南三陸・気仙沼~新たに芽吹くにぎわいのタネ|旅人:井門宗之

2020-03-10

永尾「今回は裏テーマがあってさ。」

 

井門「なになに?」

 

永尾「口説ける町。」

 

井門「なにそれ(笑)」

 

永尾「気仙沼も本当にびっくりするくらい綺麗になってね。
アンカーコーヒーのある場所なんて、外国に来たみたいになってるんだよ。
だから、今回の裏テーマは口説けるくらい魅力的になった町を紹介するっていうね。」

 

 

 

永尾Dのその言葉を最初はそこまで真に受けていませんでした。
でもオープニングで気仙沼の内湾を見たときに…。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなに綺麗になったんですね…。
津波と火災で甚大な被害を受けた気仙沼市。
あの震災から9年が経ち、住民や企業、行政の力によってここまで変貌を遂げたんです。
僕らは前身のYAJIKITA時代から気仙沼には何度となく訪れていました。
今はもうなくなった気仙沼紫市場の前で何度オープニングを録ったことか。
最初にお邪魔したのは2012年の2月だったから震災からまだ1年も経っていなくて、あの頃はまだ瓦礫が多く残っていて漁船も陸に揚げられたまま。
そこかしこに残された震災の爪痕がまだまだ生々しい頃でした。
あれから8年でこんなに…。

 

 

 

 

 

 

 

 

小野寺「綺麗になりましたよね~、井門さん、いらっしゃい!」

 

井門「ヤッチさん!御無沙汰してます!」

 

 

 

気仙沼を語る上で欠かせない人物の一人、小野寺靖忠さん。
震災前から営業を続けるコーヒーチェーンをまとめる方で、
ヤッチさんが手掛けるアンカーコーヒーは気仙沼にこの店あり!のコーヒーショップ。

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「内湾が本当に綺麗になりましたね!」

 

小野寺「目の前の海からは大島行きの船が出てたんですけど、
実は大島への橋が架かりまして。大島行きの船はなくなりました。
寂しいって声もありますけど、橋のお陰で大島も地続きになりましたよ。」

 

井門「震災後初の海開きの取材に行ったなぁ。そうですか…、橋が。
この前気仙沼に来た時は山の上のチャペルの前でオープニングを録りましたけど、
あの時に見た風景とも変わりましたね。」

 

小野寺「あぁ、あそこ同級生の家です(笑)
そうですね、例えばあそこの山の上、工事してるでしょ?
陣山っていうんですけど、あそこに復興祈念公園が出来るんです。」

 

井門「そうですか…。あの、ヤッチさん。」

 

小野寺「はい??」

 

井門「防潮堤ってどうなったんですか?」

 

小野寺「あぁ、目の前の内湾の向こうからずっと続いているのが防潮堤です。
で、我々が喋っている後ろ側を通ってまたずっと内湾に沿っていて…。」

 

井門「ヤッチさん?」

 

小野寺「はい??」

 

井門「防潮堤の上にヤッチさんのお店がありますよね??」

 

小野寺「はい(笑)
僕らはこうじゃないと防潮堤は作らせないって言ったんです。
この町の人は海とずっと生きてきたから、
海が見えなくなる防潮堤を作るのは違うと思ったんです。
防潮堤は海と町を分断するものであってはならない。
だからこうして防潮堤の上に商業施設を作ることで、
海と町を繋げたままにしたかったんですよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

アンカーコーヒー内湾店はその防潮堤の上にあって、
ウッドデッキが本当にお洒落。
店内も勿論だけど、店の外もお洒落な若者で溢れている。

 

 

 

小野寺「僕はクリスマスが大好きだから、この店は1年中クリスマスなんです。
だからクリスマスツリーも飾ってあって。
この店の名前は“トラベラーズカフェ”と言います。
まさに内湾の目の前、旅人がここに立ち寄ればワンストップで気仙沼の情報を得られる、
そんな店にしたくてこの名前を付けました。」

 

 

 

ヤッチさんと話しながらアンカーコーヒーの美味しいコーヒーを頂く。
1年中クリスマスとか言いながら、
店の入口には季節外れの虫除け(吊るすやつ)があって(笑)
“いくらなんでも季節が違い過ぎるだろ”とか言いながらそれをヤッチさんが外して、
その姿を見ながら僕らは大笑いした。
前にお会いした時もそうだったけど、ヤッチさんの周りは笑顔が多くて。
僕もついつい笑い過ぎて顔がくしゃくしゃになってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

永尾「今回は裏テーマが“口説ける町”なんですよ。」

 

小野寺「あっ、それ良いですね!
ここも夜は照明が凄く綺麗ですからねぇ。
そうそう、あそこに大きな犬を連れた外国人の女性がいるでしょ?」

 

井門「はいはい、なんか気仙沼の風景じゃないみたいですね(笑)」

 

小野寺「彼女の旦那さんが気仙沼でブルワリーを作るって。
ポートランドから来たんですけど、
それで奥さんと愛犬を
ポートランドから連れて来たんです。」

 

井門「気仙沼でブルワリーですか!」

 

小野寺「はい、もう免許は取ったんだったっけな。
恐らくしばらくすればお店も出来ると思いますよ。」

 

 

 

ヤッチさんと話す気仙沼の姿は希望に溢れている。
でもここまで平坦な道のりではなかったはずなのです。
何よりもあの震災を超えて、今の町の姿がある。

 

 

 

小野寺「いやぁ…責任って言ったら言葉が重いですけど、
残った我々がちゃんと町を作っていかないと…とは思います。」

 

 

 

 

 

 

 

 

この日の夜、KIKI-TABI一行はヤッチさんと愉快な仲間達と酒を酌み交わしました。
あまりにも楽しくて、合計4軒もはしご酒(笑)
最初は焼鳥から始まって(気仙沼の焼鳥、めちゃくちゃ美味しいから!)、
最後はBARで焼きテビチーとソーメンチャンプルー食べてたもの。
番組の構成上はヤッチさんのところの後に『みしおね横丁』なんですけど、
本当の旅スケジュールで言うと、

 

土曜日の夕方に気仙沼入り~ヤッチさんにインタビュー、
そのままヤッチさんと一旦『みしおね横丁』(紀子さんにインタビュー)~飲み開始!

 

な感じだったんです。
で、翌朝に鶴亀食堂で朝ご飯を食べる…と。
我ながら前日に4軒はしごして、翌朝しっかり食堂の朝ご飯食べるってタフだわ…。
なので『みしおね横丁』に移動して、小野寺紀子さんにお話しを伺ったんですが、
そうです!!勘の良い方ならお分かりですね?
小野寺紀子さんはヤッチさんのお姉さまなのです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

そのお姉さまが店主を務めるのが、
『みしおね横丁』の中にある「鶴亀食堂」と「鶴亀の湯」。

 

 

 

紀子「気仙沼に来る漁船って、大半が県外の船なんですよ。
それで長いあいだ海で働く漁師さんが一番したい事ってなんだと思います?」

 

井門「??」

 

紀子「漁船の中にも小さなお風呂があるんですけど、
あれって海水を温めたものなんです。
だから漁師さんは陸に上がると真水の風呂に入りたいわけ。
ここは目の前が魚市場でしょ?
ここに銭湯があったら漁を終えた漁師さんが真水のお風呂に浸かれるなって。」

 

井門「なるほど、それで銭湯ですか。
あとは魚市場があるから朝からやってる食堂なんですかね。」

 

紀子「それもあるけど、漁師さん達って仕事が終わるのが朝でしょ?
だから我々にとっての夜の6時が漁師さんにとっての朝の6時なんですよ。
朝6時にドアを開けて、取り敢えず生!みたいなね(笑)」

 

井門「それは良いお店ですね(笑)」

 

紀子「だから朝8時頃にはベロベロに酔った漁師さんとかいるのよ!
でも面白いのは、観光で朝ご飯を食べに来た女子大生が、
仕事終わりで飲んでる漁師さん達とこの食堂で交流するっていうね。」

 

井門「そんな風景ってなかなか見られないですよね。」

 

紀子「お店を始めてまだ半年位ですけど、漁師さんの口コミで広がっていて。
漁師さんが漁師さんを呼んでくれるんですよ。」

 

井門「こちらの営業は13時までですけど、
他にも横丁には色んなお店が入ってるんですね。」

 

紀子「そう!沖縄料理もインドネシア料理もバーもあって、
夜に営業しているので、横丁内であれば出前もしてくれるんですよ!」

 

井門「モスクもありますよね!?」

 

紀子「外国人も働いているので、その人達の為に作ろうって。
そうそう、夏になると外でお酒を飲みながら色んな店の料理を楽しめますよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして僕らは翌日鶴亀食堂で朝ご飯を頂きまして。
なんとも贅沢な朝ご飯がこちら!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マグロの漬け丼、どんこのあら汁、メカの煮付け、小鉢、サービス小鉢。
どんこのあら汁の贅沢な旨味、マグロの最高なコンディション、
メカジキのふわっふわ加減…。
どれもこれも最高でした…。思い出しただけでよだれ出る。
僕らの隣で御飯を食べていたご家族は岩手からいらっしゃったとかで。
聞けば民宿の朝ご飯を外して、鶴亀食堂での朝ご飯を選んだとか。
気仙沼、いまは本当に色んな楽しみ方が出来る様になっています。
あぁ、もうまた行きたい(笑)ヤッチさん、紀子さん、本当にお世話になりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 永尾「今回のロケはさ、南三陸で自転車に乗るから絶対に晴れて欲しいんだよね。」

 

吉武「まぁ、河合さんもいないし、大丈夫じゃない?」

 

橋本「雨が降ったら映像も厳しいですもんねぇ…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、雨降ったー。
今年は暖冬の影響でどこに行っても雪がなく、
なんせ内陸の盛岡駅前ですら殆ど雪がない状態。
2月の東北にだって雨が降る始末で、しかも相当に寒い。
本当ならば晴れ渡る南三陸を颯爽と自転車で駆け抜けたかったのに…。

 

そもそも南三陸で何故に自転車なのかと言いますと、
南三陸の雄大な自然を自転車で移動することでダイレクトに感じて欲しい、
そしてその道中で地元の人達と交流することで南三陸の良さを感じて欲しい、
こうした意図があるからでございます。
僕らを爽やかな笑顔で迎えてくれたのが、南三陸町観光協会の阿部悠斗さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

生まれも育ちも南三陸町の阿部さんは23歳という若さ。
雨が降る中でも素敵な笑顔で色々と案内してくださる。

 

 

 

 

 


晴れていればこんな感じ

 

 

 

 

井門「阿部さぁん…!!」

 

阿部「はい!」

 

井門「もう帰りましょう。。。」

 

阿部「もうちょっと頑張ってください(笑)
もう少しで目的地の民宿に辿りつきますから!」

 

井門「ふぁあい…。」

 

 

 

このガイドツアー、
正式には『南三陸 里山×里海サイクリング「みなちゃり!」』なのでありますが、
その道中に民家や民宿に立ち寄って「お茶っこ」を頂くというのがあるのですよ。

 

 

 

阿部「お茶っこっていうのは“お茶を出す”だけじゃないんです。
それは行ってみないと分からないですし、時期やそのお家にもよるんですけど、
中には“これは立派な食事では!?”という“お茶っこ”を出してくれる所もあります。」

 

井門「それは楽しみですね~!何が出るんだろう…。」

 

 

 

と、ワクワクしていたのが『みなチャリ!』を始める30分前でして。
30分後には冷たい雨と風でただの小汚いオッサンと化していた井門P。
ようやく辿りついたのは『民宿 なか』。

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「はぁ…中が温かい…。
女将さん、お世話になります…。」

 

渡辺「いやぁ、随分寒かったでしょう?」

 

井門「(ズタボロな状態だったので)ほ、本当はもうちょっと格好良いんですよ!」

 

渡辺「でしょうねぇ(笑)」

 

 

 

笑顔で迎えてくださったのはこちらの渡部栄子さんと漁師のお父様。
客間に入った瞬間に“お茶っこ”がただのお茶じゃない事を思い知らされた一行。
何故なら縦に並べられたテーブルの上には所狭しと魚介が並び、
何やらコンロに鍋もかけられているではありませんか!!

 

 

 

渡辺「はいどうぞ~、ワカメをしゃぶしゃぶして召し上がってください。」

 

お父さん「これは絶対に食べて欲しい。ここの海で獲れた牡蠣を蒸したやつだ。」

 

渡辺「このムール貝もなかなかの大きさでしょう?
それと地元のメカブね、これもしゃぶしゃぶしてタレに付けて召し上がってください。」

 

渡辺「お刺身もこれサヨリの刺身があるから。
今日ね漁師仲間が持ってきてくれたやつで、貰ったの。
あとナマコ酢も美味しいから食べてみて。」

 

渡辺「これは魚の塩麹焼き、塩麹もウチで作ってるんですよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

次から次へと供される新鮮な三陸の海の幸。
その食材を嬉しそうに説明してくれる栄子さんとお父さん。

 

 

 

渡辺「お父さん、漁師のくせに魚を食べるのが下手なんですよ!」

 

井門「お父さんが好きな食べ物ってなんですか?お魚ですかね?」

 

お父さん「いや、そんなに好きではねぇ。」

 

渡辺「お父さん、甘い物が大好きだから(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

こうした地元の方々とのやり取りがなんとも幸せなひと時を作ってくれる。
この触れ合いから“また南三陸町へ!”という想いを抱く方もいらっしゃるそうで。

 

 

 

井門「なんだか田舎の実家に帰ってきたみたいです。」

 

橋本「分かります!僕の実家がまさにこんな感じ!」

 

渡辺「あぁ、それが一番嬉しい!」

 

井門「しかしこんなに料理が出てくると思いませんでした(笑)」

 

渡辺「皆さんの喜ぶ顔が見たくて、
あれもこれもって出していたらこんな量になっちゃいました(笑)」

 

 

 

変わりゆく風景と、変わらない人の心。
『みなチャリ!』はその二つに、
地域にとってとても大切なその二つに出会える、とても貴重な機会なのかもしれません。
渡辺さん、お父さん、いつまでもお元気で!
そして阿部さん、今度は息子を連れて夏に遊びに来ますからね!

 

 

 

 

 

 

 

 

南三陸町というとやはり海をイメージされる方が多いと思います。
かく言う僕も南三陸町は海の方にしかお邪魔した事がなく…。

 

 

 

永尾「最後にお邪魔するのは山の方なんだよ。
山で藍を育ててる人に会いに行こう。」

 

 

 

車を山の方に走らせること15分。
確かに古き良き里山の風景が広がる場所に出て来ました。
ここにあるのが藍染め工房『でんでんむしカンパニー』。
笑顔で出迎えてくださったのは、代表の中村未來さんです。

 

 

 

井門「そもそも中村さんは南三陸町ご出身なんですか?」

 

中村「いえ、違います。
震災後にボランティアとして南三陸町にやって来て、
様々な活動を通じてここで暮らす事にしたんです。」

 

 

 

南三陸町で暮らす様になり、この町が抱える様々な問題も分かってきた中村さん。
高齢化も進んでいく中で、休耕地の再生など地域が抱える問題に向き合うように。
そんな中、耕作放棄地の再生の為に藍を栽培し始めたのが2014年。

 

 

 

井門「いま目の前に中村さんの作品が並んでますけど、
中村さんはどこかで藍染めを学んで…とかなんですか?」

 

中村「えっと、違います(笑)」

 

井門「どこぞの美大の染色科卒業とかって訳ではないんですか!?」

 

中村「はい、独学で(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

商品の中に藍茶というお茶もあって、そちらも頂きました。
ほんのり甘味もあるハーブティーのようで、
藍染めの藍だから青いお茶かと思ったらそんな事もなくて。
そのほかにも可愛らしい藍染めの商品が並びます。

 

 

 

吉武「じゃあ僕も買っていこうかな…。」

 

井門「アレだ…フルーツサンドの子に買ってくんだ(ヒソヒソ…。)」

 

橋本「やっぱり!」

 

井門「いやらしいっ!」

 

吉武「ウヘヘヘ。」

 

 

 

中村さんは移住後にお子さんを出産もされています。
高齢化が進む集落で、それは皆に可愛がられているとか。

 

 

 

中村「近所のおばあちゃんたちもとても可愛がってくれて(笑)
工房に連れてきていた時なんか“私が面倒みてあげるよ”なんて。」

 

井門「子供は地域全体で育てていくのが理想って言いますけど、
ここでの子育てはまさにそうなのかもしれませんね。
そうだ、隣の古民家を改修中ってお伺いしましたけど…?」

 

中村「はい、ここを民宿にしたいなと思って改修工事をやってます。
自分の手でやっているので時間がかかってしまっていて。」

 

永尾「前は春までにって言ってませんでしたっけ?」

 

中村「もう少し先になるかも知れません(笑)」

 

永尾「その内に“年内にはなんとか!”って言いそうだなぁ(笑)」

 

一行「(笑)」

 

 

 

中村さんの夢の城では三陸の海や山の幸を料理として提供し、
南三陸のワイナリーで作られたワインも出されるとのこと。
旅日記を書きながらワイナリーのサイトも覗いてみたんですけど、
どれも美味しそうじゃないですか!
藍染め体験も出来て、この静かな里山で南三陸の豊かな食材を味わえる。
それはきっと誰にとっても特別な体験となるはず。
僕も来年あたりフラっと一人で藍染め体験しながら泣いてると思います(笑)
いやいや冗談はさておき、
この土地を愛する中村さんがどんな風な民宿を作っていくのか。
本当に楽しみにしています!中村さん、有り難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旅の最後に立ち寄ったのは南三陸さんさん商店街。
震災から9年で気仙沼も南三陸町も町の姿は随分と変わりました。
そしてその中で、新しいことをやろうとしている人達は確実にいて、
少しずつ、少しずつ、でも着実に前に進んでいるのです。

 

この旅日記を書くにあたり、
YAJIKITA時代からの旅日記をいくつも見返していました。
そこに書かれている僕の言葉は『復興への応援』。
今回はただその言葉ではもうないような気がするんです。

 

『復興の為に進んでいる町への応援の言葉』ではなく、
『見所が沢山ある東北の町を訪れて貰う為の言葉』をこれからは紡いでいこうと。

 

“うわー!面白そう!”
“これは美味しそう!”
“ここに行ってみたい!”

 

これからの東北を応援する為には、
そこを訪れた僕がこんな風に言われる体験をもっともっとしなくちゃ。
新型コロナウイルスの影響もあり、観光は少し厳しい状況ではありますが、
状況が落ち着いたら必ず東北へ。
こんなに魅力溢れる人や物がそこには待っているのですから。