ゲストは、中国の伝統楽器、二胡の世界的奏者の

ウェイウェイ・ウーさんです。

ウェイウェイさんは、

積極的にチャリティー活動をされています。

新潟県の長岡に二胡教室があったことで、

新潟で震災のあった年から今でも継続されています。

「音楽は目に見えない力がありますので、

心が潤いを感じたら、明日も元気になれます。」

東北には、桜の咲く季節に訪れたそうで、

地元の方々との交流もされました。

「このまえ、熊本にも行ってきまして、

子供達と交流もしてきました。」

きっかけは、熊本にある二胡教室とのつながり。

「毎日怖い、っていう不安だっていうメッセージを頂いて、

アルバムを送ることになって。

その生徒さんの1人が、小学校の先生だったんです」

小学校でのチャリティーコンサートの後、生徒たちからの手紙に、

”音楽の力”を感じた、と書かれていて嬉しかったそう。

「やはり私が日本にきて、日本の人たちは、

今の私の音楽の応援をしてくださって、それが原動力です。

だからそれの、恩返しをしたいんです。

自分が何かすることで、笑顔になっていただきたいんです」

今回の選曲は、アルバム『WeiWei's Cafe Time』に

収録されている、「ジブリメドレー」。

この前の熊本でも、子供達の前で演奏された曲なのだとか。

アルバムのタイトルにある『WeiWei's Cafe 』も

実際に、今年7月に品川区武蔵小山にオープンされました。

「二胡のサウンドが常に聞こえる、空間が良いなと思って。

私の大好きな飲茶、上海の懐かしい豆乳のスープと揚げパン。

インテリアも全部自分で選びました。」

ご自身の出身地、上海でもコンサートをされています。

上海では、二胡という楽器は子供が習う楽器であるため、

日本で二胡を愛好している主婦の方や会社員の方が

実際に演奏する姿に感動してくださるそう。

「二胡は、大人になって習う人はあんまりいないんですけど、

日本の方の演奏を見て、上海の方が習いたくなったって言ってて、

逆輸入ができて、嬉しいな～と思います。」

演奏する楽曲も、上海では伝統的な曲が多く、

日本の演奏者自身が作曲しジャズなどを演奏する、という流れになっています。

ウェイウェイさんの元気の源は、”笑顔”です。

「どんな場所にいっても、どんな会話しても、

みなさんが笑顔でいてくださると、私も頑張ろうと思えます。」

来年はデビュー15周年がやってきます！

アルバムの制作も進んでいる中、たくさんの笑顔に会いに行く、とも。

2週にわたり、ありがとうございました！