第100回 佐野史郎さん②

2017-08-27

ゲストは、俳優の佐野史郎さん。


"とにかく大好き"な音楽の話で大盛り上がりだった前回!
今回は、幼少期のお話から。

お生まれは、山梨県。
7歳の頃に、島根県松江市に転校しそこから
高校生まで、学生時代を過ごされました。

お父様は、勤務医ということもあり、
進路については悩んでいたそう。
「俳優を、夢見たいな事じゃなく意識したのは、
高校3年生の時です。俳優になりたいというか、
当時で言うサブカルチャーとか
アンダーグラウンドシーンに惹かれていたので、
そういうものになれれば、なんでも良かったんです。
自分の適性はわからないから、俳優じゃなくても。」

その後、20歳で劇団「シェイクスピア・シアター」の
創立メンバーとし、渋谷ジァン・ジァンで初舞台を踏まれます。
25歳で劇団「状況劇場」に移り、29歳まで在籍されます。
「劇団時代は、バイトしながら。みんなそうだけどね。
恵まれてたんですけど10年やってて、
どんなにやっても、違和感がなくならなくて。」
ある日ギターを鳴らしたら、
これは本当だなって思っちゃって(笑)
裏でバンド組もうとしてたら、
遠藤賢司さんにバンドやろうって誘ってもらって!
それを見た林海象監督に声をかけてもらいました」
”自分にとっての本当のもの” を探していて出会った音楽が
新たな道を作ってくれたそうです。

今回の選曲は、
Crosby, Stills, Nash & Youngの "Carry On"でした。

佐野さんは、松江市にゆかりがある、
小泉八雲の作品を朗読する会されています。
「10年くらい前から、松江市の方からお話いただいて、
朗読会をやることになりまして。
有名なのは会談ですが、紀行文、おとぎ話、
事件のルポルタージュなどをテーマ決めてやってますね。」
今年は、熊本でも開催されました。
過去には、小泉八雲の母の故郷であるギリシャ、
父の故郷であるアイルランドで行われました。
どの会場でも字幕を出し、日本語で朗読をおこなったそう。
「ギタリストと一緒にやったので、
朗読というよりも、プログレバンドみたいな(笑)」

10月には、白石加代子さんと共に
「笑った分だけ、怖くなる vol.2」を行います。
詳細は、こちらから
元気の源は、”睡眠”!
普段から7〜8時間の睡眠を
とるように心がけているとか。
「セリフを覚えなくちゃいけないのに、
台本が直前で来た時、ねれなくなりますけど、
どっちを取るかってなったら、睡眠とりますよ!」

2週にわたり、ありがとうございました!