こち亀の“亀有”、天神の“亀戸”の“亀亀”さんぽ。|旅人:宇佐美友紀
2017-10-19
こんにちは!少し久しぶりですかね?
前回初めましての「長崎」を旅しました、宇佐美友紀です。
今回が旅人2nd!
どこへいくのかなーとワクワクしていたら、タイトル「亀亀さんぽ」
んっ!?なんだか愉快なネーミングですね?!!
「今回は亀有と亀戸をぶらりです」
ほう。。。
なんだか似たイメージなのですが両方行く必要ってあるのかな、
なんて口が裂けても言えないような気持ちになりつつ(笑)
まずは亀有駅前でこち亀の両さんにご挨拶♪
「亀有おじゃましまーす☆」
駅前には交番があったけど、公園前じゃないからあれは違うか~
なんて思いながらてくてく。
いやー懐かしいなあ・・・
私実は専門学校に通っている二年間、ほぼ通学に亀有駅を使っていたのです!
最寄駅ではないのでずーっとずーっとバスで埼玉から揺られてきていたので
乗り換え駅みたいな感覚でほぼ街中はゆっくり歩いたことがなかったかも。
まずは両さんから両さんをハシゴし、マップをもとに
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」にも度々登場している「亀有香取神社」へ。
神社の入り口には大きな看板にアニメのキャラクターが描かれている。
「おおっ、ここにも両さんか~すごいな亀有!」
しかし近づくにつれて全く違うことに気づく。
「つ、つばさくん?!?」
お出迎えはなんとキャプテン翼の大空翼くん!
絵馬にも「こち亀」と「キャプ翼」がありとてもカラフル~
お土産として持ち帰る方も少なくないとか。
勝負・開運厄除やスポーツ振興などの御神徳があるということもあり
絵馬を結ぶ場所がサッカーゴール型になっています。
すごーーい!!!と吸い寄せられていくとバーには高橋洋一先生の直筆サインとイラスト!!
お近くの御出身のようで実際にいらして描かれたものだそうです。
すごいな、亀有!
灯台下暗しですねえ。
禰宜の唐松さんもあたたかく迎えてくださり、
七五三のお参りに来ていたお着物の女の子の話から
唐松さんご自身もお子さんがいっらしゃるというお話を聞かせていただくと
なんと5人のお子さんのお母さんだと・・・
お母さんだとぅ・・・?!??
5にん?!???
御利益があるということを体現していらっしゃる!
そして私はこのお話に驚きすぎてとても欲しかったお守りを、、
興奮のあまり買い忘れてしまうのでした。。。
きっと神様がまた来てねって呼んでるんだね(涙目)
さてそろそろおなかが減ったなーっと。
亀有には有名なコッペパン屋さんがあるんですよ!
「亀有ってあの、吉田パンの?」
そういわれることも珍しくないほど。
今度は亀有駅北口から一直線に歩いてくると右手に
シンプルなのにとてもおしゃれな雰囲気漂う「吉田パン」発見!!
近づくにつれて看板より先に溢れんばかりのお客さんが目印になりそうです(笑)
店内で折り返している列に並びながら
「何をはさもうかなー♪♪」
「何にします?」
「一口くださいね!」
「あーしょっぱい系もいいなー」
なんて、なんだこの至福の時間!食べる前から幸福感やばい!
おっっきなコッペパンを横に開いて上下にそれぞれトッピング。
おすすめの組み合わせや季節限定のものに具材を追加することもできるんです。
オーダーしてから目の前で作ってくれるのもワクワクしちゃいます。
列の前に並んでいた常連の方とお話を楽しんでいたらあっという間に私の番!
どきどき
「えっと~・・・」
シェアすると約束してスタッフさんとバランスよく選んだので
土壇場で注文を変更することは許されません!w
「一番人気のあんマーガリンを!!!」
初めてきたお店では一番人気を☆
手際よくたっぷりぬっていただき早速仕事!仕事!
では、できたてをいただきまーす!
モフッ・・・
「・・・ちょっとしゃべりたくないです、今」
そんな感じです。
仕事は!!?(怒)って感じですよね。
コッペパンの端っこを軽くかじっただけなのにはじまでふわっふわ。
少し多いのでは?と思っていたあんことマーガリンも絶妙なバランスでこんな隅まで・・
最強です。
そして本来甘党ではないのですが甘さも上品なので1つぺろっといけちゃいます。
(ああ、やっぱりシェア案件バラしたい。)
お話を伺った店長の小野寺さん、忙しい中ご対応いただいてありがとうございました。
そしてせっかくなのですぐ近くの亀有公園でスタッフさんのコッペパンを食します♪
私のもうないからちょうだいー!♪
結局マネージャーの分まで奪ってお土産にさせてもらいました、
ごちそうさまでした!!!(感謝)
結構このルートで吉田パンを買って亀有公園で食べる方が多いみたいです。
この公園には両さんが二人もいますありがたかったですよー!
お手洗いもとてもきれいでした。(大事)
さあここからはカロリー消費!できたらいいな!
っということで第二の亀へ移動します。
亀戸~~!
勝手に近いと思っていましたが乗り換えを調べると、乗り換え2回、約40分かかります。
なんでこんなに場所も違うのに混同してしまうんだ・・・
亀というパワーワードめ・・・
などぶつぶつつぶやきながらまずは常磐線で亀有から北千住へ。
北千住にも吉田パンが出店しているんだよなー今度行こう♪と思いながら
続いては東京スカイツリー線で北千住→曳舟へ。
そしてラーーーストーーーー!
東武亀戸線で曳舟→亀戸!!!
とうちゃーく☆
亀戸といえば亀戸天神!
そしてくずもちの船橋屋!
(さっきまで千葉・船橋のくずもち屋さんだと思っていたなんて亀亀がさらにややこしくなるから言えない)
ということで最初に向かうのは「船橋屋 亀戸天神前本店」です。
亀戸天神にレッツゴー!!!
亀戸駅前からてくてくアーケードを通っていくのですが
新旧様々なお店が隣り合っています。
最初は不思議に思っていたのですが、あまりにも当たり前のように並び続けているので
こちらが違和感を覚えているのがおかしいのかななんて感覚になってきます。
そんな中ハトに好かれる老舗豆屋さんに吸い込まれて
おばちゃんに試食させてもらいながら塩豆を購入!
ノスタルジックな紙袋に入れてもらい食べ歩き~
噛めば噛むほど美味しい(涙)
天神に着くまでずっと手が休まりませんでした(笑)
さてまずはやっぱり亀戸天神にご挨拶をしにいかなくては!
立派な藤棚と橋に迎えられ、奥にそびえる本殿とスカイツリーの競演は圧巻です。
そして橋の上から下をのぞくと、池にはたくさんの(本当にたくさんの)亀亀亀亀!!!!
さすが~!!!と興奮を隠しきれない私。
足を踏み入れた時から空気が変わった!と感じましたが、
またこの天神の出口から覗く大通りも別世界と隣り合っているようで
駅から歩いてきたアーケードを思い出したりして、
なんだか少し亀戸が見えてきたような気がしました。
さてここからすぐそこ、大通りに戻るとすぐに見えるくらいの距離にある
船橋屋亀戸天神本店へ!
むむ?!入り口に藤棚がありますね?!
どことなく先ほど見た亀戸天神の景色と重なるような気が・・・。
広報の篠原さんにさっそくお話を聞くと、
元々は1805年(江戸文化2年!)に亀戸天神の参道に茶屋としてお店を開いていたそうです。
そして千葉・船橋ご出身であったため「船橋屋」という屋号にしたのだとか。
(ただの勘違いじゃなくてよかったー!)
あ、そうそう、私もスタッフさんも驚いたことがありました。
店舗内の喫茶スペースでくず餅をいただいたのですが、
幼少期からいただいていたくず餅なのに、
違うんです。
くず餅ができたててでさらにもっちりみずみずしくて!
そして一緒に出てきたのがフォークではなくスプーン。
しかもカレースプーンのような大ぶりの。。
デザートにはなかなか使うことがない大きさですが、篠原さんいわく
みつもきなこも一緒にたっぷりすくえるようにとのこと。
おうちでもすぐ真似できる!
全く思いつかなかったなあ。
そしてこれも全然知らなくて本当に驚いたのですが
船橋屋さんのくず餅って15か月も乳酸発酵させているんですって!
そんなに長時間かけて作られているとはつゆ知らず><
これからさらに食べる機会が増えちゃいそうです。
ごちそうさまでした♪
さあ続いては亀戸駅を経由して「佐野みそ亀戸本店」へ。
創業昭和9年の老舗味噌店と伺っていたのですが、
なんということでしょう・・・おしゃれ!!!
お店には常時50種類の選りすぐりのお味噌があるそうですが、
それ以外にも様々な調味料にお漬物や梅干し、贈答品なども所狭しと陳列されています。
そして最近はデニッシュ風のパンに味噌を練りこんだ「みそパン」も人気なんだって!
味噌といえば和食なのに、パンと組み合わせるなんて?!
と思いましたが私はこの後なんと、お味噌汁にこの「みそパン」をひたして食べて「おいしーい!!」というのです。
まさに朝ごぱん!
店内奥にある味苑では自分で選んだ味噌をすり鉢で丁寧にすっていただき
私は具だくさんのお味噌汁を作っていただきました。
本能のままに2種類選んでブレンドしてもらったら食レポがとても難しかったですね。
反省するけど後悔しない!
どうしても味見たかったんだもん!!笑
そして私は味噌といえば、おばあちゃんが握ってくれるお味噌のおにぎりが大好きだったので
おにぎりに合うお味噌を何種類かおすすめしてもらい購入。
少ないグラム数でも買えるのでせっかくなのでもうひとつ、違うお味噌もお持ち帰り。
実家に半分持っていこうっと!
佐野さんのお味噌愛を少し分けていただいたのか私もあれから具だくさんのお味噌汁にはまっています。
佐野さんありがとうございました!
ということでこれにて亀亀さんぽは終了です。
亀有と亀戸の違い少~し伝わりましたか?
どちらも一度行けばそれぞれ違った下町の雰囲気を好きになれる街。
亀亀、お互いの街にはやはり亀モチーフが多くバチバチに意識しているのかなーと思いきや
意外と距離もあるので「たま~に間違える方がいますね~」ぐらいで
ライバル視はほとんどなさそうでしたw
私は先述の通り、亀有香取神社にどうしても欲しい
「美脚になれるお守り」をゲットしにまた亀有に舞い降りたいと思っています。
あなたは何が気になりましたか?
今回で興味を持った方が、万が一違う方の亀〇に着いてしまったら
その時は亀亀さんぽのチャンス!ピンチはチャンス!
ぶらりと2つの亀を楽しんでみてくださいね。
今回の旅人は宇佐美友紀でした。