第91回 加藤和樹さん①

2017-06-25

ゲストは、俳優、アーティストの加藤和樹さんです。

加藤さんは1984年生まれ。愛知県名古屋市出身。
2005年、ミュージカル『テニスの王子様』に出演され
注目をあびるようになりました。


俳優のみならず、声優、歌手として活躍されています。
『テニスの王子様』では、跡部景吾役を演じられた加藤さん。
出演が決まる前から、単行本を買って読んでいたほど
原作ファンだったこともあり、最初は不安を感じていたそう。
「自分でも、この役が作品の中で
どれだけ大きな存在なのかもわかってましたし、
ファンの人がその役に、どれほど期待しているのか
プレッシャーも感じてはいました。
この時が、初舞台、初ミュージカルでしたね。」

ミュージカル『テニスの王子様』では、
多くの役者が初舞台、初仕事というメンバーでした。
そのため、同年代で集まり、
本当の部活のような雰囲気で刺激的だった、
と加藤さんは振り返ります。


その後、様々なミュージカル、舞台に出演されるようになり、
主演も務めていらっしゃいます。
「僕は、王道のミュージカル俳優じゃないと思うんです。
音楽に精通してないし、声楽もやったことなかったし。
そういう意味では、雑草みたいな感じなんですよ。
いろんな物を吸収して、強くなってます。

近年では、ミュージカル『フランケンシュタイン』『タイタニック』、
スペクタクル時代劇『真田十勇士』などにご出演です。
「大きいと魅せ方も変わってくるので、
体全部を使って表現するっていう難しさも感じていますね。


今回の選曲は、加藤さんが作詞をされた
ご自身の楽曲 ”Laught & Peace”でした。
「僕はだいたい曲が先にあって、
そこに言葉を乗せていきます。夜作業するんですけど、
曲をずっと聴きながらノートに向かって。
でも、3、4時間何も書けない時もありますね。
何も降りてこない時は、本当苦痛ですね(笑) 
ダメな時は諦めて寝て、
翌日起きたらスラスラ書ける時もあって。
タイミングってありますね、、、
自分から何かを生み出す作業って、
苦しいけど思い入れもありますし、
特別な事だなと思いますね。」


台詞を覚える時も、寝る前など、夜が多く、
ひたすらに読み込んでいく方法なのだとか。
来月7月からは、
7年ぶりとなる主演舞台『罠』がスタートします。
2時間弱の舞台、ほぼ舞台上で演技をするほど
出番が多く、稽古もかなりハードなのだそう。
衝撃的な結末は、ぜひ、舞台でご覧ください!
▼ 舞台の詳細、チケット情報はこちら


この作品が、今年3本目となる舞台!
多忙の中、歌手としても活動される加藤さんは、
数週間前には全国ツアーを終えたばかりです。
「自分の伝えたい思い、
そこで生まれるファンの皆さんとの空気感は
演じている、お芝居では出せないんですよね。
歌っている時は、素の自分で笑ったりとか出来ますし。
夢が、全都道府県でライブをやる事なので、
活動を続けていく事が大事だなって思ってます。」


10月にはミニアルバムも発売!
加藤さんは、まだまだ止まりません!


来週も加藤和樹さんにお話伺います。