KIKI-TABIハイライト!古代ロマンを歩く、歴史旅編
2020-06-03
新型コロナウイルス拡大防止のため、ロケを自粛していますので、
今回も、膨大なKIKI-TABIのアーカイブズの中から、
テーマに沿った選りすぐりの旅を、総集編としてお送りいたします。
今回のテーマは、「KIKI-TABIハイライト!古代ロマンを歩く、歴史旅編」です。
まずは、「縄文時代」に、思いを馳せてみましょう。
氷河期が終わって温暖化へと移り変わるころ、縄文土器を使い始めた縄文時代。
縄文人の集落があったとされる貝塚は、なんと都内にも点在しているんですよね。
そこで、最初にピックアップしたのは、2018年11月放送!
「東京にも1000か所ある?都内古墳にコーフン巡り」です。
旅人の棚橋麻衣さんと、歴史研究家 井手窪剛さんが、東京・目黒区にある『東山貝塚公園』を訪れました。
2018年11月放送。旅人:棚橋麻衣さん・井出窪剛さん。
「東京にも1000か所ある?都内古墳にコーフン巡り」
◆旅日記 https://park.gsj.mobi/news/show/50470
1万5000年前から3000年くらい前までの、
狩りが中心だった時代、「縄文時代」からスタートしましたが・・・
今度は、稲作が中心になる「弥生時代」を経て、「古墳時代」へ移ります。
「古墳時代」というと、大和朝廷の国内統一が進んで、
言葉通り、古墳が全国各地で造られた時代です。
最近では、去年7月に、大阪の堺市、羽曳野市、藤井寺市にある日本を代表する古墳群
「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産に登録されたばかり。
その中には、歴史の教科書でお馴染みの世界最大の前方後円墳!「仁徳天皇陵古墳」があります。
訪れたのは、歴史研究家の井出窪剛さんです。
2019年9月放送。旅人:歴史研究家の井出窪剛さん。
「どう楽しむ? 世界遺産、百舌鳥・古市古墳群歩き」
◆旅日記 http://www6.jfn.co.jp/blogs/entry/15733
◆旅動画 http://youtu.be/Hn_tUsm_3OQ
さて「古墳時代」のあとは、西暦600年くらいから。
聖徳太子が活躍した「飛鳥時代」に入ります。
新しい文化を発展させつつ、政治や経済など、大改革が行なわれた時代ですよね。
710年に平城京に遷都するまでのおよそ100年間になります。
その飛鳥時代の舞台となった奈良県の高市郡明日香村にあるのが「飛鳥寺」です。
旅人の松本英子さんが、訪れました。
2015年11月に放送。旅人:松本英子さん。
「女帝の時代、飛鳥時代~奈良県明日香村~」から。
◆旅日記 http://www6.jfn.co.jp/blogs/entry/14776
◆旅動画 http://youtu.be/_W_I2JZbbe8
後半は、そのあとの時代、都を、今でいう奈良の平城京へ移した710年から
都を、平安京へ移す794年までの「奈良時代」をクローズアップします。
「奈良時代」といえば、『古事記』『日本書紀』『万葉集』ができた時代ですよね。
中でも、日本最古の和歌集「万葉集」は、
去年新しい年号になった「令和」の出典元として話題になりました。
そこで、「万葉集」にゆかりのある場所の中から、
KIKI-TABIが訪れたのは、富山県の高岡市。
なんでも「万葉集」の代表的歌人であり編纂者といわれている大伴家持が、
およそ5年間、高岡に住んでいたことから、
「万葉集のふるさと」とも呼ばれているんだそうです。
『万葉集』は、4516首が収められていて、
家持の歌は、万葉歌人の中で一番多くて、なんと!473首。
しかも、越中時代に作られた歌の数は、223首もあるんだそうです。
そこで、FMとやまのパーソナリティ、田島悠紀子さんが、「高岡市万葉歴史館」の館内をご案内頂きながら、万葉集について、令和の出典元についてお話を伺いました。
そして、毎年10月に行われているお祭り「高岡万葉まつり」のメインイベント「万葉集・全20巻朗唱の会」に参加している学生の方にインタビューもしています。
2019年10月放送。旅人:FMとやまのパーソナリティ、田島悠紀子さん
「令和!万葉集のふるさと高岡の旅」の中から。
◆旅日記 http://www6.jfn.co.jp/blogs/entry/15749
◆旅動画 http://youtu.be/SPMp4NHKQvQ
今回は、膨大なKIKI-TABIのアーカイブの中から、
「KIKI-TABIハイライト!古代ロマンを歩く、歴史旅編」と題して、総集編をお送りしました。
全国で「緊急事態宣言」が解除となりましたが、
リスナーのみなさんも、引き続き、安全にお過ごしください。