第92回 加藤和樹さん②

2017-07-02

ゲストは、俳優、アーティストの 加藤和樹さんでした。

 

夏休みがあったらしたい事を加藤さんに伺うと、、、

「夏休みがあったら、海で泳ぎたいですね~

こどもの頃に、毎年家族で海水浴に行っていたので、

その印象が強いですね。夏というと。」

愛知県名古屋出身の加藤さんは、

3人兄弟の末っ子。 ご家族とは仲が良いのだとか。

「姉、兄がいます。

今でも、舞台とかライブ見に来てくれますね。

でも、僕、基本的に仕事で名古屋行っても、

実家には帰らないようにしてるんです。

気持ちが戻っちゃうんです、地元大好きだから、

ずっと居たくなっちゃうんですよ(笑)」

 

芸能界に入ったきっかけとなった、

ジュノンコンテストの応募は、ご自身の思い。

ですが、実際に応募したのは、お姉様でした。

「自分で出すの恥ずかしくて、頼みました(笑)

推薦者にも商品が出るっていうので、姉も喜んでました。」

このコンテストで芸能界入りを果たしますが、

上京後には、1年半ほど事務所を辞めていた期間も!

「芸能界が嫌だったわけじゃないですけど、

ただ単に”テレビに出たい”っていう気持ちだったので

現場で怒られるんですよ。明確な目標が無いから。

今考えると、本当、あまいですよね。それで、自分は

何がしたいのか考えよう、って思って芸能界離れました」

その期間に出会ったのが音楽。

今でもその音楽に支えられています。

 

20代、30代と活躍し続ける中、自分の求められている事を考え、

変わらなきゃいけない、と感じる事があったそう。

「大人の男になりたいって思うんですけど、

それってなんだろうって考えて先輩方見ていると、

”子供心を忘れない” って素敵だなって思うんですよね。

探究心、好奇心、っていうのは、忘れちゃダメだなって。

今は思うようになりました。」

様々な舞台で関わる事の出来る先輩方の

お芝居だけでない、生き方を見習っていきたい、とも。

 

今回の選曲は、加藤さんが作詞した

ご自身の楽曲、”夢追人”でした。

 

この楽曲の収益の一部は、

熊本・大分での大地震に寄付されました。

さらに、グッズやチャリティーステッカーを販売し

その売り上げも全額寄付されています。

「東日本大震災のとき、メディアや活動が制限されて

普段何気なく、日常的にやっている事も出来ない状況で、

自分が無力だなって感じたんですよ。

僕らの仕事って、応援してくださる人たちがいて、

その人たちが居る世の中のために、

何が出来るかっていう事に関わってくると思うんです。

だから、無力だけど、何かをしなくてはいけないって考えて、

寄付だけじゃなくて、呼びかけていく事もしていきました。」

熊本、大分には、ライブで足を運んだ事もあり、

ファンの方々からメッセージも届いていたそう。

「活動辞めないでくださいって言ってくださって。

被災地の方々の生活が元どおりになるって、

まだまだ先の話だとは思うんですけど。

僕らが、止まらない事が大事だし、

止まっている場合では無い、進む事が大事だなって思います。

1人の力は小さいけど、皆で何かをしていく。

自分には、何ができるだろう、って考えていきたいですよね」

 

加藤さんの”元気の源”は、、、”ライブ”!

「厳密にいうと、応援してくださってる方々が

笑っている事ですね。

最初、自分の笑顔が嫌いだったんですよ僕。

でも、ファンの方に、”笑っている顔に力をもらえます”って

言ってもらえて、、、それって逆なんですよね。

僕は、皆さんの笑顔に支えられて、自然と僕も笑顔になってるんです。

辛くて笑えない時もあるけど、笑うってすごく大切だなって

30歳超える時くらいから、本当に思うようになりました。」

 

2週にわたり、ありがとうございました!