAKE部門”と言うのがあるんですね。
そこでウチで造った日本酒が2年連続で金賞を獲ったんです!」
井門「え~~~!!!!?
という事は世界一の日本酒って事ですか!?」
藤井「金賞を頂いてから変化がありまして、
日本の外務省から連絡が入って“大使館に置きたい”っていうんですな。
ですからこの鳥取の小さな造り酒屋の日本酒は、外務省と取引をさせて頂いております。」
いやぁ…これは凄い。いや、素晴らしい。
一つの“日本酒道”を極めたからこそ成し得た快挙です。
藤井「町の小さな酒屋ですから、取引する銀行も町の銀行なんですね。
するとある日、銀行の方から、
“藤井さん、あんたの所に国からお金が支払われてるけど何したのさ!?”って言われて(笑)」
朗らかに笑う藤井さんの目の前には、2年連続で金賞を受賞した日本酒が並ぶ。
『白狼 古酒原酒1996』『白狼 古酒原酒1998』だ。
勿論この貴重なお酒も試飲する事が出来ます!
えぇ、えぇ、勿論、モチのロンで頂きましたとも!
井門「うわぁ…さらに角が取れて丸みを帯びてますが…、
これはもはや日本酒の枠を超越した味わいですね…。なんだろうなぁ…。」
藤井「これを評して“シェリー酒だ。ドライシェリーだ。”と言った方がいます。」
井門&永尾「そうだ!ドライシェリーだ!!」
こうして酒バカ達が大興奮した藤井酒造さんでありましたが、
お酒を召し上がらない方々、ご安心を。
こちらには酒米を使ったノンアルコールの絶品甘酒があります。
あまりの旨さにスタッフ全員が購入するほど(笑)
三朝温泉そぞろ歩きの際には、藤井さんの軽妙な語りと抜群のお酒を味わってください!
河合「折角ですから、温泉の源の“株湯”に行ってみません?」
井門「良いですね~!どっちですか?」
河合「地図によると、その路地を進んだ先にあるみたいなんですけど…。
まっ、行ってみましょ!」
テクテクテク。
テクテクテク。
井門「河合さん、こっちで本当に合ってます?
完全に民家しかないんですけど…。」
河合「え~、大丈夫ですよ~!こっちに600mって書いてありますもん。」
テクテクテク。
テクテクテク。
井門「本当に本当に合ってます?」
河合「いやぁ…たぶ…あっ!!!!
ぜんぜん違う道に来ちゃってたぁ!テヘ♪」
全員「テヘ♪じゃねぇ!」
河合「おっかし~なぁ~??」
*雨も降らすし、道も間違える。河合さんは憎めない人なのである。
なんでしょうね、温泉街って何となくぶらぶらと歩きたくなってしまう。
僕らは取材以外の所で、結構三朝温泉の街並みを歩きました。
取材を終えてお酒も飲んだ後に、夜の温泉街をぶらりしてみたり。
永尾さんと河合さんが御朱印を貰う為に三朝神社に行って、皆でおみくじをひいたり。
あぁ、KIKI-TABIって良いなぁ、としみじみしながら散策した三朝温泉。
最後は実際に宿泊もさせて頂いた「味な宿 花屋別館」です。
入口には足湯があって、いかも老舗の温泉宿という素敵な風情。
宿に一歩入ると温かいお茶(美味しい椎茸茶でした)で一息つかせてくれる。
女将さんの藤井美紗子さんにお話しを伺いました。
井門「素敵な宿ですけど、こちらの創業は…?」
藤井「大正時代になり、105年になりました。
そもそも三朝温泉は歴史ある温泉街ですけど、旅籠としては明治の終わりごろから始まったんです。
高濃度のラジウム温泉がやはり特徴で、
三朝の湯は“飲んでよし”“吸ってよし”“浸かってよし”と言われているんですよ。
恋の病以外は治りますから!(笑)」
井門「恋の病はねぇ~(笑)
しかも温泉は飲んでも良いんですね!」
藤井「えぇ、こちらの宿の料理にも温泉水を利用した出汁を使っています。」
井門「温泉水を利用した出汁!?
確かに宿の名前が“味な宿”ですから、お料理もこだわって…?」
藤井「えぇ、料理長が腕をふるって、地元の物を使ったお料理をお出ししています。」
実は女将の藤井さんのお話しを伺う前、我々はいちど大浴場を見学させて頂きました。
そこにはかつて宿のシンボルであった大水車が動いていたのですが…。
藤井「地震が起きて、直径6mの大水車が壊れてしまったんです。
50年近く、この宿のシンボルだったんですけど…撤去しました。」
井門「これから新しい水車を設置する予定はあるんですか?」
藤井「そうしたいんですけど、50年前に造った水車なので…。
水車というのは常に水に浸かっているので、水に強い木じゃないとダメなんです。
ウチはあすなろの木を使っていたのですが、
それでも鉄を使わずに木組みだけで造るという技術を持った職人さんがなかなかいなくて。」
井門「50年という年月で職人さんの技術も変化してきたという訳ですね…。」
藤井「でもまた必ず復活させますので!」
大きな地震はあっても時間は間違いなく流れていく。
その流れの中でどう進んでいくのか、どう変化していくのか。
そして“どう変えていかない”のか。
僕らはこの日、花屋別館に宿泊させて頂きましたが、
料理も温泉も、勿論おもてなしも最高でした。
ちゃんと温泉には3回入りましたし、朝ご飯もたっぷり頂きましたし!
あっ、こちらに宿泊すると若女将が温泉街のナイトツアーに連れて行ってくれるそうですよ!
昼の表情とは打って変わって、夜の三朝温泉も相当に良い!
永尾Dが一人でスナックに行っちゃうくらい、良い!(笑)
女将さんもスタッフの皆さんも、温かなおもてなし、有り難うございました!
こうして三朝温泉にすっかり癒された一行。
続いて向かったのは赤瓦がとても美しい風情を醸し出している倉吉です。
倉吉の白壁土蔵群は、国選定の伝統的建造物群保存地区に選ばれるほど。
町を散策するのは日本人だけでなく、外国からのお客様も多いようです。
僕らも町並みを眺めながらぶらぶらとそぞろ歩きを…。
するとひと際大きな建物が目に留まります。『桑田醤油』と書かれたこちら、
創業明治9年の老舗の造り醤油屋さん。
桑田醤油醸造場の桑田東之夫さんにお話しを伺いました。
桑田「元々は大きな商家だったんですけど、
醤油屋さんとか酒屋さんってのは元々大きな商家だった所が多いんです。」
井門「と、言いますと?」
桑田「当時は小作人から米や大豆が納められていました。
必然、家が大きければ大きいほど米や大豆が多く集まるんです。
それを使って何か商売出来ないだろうか?と考えて、酒屋や醤油屋になる商家が多かったんです。」
井門「だから老舗の酒屋さんや醤油屋さんは大きな家が多いんですね!」
桑田醤油さんもまさに大商家の佇まいであります。
それもその筈でなんと明治40年に、
皇太子(のちの大正天皇)が鳥取に行啓にいらした際、
随行員だったある大人物が桑田醤油さんに泊まったというではありませんか!?
桑田「海軍の東郷平八郎です。」
通常であれば行啓は陸路なのだが、
鳥取行啓の場合は京都の舞鶴から境港まで軍艦でいらっしゃったそうな。
なので時の海軍大将だった東郷平八郎が随行員を務めたと…。
そして当時はホテルや旅館などがそんなに多くない時代だったので、
その町を代表する様な大商家が偉い方の宿として利用されたのだとか。
桑田醤油さんには後日、東郷大将から直筆の御礼状が届いたと言います。
桑田「うちは醤油を始めて140年ほどです。
大手とは違い、手作りで昔ながらの味を守っています。
でもいざ御土産となると醤油は重くてなかなか持って帰れない。
なので手軽に御持ち帰り頂けるように醤油を使ったスイーツを作ったんです。」
井門「確かにお醤油も様々ありますけど、スイーツも沢山ありますね!
御味見させていただいても…??」
桑田「勿論、どうぞ!」
そういって鼻息も荒い井門に用意して頂いたのは、
醤油マカロン、醤油アイス、醤油ゼリーの3種類。
井門「うわぁ~!マカロンは口に入れるとサクっといって、すぐに溶けていきます!
しかも醤油の風味が甘じょっぱくて…止まりません!(笑)」
やめられない止まらない醤油マカロンは、スタッフ全員パクパクする始末(笑)
そして醤油ゼリーのコクも素晴らしいのです!
見た目は煮こごりの様ではあるのですが、ツルンとした食感がさっぱりしてて美味しい!
井門「そして醤油アイスは…ほのかに醤油の色が付いてますけど、
香りはそこまで醤油が主張してませんもんね。頂きます!!
んっ!!んっ!!んまいっ!!
ふんわりとしょっぱさも感じるんだけど、甘さが引き立つ!
スイカに塩をかけて甘くなる…みたいな、うわ、物凄く美味しいっ!!」
あの地震の後、桑田醤油さんは翌日から店を開けていたそうな。
それは倉吉を訪れた人のある意味で“灯台”になれる様に、との想いからかもしれない。
桑田さんは『頑張っている姿を見せたかったから』と仰った。
訪れる人を伝統の醤油と、新しい醤油スイーツで楽しませてくれる桑田醤油。
あっ、勿論こちらのお醤油の味も最高でしたよ!(スタッフが御土産で購入)
桑田さん、美味しいスイーツとお話しを有り難うございました!
あぁ、色々と散策していたいのだけど、次が最後の目的地だ。
この地域には江戸時代から伝わる人形があり、
その絵付けをさせてくれる工房があるという。
それがはこた人形工房。
こちらの高田葉子さんに実際に指導して頂きながら絵付け体験スタート!
井門「元々、はこた人形はいつ頃から伝わったんですか?」
高田「江戸時代の後期からと伝えられています。
張り子の人形なんですけど、子供の厄除けにされていたんですよ。」
井門「今でも子供達の玩具として扱われているんですか?」
高田「そうですね今でも玩具として贈られています。
はこた人形の赤い着物にも意味があって、やはり赤は魔除けの色だからと言われています。」
店内には沢山のはこた人形が並べられているのだが、
実際にお顔の絵付け体験も出来るとかで…。
高田「えぇ、実際にやってみましょうか!
ではまずこの筆を持って紙に下絵を描いてみてください!」
井門「おっ、こういうのやらせると上手いんですよ、おじさん。」
高田「あっ、まずは左から書いてバランスを取ると上手く描けますからね。」
高田さんの優しい指導の元、なんとか下絵を完成させたおじさん。
高田「ではついに絵付けに入っていきましょうか!
不思議なことにお人形に顔を描くと、
何故か皆さん自分の顔に似てくるんですよ(笑)」
なるほど…下絵の段階では自分の息子をイメージして描いたのだが、
果たしてこれがどんな顔になっていくのか…いざっ!
……うん…ふんふん…ははぁ…なるほど…
井門「よしっ!完成!!」
スタッフ全員「あっはっはっ!(爆笑)」
誰だ、バカ殿みたいだって言ったヤツは!?
ほら、怒らないから一歩前へ出てきなさい!
いや、ほら髭も描いたから、何となく織田信長っぽくなったでしょ?
戦国時代の武将みたいな威厳、感じないか??
うん、バカ殿だね…(笑)
因みに我が家に持って帰って息子にプレゼントしたら爆笑されました…(チーン)
驚いた事に、この顔描き体験、
人形代込みで何と2000円で出来ちゃうんです!
高田葉子さん(左) 山脇和子さん(右) |
せっかく倉吉に来たのであれば、是非伝統の人形に触れてみてくださいね!
あっ、この日のランチは隣の白壁倶楽部さんで頂いたんですが、
イノシシの肉を使ったジビエカレーが物凄く美味しかったです!
他にも美味しそうなメニューが沢山だったので、倉吉に来た際はぜひ!!
元気です!鳥取!ってタイトルは、旅をしてみてぴったりだったなぁと改めて思います。
昨年の地震があって、確かにまだ瓦屋根にはブルーシートが掛けられていたし、
観光客も100%戻ってきてはいないのかもしれないけど、
ここで皆さんを待つ方々の表情はとても明るくて、力強く前に向かっていました。
震災で被害を受けた地域を訪れた後に必ず思う事。
人を笑顔にするには、何よりも人の笑顔が必要なんですよね。
そして鳥取の皆さんの笑顔をもっともっと増やす為には、
これを読んでくださっている他の地域の皆さんの笑顔が必要なんだと思います。
元気です!鳥取!
きっと鳥取に行けば、街を歩けば、間違いなくそれを感じる事が出来ると思います。
鳥取の人の魅力に触れに、美味しい食べ物に触れに、
皆さんにも改めてこの地を訪れて頂ければ、この旅をした甲斐があります。
鳥取の皆さん、今度はお腹いっぱい蟹を食べに来ますからね!その時まで、御元気で!
御世話になった皆さん、本当に有り難うございました!