第36回:別所哲也さん②

2016-06-05

ゲストは、

俳優の別所哲也さんです。


前回、映画祭のお話し伺いましたが、

今回は別所さんご自身のお話。



静岡県のご出身の別所さんは、

中学から6年間、バレーボールをやられていました。

県内の国体選手候補の強化キャンプにも参加されていて、

高校3年までは全く芸能界、俳優業に興味はなかったとか。


「自分に才能とか、チャンスがあるとも思ってなかったし、、、

英語が好きだったから、東京に出て、

外国語大学に行って、商社マンになって。

それで謎の旅行作家になって、世界中を旅したいなんて思って

、、放浪したいなんて夢がありました(笑)」



その後、大学に進学した際に、「ESS (英語劇)」と

出会ったことをきっかけに、俳優というお仕事の道へ進みます。

「大学1年の時、作詞家でもある、奈良橋 陽子さんに出会って、

関東圏の英語劇のサークルに誘われて。」

そのサークルには、藤田朋子さんや川平慈英さん、

後輩には、オダギリジョーさんや加瀬亮さんも。

「入り口英語ですが、俳優という表現をする場、楽しいなって」


その後1990年に、日米合作映画で、

ハリウッドデビューされた別所さん。

「合作映画なので、ハードなカメラテスト、即興劇など、

第5次審査までは日本で行いました。

最後3人に残った時には、ドキドキしたし、

そして実際に合格してアメリカ行った時は、

スポーツ紙にシンデレラボーイって書かれて(笑)」

ハリウッドでの生活は、最初外にでるだけでも怖かったそうで、

通じると思った英語は通じず、慣れるまで大変だった、とのこと。



そんな別所さん、7月3日からは、

再演となる舞台「南太平洋」にもご出演です。

「一生、舞台俳優でありたいなって思ってますので。

特にミュージカルは様々な技術が必要で、藤原紀香さんと一緒です」

全国様々な場所で公演されますので、ぜひお出かけください。


http://www.hello-musical.jp/stage/southpacific/



今回の選曲は、The Police の「 Every Breath You Take」。

「ミュージカルに出会った時もオーディションでよく歌ったし、

ハリウッドでドライブする時にもよく聞きました。」



お忙しい別所さん。生きている間は全部オン!とも。

「寝る時も、スイッチ切るというよりも、

体を休める!オン!みたいな。」

特にルールを決めずにいるそうで、

食べたい時に食べたいものを食べたいだけ。

ストレスがたまったらシャワー浴びながら歌ったり。


その中でも、プライベートでご家族と過ごす時間は、

本当に大切にされているそう。

「娘なんでね、もうすぐ7歳。

僕の子供の時とは見る視点が違うし、

オシャレさんになろうとしてるし!

子供から学ぶこともたくさんあります。」


別所さんの元気の源は、「家族と分かち合える感動、笑顔」

一緒に仕事している仲間も家族として捉えて、

誰かと一緒に分かち合える感動が大切、とおっしゃいます。


2週にわたり、有り難うございました!


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