あのランキングNO.1の町、山梨県・北杜市の魅力を探る旅!|旅人:藤原恵子
2018-06-06
はろはろ〜
旅人の藤原恵子です♪
今回の目的地は「山梨」!!!
なにを隠そう、山梨には毎週通っていてすでに4年目!
はい、別件のお仕事でね、えぇ・・・(ゴニョゴニョ)
山梨LOVERを自負するワタクシ。
そろそろ「やまなし大使」も拝命できたらな〜なんて夢見ておりまして。
県内の観光スポットにはすでに数え切れないほど行っているので、
今回のロケ先ももうすでに行った事あるところばっかりじゃない〜〜???
なんでもお聞き〜〜!!
ぐらいに思ってましたら。。
ごめんなさい。
今回めぐった場所、ほぼ行ったことありませんでした!!!(土下座っ!)
いやー。
これぞ山梨の底力っつーこんずら〜(突然の甲州弁)
行っても行っても追いつかない観光スポットだらけ、
魅力いっぱいの山梨トリップ。
今回は八ヶ岳・甲斐駒ケ岳・南アルプス山脈…などなど山に囲まれ、
標高の高い高原リゾートで有名な「北杜市」へGO!!!
雑誌の2018年「住みたい田舎ランキング」で映えあるNo.1!!に輝いた、山梨県北杜市。
実際、北杜エリアは移住者がとっても多く、
迎え入れる土壌もしっかりしている魅力的な場所だそう。
今回ロケでめぐった4ヶ所のうち、お話を伺った3ヶ所の皆さんが移住者の方々でした!
3/4だよ〜すごい確率だー。
さーて今回の旅メンバーは!?
今日も立派なマイクを片手に現れたディレクター佐々木さんと、
初めましての作家さん、河合さん。
「あ、この方がウワサの雨女さんだ・・・!」
と、私が心密かに思ったのは言うまでもありません。
でも、なんとか!晴れてます!!空が頑張ってくれてます!!笑
そんなこんなで車に乗り込み最初に訪れたのは、JR清里駅から車で数分の「萌木の村」
「村」をコンセプトにした、清里観光には欠かせない憩いの里。
広いガーデンにメリーゴーランド、ホテルも併設されていますが、
今回向かったのは「萌木の村」内にあるブルーパブレストラン「ROCK」
地元で大人気の名物!清里カレーがいただけるお店です。
私も大好きでシーズンごとに何度も遊びに来ています♪
店内に入ると漂うカレーの良い香り〜〜
そして入り口すぐにドドーン!とそびえ立つのが、ビールの醸造タンクです!
ROCKの地下でドイツスタイルの八ヶ岳地ビールをつくっているそうで、そのブルワリーを見学させていただきました。
宇宙船のようにピッカピカに磨き上げられた醸造タンクが並ぶ地下貯蔵室。
室内は温度管理バッチリで、ちょっとひんや〜り涼しいんです。
麦芽やホップも食べさせていただいちゃったり。
麦が意外にも美味しくて、おつまみにして飲みたくなってしまったー笑
さ〜〜そしてお待ちかね、グビグビTIMEです♪
ビール大好き!毎日晩酌♪ な私、ウッキウキ。
朝からビール、良いんですかぁ〜〜♥ ♥
車の運転がある佐々木ディレクターの恨めしそうな顔を横目に。。笑
レギュラーメニューに加えて期間限定のビールも含め、全部で8種類!も出していただいちゃいましたーー!!
ひゃっほう!!!
ブルワリー見学とビールの説明をいただいたのは萌木の村八ヶ岳ブルワリー・醸造責任者の松岡風人さん。
元は広島ご出身だそうで、ビール職人を目指してここ萌木の村に入られたそう。
Beer spirit、カッコいいなー。
松岡さんのイチオシは、基本となる味「ピルスナー」。
世界で一番メジャーに飲まれているビールの種類だそうで、このピルスナーが美味しいお店は他のビールも美味しい!という指針となるビールなんだそうです。
はい、ピルスナー、爽やかでキレ味よく、うまいっすーー!!!
そして夏限定の「白樺ビート”生”」
なんと白樺の樹液を入れているそうで、香りも後味も青々しくて、ほんのり甘みもあり。。
これも極上です!!
今しか飲めないお味なのでぜひビール好きさんは急いで飲んでいただきたい!
2016年には火事で全焼してしまった「ROCK」ですが、地元の皆さんの応援により、1年後には見事に完全復活!
そんなドラマティックなお話も伺いましたが、いつまでも末長〜〜く、
美味しいビールと清里カレーを提供し続けてほしいなぁ♪
さて続いて車を走らせ向かったのは、北杜市・白州町。
森の中に突然現れる、ロッジ風のかわいらしい小屋!
ご自宅と畑と同じ敷地内にあるのが、
八ヶ岳や地元の食材にこだわった美味しいジェラートを提供する「麓ジェラート」
ガラスのショーケースに並ぶカラフルなジェラート達にワクワクします!
写真提供:麓ジェラート |
やはり白州の名水。お酒も美味しいけどジェラートも美味しいんですね♪
「麓ジェラート」代表の小松冬さんは、横浜から家族でこの地に移住されたそうです。
八ヶ岳の美味しい空気でお子さんの喘息が良くなった!というのがきっかけだそうで、自然の中にいると人間の心も体も安らいで、整うんですね。
やはり移住者の方が多い土地柄か、お子さんもすぐに新しいお友達ができたそう♪
山梨の魅力を県外の方々に発信したい!と力強くお話されていた小松さん。
外からの目線でこそ見える、北杜市の魅力がいっぱいあるんだろうな〜
ご近所の皆さんの応援もあり、なんと今や東京からも週1ペースで(!)通うリピーターさんもいらっしゃるとか!!
そんなアツーいファンがいるジェラートのお味。。いただきます♥
いただいたのは八ヶ岳のジャージー牛乳を使ったミルク味と、
ルバーブミルク。
ジャージーミルク、ののの濃厚〜〜〜〜!!!
ねっとりとした食感と濃いミルクの甘さ、後味さっぱり感はノックアウトされる美味しさ!
ルバーブの甘酸っぱさも、疲れを癒してくれます〜〜〜
佐々木ディレクターと作家・河合さんと3人で仲良く分けっこし合いながら、
いろーんなお味をいただきました。
ピスタチオも味が濃くて美味しいよう〜〜〜!
そしてロケ中も、次から次へと車やバイクでお客さんたちがやってくる!!
オープンから間もなく3年。
本当に地元で愛されるジェラート屋さんになっているんだなーと実感しました。
また食べに来なきゃーー!!
さてさて。
次に向かったのは一気に毛色を変えて、お寺です。
JR小淵沢駅から車で5分ほどの場所にある「淵獄山 高福寺」
こちらでは心身ともに健やかになることを目的とした「心の体験旅行」というものができるそうで、普段ストレスフルな都心での生活に、心がチクチクしている私。。(笑)
勇んでやってまいりました〜!!
今回体験させていただくのは「108のしあわせの鐘」「水琴窟」「座禅」という3本立て。
まずはご住職の水原康道さんと一緒に、108つの鐘を突いて回ります。
108というのはご存知、煩悩の数ですが、ひとつひとつの鐘を心を込めて突いていき、感謝の祈りを捧げましょうというもの。
専用の小槌で打っていくと、鐘の音がそれぞれ少しずつ違うのがわかります。
こうして鐘の音に耳を澄ませる時間も、心地いいなぁ〜〜〜
そしてよーく見ると鐘には名前が刻まれているんですが、檀家さんからの寄付をいただく代わりにお名前を記しているのだそうです。
お寺の歴史と一緒に、生きた証・生きた名前を残せるのもまた素敵!
108の鐘を鳴らして心を鎮めたところで、続いての体験は「水琴窟」
すいきんくつ、って私は知らなかったんですが、
地中にある空洞に瓶を入れて、上から水をたらし、美しい音を鳴らすという仕掛けだそう。
早速たらしてみると、何とも言えない穏やかな音色が聴こえてきます・・・♪
「チョロロ〜〜ン・・チョロチョロ〜〜〜・・・」
みたいな。
字にすると身も蓋もないので、ぜひ生の音を聴いていただきたい!
あぁ。なんかしっとり〜〜。。
心がデトックスされていく〜!
そして最後の体験は、来ましたーー「座禅」
人生初の座禅、やらせていただきます。ドキドキ。。
まず座り方から、水原さんに熱心にレクチャーいただきます。
お尻の下にクッションのような物を敷くんですねー。なるほどなるほど。
その上に座り、手を膝の上で組みます。
目は閉じずに少し先を見ながら、座禅スタート!!!
と思いきや・・・あのよく見るアレ、あるでしょ??
肩をスパーーン!!て叩く、あの棒。
警策というそうですが。
出てきましたよ・・・奥から。
水原住職が「ちょっと叩いてみますか?」と。
ちょっとって・・!やだよやだよ、痛いの嫌だよーーーー泣!!
と半泣きになりながらも、やっぱりやってもらいました。パーーンと!!
そして、本当に痛かった。。。
思わず叫び声をとどろかせてしまいましたよ。笑
でも、きっと良い音録れたからね!うん、ラジオ的には美味しいよ!!
と思ってたら、まさかの河合さんからの一言・・
「もう一度やってもらえますか??」
えええええ〜〜〜〜〜〜〜泣!!!
おかわりウソやーーん!河合さん、優しい顔してドSキャラ!?(;_;)
水原住職も戸惑い気味に「え、もう一度ですか!?」とたじろぎつつ、
なぜかもう一発ちょうだいしてしまいましたよ。。
あぁ痛かったーーーー!!
でもね!
確かに叩かれた直後は痛かったんですが、これが不思議や不思議。
後になってふと気づいたんですが、叩かれた右肩だけ肩コリがなくなってました!!
左肩はコリッコリだったのに。。
こんなことある???
肩コリ解消のショック療法としては良かったのかもしれません。笑
そんなミラクルな体験もしつつ「心の体験旅行」で安らかに自分と向き合う時間を過ごしました。
さらには御朱印ガールの河合さんと私!
水原住職に立派な御朱印も頂戴してしまい、大満足でその場を後にしました♪
さ〜〜て、北杜市ロケもいよいよ終盤!
次に向かったのは小淵沢駅から車で10分弱。
日本初&日本唯一の絵本専門図書館「えほん村」へ。
かわいらしいログハウス風の館内は、メルヘンちっくなおとぎ話の世界に入り込んだよう!
「きゃーーカワイイ〜〜〜〜♥」
と、女性陣はウッキウキです〜♪
暖かみのある木で作られたキュートなキャラクターの椅子に座って、
さっそくお話を伺ったのは えほん村 館長の松村雅子さん。
絵本作家でもあり、ご本人の絵本の原画が展示されているスペースもありました。
松村さんも元は大阪ご出身。
ヨーロッパで学んだ絵本をより多くの人に届けたい!そうだ、絵本の図書館を作ろう!
ということで、緑いっぱいのこの北斗の地をえらび、
造形作家の旦那さまと一緒にこのユートピアをつくりあげたそう。
いやーーそれにしてもさすが作家さん、お話がお上手です〜!!
理路整然としながらもドラマ性のある語り口。。引き込まれてしまう〜。
しゃべり手として大変勉強になりまっす!!
特に思い入れの強い絵本は??と聞いてみると、
シェル・シルヴァスタインの「おおきな木」を紹介してくださいました。
(緑の表紙に赤いリンゴが目印!)
この図書館をオープンさせる時も、一番目立つところに置かれたそうです。
そーだ!子供のころに読んだな〜〜〜・・・という大昔の記憶を紐解きつつ、
松村さん自ら「読みきかせ」して下さいました!!
キキタビ一行、聴きながらじーーーん。。。涙
じんわりと胸を打つ余韻に浸りながら、バイタリティ溢れる村松さんと、
かわいい図書館の前でパチリ♪
そんなこんなで、昨年リニューアルされたばかりのシックでカッコいいJR小淵沢駅の駅舎で、ゴールイン!!
いや〜何度も来ている山梨県・北杜市ですが、
こんなにもまだまだ知らない顔があったとは!!
恐るべし山梨・・・
これからがベストシーズンの北杜。
暑い夏は高原の涼しい風を感じに、
綺麗な白州の水でつくる地ビールにジェラート、
そしてお寺でデトックス体験&絵本でほっこりアカデミックな時間。。
ぜひ心ゆるっとほぐしに、美しい山々にかこまれた北杜市めぐり、いいじゃんね〜〜♪
旅人は藤原恵子、ケイティでしたー!