伊豆高原に…変、謎、珍スポットが多い件。|旅人:棚橋麻衣

2018-05-25

伊豆半島と聞いて、アナタが思い浮かべるものは!?

海…白い砂浜…魚介類…温泉…ペリーさん…ペンション…癒し…リラックス…アクティビティ…

 

出てきますよね、出てきますよね。色んな伊豆半島のワクワクが!!

それね、正解!全部、正解!!普通は正解!!!

 

だけど、キキタビ的には不正解!

いや、棚橋麻衣的キキタビ企画としては、不正解!!!

 

じゃ、正解は…!?

今週来週のキキタビで明らかになっていくわけですが、よくもまぁ、こんな旅ネタ見つけてくるよね~。

ではでは、今週の旅日記からイキマショカ~。

 

え?スタッフは誰かって?

 

分かってるでしょ!?アイツとアイツだよ!!いつものアイツとアイツ!!!!!!

永尾吉武だよ!!!!!!!!

 

今回は、いつメンにカメラマンゆうすけが不在。

聞けば、「棚橋撮ってもしょうがないから、予算削減!!!がはははは!!!」だそうな。

 

おい!!!!買ったばっかりの、カメラ映えしそうな、オシャレなリーボックで来たんだぞ!!!

 

吉武「まっ、バラエティ企画ですよね。今日は、雨降ってもいいんで。」

永尾「あっ、その靴?うん、良い。良い。」

 

房総半島の村田綾とのこの差!!!!!!!!!

 

あの人、呑気にトマト収穫してたよ!潮干狩りしてたよ!美味そうなもの食べてたよ!カメラマンいたよ!私もそれがいい……………

 

(*村田綾の「自然満喫!千葉県・内房の旅!」はコチラから)

 

私の叫びは、潮風と共に、伊豆半島の大自然に溶け込んで行き、そのまま連行されるようにロケが始まったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のタイトルは、『伊豆高原に…変、謎、珍スポットが多い件』

どんな案件だよ!と思うのですが、そんなツッコミはまぁ置いといて…(置いておけるようになってしまった自分が怖いよね。)

 

伊豆高原は、ドライブしていると、「え?」「ん?」「は?」というような、博物館や美術館の看板を見かけるそうだ。

ミラクル吉武も永尾Dも、若かりし頃から、可愛い女の子をはべらかしては、車で伊豆高原にドライブに来ていたらしく、定番スポットはもちろん、変・謎・珍スポットが多いことも気になっていたらしい。

 

「棚橋!今回はバラエティ企画だから、自分の思った通りのリアクションしていいから!」

 

移動中、そんなアドバイスを受けているところで、最初の目的地の看板が見えてきた。

 

スミマセン…じゃ…早速素直なリアクションいいですか…?

あの…なんか看板の写真が…かなり怪しかったんですけど…?ダイジョウブなんですか…?

 

「いいねー!いいねー!その感じ!!!じゃ、収録しながら、もう中入っちゃおうか!!!」

 

そんなわけで、最初に到着したのは、『アトリエロッキー万華鏡館』

閑静な住宅街の中に、ひっそりと佇む小さな万華鏡の美術館。

ペンション?民家?と勘違いして、入るのをためらってしまうほど…

そんな私をお出迎えするように、入り口に飾ってあったのは、ソフトクリームの模型。

コンビニとかレストランの入り口に飾ってあるような、この大きな模型が、まさかで万華鏡になっているという…え???

 

 

 

 

 

 

 

 

「これ、僕が作ったんですよ!閉店になったミニストップから貰ってきて、万華鏡にしちゃったんです!」

 

そう言って登場したのは、伊藤尭館長

 

 

 

 

 

 

 

 

万華鏡って、あの和柄の筒状の小さいやつじゃないの?そういうの想像してたんだけど…。

 

2000年3月にオープンしたここ、アトリエロッキー万華鏡館は、現役を引退された館長が、この伊豆高原に地に移り住む中で、自らの万華鏡コレクションを人に見せたことがきっかけだそう。

もともと、昔懐かしい古いものやヴィンテージ物のコレクターもされており、その中から選りすぐったものを、さらに万華鏡として作り替え展示しているので…見た目のインパクト大!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

赤いポスト…寿司の模型…昔の電話機…招き猫…ツタンカーメン…

どうしてこんなもの!?というようなコレクション。

万華鏡を覗いて赤いボタンを押せば、見た目からは想像もしなかった華やかな世界がその向こう側に広がっているから驚き。

 

宝石のようだったり、渦を巻いていたり、異空間にワープしそうだったり。

まさか、そんな館長のロマンを、ツタンカーメンの鼻の穴から覗くなんて…なんだこりゃ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40~50ほどのある展示の中で、一番ためらったのは、トイレの万華鏡。

便器の蓋を開けて、その中を覗くというものなんだけど…

「はい、これです!では、どうぞ~!」と館長に勧められて、はいはいこれですね~どれどれ…なんていうわけにはいかない。

躊躇する私に「大丈夫です。シャネルの香水かけてあるんでね~」と館長。

気遣うところが若干おかしい!!!けど、、、覗かせて頂きますね~…

 

 

 

 

 

 

 

 

おおおお!!タイムマシーンに乗ってるみたい!!吸い込まれそう!!!!!

 

便器に向かってえらく感動した私は、端から見たら、酒飲みすぎて便器を抱え込み、オエ~とやっているような体勢だったよね。。。

 

さらに、横型オイルタイプでは世界一と言われる巨大万華鏡も見学。

全長13メートル、高さ3.5メートルの万華鏡の中に入っていって、全身で万華鏡を体感するというもの。

大きな三角柱を横にした万華鏡の中には鏡が貼られていて、館長がスイッチを入れると、次の瞬間!目の前には丸い球体が浮かび上がった!!!!!

 

自分が宇宙に放り出されたような、異次元の世界に飛んでしまったような、そんな感じ。

赤、青、緑、黄色…とゆっくり色と模様が変わっていくのを、スタッフと一緒に息を飲んで、ただただ静かに見守るだけ。

 

館長によれば、今!この瞬間!現れている模様と、全く同じ模様を見ることができる確率は、計算上で4600億年後になるそう。ええええーーーーー!!!

まさに宇宙!!今まで、片方の目でしか見ることのなかったあの小さな宝石のような世界は、実はこんなにダイナミックで、こんなに繊細だったんですね!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも、本格的な万華鏡が制作出来たり、お土産が買えたりと、万華鏡をこれでもか!!!と楽しむことができます。

 

あっ。自分が万華鏡の模様になって、写真を撮ることができるんだよ!

私はもちろん、永尾Dもミラクル吉武も大はしゃぎで楽しんで、大満足!!

この写真は、インスタ映え間違いないね!!!!

 

伊藤館長、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1軒目のロケ先から、超濃厚…。

やばい…今日体力もつかな、アタシ。

「棚橋~!次も、館長、結構キャラ濃いから!!頑張って!!」とミラクル。

そういうことなら、ランチは遠慮なく、豪勢な刺身を頂きます、と気合いを入れて、いざ2軒目!!

 

 

『芸術の森 伊豆ろう人形館』

赤いレンガ調の建物に、マリリンモンローやブルースリーがお出迎え。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなろう人形以上のインパクトで出迎えてくださたのが、淡谷幹彦館長

陽気なラテンのノリに、「メキシコ」と書かれたTシャツ、鼻から頬に向かって伸びるヒゲとスペイン語での挨拶!!

濃い!!!!キャラが、濃い!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、濃いのは、見た目だけではなかった!!!なんと現役のラテンミュージシャン!!

日本を代表するラテンビッグバンドであり、紅白歌合戦や石原裕次郎さんのバッグバンドとしても活躍された「有馬徹とノーチェ・クバーナ」の2代目リーダーでいらっしゃるのだ!!

 

「え!?知ってますよ!知ってます!!僕、以前番組でね…」と話しだしたのは、永尾D。

ろう人形館の入り口で、ろう人形も見ずにまさかここまで盛り上がるとはwww

 

さて、館長!話を先に進めると、なぜ、ミュージシャンでもある館長が、伊豆高原にろう人形館を!?

「ろう人形のリアルさに驚いて、まずは自分のろう人形を作ったんです。そしたら皆が驚いてくれて、絶対にこういう博物館をやりたいと思って!夢が叶って24年です!」

 

では、そんな館長の夢の世界へ、レッツゴー!!

 

館内は、大きなお屋敷のよう。イチロー選手や小泉元総理など定番な、ろう人形はもちろん、きちんと許可をとって作られたという石原裕次郎さんや館長の親族にあたるビートルズ(オノヨーコさんのハトコだとか!?!?!ええ!!)、歴史上の人物や、映画や絵画の人物をリアルな、ろう人形で楽しむことができる。

ろう人形は、360度どの角度から見ても似ていることが重要であるため、館長のこだわりは強い。

気に入らないものは、職人に返品してしまうとうからびっくり!

逆に言うと、館長のこだわりの品々だけが、ここに展示されているというわけ。

 

ろう人形は、サイズ感も本人そっくりに作られているということ。

館長自身のろう人形もしっかり飾られていて、たまにそのろう人形と自分が入れ替わって、ガラス越しにお客さんを驚かせたりするんだとか。なんてお茶目!

 

 

 

 

 

 

 

 

映画のコーナーは、ホラー映画の名場面や主要キャラクターが…なんとも…不気味で…しかも動いたりしてる!

これ…お化け屋敷より怖いかも…よ。

館長が「お化けだーー!!」とか驚かすから、いい年越えたおばちゃん、全力で館長に抱きついちゃったよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

たけし軍団が7人の小人に扮して、白雪姫になったマリリンモンローを撮影しているというのも面白かった!!

スカートを釣り竿で持ち上げ、その中を覗き込もうとしている様子が、可笑しいけど、ちょっぴりリアルにエロい。これは、絵ではなく、ろう人形だからこそ。

 

オンエアはされなかった(…というかできなかった)のですが、ココにだけちょっと書かせてください。

館長に、本来なら別料金のかかる特別ルームにもご案内頂いたんです。

ここは、ろう人形のリアルさで小さなお子さんが泣いてしまったときなどに入ると、ほとんど泣き止んでしまうという、とても可愛らしいお部屋。

世界各国の人形やサンタクロースなどが集められ、機械仕掛けで動いているものもあり、「へ~これはいい!」と思って見ていると…

 

「じゃぁね…今日せっかく取材に来てくれたんで…皆さんにだけ…特別に見せちゃいますよ…」

 

と館長。

 

その部屋に置いてあったマリリンモンローのろう人形の前に呼ばれると、

 

「ろう人形はね、こんなところもリアルに作られているんです!」

と、マリリンモンローもスカートをガバッ!!!

 

……。

 

 

 

 

 

 

 

 

目が点になる私の横で、

「ほうほう」「これはなるほどですね~」

と永尾吉武コンビ。

 

「いいでしょ~!ガハハハハハハハハ!!!!」

 

さて、私たちは一体何を見たでしょ~~~~~~~か!

 

正解は!!!!!

芸術の森 伊豆ろう人形美術館でおたしかめください。

 

淡谷館長、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

移動中に、本音が漏れる…

「結構…疲れた…」

 

2つの施設は、想像以上に面白かったし、館長もナイスキャラ!じっくり見学させてもらって、楽しさはもちろん、驚きや新発見もあって、これが結構体力を使うんだ!!

 

ただ、台本を見ると…ふんふん…次はなかなか癒されそうだぞ。

 

そして到着した3軒目が、『ねこの博物館』

 

 

 

 

 

 

 

 

マリンカラーの外観が爽やかで、入り口にはねこのオブジェや雑貨などが飾られている。

1階は世界中の多様なネコ科動物の剝製を展示、2階は実際にねこちゃんと触れ合うことができて、この日もたくさんのお客さんで大にぎわい。

 

ご案内くださったのは、支配人の板倉宏之さん

 

トラやライオンの剝製は、とても大きく迫力があり、口の中の牙1本1本がかなり鋭い…ひー…こ、こ、怖い!!!

正解中の大陸には、大小さまざまなネコ科動物が、その進化の過程も見ることができるし、古代のネコの祖先と言われる大きな骨格の標本などもあった。恐竜みたい!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ねこについてしっかり勉強したところで、いよいよ2階のふれあいコーナーへ!

「世界のねこちゃん」ということで、およそ20種類40匹のねこちゃんがお出迎え。

ねこちゃんは「スタッフ」ということで、それぞれ名前が付けられている。

 

お目目がぱちくりしているスマートなねこちゃん、人懐っこいやんちゃなねこちゃん、ふてぶてしいねこちゃん…個性豊かで、ちょーーーーー愛くるしい!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベンガルのお目目の大きさったら!スマートな顔立ちで、とても美人さん。

ブリティッシュショートヘアーは、ふわふわな毛並みで、ちょっと私を警戒していたけど、その表情がまた可愛い。

エキゾチックショートヘアは…ん?誰かに似てるぞ…?

 

あっ、キキタビ作家の親分こと小林さんじゃん!!

 

「これ、ブサ可愛いんですよ~顔が潰れちゃっててね~」と板倉さん。

いやいや、ねこちゃんが、ですよ。小林さんが、じゃないですからね!!あしからず!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

いや~やっぱり、ねこと触れ合うって…疲れた人間に癒しをくれるからね…

朝から驚き疲れた私もほっこりした気持ちになりましたよ。

こんなスポットをブッキングしてくれるなんて、ミラクルなかなかやるじゃん!!!

 

「ねこが好きな方もそうでない方も、たくさんの方にねこと触れ合ってもらって、楽しんでもらいたいです。」

優しい口調で語る板倉支配人のその目は、私に、このロケの後半戦を頑張れる力をくれたのでした…

 

 

…が!!!!!!しかし!!!!

これは、完全にジャブでした!!!ジャブ!!!

 

板倉支配人とキキタビの、本当の勝負は、実はここからだったのでした……

 

4軒目の博物館の前に立ったとき、私は言葉を探していた…

一応、ラジオだし、私だって喋り手だから、何か気の利いたことを言いたい…けど…

 

ねぇ…ここさ…一体何??

ようやく出た一言目がコレ。

 

木造校舎のような建物に、神社の鳥居が置かれ、さらに大きな黒ずくめの置物やらふざけた顔をした置物やら…

 

 

 

 

 

 

 

 

もっかい言うけどさ、ここ何?!

 

『怪しい少年少女博物館』の名の通り、怪しさしかないんですけど!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず行ってみようということで、中に入ると、懐かしい駄菓子がズラリ。ポスターや雑貨も昭和レトロで、昔懐かしい雰囲気!

 

こんにちは~…ってええ!?板倉さんじゃないですか!?!?!

 

「うふふ。そうなんですよ。またお会いしましたね。」

ニヒルな笑み。完全に確信犯!

「ねこの博物館と一緒に、こちらの昭和レトロオタク系ミュージアムの管理も私がしています。」

 

 

 

 

 

 

 

 

ねぇ、振り幅すごくない!?ってか振りすぎて針壊れちゃってるよね!?

癒しのねこちゃんから一転、なぜにまたこんなおかしなミュージアムを!?

 

「少年少女の心を持った、大人のための博物館です!母体は、データハウスという出版社なんですよ!」

 

なるほど、出版社の遊び心満点な博物館というわけだ。本もたくさん売られている…けど…えっと…タイトルが…なんですか、これ!!!

 

セッ●ス…女性器…風俗店…

 

(井門P、これ書いていい?私だって一応書くのためらうよ!でもさ、リポーターとしたら、見たものを一応皆さんにお伝えした方がいいかな…とも思ってさ!)

 

入り口入ってすぐに、かなりカロリー高めな博物館だということが分かって頂けただろうか。

 

先に言っておく。

子連れ、付き合いたての清純カップルには、オススメしません!!!!!!!

 

展示もすごい!

吹き抜けの2階建ての施設に、びっしり!!!とにかくびっしり!!!!!

「説明は特にありません!」と板倉さんが言うように、実際に見た私も、うーーーん、どこから説明しよう。

それだけ、数も、コーナーも、内容も、凄まじい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レトロな世界」として、昔懐かしの玩具やポスター、プロマイドやフィギュアを始め、薬屋さんに置いてあった看板やら、ビールの空き瓶やら、ダイハツミゼットなんかもところ狭しと展示してあり、かなり希少価値が高いものもゴロゴロしている、

 

と思いきや…

 

所々にマネキンが並べてあり、明治時代からのファッションの遍歴を見ることもできる。

80年代あたりのファッションは、今で言うと、ぺこ&りゅうちぇるみたいな感じ?こういう子、原宿とかにいるよね~今も!なんて盛り上がった、

 

と思いきや…

 

いきなり出てくるツタンカーメンや阪神タイガースがひたすらに集められた謎のコーナーが一角に登場!板倉さんももはや笑ってしまっていて…こりゃやばい…完全に板倉ワールドに引き込まれたかもしれないぞ…。

 

2階には、かなり刺激的な、諸々丸出しのフィギュアの数々、市松人形がぎゅーぎゅーに押し込めれた棚、日本のお化けの展示、お客さんの恨みが込められた藁人形などなど…いろいろと油断出来ない品々。

 

その中に、男性が自分で自分を慰める人形があって、その展示物を板倉さんがすごく丁寧に説明してくれた。

「穴が…こう…ありまして…」

 

おいーーーー!!!

私も、なんてことをここに書いているんだ!!!

でも仕方ないじゃないか!!!!そういう博物館なんだから!!!!

 

「あやしい夜の学校」という、いわばお化け屋敷的なものもあって…

これが、また、たくさんのマネキンと動く仕掛けで、かな不気味!!

 

「棚橋!先に行けよ!!」と永尾Dから怒られても、これだけは無理!!!!!!

永尾Dだか、板倉さんだか、誰だか分かんないけど、腕にしがみついて終始ぎゃーぎゃー。

 

 

 

 

 

 

 

 

出口から一目散に逃げた私は、トイレの前で彼女を待っていたお客さんの男性すらお化けに見えて、「ぎゃーーーーーーーーー!!!」

と大騒ぎ。

その私の顔と声に…そのお客さん、手を口に当てて、めっちゃ笑いをこらえていました。

大変申し訳ございません。

 

キキタビのリスナーの皆さんは、きっと少年少女の心を持っているでしょうから、楽しめること間違いなしだと思います。

 

レトロとエロスと恐怖と…時々、板倉。

この絶妙なバランスにより、エネルギーを使い切った棚橋でした。

 

 

「まだ行くのー?もういいよ~」

私のHPは、残りわずか。ここで、「ねこの博物館」のような癒し系がくればいいのだが、

本日最後の5軒目は…

 

キモ可愛いパラダイス『まぼろし博覧会』

 

…もう、名前だけで、ごちそうさま。…もう十分です。

そう言っても終わるわけがないこの旅、この企画。

 

そう、だってバラエティ企画ですからね!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと待ってよ~今度もすごいぞ~こりゃ。

広い駐車場と大きな建物、入り口に向かうまでの階段が、長い長い!!

しかも、その階段の途中に、これまた奇妙な…いや、これはもう、気持ち悪いマネキンがいっぱい。

男のマネキンが女装させられていたり、ゴリラの人形がセーラー服を着ているように塗られてしまっていたり…

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか…嫌な予感がする…

 

なんか…

 

なんか…

 

「こんにちは~。またお会いしましたね~。」

 

 

板倉さ~~~~~~~ん!!!!!!おいお~~~~~~い!!!!!

 

やはり、ここも板倉さん案件。

 

 

 

 

 

 

 

 

「全体としては、昭和レトロ系です。」

 

それさっきも聞いたよ。

ただ、入り口までの間に、女装した男性のマネキンがたくさん置かれていましたけど…

 

「ここは館長であるセーラの趣味がかなり詰まった場所です。」

 

セ、セ、セ…セーラ?????どなたですか????

 

「出版社データハウスの社長なんですよ!女装が趣味で…」

 

じゃぁ、途中で見たポスターに載っていた人魚の女装してたのは…

 

「はい、セーラです。ただ今日は…インフルエンザでお休みなんですよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

ここだけでも相当インパクトのあるセーラちゃん。

板倉さんから、【セーラちゃんキモ可愛い写真集】を頂きましたが…まぁ…お見事!!!!

コスプレのクオリティも高いし、振り切り方も作り込みもすごいし、世界観に圧倒。

ただ、かつらを被ってスカートを履いているだけではなく、パンチラだったり、ビキニ姿だったり、股間のアップだったり…もりもりもりもり盛りだくさん!!!!!!汗

 

本当は、このキキタビの取材に応じてくれる予定だったらしいのだが、インフルエンザということで、こちらでも板倉さんのご案内。

 

この回、『板倉宏之のキキタビ』になってない!?ちょっと心配。

 

もともと植物園だったという施設を買い取り、セーラちゃんの趣味やコレクションがぎっしり詰まったまぼろし博覧会。

「博物館に行く!」というよりも、「奇妙キテレツな世界に飛び込むぞ!」という感覚のが合ってるかな。

大きく3つのブースに分かれており、それぞれで毛色の違ったセーラちゃんワールドを堪能できる。

 

鎌倉の大仏にも負けないくらいの大きな聖徳太子の置物が出て来たり、仁王像やスフィンクスなど、「これ、どこに行って来たの?」とインスタで言われたいアナタにはオススメ。

 

 

 

 

 

 

 

 

少年少女博物館でもみたようなマネキンと雑貨による昭和レトロの展示は、こちらはもっとダイナミック!

昭和1の風景や街並を歩きながら、その懐かしさに浸ることができる。

 

…けど、少年少女博物館に比べると、こちらのが刺激が強い!!

 

マネキンがね…だいたいオッパイ出してるの。

下手したらね、「そこも?」っていうところも出してるの。

 

そういう人形が、昭和レトロの街並に溶け込んでいるので、リアルさも生々しさも感じられマス。

秘宝館もいいけど、こっちもいいよ!!!(なんのオススメだ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

「出来たばかりの新しいスポットにもお連れします!」ということで見せてもらったのは、服がはだけ、悶えた表情をした女性のマネキンが置いてある、野外の撮影スポット。

マネキン込みで撮影してもいいし、置かれているベンチでマネキンをボーっと眺めて一服するのもいいよね☆(おっと、私もなんだか、おかしくなってきたぞ!)

 

元植物園だけあって、緑も豊か。そんな自然の中で見る、エロティックなマネキン。

 

どう?

絶対ココ以外で、こんなコラボレーション楽しめるところないでしょ!!!!!!!

 

「まだまだ未完成な博物館です。セーラがもっと作り込んで、今度は、ミニスカートを履いて、皆さんのお越しをお待ちしています!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

板倉さん、3軒のも博物館のご案内とたくさんの刺激をありがとうございました!

 

趣味の世界にゴールはない。

いや、ゴールがあったら趣味ではないし、ゴールがないからこそ、少年の気持ちを忘れずにずっと夢を追い続けられるのかもしれない。

 

万華鏡、ろう人形、ねこ、昭和レトロ、コスプレ、エロス…

 

自分の趣味を形にし表現している人は、楽しい。面白い。

そんな人の趣味を、ちょっこっと共有させてもらえるって、なんとも刺激的!!

 

伊豆高原に現れる、変・謎・珍スポットは、一歩足を踏み入れると、そこに限りなく広がる夢とロマンがあるのだ!!!!!!

 

疲れた…けど、楽しかった!!!

そんな今回の企画。

 

車の中に溢れるセーラちゃんの写真集。美しく写るセーラちゃんの股間を眺めながら…伊豆高原を後にしたのでした。