赤い電車、京浜急行の旅~品川から金沢文庫~|旅人:藤原恵子

2017-07-07

KIKITABI2ThousandMiles~ 

はじめまして!初登場の旅人、藤原恵子です。

初めての旅、刺激にわくわくドキドキ〜

 

さて今回は電車の旅『赤い電車、京浜急行の旅~品川から金沢文庫~』

くるりの「赤い電車に〜乗っかって〜〜♪♪でおなじみの、あの!京急です!!

東京〜神奈川間を結ぶ、レトロ感満載の美しい赤い車体。

 

曲にも出てくる「ファソラシドレミファ〜〜」のインバータ音に、果たして出会えるのか!?

そして幸せを運んできてくれる?京急イエローハッピートレインにも遭遇できるかな??

 

出発地点は品川

初めましてのスタッフさん達なので、顔もわからずキョロキョロ・・・

あ!優しそうな方が近づいてきた!

作家さんでした。

人見知りはしないけどビビリな私、ほっと一息

ディレクターさんはまさかの徹夜明けだそうで・・・すごいっす、タフやー!

映像担当のスタッフさんは早めに品川入りして、バッチリ駅の映像をとらえていらっしゃいました。

こんなプロフェッショナル・・・かつ、和やか〜なメンバーと共に、いざ行かん。

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても品川駅、人の往来が激しい。

プリンスホテルにアクアパーク品川(ここのイルカショー楽しいんだ!)があるからか、家族連れや海外の方もとっても多くてインターナショナルな雰囲気。

そんな品川の駅メロはもちろん、くるりの「赤い電車」です。

 

ではでは〜京急の旅、出発しんこーーーーーう!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ガタンゴトン〜ガタンゴトン〜〜〜・・・

  

最初に降り立ったのは「立会川」駅。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとここ、あの坂本龍馬ゆかりの地なんだそうです!なぜ??

実はペリー来航の際、龍馬が立会川周辺、土佐藩品川下屋敷の警備に当たっていたことが由来しているそうです。

ドドーンと大きくそびえ立つ龍馬像。

まだハタチ!若くてフレッシュな龍馬の姿が拝めるなんて、レアですよね!?

その証拠に、足もとはあの有名な晩年のブーツじゃなくて草履姿。

う〜〜ん、ハタチなのに渋いぜよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

さーてどんどん行きますよ〜。

 

続いて我々一行が降りたのは「京急蒲田」です。

気になる駅メロはラッツ&スターの「夢で会えたら」

こうして駅によって公募で決められた駅メロと出会えるのがなんとも楽しい!

洋楽から邦楽POPS、幅広〜いラインナップです。

遊び心満点の京急ならではの工夫ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

センベロ飲屋街や餃子の街としても知られている蒲田ですが、駅前の開発が進んでまるで別物のようなキレイな街並へと進化していました!

そんな中でもビックリしたのは、謎の茶色い革靴が両足そろって道端に脱ぎ捨ててあったこと・・・笑

この状況は、ツッコまずにはいられない!!

 

「これが蒲田なんだよ〜」とケラケラ笑う番組スタッフさん。

なるほど、どなたかがベロベロに酔っぱらって靴を脱ぎ捨てて帰っちゃったってことでしょーか。

私、この街とはとっても仲良くなれそうです!笑

 

さらに大田区民ホール「アプリコ」には、映画ファンにはぜひチェックしていただきたいスポットが!

蒲田というと映画『蒲田行進曲』

松坂慶子、風間杜夫・・・昭和を代表する映画ですよね〜


この映画にも出てくる「松竹キネマ蒲田撮影所」の名残がこちらに残されていました。

撮影所の橋のらんかん!

当時の撮影所の目の前を流れていた川の石造りのらんかんが、

アプリコを入ってすぐのところにありました。

 

大正時代から時を経て、この平成の世に残り続けるというロマン、素敵です。

 

 

 

 

 

 

 

 

さ〜〜〜て続いてやってまいりました「生麦」駅!

ここの駅メロは・・・New York,  New York

ご存知フランク・シナトラの代表曲ですよね。

で、この曲を聴くと条件反射で喉をゴックゴク鳴らして飲みたくなる・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ルービー!!!

 

そう、生麦にはキリンビール横浜工場がありビール醸造の見学が出来るのです!!!

これは酒好きとしてはテンションMAX、本日の旅で1番ワクワクする瞬間です。笑

 

生麦駅から徒歩10分ほどのところに登場する、キリンビール横浜工場


この『一番搾り うまさの秘密体感ツアー』では、一番搾り製法の美味しさの秘密やこだわりを、体感しながら紐解いていきます。

大人気のツアーなので数ヶ月前からの事前予約必須!

 

 

 

 

 

 

 

 

工場見学ガイドの井上李里子さんにお話を伺いました!

 

藤原:綺麗な工場ですがいつごろ建てられたんですか?

 

井上さん:もともとは山手にあった工場が関東大震災で倒壊してしまったので、

1926年に再建、そして昨年の10月にリニューアルして新しく生まれ変わりました。

 

藤原:こちらではどんなコースを回るんですか??

井上さん:一時間ほど工場を見学して、ホップや麦芽を手に取ってご覧いただき、大きな仕込み釜をガラス越しに見学いただきます。

 

藤原:そして・・・お待ちかねの試飲もあるんですよね!?(目ギラギラ)

 

井上さん:はい!最後には出来立ての生ビールを試飲いただきます!

 

 

「出来立て生ビールの試飲」に思いを馳せながら、井上さんとともに工場見学スタート

 

 

 

 

 

 

 

 

まずはビールの歴史、キリンビール横浜工場の背景をシアターで映像を観ながらお勉強。

横浜はビール産業発祥の地なのだそうです。

続いて本物のホップと麦芽を手に取りながら、香りを確かめるエリアへ。

う〜〜ん、ホップも麦芽も香ばしくて良い香り〜

 

 

 

 

 

 

 

 

さらには麦芽を食べさせていただいちゃう試食もアリ!!

ポリポリ・・・ひまわりの種みたいな味がします。こりゃ美味しい!

これをアテにしてぐびぐびビールを飲みたくなりますな〜〜

 

さらに進むと、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べができる人気コーナーへ!

まだアルコール成分が入っていない麦汁なので、お子様でも飲めますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず見た目からして全然違う!

二番搾り麦汁はうすーい小麦色なのに対し、一番搾り麦汁は濃い〜黄金色!

ゴールドにキラッキラに輝いています。美しい・・・

飲んでみてさらにビックリ。

一番搾り麦汁の濃ゆい甘さ!

ぎゅぎゅっと甘みとうまみが凝縮しています。

お砂糖は全く入っていないのに。。甘酒のよう。

いかに一番搾りが麦のおいしいところだけを贅沢に使っているか、よくよくわかります

これぞ「体感ツアー」ですね〜

 

他にも仕込み釜の様子がプロジェクションマッピングで見られたり、子供でもワクワクするような仕掛けがいっぱい。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてようやく!

来ました!

待ちに待った!!

 

!!!!!試飲!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ここにたどり着くまで長かったよぅ〜〜〜泣!

 

サーバーで贅沢にいただく生・一番搾り!

お店のお姉さまがとっても上手に泡たっぷりに入れてくださいます。

美しくゴールドに光り輝くビール。

そしてゴクッと一口・・・

 

ウマい〜〜〜〜!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

もう1日の疲れを忘れる最高の味わいに、軽く泣きたくなりました。笑

 

もちろん、ここに来るまで色々な行程を経てきたんだな・・・

と実感するからこその美味しさでもあるわけです。

出来立てだからこそのしっかりした泡立ち、マイルドさ、全てが完璧!!

見学者のみ、こちらで計3杯試飲することができます。

(特に一番搾り プレミアム、ディレクターさんと大絶賛でした)

 

美味しい生ビール、ごちそうさまでしたーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

続いてはホロ酔い〜になりながら向かったのは「横浜駅」

駅メロはいしだあゆみの「ブルーライトヨコハマ」です。


ここからシーバスに乗って、デートスポット・山下公園へ向かいます!

その間見えるのはロマンチックなみなとみらいの風景。

あの大観覧車コスモクロック21、デートで乗ったな〜〜(遠い目・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて遠い日の思い出に浸りながら、気持ちの良い潮風を浴びていると、あっという間に到着〜!

 

美しい花々が咲き誇る山下公園。

おデート中の方々もやっぱりたくさんいます

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこちらもデートスポットともいえる、中華街をぶら〜り散策。

豚まん、小籠包、シューマイ・・・色々なものが蒸されていて、あちらこちらから湯気がもくもく出ています!

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中いただいたのは老舗「江戸清」の肉まん。

おぉ〜〜でっかーーい!!!

 

すごいサイズ感、ボリューム感です!重い!!

真っ白の皮はふっかふかで甘みがある〜

中の肉ダネもギッシリ、食べるほど肉汁がどんどん溢れ出します。

美味しい〜〜

この中華街の雑踏の中、雰囲気を味わいながら食べ歩きするのが幸せ気分ですよね〜

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁそしてたどり着いた最終地点は「金沢文庫」

駅メロは横浜市金沢区出身の小田和正さん「My Home Town

あぁ・・・もうここで本日の旅も終わりか・・・と思うと、

なんだか曲が切なく胸に響いてきます〜

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回旅人として初めて参加させていただいたKIKITABI

赤い電車を途中下車しながらぷらぷら〜っと色々な駅を巡ってみて、

人と電車の距離が違く(物理的にも、家々と電車の距離が近い!)

ご近所さんのおうちの夕飯の香りまで漂ってきそうな距離感の、

とっても庶民的な街が多いな〜という印象でした。

 

ところで京急を1日巡ったものの、「ファソラシドレミファ〜〜」のインバータ音には一度も出会えませんでした・・・

今はこの音が鳴る車両は消えつつあるのだそうです。

寂しい!出会えたら本当にラッキーです!!

 

ビールも美味しかったし!

中華街も美味しいもの山盛りモリモリ!!

多種多様な京急の街の魅力を味わいながら、美味しいものも味わいつくした旅でした

みなさんも羽田空港との行き帰りだけでなく、

途中下車しつつ駅メロも堪能しつつ、京急の旅を楽しんでみてはいかがでしょう??

 

ではでは。

旅人は、藤原恵子でした。

See you!!