東京・山手線一周!宝探しぶらり旅・浜松町~新橋編|旅人:井門宗之

2019-05-10

 

ゴル「山手線ぶらりはスタッフも喋りますよぉ~。」


井門「前回はカメラが、いやキャメラがいなくて寂しかったから、
今回はキャメラ、カモン!!」


橋本「都内ロケで小林さんと会うの久々ですね~!」


親分「おっ、今回は浜松町アレしちゃうよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

という訳で2回目山手線ぶらりであります。
なんてったって来年の新駅開業までに1周しなきゃいけない!(笑)
ペースアップしていくよ!ホラ、ついてきな!!
今回のメンバーは行く先々の町をアレしちゃう作家の親分、
新たな録音機材を片手にヤル気まんまんのゴルちゃん、
そして世界貿易センタービルの144分の1モデル、キャメラの橋本くん!


こんなメンバーで今回は前回のゴール地点『浜松町』駅前からスタートです。
駅前には中波の他局のビルもありましてね。えぇ、えぇ。

 


ゴル「よくそこのサテライトでアイドルのイベントがあるんですけど、
浜松町で働くビジネスマンとのコントラストが凄いんです!(笑)」

 


そうなんです。
今回のスタートである浜松町はビジネスマンの街。
「町」ってよりは「街」なんだよね。浜松「町」だけど。

 


井門「あっ、貿易センタービルが建て替えに入るんですね。」


親分「この規模での建て替えはかなり大きいよね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

浜松町駅前にあるのが前回のぶらりで昇った世界貿易センタービルディング。
1970年に竣工したビルもいったん解体されて、2027年に新たな本館が完成予定とか。
まぁ、実はここだけじゃなく浜松町エリアは広く再開発プロジェクトの渦中にありまして、
少しの期間でも随分様子が変わっていくエリアなのかもしれません。

 


井門「でもそんな中にあって、この居酒屋は良い風情だよね(笑)」


ゴル「秋田屋に来ましたね、懐かしいなぁ。」

 


あれは3年前、熊本の被災地を取材すべく羽田空港にいたKIKI-TABI一行。
*今回の旅と全く同じメンバー。
ところが滑走路での機体トラブルがあり、この日の羽田空港発着の便がほとんど欠航に。
慌てて翌日の便を確保したものの、取材先への連絡や取材行程を再構築するため、
羽田を離れ浜松町に移動。普通に喫茶店で打ち合わせをすれば良いのに、
親分の「秋田屋でやろう」のひと声でこちらでの作戦会議となったのでした。

 


井門「旅先でも飲むってのに、都内でも同じメンバーで飲んでるんだもん、
どんだけ仲良しなんだよって話しだよね(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

僕らの番組は日本全国にもお邪魔しますが、都内各地もぐるぐる巡っておりまして。
そうすると東京の色んな街に思い出が出来るんですな。
今回巡っている浜松町~新橋もそんなエリアのひとつ。
かつてこの番組がYAJIKITA ON THE ROADだった頃、
『東京発どこ行くツアー』というレギュラー企画がありました。
その中でまさに浜松町のある『芝』エリアも散策しておりましてね。
当時の井門の旅日記にはこんなことが書かれております。
以下一部抜粋。




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芝エリアのランドマーク「大門」には、
井門自身も親近感を抱かずにはいられないのであります。


…えっ?何故って?
だって、ほらローマ字表記してごらんなさいな。


「大門=DAIMON」
「井門=IMON」
⇒DA IMON

ほらね、大門の中に井門がいるっていう。
もうなんか「DA PUMP」みたいになっちゃってるっていうね。

えっ?ちょっと強引過ぎて、「無理無理無理無理!」って?

そのギャグが強引過ぎて、「ダメージ!ダメージ!」って?

はい、そういう訳で(強引に進めちゃったー!!)、
今回は芝エリアを散策する東京発どこ行くツアーでござい!


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USAで再ブレイクを果たす前に旅日記でも取り上げるあたり、
やはり持ってる男、IMONは違う。ってかなんだよこの文章。

 


ゴル「なんか覚えてるわ~、大門の信号の前でオープニングやりましたね。」


井門「あの時から確実に変わったのは外国人観光客が増えたってことかねぇ。」

 


この日も僕らがマイクを回し、カメラで撮影しながら移動していると、
「オ~、ファンタスティック~」と言ったか言わずか、
かなりの外国人の方が振り返ってくれます。
そしてまさに『芝の大門』をくぐると、そこから日比谷通りの方向に見えるのが増上寺です。

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「東京タワーのお膝元でね。
金子哲雄さんが眠ってるんだよね。」


ゴル「東京タワーを見たら思い出して欲しいって、
そんな想いでこちらで眠ってらっしゃるんでしたよね。」

 


金子さんは僕やゴルちゃんが担当する生放送でとてもお世話になりました。
本当にサービス精神旺盛な方で、祝日で生出演された後なんかは、
放送後に1時間くらい皆で雑談したりしたっけ。
「コレを使うとお得ですよ!」みたいな話題は誰にとっても面白くて、
いまでも金子さんの声はしっかり耳に残ってます。どうか天国でも笑っていてください。


うん、東京はもうどこを歩いても思い出だらけだ。
そんなことを改めて想う。想いながら現れたのが芝の増上寺。
「現れた」というか、その大きさやインパクトはかなり遠くからでも見てとれます。

 


井門「この三解脱門も含めて増上寺って前も来たけど取材はしてなくて、
今回も特に取材はしないんですよね?」


親分「そう。でもお参りだけはしていこうか?」

 


三解脱門は『むさぼり・いかり・おろかさ』という煩悩を解脱する門のこと。
前の取材から数年経ってるけど、未だにそのどれからも解脱出来ていない(笑)
結局のところ、まだ自分自身と向き合えていないのかもしれないなぁ。
あっ、でもそんな事に想いを馳せられるだけ成長したって事か。


境内に入ると驚くべきはやっぱり外国人観光客の姿。
スマホに何やら付属品を付けて、思い思いに写真を撮っています。
江戸を作った徳川家の菩提寺、増上寺。ここには6人もの将軍が眠っている。
鎖国していた時代の将軍たちが、いまの境内を見たらさぞ驚くだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日比谷通りに出て。

 


親分「ここはオリンピックでマラソンのコースなんだよね。
ちょうどこの先も折り返し地点になっていて。」


井門「皇居や東京駅、浅草や銀座も巡るんだよね。
東京マラソンもそうだけど、東京の街を駆け抜けるって気持ち良いだろうなぁ。
まぁ、オリンピックでそんな悠長なことは言ってられないか(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

日比谷通り沿いの芝公園を進む一行。

 


ゴル「地図で見ると都立芝公園が飛び地みたいに、
増上寺やプリンスホテルを囲んでるんですね。」


親分「プリンスホテルは徳川家の霊廟跡に建てられているんだよね。
最初の東京オリンピックの1カ月前に開業したんだよ。」


井門「前にチャリティイベントの司会をやったなぁ。
松井秀喜さんとジーターさんのイベントで物凄い豪華だったっけ。」


ル「僕は日本代表の記者会見でよく来ましたね。」

 


東京プリンスホテルは格式高いホテル。
今でも豪華なイベントや記者会見が行われる場所なのであります。
そんな話をしながら日比谷通りを進む一行。
この辺りは名の知られた企業の本社ビルなどが並ぶオフィス街。
それでも一歩路地を入ればマンションなどもあって、
どうやら生鮮品を売るスーパーなどもあるよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「前の山手線ぶらりで芝商店街の会長が仰ってたけどさ、
やっぱり町から生鮮を売るスーパーが無くなるとダメなんだって。」


橋本「人の営みが立ち行かなくなりますもんね。」

 


オフィス街の中にも少なからず人の営みがあって、
そのコントラストになんとも東京っぽさを感じてしまう。
この器の大きさも、きっと東京なのだ。
そうこうしていると通りの右手にガラス張りのキッチンスタジオの様な場所が。
中では何かを学ぶ生徒さんの姿、そして看板にはUCCコーヒーアカデミーの文字。
どうやらコーヒーにまつわる様々を学ぶ学校らしい。
そしてその隣には何やらショールームらしきスペースが。
僕らは早速その中へと入っていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「こちらのショールームは何をする場所なんですか?」


栄「UCCのコーヒーに関する250種類の製品と60機種のマシーンを展示してあります。
実際にお店をやりたい方がここに来て、
1日中どんなマシーンを使うか悩まれるところです(笑)」

 


お話しを伺ったのは入社33年、
コーヒーの世界に足を踏み入れて40年という栄秀文さん。

 


井門「今日も商談のお客様がいらっしゃいますね。」


栄「はい、実際に展示してある製品を試す事が出来ますので、
沢山の方にお越し頂いています。」


井門「隣で授業を行っていたのはコーヒーの学校なんですか?」


栄「えぇ、コーヒーを初めて飲まれるような方からプロを目指す方までの学校です。
2007年に神戸で開校して、東京校は2015年に出来ました。」


井門「神戸は日本のコーヒー発祥の地ですもんね!」


栄「そうですね。」

 


コーヒーに関する話しは立て板に水といった栄さん。
スーツの胸にはコーヒーアドバイザーの証であるバッジが輝いています。
この資格はUCCの社内資格で、なんと合格率が2%なんだとか!

 


井門「これだけ綺麗な施設だと間違ってお客さんが入って来たりしませんか?」


栄「場所柄か外国人の方が間違って入って来られます。
ただこのショールームは一般の方は入れませんので、
カフェと間違って入って来られた方は隣の上島コーヒーのカフェに御案内しています(笑)」


井門「栄さんはコーヒーも淹れたりされるんですよね?
コーヒーアドバイザーの淹れるコーヒー、飲んでみたいなぁ…。」


栄「えぇ、勿論いいですよ(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

 

という良い流れでショールームの中にあるカウンターバーの様なスペースへ。
『Largo』(日本語で“ゆっくり”)と名付けられたここは、
実際にカフェをやる上でサーブの手順を体験したり、
商談をゆったりとした気持ちで進めて貰う為の場所なんだとか。

 


栄「いま井門さんにお座り頂いている場所、
目線の高さが私とちょうど合いますよね?」


井門「本当ですね!しかもここに座ると落ち着く(笑)」


栄「ですからここに座ると本音が出るんですよ。
折角お店をオープンする為の準備をする訳ですから、本音も言って頂きたいじゃないですか。
ここで話すとそうした正直な気持ちを言葉にして頂けるんです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Largoの後ろには現役の焙煎機が物凄い存在感で展示されている。
勿論、これも商品の一つで、ちゃんと稼働もしているのだとか。

 


栄「漆黒の黒に真鍮を使っていますが、
この真鍮も大阪の職人に打ち出して作って貰った物なんです。
これ自体は300万円位なんですが、
焙煎する時の香りなどを最小にとどめる為のパーツや、
ビルの屋上から排気する為のダクト等を特別に使っていますので、
ここで使っている物を全て合わせると3000万円位になります。」

 

 

 

 

 

 

 

 

この日僕らが栄さんに淹れて頂いたのはエスプレッソ。
ミルクがしっかり使われたマイルドなエスプレッソに栄さんがアートを描く。

 


栄「バリスタの世界大会ではこんなアートが描かれたりするんですよ。」


一行「(画像を見せて貰いながら)凄いっすね!!」


栄「でもこれだけ緻密なアートもものの1分位で描いてしまいます。
折角淹れたエスプレッソがぬるくなってしまっては本末転倒ですからね(笑)」


井門「そんな簡単にやっちゃうんですね…。」


栄「ラテアート、井門さんもやってみますか?
カウンターに入ってきて頂いて。私がサポートしますからどうぞ!」


井門「はい…ではお願いします。」

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「凄い!!出来た!!


橋本「いや、出来たじゃない!
やって貰った、でしょ!?(笑)

 


栄さんの手ほどきでなんとなく出来た気になってしまったラテアート。
でもこうしたテクニックもコーヒーアカデミーでは教えてくれるそうな。

 


井門「栄さん、コーヒーの難しさってどんなところですか?」


栄「難しさですか…。
奥が深いところがやはり難しさでもあり、
でも奥が深いからこそ楽しいものでもあります。
そしてだからこそ、ワクワクする期待感も生まれるんです。」

 


僕らがお邪魔したのはわずかな時間でしたが、
そのわずかな時間でコーヒーの楽しさをしっかり学ぶ事が出来ました。
こちらのアカデミー出身で、世界で活躍するバリスタも多数!
とは言えアカデミーは体験コースからありますので、興味のある方はぜひ。
栄さん、美味しいエスプレッソも御馳走様でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

親分「ここのアカデミーは個人的にも来たかったんだよね。」


井門「オフィス街の中にこの施設は目立ちますもんね。」

 


日比谷通りをずんずん進んでいくと、
かつてヤジキタでも取材した新虎通りへ。
ここは別名マッカーサー通りと呼ばれ戦後の復興道路として計画されながらも、
なんと60年以上ものあいだ工事が凍結されていた道路。

 

 

 

 

 

 

 

 

親分「ここはさ、歩道が広いんだよね。
歩道を賑わいの場にしてパリのシャンゼリゼみたいにするらしいよ。」


井門「確かに歩道が広い!!
これだけ歩道が広いとなんだか優雅な気持ちになるから不思議だね(笑)」

 


一行がそんな優雅な気分に浸っていると…。

 

 

 

 

 

 

 

 

子供の頃、誰もが一度は手にしたであろう「タミヤ」のプラモデルファクトリー。
精巧なジオラや子供の頃に憧れたプラモデルの数々が所狭しと並ぶ夢の様なお店です。

 


井門「いやぁ、懐かしいです!」


半谷「皆さんそう仰います(笑)
私も新橋にお店をオープンすると言われた時に“なんで?”って思いました。
でも秋葉原や中野では新しいお客さんは集まりにくい。
そこで新橋だったんです。
このエリアはビジネスマンが多くいらっしゃいます。
そしてその多くがかつてプラモデルで遊んでいた世代。
蓋を開けてみれば、オープン時にお客様から“懐かしい~!”の声が上がりました(笑)」

 


店内を御案内頂いたのはストアマネージャーの半谷孝道さん。
陳列されたプラモデルに興味津津の我々に色々と教えてくださいました。

 


半谷「場所柄なのかもしれませんが、こちらのお店ではアパレルもよく売れるんです。」


井門「タミヤのロゴって格好良いから、Tシャツとか欲しくなりますよね。
あっ、こちらは戦艦プラモですね!」


半谷「はい、実は年月を経て新たな戦艦の設計図が出てくる事があるんです。
タミヤでは出来る限りリアリティを追及するという想いから、
新しく設計図が出て来たものに関してはそれに準じた製品を改めて作っています。
なのでそちらの戦艦大和も今の設計図に基づいたものなんですよ。」


井門「子供の頃は憧れでしたけど、いま値段を見ると…買えますね(笑)」


半谷「そうなんです!
かつて買えなかった憧れの製品が、飲み会を一回やめれば買えるんです(笑)」


井門「新橋って場所柄、ここは良いですね。
会社帰りに立ち寄ってプラモを買って帰るっていう流れも出来そう。
あっ!車のプラモも格好良いなぁ…。」


親分「これは!!○○の○○じゃないですか!
おーっ、このモデルがあるんだ…凄いなぁ。
あっ!このガルウィングのベンツは石原裕次郎が乗ってたヤツだな…。」


井門「もう、親分の鼻息が荒過ぎて(笑)」


半谷「因みにあるスーパーカーメーカーの方が、
“タミヤの模型を作ればウチの車のことはよく分かる”と仰ってました。」


親分「メカニックマンは大体タミヤのプラモデルを作って構造を覚えてますからね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

半谷さんのお話しとプラモデルで相当テンションの高い一行。
しかし…地下1階に降りると更にテンション爆上げな物が待っていたのでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

井門「うぉーーーーー!!!」


ゴル「懐かしいなーーーーー!!!!」


橋本「僕はこの世代だーーーーーー!!!!!!」


半谷「(笑)まさに、の反応ですね。」

 


地下一階。
そこは懐かしのミニ四駆のエリアだった。
いや、懐かしのと言ってはいけない。
何故ならいま再びミニ四駆がブームなのだから。

 


半谷「この2階にレースが出来るコースがあって、
サラリーマンの皆さんが夜にやりに来るんですよ。
月に4回、平日の夜にナイトレースも開催しています。」

 

 

 

 

 

 

 

 

半谷さん曰く、80年代後半に登場したミニ四駆は累計1億8千万台ほど売れてるのだとか。
ダッシュ四駆郎世代の僕も第一次ブームの時に夢中になってミニ四駆で遊んだっけ。
タイヤを変えたり、ホイールを変えたり、ギア比の勉強したり(笑)
モーターもハイパーミニモーターとか、大会で使えないハイパーダッシュモーターとか。
モーターの回転数とかやたら詳しくなったもんなぁ。

 


半谷「そうなんです。
ですからお子さんと一緒に大会に出るお父さんも多いんですよ。
TVゲームは1時間やると子供の方が上手くなるんですけど、
プラモデルはお父さんの方が作るのが上手いですから(笑)」

 


結局僕もゴルちゃんもミニ四駆、買いました!

 

 

 

 

 

 

 

 

ミニ四駆もそうですけど、
タミヤの製品にまつわる様々な話を聞かせてくださった半谷さん、
本当に有り難うございました!購入した超皇帝は息子と二人で作りましたよ♪

 


井門「もしここでミニ四駆買って、そのまま居酒屋とか言ったら楽しいだろうなぁ。」


ゴル「ちゃんと流れが出来てますよね(笑)」

 


タミヤプラモデルファクトリーを後にし、
一行はいよいよ新橋エリアへ。
道を歩けば居酒屋の看板が立ち並ぶ。
そう、ここは日本屈指のサラリーマンの聖地でもあるのだ。
そんな中にあって、実は知る人ぞ知る神社がこの町にはあるのです。

それが烏森神社。

 

 

 

 

 

 

 

 

権禰宜の梶香那さんにお話しを伺いました。

 


井門「こちらの創建はいつ頃なんですか?」


梶「はっきりと文献が残っている訳ではないのですが、
平安時代の940年と言われております。」


井門「そんなに古くからあるんですね!」


梶「当時は勿論社殿も鳥居も木製だったと思いますが、
現在は新橋の街の条例に基づきコンクリート製なんですよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

そうなのです。
烏森神社があるのは新橋のビル群の中。
コンクリートに囲まれた中にあるので、もし火災がおきてしまったら大変。
なので条例に基づいてコンクリート製にしてあるのだそうです。

 


井門「この辺り、新橋の駅の出口も“烏森口”がありますけど、
烏森の名前の由来はなんだったんですか?」


梶「古くは枯洲とか空洲と書いていたそうなんですが、
それがいつからか“カラスが多く棲む”ので烏森になったと聞いております。」

 


そんな烏森神社、実は芸事の神様を祀っているのです。
実は僕の担当する朝のハピモニの相方、森藤さんもよく御参りに来るのだそうで。

 


梶「はい、こちらには3柱の神様がいらっしゃいますが、
その中のアメノウズメノミコトが芸能の神様として知られています。」


井門「それと御朱印やおみくじにも特徴があるんですよね?」


梶「4つの色を使っていてそれぞれに違う意味が込められています。
赤が縁結び、黄が金運、青が仕事、緑が健康。
心願みくじもそれぞれの色に合わせた願い事をしていただいております。」

 


と、いう訳で僕も御朱印を頂き、心願みくじに願いを託すことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

親分「俗っぽい願い事だな!」


井門「いや、大事なことだよ!競馬当たりたいもん!」

 


梶さん、俗っぽい願い事してしまい、申し訳ありません(笑)
でもね、あれから競馬がめちゃくちゃ当たってるんです。
必ず御礼参りに伺いますからね!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

かつてYAJIKITA時代に新橋SL広場に来た時は山手線ぶらりのゴールだった。
あの時の写真を見るととんでもなく若い(笑)
そして適度におっさんになった今は、
SL広場がまだ2回目の山手線ぶらりのゴールであります。
ここからまた来年の新駅開業を目指して東京をゆっくり眺めていこう。
歩く速度が実は東京の街を見るのに一番良いことは、
かつての山手線ぶらりでよく分かった。
令和になった東京が、これからどんな景色を見せてくれるだろう。


僕らは再び、歩きながら新時代の東京を進んで行くのだ!