はとバス!~江戸味覚食い倒れツアー完全密着~|旅人:小林千鶴

2017-05-03

旧・鳩ヶ谷市出身、常にハート熱めな、小林千鶴です。

今回の旅のテーマは・・・



「はとバス!~江戸味覚食い倒れツアー完全密着~」

 

 

東京観光のお供と言えば「はとバス」

私、関東に住んでいますので、黄色の「はとバス」は何度も目にしたことはありましたが

人生で一度も乗ったことが無いので、純粋にとても楽しみです!!!

 

 

バスでしたら、初めてではなかなか足を運びにくい場所や

色々巡りたいけれども個人で巡るのは大変・・・

そんな時でも、「はとバス」ならお得に、楽に、楽しむことができますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

AM8:50@東京駅丸の内南口


ロケ当日、小雨にも関わらず、大勢の「はとバス」利用者の方で賑わっておりました。

お話を伺ったのは株式会社はとバス 広報 相田佳愛さん。

「はとバス」の歴史は1948年の戦後まもなくからスタートし、

当初はクリーム色だったバスの時代を経て、現在のトレードマーク黄色のバスに至る話、

はとバスのコースについて教えて下さいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

都内観光コースだけでも200以上あるのには驚き!

もちろん都内だけでなく各地をめぐる宿泊ツアーもあるので楽しさ無限大です。

今回は、今注目のコース「江戸味覚食い倒れコース」をオススメして頂きました。

なんと、朝昼夕3食付きの東京観光コース。

食べること大好きな方にはもってこい!な旅になりそうですね。





 

 

 

 

AM9:00@はとバス乗車


運転手さんの碇石さん、バスガイドは安藤綾梨さん。

まず安藤さんが教えて下さった、バスに付いているコンセント。


「コンセントついてる~~~~~~~~~!!!!!」


早速、素敵な心配りに感動からスタートした、はとバスツアー。

これなら安心してスマホで写真が沢山撮り放題ですね。

デジカメの充電器もここでバッチリ充電できますよ。

というわけで、コンセント、充電器の持参をオススメします!





 

 

 

 

AM9:20@築地到着


バスツアーといえばの、旗を掲げる安藤さん。

その旗を目印に、賑わいをみせる築地の道を進んでいきました。

美味しそうな海鮮丼、おにぎり、漬物、蟹の甲羅焼き、焼き鳥など

キラキラ・ツヤツヤした誘惑が沢山!!!

誘惑に負けそうになっても、前を向くと、はとバスの旗が。


朝食は朝から豪華に「お寿司」でございます。





 

 

 

 

いつも行列、大人気の、すしざんまい本店にて、

並ばずにして食べられるスペシャル感!

これも、はとバスツアーだから叶うこと。

アオサの味噌汁、玉、お寿司七貫という内容。

マグロの赤身、トロ、イクラ・・・朝から贅沢すぎる幸せを思う存分噛み締めてほしいです。

 

 

次の集合時間までは自由散策なので、その時間をうまく利用して

築地で観光するのもよし、お土産買うものよし、

まだ食べ足りない方は買って食べるもよしなので、

程よい隙間の時間も、うんと楽しめる内容となっていました。





 

 

 

 

AM11:10浅草到着


移動の最中、安藤さんを地理的なものから、歴史的なものまで東京の興味深い知識を、

その車窓からみる景色と合わせてガイドして下さいました。

これもガイド付きだからこそのバスツアーの魅力の一つ!

臨機応変に、時間も気にしつつ、周りも気にしつつ、情報発信する安藤さん。

ラジオパーソナリテイ小林、見習うことが多すぎて

「はとバスツアー」はもちろんなんですが、安藤さんに人生のガイド、

アドバイスもしてほしくなってきました(笑)

 

 

さて、あっという間に浅草に到着。

およそ二時間前に朝食を食べたばかりですが、今日は食い倒れツアーですからね!


ちょっと早めの昼食は、「天ぷら」でございます。





 

 

 

 

雷門からほど近い雷門通りにある、葵丸進の天ぷら。

エビ、キス、ししとう・・・サックサクの衣に身を纏った具材。

天つゆにサッとひたして、サク&ジュ~を楽しむパターン、もしくは

お塩で素材本来の旨味、衣の軽い食感を楽しむパターン、どちらも最高でした。

ご飯の量は女性用茶碗サイズで、ちょうどいい量なのが有難かったです。





 

 

 

 

 

さて、次の集合時間は午後1時。

ちょうどあと一時間程度ですかね、浅草観光自由時間。

仲見世通りを散策、浅草寺でお参りするには十分時間があるので嬉しいですね。

小林家は浅草に行くと必ず仲見世通りで、

揚げ饅頭、木村屋の人形焼を買うのがお決まり。

木村屋は手焼きなので、その姿をガラス越しで見ることができますので

是非職人の技を目で楽しんだ後、

お口でも優しい甘さが広がる人形焼を楽しんで頂きたいです。





 

 

 

 

 

PM1:30@江戸東京博物館到着!


隅田川、桜の木々を愛でながら、江戸東京博物館にやって参りました。

 

 

ここでは約90分博物館内を見学できます。

もちろん入館料はバスツアーに含まれておりますのでご安心を!

朝、昼、そしておやつに人形焼きを食べてお腹パンパンだったので

食休憩も兼ねて、東京の歴史に触れることができる!

さすが、はとバスさん!時間の配分、使い方のスペシャリスト!!!


そのサポートをパーフェクトにこなすバスガイドの安藤綾梨さんにもお話を伺いました。

入社三年目とは思えない安定感、気配り、的確なご案内・・・

さらに驚いたのが安藤さん、ご出身が九州の宮崎県!

まず知らない土地の道、地名を覚えることからスタートなさったんですね。

印象的だったのが「入社一年目は東京の良さを伝えることを考えていたけれど、

今はもう一度行きたいと思って頂けるような案内をしている」

一回限りの東京観光ツアーではなく、次に繋がるような提案をして下さっていたとは・・・

安藤さんのプロフェッショナルな姿に、progressのメロディーが終始流れておりました。

 

 

さて、ガイドといえば、江戸東京博物館の常設展では、

無料でボランティアガイドスタッフの方に案内をして頂けるサービスがあります。

ボランティアガイドの田邉巌さんにお話を伺いました。


江戸、東京の歴史や文化の保存と伝承を目的とした博物館。

日本橋を再現したものから、江戸の町並みを再現したジオラマ、

その姿を当時のエピソードを添えてユーモアもプラスしてご案内して下さいました。

江戸と東京・・・同じ人間なんだな~と、「性」の話で、実感した次第です(笑)

やはりガイド付きは、面白さ倍増してくれますね。どうもありがとうございました!





 

 

 

 

 

PM3:40柴又到着!


映画「男はつらいよ」でおなじみの葛飾・柴又。

映画ご覧になったことのある方はもちろん、そうでない方も

まるでタイムスリップしたかのような

趣ある町並みに心ときめく散歩ができるかと思います。





 

 

 

 

まず柴又駅には寅さん像!それに加えて今年から、さくらさん像も仲間入りしました。

山田洋次監督の直筆のサインも像に添えてあるので是非チェックしてみて下さいね。


って!寅さん!?


「さくらかい?」と前方から、寅さんそっくりな方がやってきてお話を聞いてみると

今、柴又で寅さんの生まれ変わりとして、ボランティア寅さんをされているそうです。

お声の発し方、衣装、お顔立ち、とてもそっくり!!

旅ならではの偶然の出会いに感動しました。

みなさんも、タイミングが合えば、寅さんに会えるかもですよ~





 

 

 

 

寅さんとバイバイし、駅から帝釈天題経寺まで向かいました。

その参道がとてもレトロで、昭和のかおりが漂います。


寅さんの実家のモデルになった「髙木屋老舗」で草餅を買い

軒先の椅子に腰掛けて頂きました。

鼻に抜ける草餅の爽やかないい香り!!!

やわらかいつきたてのお餅のモチモチした食感と素朴な甘さに、つぶあんの甘さが全体を一つにしてくれる・・・美味しすぎたので、お持ち帰り用も買っちゃいました。

こちらのお店には予約席と札の置いてあるテーブルがあるんです。


お店の方に聞いてみると


「寅さんがいつでも帰ってきてもいいように、席をとってあるんですよ」


と、心温まるエピソードを教えて下さいました。

人情味あふれる下町ですね~。


最後、帝釈天題経寺でお参りする中、境内に寅さんのテーマソングが流れておりまして

なんだか映画の世界に入り込んだような気持ちまで味わえました。





 

 

 

 

 

PM4:40柴又 川甚到着


寛政2年(1790年)創業、柴又で文豪たちに愛された老舗の川魚料理店「川甚」へ。





 

 

 

 

席にはもう早めの夕飯がバッチリ用意されておりました。


中身は・・・穴子丼!!!


蓋を開けた瞬間から、タレの甘辛い、いい香りが。

穴子の身はフワフワ、優しい味付け。穴子本来の旨味を感じられました。

ご飯は、しっかり全体にタレが混ぜ込んであるので端まで美味しいんです。

もちろんペロリ完食!ごちそうさまでした!


というわけで、朝昼夕3食、江戸味覚を堪能させて頂きましたが、大大大満足です!

寿司、天ぷら、穴子丼!素晴らしい組み合わせです!

改めて東京の美味しいもの再発見できて、東京をまた更に好きになりました。





 

 

 

 

PM6:00東京駅


朝9時にスタートしたツアー、あっという間にゴールでございます。

東京駅着く手前でバスガイド安藤さんが歌ってくれた、はとバスソング、一生忘れません!

一日ガイドして下さった安藤さん、ツアーが楽しすぎた分、

お別れが寂しくて、帰りたくなくなった私。

東京ガイドだけでなく、人生のガイドもして下さった安藤さんに深く感謝です。

安藤さん、ありがとうございました!!!

 

 

関東にお住まいでない方はもちろん、関東にお住まいの方も

はとバスツアーは人生で一度は体験してほしいです。

自分では気づくことのできない魅力を沢山教えて下さいます。

お得に、気軽に、楽しいひとときを、是非はとバスでお過ごし下さい。

安藤さんにまた会いたいな~。

 

 

旅人は、小林千鶴でした。