伝統から新しいスタイルを生み出す街!東京・日本橋|旅人:佐藤千晶

2019-03-13

はじめまして!今回から旅人として参加します佐藤千晶です。
未知のことにトライしたり、道草したり、食べたりしゃべったり・・・
が大好きな、東北っ子です。よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 


初旅人としてめぐる街は・・・東京の日本橋

日本橋というと老舗のお店がたくさん並ぶイメージですが、
最近は新しい建物が続々オープンしている場所でもあるんです。
どんな出会いや発見があるのかドキドキわくわくしながら日本橋散策をスタート!


さてまずやってきたのは、去年の秋にオープンしたばかりの老舗百貨店!日本橋髙島屋の新館、ショッピングセンター

 

 

 

 

 

 

 

 


1階の本館と新館の間にある歩行者専用の道「日本橋ガレリア」は、
道には木が植えられ緑もあり、両側にハイセンスなお店が並びます。
おしゃれな雰囲気!


そんな風通しのよい、爽やか~なところで、同じく爽やかな笑顔で迎えてくださったのが
案内していただく、東神開発株式会社の北條佑生さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 


本館は老舗の百貨店の重厚なイメージですが、
新館は入りやすく、オープンなイメージです。


さっそく館内に入ると「朝7時半オープン」との看板が。
早くからやっているんですね。
そういえばこのロケの集合時間前にのぞいたら、
すでに朝7時半、素敵女性が優雅に読書しながらコーヒーをのんでいました。
憧れます。ゆとりある朝時間・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 


左側には緑・・・・ソファもあって、くつろいでいる方もいます。
右側からは、鼻腔をくすぐる香ばしい香りが。
ぬぬぬ!!行列ができているではないですか!!
しかも調理場がガラス張りで外から見えるようになっています。
人気の「パン」と行列に視線を奪われながら進みます。


さてエスカレーターにのって順に紹介いただきます。


地下1階と1階は食料品売り場。
人気のお弁当やデリも手に入るほか、充実のイートインスペースも。
朝活をする人や、忙しいビジネスパーソンにも
これは喜ばれるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

2階3階はファッションが中心。
トレンドも上質さも求める
感度の高い大人の女性にぴったりのお店が並びます。
このお店だけ抑えておけば・・・!というお店が一気にみられると 楽ちんなんですよね。
働く女性にはもってこいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

4階にはヨガなど7時半から朝活できるティップネス、
おしゃれで機能的なスポーツウェアが手に入るお店、
茶道体験ができるお店など、趣味が充実しそうなお店が勢ぞろい。

 

 

 

 

 

 

 

 


5階にはこちらも7時半オープンのスタバ、
書斎(ないけど)に置いときたい雑貨がそろうお店、そして、気になるお店を発見!


北條さん「本棚屋さんです」


本屋さんじゃなくて「本棚」のお店?!
一体どんなお店なのだー!!!
エスカレーターでもんもんとしながら6、7階のレストランエリアへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

6階は本館とつながっているので、高級志向。
7階はテラスやカウンター席があり、カジュアルなお店が多い感じ。
仕事終わりにふらっと立ち寄りたい。


そして、7階にはテラスのようなものが見えるのと同時に
工事の看板が。
まだベールに包まれた屋上庭園でしたが、工事が終わった場所にお邪魔しました。

 

 

 

 

 

 

 

 


ビルに囲まれ、都会的な雰囲気もありながら、
緑たっぷり、空も近いこの場所で一息つけば、仕事の疲れも吹き飛びそう!


新館の屋上からは本館の屋上も眺められ、
灯篭なども見えましたが、新館は洋風、本館は和風の庭園になるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 


ロケ中には工事中で全貌が見えなかったのですが
オンエア時には↓このように!!完成!!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

さ、続いて向かったのは、気になっていた本棚屋さん!
「こんにちは!」

 

 

 

 

 

 

 

 


Tシャツ&アフロヘアでにこにこ迎えてくださったのは
ハミングバード・ブックシェルフの社長、栁下恭平さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本棚というと数難十冊も入る縦型のものを思い浮かべますが
目の前に並んでいたのは「箱型」の本棚。
しかも箱の中に本が何冊か入っていて
タイトルらしきものがついています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「猫好きな人が読む本」「サザエさんマインド」「大人かわいい本」「いつか読む本」 「眠れないときに読む本」「食の本」それから「ジャケ買い本」など・・・気になるものがすらり。


タイトルを眺めているだけでも楽しい!


店員さんがテーマを掲げて選んだ本が本棚に詰まっていて、
本棚と本のセットで購入できます。
店員さんの本への愛もたっぷり詰まってるんです。


プレゼントにもぴったり。
本好きなあの人にいかがですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、日本橋髙島屋ショッピングセンターを出て、
日本橋の橋のほうへぶらり始めると、何やら素敵なお店が・・・
おじゃましたのはショッピングセンターの1階、中央通りに面している
日本茶カフェ「ふじヱ茶房」さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 


海苔やお茶の老舗として知られている「山本山」さんが
新しくオープンしたお店です。


漆喰の壁にモダンなインテリア、コロンとした急須に銅製のやかん・・・
その雰囲気にうっとりしていると
ふじヱ茶房のチーフ・伊藤美沙貴さんがにこやかに登場。
カウンターに通してくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

佐藤  「創業はいつごろですか?」
伊藤さん「来年で330年になります。」


その歴史は元禄,江戸時代からです。
煎茶商がはじまりだそう。


創業から変わらない「おいしいものを届けたい。」という想い、
ここを新たな発信場所として「日本の素晴らしさを伝えたい」という想いが
このお店には込められていました。


お湯を窯で沸かして、ひしゃくを使って丁寧に淹れてくれた
おすすめの「玉露」をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

出てきたのは、きれいな黄金色をしたお茶。
おちょこのように小さな3口サイズの器が目の前に。
一口飲むと・・・・
おお!
なんというか「だし」感が・・・!!
こんなにお茶ってうまみあったけ・・・というお味。


淹れ方にもコツがあるとのことで、伊藤さんがおしえてくださいました。
それにしても、所作の美しいこと。
いとうつくし。
うっとり惚れ惚れしていまいます。

 

 

 

 

 三煎目・二煎目・一煎目

 

 

 

 

二煎目、三煎目・・・と
いただくにつれて、だんだん味が落ち着いていき・・色も緑色になっていきます。
三煎目は湯飲み茶わんにたっぷりと。
すっきりとした甘みが感じられ、飲み心地が爽やか。

 

 

 

 

 

 

 

 


最後はなんと茶葉にポン酢をかけた一品が。
青菜のお浸しのようなお味。
春の山菜を彷彿させるほろ苦さもあったりして。
「玉露」のお茶を最後の一滴どころか、あますところなく、いただきました。
ご馳走様でした!


ちなみにこちらでは、お茶だけでなく山本山の海苔を使った
海苔が主役のお食事もいただけますよ。


店内に音楽BGMはなく、
しゅんしゅんとやかんから聴こえる湯気の音
止まることなく流れる水の音など、音でも癒されます。
日本の心と味を五感で感じました

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、日本橋のまちをぶらり。
旅は続きます。


見えてきたのは明治創業の丸善。

 

 

 

 

 

 

 

 


3階のカフェでは創業者の早矢仕有的さんが生みの親とされる
「早矢仕ライス」が提供されているとか。
今食べている食の誕生場所があるのも「日本橋」ぽいというか・・・
いろんな歴史を見てきている街なんだなあ。


コレド日本橋、東京日本橋タワーなど新しい文化の発信する高層ビルも建っている
伝統とモダンが融合してる印象です。

 

 

 

 

 

 

 

 


ご婦人がお店に集まっているお店も発見!
「うさぎや」さん。
あの甘さ控えめなあんこのどら焼きが美味しいんですよね。
私もおひとつ・・・と思ったら、残念、すでに売り切れでした。


昔の日本橋の地図がみられる地図の専門店「ぶよお堂」さんも!

 

 

 

 

 

 

 

 


お店の前に昭和初期の日本橋の様子が分かる地図の看板がありました。
昔は川に囲まれていたんだなあ・・とか、この時代からの髙島屋さんの存在感、
昔は築地や豊洲でもなくここに魚河岸が・・・!!という発見など
その時代の営みが地図からも伺えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして出てきました日本の道路網の起点「日本橋」!
五街道の起点として、諸国から多くの職人や商人が集まり
江戸城下の中心街として栄えてきた場所!


お江戸の名残が残る橋。
ここからいろんなことが発展して今に至るんだなあ。
しみじみ。
橋もどこか誇らしげに、どしっと構えているようにみえる。
かっこいい。


さあ、そんな橋の手前を曲がるとお店に「缶つまBar」と書かれたお店、
そしてその隣のお店にはたくさんの缶詰の写真がのった看板と・・
「ニホンバシイチノイチノイチ」の文字が・・・
つまりここのお店は日本橋1-1-1の住所・・・」ということ!?
ひえー!


さっそく、そのお店の中に入ると・・・
お店いっぱいに缶詰!

 

 

 

 

 

 

 

 


創業300年という国分さんのセレクトショップ「ROJI日本橋」さんは、オリジナルブランドの「缶つま」でもおなじみです。
コンビニやスーパーでもよく見かけますよね。

お話しをお伺いしたのは、国分グループ本社株式会社・マーケティング統括部の森寛規さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そんな缶つまには、いろんなシリーズが!
わが故郷・気仙沼のふかひれ、金箔入りのタラバガニや、ウニ・・・などなど高級志向の
豪華ラインナップがそろう「缶つま極」シリーズでは、
1缶「一万円」!!!という贅沢な缶詰も・・・!


最近は健康を意識した減塩の「缶つま マイルド」シリーズも人気だそうです。
そんな缶詰たちの中から、今回は人気の商品を2ついただきました♪

 

 

 

 

 

 

 

 


まず一つ目は「広島県産 かき燻製油漬け」
スモーキーな香り、ぎゅぎゅっと凝縮された牡蛎のうまみ・・・
これは間違いなくお酒とあう缶詰・・・!!

そして、もうお一つ!「マテ茶鶏のオリーブオイル漬け」
鶏肉のしっかりした弾力、甘み、ガーリックがきいていてスパイシーさもあり・・
おいしいい!

 

 

 

 

 

 

 

 


2つとも缶詰がもう一品料理!!
このままお皿にのせて、食卓に出せるおいしさ。
缶詰の奥深さを改めて実感したのでした

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は橋のたもとで、旅のおしまい。
「伝統から新しいスタイルを生み出す街、東京・日本橋」というテーマで
昔からつながる今の新たな日本橋を散策することができました。


いつの時代も、ここを起点にはじまっていくような勢い、
江戸商人の心意気に通じるような、人々の思いも受け取ることができた気がします。
皆さんもぜひ日本橋散策してみてくださいね。


旅はいつもいろんな発見や驚きをくれます。
次はどんな出会いがあるのかな。楽しみです!