若女将が教える!修善寺、自分磨きの旅|旅人:吉木由美

2013-03-27

 

 

YAJIKITA ON THE ROADリポーターの吉木由美です。沼津編に続き、「二度目まして …」の登場です。

今回のYAJIKITAは、静岡県の修善寺へやってきましたよ。

 

 

 





 

この修善寺でのテーマなんですが「若女将が教える!修善寺、自分磨きの旅」。
女性としては気合が入るテーマですね。

 

 

修善寺の歴史を紹介しつつ、女性が喜びそうなスポット、美肌効果もある修善寺温泉などなど、
心と身体が磨かれる修善寺歴史の旅。

 

 

今回の修善寺を案内して頂くのは、修善寺温泉・ねの湯・対山荘の若女将、稲木沙奈絵さん。

 

 

 





 

着物がとってもお似合いのしっとりした美しさに、女性の私でも思わずドキッとさせられちゃいました。さすがです。若女将!!!

 

 

まず向かったのは、5つの橋に願いをかけながら渡ると、恋が成就すると言われている恋の橋。 



将軍・源頼家とかつらが愛を育んだと言われる、修善寺物語。
その舞台となった桂川に架かる5つの橋を渡り、修善寺でお参りすれば、恋も成就する…はず…なんだそうです。

 

 

1つ目の橋、渡月橋「みそめ橋」からスタート。

 

 

 



 

温泉街を流れる桂川に架かる朱色の橋はとても綺麗で「あぁ~ここから恋の橋めぐりが始まるんだな…」と期待も高まります。

 

 

若女将とのお話に夢中になっていると、あっという間に、2つ目の橋、虎渓橋「あこがれ橋」へ。
橋の上から見る景色は1つ1つ美しくて、四季折々の風景が十分楽しめます。

 

 

 

 

 

 

3つの橋に行く途中には、伊豆最古の温泉と言われている独鈷(とっこ)の湯へ。

 

 

 





 

桂川で病父を洗う少年に心打たれた弘法大師が独鈷(仏具)で川の岩を打ち、霊湯を沸き出させ、温泉療法を伝授したと伝わる、
修善寺温泉のシンボルだそうです。

 

 

 

独鈷を持つ弘法大師幼少の像  虎渓橋畔・とっこの湯公園

 

 

 

独鈷の湯で温まった所で、3つ目の橋、桂橋「結ばれ橋」。 



みそめられて、あこがれて、結ばれちゃった…という訳ですね。

 

 

 



 

 

桂橋を渡って右手に進むと、見事な孟宗林、竹林の小径に到着。
サラサラとそよぐ笹の葉と、清流桂川の川音に身体の毒素がフ~ッと排出されるような癒しが… 



竹林の中央には、竹製の円形ベンチがあり、仰向けになって空を仰ぐと空の青さと緑色の竹の景色が美しかったです。
また、夜にはライトアップされるという事で、昼間とは違う幻想的な竹林も楽しめそうです。

 

 

 

 



 

 

 

竹林の小径を抜けると、すぐに4つ目の橋、楓橋「寄り添い橋」、続いてあっという間に、
5つ目の最後の橋、滝下橋「安らぎ橋」へ到着。

 

 

 

 

 


5つの橋を渡り終えた時、あるものを発見!!!滝下橋から見下ろすと、なんとハートの形をした大きな石があったんです。
思わず、若女将とワイワイはしゃでしまいました。

 

 

 



 

 


5つの橋のゴールに、ハートの石を発見できるなんて、なんてロマンチックなんでしょう~

 

 

 



 

 

 

さてさて、5つに橋を渡り終えた所で、空いてきたのでお若女将お勧めのお蕎麦屋さん、朴念仁(ぼくねんじん)さんへ。 



創業以来13年、修善寺温泉街にたたずむ店内は、ゆったりとした時間が流れていました。
窓の外には、竹林が広がり、竹を抜ける風の音や川のせせらぎを聴いていると
「あぁ~、旅に来て良かったな~」としみじみと感じられる贅沢な気持ちになれました。 



そして、お待ちかねの「桜海老のかき揚げ蕎麦」。つなぎを全く使わず、水だけで打った「生粉(きこ)打ち十割蕎麦」は、
そば粉のいい香りを存分に味わえる喉ごしのいいお蕎麦。

 

 

 

 

 


また、生の桜海老を贅沢にかき揚げにしているから、「サクッ、サクッ、プリッ~」
口に入れた瞬間、飛び上がってしまう程の幸福感。「おいしい」「おいしい」「美味しい~」と、言いながらあっという間に完食。 

 



ご馳走様でした。

 

 

 



 

 

 

続いては、北条政子寄進の伊豆最古の建築物、指月殿へ。修善寺で暗殺された頼家の冥福を祈って、
母政子が修善寺に寄進した経堂で、伊豆最古の木造建築物と言われているそうです。
丈六釈迦如来像のお顔はとても穏やかでしたが、
なぜか、胸がギュッと締め付けられるような悲しさも伝わってくるような不思議な気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

そして続いてやってきたのは、修善寺温泉発祥の寺で、平安時代初期の大同2年(807年)、弘法大師の開基と伝えられる修善寺。
鎌倉時代に北条氏が帰依したことから寺運が隆盛となり、堂塔が連なる大寺となったそうです。

 

 

 

 


手水舎は温泉使用であったか~い

 

 

 

旅の最後は、今回の旅を案内してくれた若女将自身のお話をたっぷりと伺いました。

 

 

 

 

和モダン空間を満喫できる 伊豆修善寺温泉 ねの湯 対山荘

 

 

生まれも育ちも修善寺の若女将。伊豆半島で最も歴史がある修善寺を…誰よりも愛している修善寺温泉を、
もっともっと盛り上げていくためには、これからどうすればいいのかをしっかりと考え行動に移している若女将。
その凛とした強さに、女性の真の美しさを感じました。

 

 

 



 

 

 

今回の「若女将が教える!修善寺、自分磨きの旅」。いかがでしたか?? 



女度が上がったかどうかは分かりませんが、心温まるほっこりとした旅を満喫する事ができました。
春の修善寺は、まだ始まったばかりです。 



ここまでのお相手は、吉木由美でした。