山梨で美味しい三昧!|旅人:藤原恵子

2018-06-13

Hello! こんにちは〜!

旅人の藤原恵子です!

 

 

 

 

 

 

 

 

さーて、今週のKIKI-TABIは??

 

【山梨で、おいしい三昧】〜〜〜♪♪(テッテレー)

 

今週は山梨の「食」にフォーカスしちゃいますよーん。

 

そう、山梨って美味しいものの宝庫なんですよね!

お土産の大定番、甲州銘菓「桔梗信玄餅」でしょー。

これからの季節はますます美味しくなる!ジューシーな桃でしょー。

そしてやっぱりワインの里・勝沼!甲州ワインでしょー。

 

 

・・・えっ??

 

今回の旅、それぜーーーーんぶ食べられちゃうんですか!?

 

わーーーお、なんて贅沢

山梨グルメ、食ってけし〜〜〜!!

 

そんなわけで山梨ロケ2日目は、またまた佐々木ディレクターの運転で

(てことは今日も、佐々木さんはワイン飲めないんだー泣)

 

(雨オンナ)作家・河合さんとの3人で向かった「笛吹市」

(結局雨は降らなかったよ、良かったー!)

 

「日本一の桃源郷」として知られる笛吹市は、春には一面!桃畑の濃いピンクで覆われる美しい街なんです

流れる笛吹川では毎年夏に名物の鵜飼いが行われ、多くの観光客で賑います。

それほどに美味しい桃もたくさん採れるというわけで、期待が高まりますな

 

 

まず最初に向かったのは、これぞ!山梨観光の定番スポット!

「桔梗信玄餅工場テーマパーク

 

 

 

 

 

 

 

 

みんな大好き、桔梗信玄餅。

きな粉をまぶしたお餅に、黒蜜をかけていただく山梨の銘菓。美味しいですよね〜

なんだかんだいつもお土産に選んでしまいます

なんと今日はその製造工程を見られちゃうという工場見学!

工場見学といえば小学生のころを思い出して、なんかウキウキしますなーー

 

ご案内いただくのは桔梗屋の塚原弘明さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

山梨ご出身で、塚原さんも小学生のころは学校の行事として桔梗屋さんの工場見学に来ていたそうです。

そんな懐かしのスポットで今は働かれているというのも素敵なご縁だな〜

 

さて、ロケスタート!

と、目の前にはいきなりドドーンと長蛇の列が!!?

一体何があるのかというと。。詰め放題コーナーでした!

早朝から並ばないと整理券がもらえないほど大人気のイベントで、一体みなさん何時間待ち続けているのか。。汗

 

皆さん専用のビニール袋を引っ張って伸ばして〜伸ばして〜〜

そこにギュウギュウに桔梗信玄餅を詰めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この独特の熱気に圧倒されながら、かなりたくさん詰めているカップルさんにお話を聞いてみたり。

どうやらネット上で「いかにたくさん詰めるか!」というHow Toが記載されていて、

それを事前にチェックしていらしたんだとか。。

素晴らしく研究熱心なお二人じゃないですか〜!!

 

平均15個前後、なかには30以上詰められる方もまれ〜にいらっしゃるそうですが、かなりの熟練の技が必要なようです。。

 

そして工場に入らせていただき、階段を上がって2階へ。

両脇がガラス張りになっていて、そこから1階の製造過程を全て見下ろすことができるんです。

ここまでオープンにするのは絶対的な自信と、消費者に安心して欲しいという気持ちの証!

さすが長い歴史を誇る桔梗屋さん。

甲州銘菓としてのプライドを感じて安心できますねー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほぼ全ての製造工程をマシーンで行なっているんですが、

最後の最後!

桔梗信玄餅を包むという作業はなんと!

ひとりひとりが手作業で行なっているんです!!

これには恐れ入りました〜〜

しかもさすがはプロの技、包むのが・・ものすごく早い!!!

 

いつも食べている桔梗信玄餅も、これからはありがたみが何倍にも増します!!

 

さらにはこの包装体験もさせていただけるとのことで、

不器用ブッキーちゃんな私もこっそりやらせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

いやはや、やるんじゃなかったよ・・

プロの職人さんが5〜6秒でひとつ包むところ、

私は恐らく30秒以上かかっていましたよ。。はい。

しかも仕上がりも汚い!!!泣

 

 

 

 

 

 

 

 

河合さんが最後にチョイチョイっと包んだ仕上がりがあまりにも美しく、

果てしない差をつけられて完敗〜!で終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

だってさ〜〜包むビニールが手に付いてツルツル滑るんだもん〜(言い訳)

でもね、自ら体験してみると、ますます包装の大変さがわかり、

よりいっそう美味しく感じられますね。

長く愛され続ける桔梗信玄餅のヒミツを垣間見ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて続いて車を走らせ向かったのは、桃畑が広がる中に一軒建つ農園カフェ

「ピーチカフェなかにし」

 

 

 

 

 

 

 

 

農家さんが経営するカフェでいただけるのは、

目の前の桃畑で収穫されたてホヤホヤ〜のフレッシュな桃を使ったパフェ

 

私、果物の中で一番好きなのが桃なんです!

嫌でも期待が高まってしまう〜〜

 

本来、桃の農作業がお忙しい6月中はカフェはお休み。

7月からオープンすることになっているんですが、今回はこのロケのためにわざわざお店を開けてくださいました。

本当にありがとうございます!!

 

まずは中西農園の中西一さんにお話を伺うことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

桃農園で育てていらっしゃる桃は、10種類以上!にものぼるそうで、

中でもローカルな一宮町発祥の桃「浅間白桃」や「一宮白桃」はシャキシャキでとても美味しいんだそうです〜

 

 

 

 

 

 

 

 

私は仕事で山梨に通い始めて知ったんですが、地元の方々が食べる桃って

まだ若い、歯ごたえがしっかり残っている桃なんです!

私たちがスーパーなどで買う桃はしっかり追熟されている柔らかいものが多いですが、

産地の方々は採れたてフレッシュ!!

このシャキシャキ食感こそが、その場でしか食べられない贅沢な味わい!なんですよね。

 

そして中西さん、今は果物が何でもかんでも品種改良されて、

甘味ばかりを求めて酸味が失われたのがとても残念だ、とおっしゃっていました。

うーーむ、確かに。。

ミカンもりんごもキウイフルーツも、とにかく甘ーいもの!糖度が高ければ美味しい!!

という価値観に変わってきてますよね。

甘みと酸味のバランスが保たれてるフルーツが、やっぱりベストな美味しさ!とのことでした。

そんなご自慢の桃、こちらでいただけちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ奥様の中西麗子さんが作るパフェ、出していただきました〜!

冬の期間に食べられる桃のコンポートが贅沢にたっぷり乗った

「大人の冬パフェ」♡♡

 

 

 

 

 

 

 

 

もう、目がピーチ!じゃない、ハート!になっちゃう

インスタ映え間違いなしのピーチパフェ!!

カットされた桃ちゃんが器から放射状に飛び出しててインパクト抜群です〜〜

中には桃のタネの周りの果肉コンポート、

赤ワインでほんのり味つけした桃ゼリーなどなど、色々入ってて。。

どこを食べても美味しいーーーー!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

一粒で何度も何度も桃を味わい尽くせる、桃愛に溢れたパフェでした

 

このパフェを出したい!という夢を持ち続けていたという麗子さん。

10年越しの夢がようやく叶ってこのカフェをオープンさせたそうで、思いもひとしお。

いや〜ロマンがあるお話です。。

 

7月〜9月は夏季限定の「麗しの夏パフェ」がいただけるとのこと。

朝採れのフレッシュな桃をふんだんに使用したパフェだそうで、

そう聞いただけですでに脳裏は真夏に飛んで行きました〜〜〜♡♡

美味しいスペシャリティコーヒーとともに、

ぜひとも夏パフェも味わいにまたやって来たいです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

さーて。

山梨トリップもそろそろ終盤に差しかかろうとするところ。

「山梨で美味しい三昧」

と銘打つからには、やっぱりさーー。

 

藤原恵子には、さーーー。

お酒を与えなければでしょ!!!

 

(という会議が行われたかどうかはさておき・・・笑)

 

やってきました、ワインの里!甲州市は勝沼へ

ここ数年、世界的に名のあるブランドへと進化を遂げてきた「甲州ワイン」

日本が世界に誇るワインブランドになりましたね〜。

和食に合うワインとして、ほんのり辛口、後味サッパリな味わいが特徴とされています。

 

そしてここ勝沼で、現存するワイナリーとしては日本最古!

と言われる歴史ある「まるき葡萄酒」さんにお邪魔しました〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レンガ造りの入り口からして、とっても重厚感があります。

今回ワイナリーツアーをご案内いただくのは、醸造責任者の薬袋(みない)才樹さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

(とっても珍しい苗字ですよね・・・!薬袋さん、初めてお会いしました)

渋くてダンディーな、職人然!としたカッコいい方です。

 

ワイナリーに入ってすぐの棚にずらっと神々しく置かれているのは、

いわゆる「古酒」と呼ばれるワイン。

現在こちらで販売されている古酒は古くて1972年のもので、

お値段は3万1千円なーり〜〜!

しっかり熟成されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

屋外に出ると、ブドウを圧搾するマシーンなどが所狭しと。。

やはり赤ワインと白ワインでは作り方も、使う機械も違うんだそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに外の畑に入っていくと、いました!

かわいい羊さんたち!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょこっと草を与えると、メェ〜〜〜〜〜〜!!と言いながら次々寄ってきます。。汗

こうして羊が自然に土を掘り起こし、雑草を食べ、排泄物が肥料になっていく。。

自然環境に優しいワインづくりこそ、

長く長く地域に根付き、愛されてきた証なんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、樽の貯蔵庫にも入らせていただきました。

発酵中の独特な香りがフワフワ漂ってきます〜。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤ワインが入っている樽は、綺麗な赤に染まってきてる。

なんだかアーティスティック!

貯蔵室には絵画が飾られてライトアップもされていますが、

これは社長さん自らの私物を持ってきて飾っているんだそうです。笑

美術館みたいーー!

 

私「ワインを眠らせるのに、音楽を聴かせたりする手法とかありますよね?」

薬袋さん「そうですね」

私「薬袋さんが子守唄歌うってのはどうですか??」

薬袋さん「そ、それは!逆効果ですね。笑」

 

シャイな薬袋さんの子守唄、聴いてみたかったな〜〜。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

さらには甲州ワインの特徴の一つ、一升瓶に入れての醸造風景も見せていただきます。

こうしてじっくり寝かせること50年のワインもあるとか・・・!

半世紀経っても美味しく飲めるそうですが、ちょっと勇気がいるかも。

でも恐る恐る、飲んでみたい・・・(ゴクリ)

 

さすがに50年物のワインはいただけませんでしたが、

お楽しみのワインの試飲をさせていただきましたよ〜〜〜〜

やっほーーい

 

 

 

 

 

 

 

 

全部で種類のワインをお出しいただき、ひとつひとつ丁寧に解説いただくことに。

スタンダードな白「いろ」シリーズ

上品な「ラフィーユ」シリーズ

そして渋みの効いた赤「いろ」シリーズ。

 

 

 

 

 

 

 

 

どれもこれも個性に溢れたお味で、食事のマリアージュのイメージが膨らんでしまいます〜〜

 

中でも私が一番に気に入ったのは白の「ラフィーユ 長熟甲州」!!

いくつかのワインを薬袋さんがプロフェッショナルな舌と鼻を利かせてブレンドしたもので、濃厚で爽やかな甘みがいつまでも長く残り続ける。。

さらに時間を置くほど、どんどん香りも華やかになっていく!

この七変化っぷりが「イイ女」な色気を感じさせるワインだなーと感じ、

ついお持ち帰りしちゃいたくなりました〜

 

 

 

 

 

 

 

 

いやーーー飲んだよ飲んだーーーー!!!

もう山梨の美味しいものを味わい尽くして、お腹も心も花マル大満足!!

かくして山々に囲まれた甲府盆地を見下ろしながら、山梨ロケオールアップしたのでした〜。

 

今回は和スイーツに桃パフェ、ワイン。。と、KIKITABI的バラエティに富んだラインナップで、山梨の美味しい!を食べつくした、なんとも贅沢な旅でした

自然豊かな土壌だからこそ生み出された美味しいもの、地のものをいただくことで、

山梨の歴史的背景や文化も垣間見え、「甲斐の国」山梨がより近く感じられました。

 

他にもおいしい山梨名物って、郷土料理の「ほうとう」

B級グルメ「甲府鳥もつ煮」「吉田のうどん」などなど・・・・

 

まだまだ山梨の味覚ってポテンシャルが高いんですよね!!

これから夏に向けてますます美味しい季節がやってきますーー!!

ぜひグルメな皆さん〜食にフォーカスした山梨旅、企画して遊びに行ってみてはいかがでしょう

 

寄ってけし〜山梨〜〜♪♪

旅人は藤原恵子でした!ちゃおー!