なぜか注目の地味タウン、東京大塚|旅人:藤原恵子
2018-08-07
こんにちは〜〜♪
旅人の藤原恵子です!
今回の目的地は東京の「大塚」ですーーー!!
というか、大塚って…まず、知ってます??
行ったことある方、います…????(恐る恐る…)
私は東京に住み始めて13年ほどになり、山手線沿線に住んでいたこともあるんですが、
大塚という駅で降りたことはただの一度も!ありません!!(断言!)
いやいや、そんな力を込めて言うことでもないんですけどね、
何が言いたいかというと、大塚って東京都心の池袋の隣駅でありながら、
なかなか脚光を浴びにくい、地味め〜〜〜〜な場所なんですよ。。笑
そんな大塚が最近話題のスポットになっているそうなんです!
一体なぜ??
そんなわけで今回のテーマは『なぜか注目の地味タウン、東京大塚』!!
(タイトルからして「地味」呼ばわり。。汗)
大塚がなぜ注目されているのか??
その謎を解き明かしに、我々KIKITABI一行、朝からJR山手線の大塚駅に集合♪
メンバーは最近ご一緒する機会が多い、ごるっちディレクター。
そして雨女代表!構成作家の河合さん。
連日の酷暑に朝からヘロヘロ・・・で、ぜひともここは河合さんに頑張っていただいて
雨を降らせていただきたかったんですが、
人生ってなかなか上手くいかないものです。
雨乞いの願い虚しく、全く雨降る気配はなし。。涙
ギラッギラの太陽がジリジリと照りつける中、さー出発するよ〜〜〜!!!!
まずオープニング部分を録るため、JR大塚駅前、北口の広場へ。
ロータリーがあり、その先にはなんともレトロな都電荒川線が走っています。
大塚には賑わう商店街や老舗の個性的なお店があったり、
ちょっぴり怪しげな♥飲み屋さんもいっぱいあったりするそうで。。
なかなかディープなスポットのようです〜
今日1日で、大塚の魅力にどれだけ出会えるかな〜〜♪
まず最初に向かったところは、もう駅前からも見えています。
今年の5月にニューオープンした、あの!星野リゾートの最新ホテル!
「星野リゾート OMO5 東京大塚」
各地にリゾートホテルを手がける星野リゾート、都市型のカジュアルな観光ホテル。
コンセプトは「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」だそうで、星野リゾートの新ブランドなんだとか。
お話を伺ったのは星野リゾート OMO5 東京大塚広報の野部洋平さん。
笑顔が爽やか〜なジェントルマンです♪
まず到着したのが、木のぬくもりを感じる暖かみのあるひろーいロビー。
そんなロビーラウンジに入ってまず目を奪われるのが、壁一面に広がる「ご近所 (Go-KINJO) マップ」
この大塚の街の色々なイベントやスポットが可愛らしいイラストで描かれています♪
このイラストさえ見れば大塚の魅力が一目瞭然なんです!
そしてこちらの名物は、大塚の街歩きが楽しくなる「ご近所ガイド OMOレンジャー」!
はい、戦隊モノのレンジャーさんのようなレッド・グリーン・ブルー…が集まった5人組です。
それぞれのレンジャーさんが得意分野(おさんぽ、ナイトライフ、はしご酒。。)
を生かし、大塚の街をガイドして回ってくれるというなんともユニークなサービス!
事前予約をしてOMOレンジャーとディープな大塚散策。。
想像しただけでかなりエキサイティングですよね〜!
私だったら迷わず「はしご酒」やな。。笑
そしてゲストルームも見せていただきました。
エレベーター前にスタイリッシュで可愛いらいTシャツが並んでいますが、これはレンタルできるルームウェアだそう。
普通に、オリジナルグッズの売り物だと思ってた!
すみずみまで抜かりなくオシャレです〜
ゲストルーム「YAGURA Room」
コンパクトな空間にヒノキの高床式ベッドが組み込まれ、立体的なつくりになっています。
ベッドエリアはロフトっぽい感じで、まるで屋根裏部屋のような秘密のアジト感。。
冒険心を刺激してくれてワクワクーー!
壁の色彩は日本の美しい四季をイメージしているそうで、
爽やかなグリーンは春、朱色は秋、濃紺は冬・・・など色合いでもリラックス感を与えてくれます。
下段にはこれまた広〜いソファーベッドがあり、
そこにお布団を敷けば3名での宿泊も可能なんだそう!
いや〜上質な和のくつろぎ空間、落ち着くわ〜〜〜
畳もあるよ〜〜
一番多い客層は、女子会利用の皆さんだそうです。
確かに!女子同士で気軽にワイワイ、お部屋に美味しい大塚グルメとお酒を持ち込んで、
朝まで語り合いたいですな〜〜♪
ロビーラウンジではカフェスペースもあり、ポット型のパイ「ヴォロヴァン」がいただけるとのことで、KIKITABI一行こちらでランチをば。
色鮮やかでインスタ映え映え!しちゃうこと間違いなしなパイ。
私はベジをいただきましたが、濃厚なアボカドディップが美味しかった〜
で、実はこのロケの後日談がございます。
私、先日完全プライベートで実際にOMO5に泊まってきました〜♪
チェックインが遅くなってしまってOMOレンジャーにガイドしていただくことは出来ませんでしたが、お部屋のプライベート空間はなんとも居心地がよく。。♥
シャワーの圧がちょうどいい!とか、マットレスの硬さが絶妙!とか、
タオルが厚みがあってフワフワ〜〜!!とか、、
細かーいところでの感動がどんどん積み重なり。
実際にお部屋に宿泊してみて改めて「星野リゾートクオリティ」を実感。
気軽にカジュアルステイできる価格帯ですが、そこはやはりブランド力の強さを感じました。
そうそう、「OMO5」のOMOってどういう意味ですか??と野部さんに伺ったところ、
「面白い、おもてなし、、などお客様それぞれがご自身のOMOを当てはめていただきたい」
というお話だったんです。
実際に泊まってみて、全てがコンパクトで機能的な室内でありながら、
細部にまでしっかりこだわった「OMOてなし精神」を感じました!
さらに素敵な「OMOい出」がいっぱいできちゃうこと間違いなし〜〜〜!!
絶対、また泊まりにきたいな♥
さーて続いて向かったのは「OMO5 東京大塚」からすぐの「大塚銀の鈴商店街」
駅チカでたくさんのお店で賑わっていて、特に個人店が多い印象です。
美味しそうなラーメン屋さん、大衆酒場、、やっぱり居酒屋さんが多いですね〜
そして突然現れるのは「ワ〜〜〜オ♥」な夜のお店たち・・・
熟女専門のお店とか。。笑
ここか!こういうこところが、大塚がディープと言われる所以なのですな!!
そんな中、気になる「フレッシュジュース」ののぼりを発見!
これだけの暑さなのでね。。
フルーツで喉を潤したい〜!と入ってみました。
「フルーツすぎ」というお店です。
中に入ると、ズラーーっと美味しそうな果物たちが並んでいます!!!
スイカ、バナナ、桃、メロン、ぶどう、すもも・・・美味しそう〜〜!!!
「フルーツすぎ」の杉 勝也さんにお話をお伺いしました。
勝也さんは生まれも育ちも大塚、生粋の大塚っ子!
お店は大塚の街で半世紀、地元の皆さんに愛され続けている老舗のフルーツ屋さん。
カウンター内には優しいお母さんもいらっしゃって、気遣いのお声をかけてくださる暖かいお店です。
その場で絞ってくれるフレッシュなフルーツジュースを始め、
ゴージャスな桃のパフェなどもいただけるそう。
私たちがお邪魔した時も地元の?お父さんが、店内で桃パフェを召し上がっているところでした。
せっかくなのでフレッシュジュースをいただいてみることに。。♥
その場にある宝石のように輝くフルーツたち、どれを選んでもOKだそうで、
私は今年初のスイカをいただくことにしました。
冷蔵庫で冷え冷え〜な状態のフレッシュスイカを、惜しげもなくミキサーにかけていただきます!氷や水を加えることは一切なく100%フルーツなんて、素材の良さがないと勝負できないですよね。
完成したスイカジュース。
真っ赤に完熟したスイカの味、そのまんま!!甘みも申し分なし!!
ただでさえ美味しいブランドスイカなのに、それをジュースにしちゃうなんて。。贅沢の極み!笑
汗で失われたビタミンやミネラルを一気に補給して、エネルギーチャージ完了!
引き続き、商店街をぶらりしてみることに〜
まっすぐにテクテク歩いていくと、見えてきたのは緑の屋根が目印のお茶屋さん。
広いバス通りに面した「マルキク矢島園」というお店です。
なぜか看板に「冷凍焼き芋」と書いてあるんですよ。。
焼き芋が冷凍ってどういうこと!?
しかもお茶屋さんなのに、焼き芋って!??
ハテナがいくつも頭に浮かびつつ、気になる冷凍焼き芋の実態調査!
お店のお父さん、矢嶋新一さんにお話を伺いました。
こちら創業60年を超える由緒あるお茶屋さんで、新一さんは2代目だそうです。
それにしても新一さん、とにかくおしゃべりが大好き!!!
もーーしゃべるしゃべる、しゃべり手の私より良くしゃべる〜〜〜!!!笑
こうしてお客さんとおしゃべりすることで、お茶の良さをどんどん発信していきたい!
しゃべらないとお茶の価値をみんな分からないから、伝えたい!
という入れたてのお茶のように熱〜〜い思いをお持ちの方なのです。
新一さんイチオシのお茶は、世界農業遺産に選ばれたという静岡の「茶草場(ちゃくさば)農法」という技法で作られた、手間のかかったお茶。
冷たくして入れていただいたものをご馳走になりましたが、少しの苦味と濃厚なお茶の味わいが、すごーーく美味しい!!
さらに、やはり気になる「冷凍焼き芋」の謎。。
糖度が高い「紅はるか」を焼き芋にしたものを、さらに冷凍庫でキンキンに冷やすんだそう。
その誕生秘話を聴いてみると、
「紅はるかは蜜がいっぱいでとにかく甘いから、それを冷やすことで甘さをそれほど感じずに食べてもらえるんじゃないか」と考えたのだそう。
なるほど〜〜〜これ、理にかなってますね!
アイスも溶けちゃうとものすごーーく甘いけど、冷えた状態で食べるとちょうど良いもんね〜
新一さんのお話にしっかり納得させられまして、
そんな気になる「冷凍焼き芋」を試食させていただくことに。。!
冷えてカッチカチやぞ!な状態のお芋を、その場でカットいただいて一口。。
おぉ〜〜!!!ねっとりした食感で、甘みがちょうど良い!
お芋アイスみたいな感じです。
そこに、先ほど入れていただいた緑茶を一緒にいただくと。。苦味と甘みがそれぞれ引き立ち合って、最高のコラボレーションが誕生♥
全国からも冷凍されたままでお取り寄せできるそうなので、
この味わいはぜひ皆さんにも試していただきたいです♪
詳しくは、マルキク矢島園さんのHPからどうぞ!
さーて。
続いては大塚駅の反対側、南口の方にテクテク〜
「サンモール大塚商店街」を歩きます。
これまた都電が走り、昭和レトロなノスタルジックな商店街ですよ〜。
下町の風景、味があるなぁ。
商店街のアーケードを入ってわりとすぐ、見えてきました。
「天祖神社」!
何を隠そう、私も作家の河合さんも、寺社仏閣が大好きな御朱印ガールなのです♥
この天祖神社は、鎌倉時代からこのエリア一帯の守り神として、地元の方々に信仰されています。
鳥居のすぐそばに佇む狛犬さんが、なんとなんと!赤ちゃんにおっぱいをあげているんです!
授乳中の狛犬さんなんて、めっちゃ珍しいじゃないですか〜〜
「子育て狛犬」というそうです。
口の中には江戸時代の頃に入れられた「朱」が未だ残っていて、
ほんのり赤く染まっているのが見えます。。歴史のロマンを感じて、感動する〜!
そして御神木である、大きなイチョウの木々が対になってそびえ立っています。
夫婦イチョウですね。
さらには「君が代」で歌われている天然記念物の「さざれ石」が置かれています。
こうしたところからも、とても由緒正しい素敵な神社だな〜と感じます。
空気も清々しくて気持ちいい!!
そしてもちろん御朱印もgetいたしました♪
かわいい都電の印が押されていて、テンション上がっちゃいます〜
KIKITABIの繁栄をしっかり祈願して、天祖神社を後にしました。
さらに「サンモール大塚商店街」の小さな路地裏に入って行くと。。
よりローカルなお店が並び、レトロな雰囲気が深くなってきました。
そんな並びに登場するのが「千成もなか本舗」
昔ながらの手作りの味が楽しめる、もなかの専門店です!
カウンターにはもなかを始め、どら焼き、どら焼きの皮onlyの商品などがずらっと並び、
その場で食べられるベンチも。
中でも目を引くのは、5色に輝くカラフルなもなか!
「千成5色もなか」というそうです。
千成もなか本舗大塚店の隅野なをみさんにお話をお伺いしました。
癒し系の上品な方です〜
創業は1937年。80年以上も続く、超老舗のもなか屋さんです。
保存料を一切使っていないのがこだわりで、素材の味をそのまま味わえるのだそう。
もなかは全て、縁起の良いひょうたん型をしています。
やはり主力商品は「千成5色もなか」!
小倉・ゴマ・梅・白あん・こしあんで、皮の色も中身によって違うカラフルさ。
綺麗なパステルカラーで、ついつい写真に収めたくなります♪
その場で試食させていただきました〜
一口サイズで食べやすい!
ゴマ味を選びましたが、優しい自然なゴマの風味が生きています!
良い感じにゴマゴマしい!!笑
大好きな味です。
これは間違いなく、プレゼントとしても喜ばれるだろうなーーー
保存料を使っていないため賞味期限が短いのも、信頼できますね!
さてさて、そんなわけで都電荒川線を眺めながら、エンディングパートを録ることに。
南口の広場ではハワイアンなダンスイベントが行われていて、
アロハ〜な曲がゆったり流れておりました。笑
こうしたお祭りやイベントが行われているのも、地元密着&活気があって良いですよね。
「三丁目の夕日」を彷彿とさせる、昭和レトロな味わい深い街、大塚。
意外な夜のスポット♥もあったり、老舗店や大衆酒場が並んでいたりと
とにかく奥が深ーーい街なんだな〜とそのディープさに魅せられてしまいました!
そして「星野リゾート OMO5 東京大塚」の出現により、さらなる進化を続けています。
昔ながらの良さを持ちつつも常に進化を怖がらずに、発展を遂げて行く街。
人情味溢れる懐の深さと革新を併せ持った、これからがますます楽しみになる街だなーと感じました♪
ひとまず、またOMO5には泊まりに行きますねーーーー!
皆さんもぜひ、大塚でディープなお散歩を楽しんでみてくださいね♪
ではではまたいつか!
旅人は藤原恵子でした。ちゃお〜♪