紫陽花の季節に訪れたい!古都・鎌倉ぶらり旅!|旅人:宇佐美友紀
2018-06-22
旅人の宇佐美友紀です。
小雨が似合う町、神奈川県 鎌倉。
今回は「紫陽花の季節に訪れたい!古都・鎌倉ぶらり旅!」と題して鎌倉を散策します♪
まずは鎌倉駅に集合!お天気はくもり。
今日はいつもの旅行と希望の天気が違うのですよ~
すこーし降ってくれるといいなあ。そんな期待を薄曇りの空に送りつつ江ノ電・鎌倉駅へ。
ゆっくり駅に向かってくるレトロな車両を眺めていると
行先の表示スペースに紫陽花が!
わああああ♪まだ寝ぼけ眼だった私の目がここでようやくしゃっきり開きました(笑)
今回はこの季節に必ず一度は行ってみたいと前々から思っていた
念願の長谷寺からお邪魔します。
何度も映像では見ていましたが、紫陽花ってやっぱり絶妙な色合いがチャームポイントですよね。
少し階段を昇っていくと、、
ってほど実は軽くは昇れない階段を息を切らしながら上がると
さっそく紫陽花たちが!
ここ長谷寺では、総務室の山﨑康史さんにご案内いただきました。
まずはご挨拶を!と、御本堂(観音堂)から見せていただきました。
入口の天井がパステル調でとてもかわいらしく迎えてくれます。
奥は暗く、外の明るさから目が慣れるまではあまり詳しくとらえられないほど。
奥へ進んでいくと腰より下だけ見えてきました、おっきくてぴっかぴかです!
首が痛くなるほど見上げないとお顔まではしっかり見えません。
なんて立派なんだ・・・!
詳しく知ることができる場所がすぐ隣にあるということで
観音ミュージアムへ。
リニューアルされたばかりのこちらはシックでどこかおしゃれ。
モダンな雰囲気で、展示の仕方も観音様が向かい合わせで展示されているなど
今まで見たことのある宝仏殿とは趣向が異なる。
上の階へご案内いただくと、タッチパネルを使い
先程拝ませていただいたご本殿の観音様を360度ぐるりと
また拡大などもできるので装飾の細部も確認することができます。
初めて後頭部や襟足も近くで見ることができました(笑)
そして、念願の紫陽花タイムです~!
山﨑さん「では昇りましょう!」
ここで私だけでなく少しスタッフさんも息をのんだのがわかりました・・・
ここまで昇ってくる階段も少し堪えていたので・・・!笑
なるべく山﨑さんをメインにお話していただき(息切れ必須のため)
階段を昇りながら紫陽花のお話を聞かせていただきました。
鎌倉の土地の地質と紫陽花の根のはり方に深い関係があること、(土砂崩れ防止)
ありのままにしておくと赤系の紫陽花が減ってしまったりするので(酸性雨などの影響で)
今の時期のためだけに1年がかりでお寺の皆さんでお世話をされているそうです。
おすすめのお写真スポットなども聞いちゃいました!
そして私のたっての希望で弁天窟も入らせていただきました。
壁に直接掘られた十六童子を見ながら奥へ進んでいくと、
なんと洞窟の中にインスタ映えすると話題のスポットが!?
しっかり私もお願い事を書いてきました!よろしくお願いします!
由比ガ浜を望む見晴台も気持ちよかったな~
今度は海光庵でソイミートスパゲッティとかき氷がたべたい!
ってことで続いては少し歩いて小腹がすいたので
今、鎌倉で大人気のわらび餅やさん「こ寿々」へ向かって、由比ガ浜大通りを歩いていきます。
少し小雨のぱらついてきた鎌倉。歩道の街灯には紫陽花が生けてあります。
お話をお伺いしたのは、「こ寿々」のご主人 小堺孝雄さん。
元々お蕎麦屋さんを営まれている小堺さんのわらび餅。
実は蕎麦膳の甘味として急遽お出ししたところお客さんに大好評!
そのきっかけから今に至り、レシピも当時のものとほとんど変わっていないそうです。
雑味のない透明感とつるんとしたのど越しは今まで出会ったことがありません!!!
これはお土産にピッタリ!みんなに配りたい・・・
そして余談なのですが、店名の「こ寿々」は、「小堺」さんの「こ」と、奥様の旧姓・鈴木の「すず」から名付けたんですって!
心がにっこりしました☆
さあ、おなかのエンジンがかかってきましたよ、鎌倉といえば、ここで食べ歩かなければ!JR鎌倉駅を出てすぐにある「小町通り」へ
赤い鳥居のお迎えを足早にくぐり抜けて颯爽と歩きます。と言っても今日のお天気は雨。修学旅行の学生さんや海外からの旅行客で、あじさいのように傘の花が咲いています。そんな中でも、傘を片手に食べ歩く人の右手に持たれる食べ物をチェック!
傘片手で持ちながらも食べたいもの・・・いうことは、相当食べたかったものに違いない!!( 笑 )
そんなことを考えながら、最初に見つけたのは以前からチェックしていたお団子の「夢見屋」さん
ポップなカラーと洋菓子のような飾り付け。メニュー写真を見たら最後、通り過ぎることは許されませんでした。
なめらかな餡はどれも甘すぎず、バリエーション豊かな和製モンブランのよう!つるんとしたお団子も軽やかにのどを通り過ぎていくので何種類も食べられちゃうなあ。でも甘→塩気→甘→塩気がやはり理想なのでまだいきたい!次はなにかしょっぱいものを~と、また歩いていると
焼きたて、の文字!おせんべいだぁー♪しかも安い!!!目の前で焼いているお兄さんの表情でわかります、これは美味しい。「鎌倉壱番屋」さん!
焼きたてのおせんべいは、あったかくて、さっくさくで、表面のお醤油ダレが生地に染みる前に食べられるので食感が普段より格段に軽い!ここもおかわりをしたかったけど、もっと他にも食べたいので、後ろ髪をひかれながら小町通りさらにその先へ。紫芋ソフト!クレープ!しらす丼!次のターゲット候補がたくさん目に飛び込んできますが・・・
最後に決めたのは「クロワッサンたい焼き!」
だって、これ!たい焼きの中にさ…釜揚げしらす。鯛の中にしらすだよ?!君に決めた!( 笑 )
店員さんに何度も人気があるのか、どれくらい美味しいか確認してからの購入。(お騒がせしました)パイ生地のようなサクサクの皮に包まれた、すこし強めの塩気がたまらない、しっとり柔らかなしらすがぎっしり。
あまじょっぱいかも・・・という想像よりも、おつまみ寄りでお酒に合いそうです。
次は地ビールといくのが正解かなあ~。
これを目的に鎌倉にきてもいいくらい気に入りました!
おなかも膨れてきてここからはすこしゆっくり、「鎌倉文学館」へ。
鎌倉にゆかりのある文豪ってたくさんいらっしゃるんですね!恥ずかしながらあまり詳しく知らなかったのですが、学芸員の山田雅子さんが教えてくださいました。
現代の私たちのお友達同士の交流のように「いい場所だよー!近くに住んだら楽しいよ、鎌倉おいでー」という雰囲気で(私の想像です)集まってきた文豪もいたそうです。
一緒にお祭りしたり、運動会を催したりと、イメージに反してアクティブな面もあったようで驚きました。本当に仲が良かったんですねえ。
またお邪魔した鎌倉文学館は、バラ園としても有名で、春と秋には沢山の美しいバラも楽しむこともできますよ。
今も昔も愛される古都 鎌倉。
どんより気分になりやすい雨の日は、スキップで鎌倉へ!
梅雨の楽しみ、み~つけた♪KIKITABI 2Thousand Miles 今回の旅人は宇佐美友紀でした。