戦場は「引く勇気」を持つことが大事!戦場カメラマン・渡部陽一さん♪

2014-02-17


先週に引き続き…今週も癒されて下さいましたか?
戦場カメラマン・渡部陽一さんをお迎えしての
NEVER GIVE UP!

ハイ! 先週よりも、さらに和やかに(?)
素晴らしい3ショットをいただきました~(^O^)/
今週も渡部さんのお話を一つ一つ
噛みしめるように聞きいっていたコロッケさん、
そして、数々の戦場を共にしてきたカメラを持った
渡部陽一さん、
さらに「渡部さんのような方と結婚したーい」
という本音もポロリ?な八雲ふみねさんです♪

さぁ、先週は主に「戦場カメラマン」になるまでの
渡部さんについてお話していただきましたが、
今週はズバリ「戦場」という現場について、
また、その現場で一体何が起こっているのか?
というお話をしていただきました。

いや~渡部さんのお話はすべてが「深い」です!

一つ一つをすべて記したい想いを抑えつつ、
中でも印象的だったエピソードを
綴らせていただきますが、
やはり、その一つは渡部さんのトレードマークとも
言うべき「ベレー帽」と「ベスト」。
このベレー帽は、かれこれ17年前に妹さんから
プレゼントされたもので、
いただいた時よりもかなり小さくなって
しまっているそうです。
でも、この帽子は、
「ケガをせずに戻って来られる」
というお守りのような存在なんだとか…。

そして、ポケットが沢山ついた「ベスト」。
常に同じ場所に同じ物が入っている
ということで、
身につけていらっしゃるファッションにも
すべて「大切な意味」と「必要性」が
あることを教えていただきました。

さらに、渡部さんの“戦友”ともいうべき
「カメラ」。
上の写真ではチョットわかりづらいかも
知れませんが、
実は、黒いガムテープが幾重にも
巻いてあり、
それは「反射を防ぐことによって、
銃を持っていると勘違いされない為」である
という、とっても大切な意味がありました。

というように、持ち物すべてからも
戦場という現場がいかに我々の想像を
はるかに超えた世界なんだ、
ということが伺えます。

そして! 何と言ってもスタジオ内はもちろん、
我々スタッフたちの間でも「うーーん」と
唸ってしまったのが
「引く勇気を持つ」
という言葉。
これって、私たちの日常の中においても
大切なことなのかも知れませんよね。
特に渡部さんの場合は、
「ケガをせずに無事に帰ること」
これがなければ、
真実を伝えることが出来ないわけですから
まさに「引く勇気」は本当に大事な意味を
持っているんだと思います。

渡部さん、ステキな言葉をありがとうございました。
そんな渡部さんのNEVER GIVE UP!
それは、、、

『家族』

ご家族が支えて下さっているからこそ、
戦場に生きる子供たちの姿を
伝えることが出来る…
苛酷な現場から帰国し、
飛行機のシートベルトを外した瞬間、
また、ご自宅のドアを開けた瞬間、
カメラマンとしての渡部さんから、
一人の父、一人の男性としての渡部さんに
スイッチが切り替わる、
とおっしゃっていました。
さらに、八雲さんも「いいなぁ~」と
うっとりしていたエピソードもありましたね。
戦場に行った時こそ、
しつこいくらい奥さまにお電話し、
メールをし、お手紙を書き、
とにかくしつこいほどに連絡を取る!
遠く苛酷な戦場にいるからこそ、
常に身を案じてくれる奥さまに
「近くにいるよ」
というメッセージを伝えていらっしゃる…

あ~書いているだけで、心が温かくなります。

2週に渡ってご登場して下さった渡部さんは
本当に心の美しい、清らかな空気を持った
ステキな方でした。
最後になりますが、
世界中から「戦争」という悲しい争いが無くなり、
子供たちが安心して暮らせる世の中に
なった時には、
「戦場カメラマン」から
「学校カメラマン」になりたいそうです。
子供たちの笑顔、給食を食べる姿、
一生懸命お勉強する姿を
大切なカメラに収めたい!
とおっしゃっていました。

渡部さんの「夢」が近い将来、叶いますように…
私たちも同じ想いで願い続けたいと思います。

渡部陽一さんが世界の、そして日本の子供たちに
伝えたい想いは
オフィシャルサイトでご覧になれます。
ぜひ、一度のぞいてみて下さいね。