東京の秘境!奥多摩でアクティビティ体験!|旅人:安田美香

2018-04-24

わっしょーい!!!安田美香です!

 

今回は『東京の秘境!奥多摩でアクティビティ体験!』と題して、東京の奥座敷と呼ばれる「奥多摩」エリアを巡る旅♪

 

旅のメンバーはお久しぶりのこの3人!(なんとYAJIKITAW時代、ブラジルW杯の旅以来の組み合わせです)

 

 

 

 

 

 

 

 

ディレクター:正義と変態が同居する永尾先輩

作家:雨を呼ぶ河合さん(今日は晴れてます!)

旅人:わっしょい安田美香

キャッキャとはしゃぎながら、旅のスタートです!

 

 

 

 

 

 

 

 

…と思いきや、新宿から電車を乗り継いで2時間ほどで「奥多摩町」に到着。

車でも2時間あまりで着いちゃいます。

”東京の最北西に位置する秘境”ということですが、思ったよりも近くてびっくりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新緑がまぶしい山々には、ピンクや黄色の花々が咲き乱れ、とってもきれい。

 

もうね、空気が違いますよ。

冷んやりと、緑の香りがします。

 

奥多摩町は、秩父多摩甲斐国立公園の中にあり、94%が山林という緑豊かな場所。

巨樹・巨木の数は、891本。

中でも、日原という地区は、巨樹・巨木の本数日本一(2002年)なんだとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

奥多摩観光協会の大澤新次さんにご案内いただき、

まず向かったのは「日原鍾乳洞」。

東京都の天然記念物に指定されている、関東随一の鍾乳洞です。

 

 

 

 

 

 

 

 

山にこもり厳しい修行をする「修験道」の聖地で、中に入ることを”参詣”と言う方もいらっしゃるそうです。

 

中に入ると…「さ、寒いーーーー!」

鍾乳洞内の気温は年間を通じて11℃。

 

水のしたたる岩の中を、頭をかがめながら進みます。

まるで映画『インディ・ジョーンズ』の世界!もしくは、川口浩の探検隊の感じでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

広い鍾乳洞内には、石から水を張った瓶へ水滴が落ちる度に音色が聞こえる「水琴窟(すいきんくつ)」など、たくさんの名所があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中でも大澤さんのオススメは「死出の山」。天井が見えないほど高さがあるため、「天井知らず」と呼ばれていたそうです。今は美しくライトアップされており、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

 

そして、その先にある「縁結び観音」

江戸初期から修行僧が訪れていたため、古銭がたくさん見つかったんだそう。今では、縁結びの神さまへお参りに若い女性がたくさん訪れるんだとか。私もいろんな方とのご縁をお祈りしました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて向かったのは、「奥多摩むかし道」。

JR青梅線の終点・奥多摩駅から奥多摩湖へと続く、旧青梅街道を整備した約10㎞の道です。

まさかこの素朴な砂利道が、旧青梅街道とは驚きです!

 

 

 

 

 

 

 

 

江戸時代には甲斐の国(現在の山梨県甲府市)との交易路として使われていたそう。現在は里山のハイキングを楽しむコースとして親しまれています。

 

 

 

道沿いには、様々な名所があります。

 

こちらは「弁慶の腕ぬき岩」。

 

 

 

 

 

 

 

 

弁慶が穴を開けたと言われている自然岩です。

私の腕が2本は通りそうな太い穴が、岩を貫通しています!

ここに腕を通すと、ご利益があるそうですよ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは「白髭神社」。

 

 

 

 

 

 

 

 

奥多摩町は石灰岩が採れる町。

この神社に覆いかぶさるように、白い石灰岩の壁がせせり立っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに行くと、「しだくら橋」という吊り橋が見えてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

安田「この橋を渡る際、三人以上で渡らないでください。奥多摩町。ですって」

河合さん「…でもこれ、元々は五人はOKだったみたいよ?ほら、書き直してあるもの」

大澤さん「ああこれね、人数減らしたのよ。うん」

キキタビ一行「えええええーーー!?」

渡れる人数、減ったのおおお?

だ、大丈夫なの…?

 

 

 

 

 

 

 

 

ただでさえ、高所恐怖症の安田…。

「ギョエエエエーーーーッ!!!!!」

もう、高いの揺れるのなんのって、あなた!もう!

 

 

 

 

 

 

 

 

大澤さんの腕にしがみつきながら少しずつ進みました(大澤さん、本当にありがとうございました)。

 

怖いけれど、景色は絶景。

多摩川には巨大な岩がゴロゴロ転がっていて、野性味満点!

川底が見えるほど水が透き通っていてきれいでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

…もう、渡りたくないけど。もう。

 

 

続いては「麦山浮橋」へ。

 

 

 

 

 

 

 

奥多摩ダム建設に伴い、湖底に水没した対岸との通行路として設置された、水面に浮いている橋です。

以前はドラム缶の浮子が使用されていたことから「ドラム缶橋」とも呼ばれることも。

現在はポリエチレンなどの浮子が使用されていて、 無料で歩くことができます。

 

が、しかーーしっ!!!

大澤さん「本日強風のため、通行止めです…」

キキタビ一行「 ぐわあああーーっ!?」

…また来ます、はい。次回のお楽しみにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてなにより私が楽しみにしていたのが…カヌー体験!

自然豊かな奥多摩では、いろんなアクティビティが体験できるそうなんです。

「奥多摩カヌーセンター」伊藤英人さんの指導の元、人気のカヌーに初挑戦しました!

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは河原でオールの漕ぎ方のレクチャーを受け、いざ、カヌーへ乗り込みます!

 

 

 

 

 

 

 

 

伊藤さん「今日は、安定性の高い二人乗りのカヌーにしましょう。安田さん、前方に乗ってください」

安田「はい!よいこらせっと……うわわああああああ!!!!」

ドボーン!

 

 

 

 

 

 

 

 

安田「…ちょ、ちょっと伊藤さんー!ひっくり返ったじゃないですか!?」

伊藤さん「カヌーがひっくり返ったのではありません。安田さんがひっくり返ったんです」

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで漕ぎだすと、私の知らない風景がひろがっていました。

川底に落ちている葉っぱまで見えるほど、透き通った水の上を、スーーーーーッ。

水面をすべるように、カヌーは進みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

安田「きれいですねぇ…」

伊藤さん「ええ。安田さん、がんばって漕がなくていいですよ。寝っ転がってもいいですし」

 

お言葉に甘えて、カヌーの上で寝そべらせていただきました。

伊藤さん「空が流れているのか?自分がすすんでいるのか?わからなくなりますよね」

安田「…………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

東京とは思えないほどの、豊かな緑と清流に包まれて、思いっきりリフレッシュすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ずぶ濡れの体を温めるべく、最後に立ち寄ったのは「奥多摩温泉・もえぎの湯」。

 

 

 

 

 

写真提供:奥多摩温泉もえぎの湯

 

 

 

 

JR奥多摩駅より徒歩10分という立地の良さから、多くのハイカーが疲れを癒しに立ち寄るスポットです。

日本最古の地層といわれる古生層より湧き出る、源泉100%の温泉なんだそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

もえぎの湯・副支配人の藤野弘二さんと一緒に、足湯につかりながらのんびり。

10分も入れば、身体中がポカポカしてきて、疲れも吹き飛びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

奥多摩町はわさびが名産ということで、2階のお食事処では「根っからうどん」というわさび料理も楽しめるそうです。

 

 

 

 

写真提供:奥多摩温泉もえぎの湯

 

 

 

 

わさびの葉まで入っているメニューです。

こちらも美味しいですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして旅を終え、帰路へついたキキタビ一行ですが…

もう、恋しい。奥多摩が。

 

都心から近いのに、これだけ手つかずの自然に触れ合えるのが魅力です。

 

みなさんもぜひ、GW、そして夏休みに、奥多摩にお出かけしていてはいかがでしょうか。

わっしょーい!!!旅人は安田美香でした!