第15回

2016-01-10



ゲストは、海洋冒険家の
白石康次郎さん。
http://www.kojiro.jp


第一声からお元気で
「24時間体制で元気です!」
という白石さん。




白石さんは、1993年、26歳の時に
史上最年少でヨット単独無寄港世界1周を達成されました。
これは、”50フィートのヨットを自分で作り、水と食料積んで、
どこの港にも寄らずに地球を一周した”という記録です。


命の危険と隣り合わせのヨット。
そのヨットに挑戦した理由は、子供のころから感じていた”好奇心”。
「海をヨットで世界一周したら、素敵だとおもったんだよね!
船酔いが激しいし、ヨットもうまくないけど、好きになるのに理由はいらないんです。」
さらに、“花を愛するのに植物学はいらない。人を愛するのに医学はいらない”
という言葉のもと、”夢を見えるのに理由はいらない”と白石さんはおっしゃいます。

白石さんは、ヨットでの世界一周を達成するまで、
2回の失敗を経験されています。
その時のことを白石さんはこうおっしゃいます。
「大人と子供の差は、”経験”だけだと思っています。
2回の失敗を経験したことで、実力につながって、運命になったんですよ」
さらに、自信があったから世界一周したのではなく、
世界一周したから自信がついた、とも。


そんな白石さんが選ぶ元気になる曲は、
「アントニオ猪木のテーマ 炎のファイター」!
この曲聴けば、気持ちを高めることができる、とのこと。


雷、竜巻、クジラの激突、氷山など、航海には危険がたくさんあります。
そんな危険な航海の中で、1番大切なことは「変わらずに笑顔でいること」!
船にいるのは自分自身、1人だけのため、今出来ることは1つだけ。
何をするか”決断”する時、良い選択肢をしなければなりません。
「いつも良かれと思って判断します。
でも、落ち込んでいたり、機嫌が良く無い時は、間違います。
常に自分を明るく楽しくいれば、平常心が生まれて、一番正しい判断が出来ます」

さらに、「決断は午前中!夜は雰囲気に飲まれて、欲が出てくるからね!
午前は嘘もつきにくいから!デートはランチから!」とも。
そして、” 判断が正しい時は、迷いが無い “と白石さん。
「待てよって思った時は迷っている証拠ですから、
判断を疑ったほうがいいですよ」


白石さんの著書「精神筋力」のお話へ。
筋肉をつける時は、負荷をかけて筋繊維を切ることで太くなります。
それを精神に当てはめ、挑戦し”困難”に出会うことで
失敗を重ねて”精神筋力が”成長していくというもの。
「ほんのちょっとの勇気でいいんだな。階段を1つのぼる。
知らない人に会う、知らない本を読む。
そうすると精神筋力ってついてくるから!」とおっしゃいます。


来週も元気いっぱいの白石さんのお話うかがいます。