東京発どこ行くツアー~後楽園で大はしゃぎ~|旅人:井門宗之
2013-04-05
大はしゃぎ。
…したい。
……とてもしたい。
我が家の子供が公園で思いっきりキャッキャしているのを見る。
公園には他にも大勢の子供がいる。みんなキャッキャしている。
そう、これぞ大はしゃぎだ。This is 大はしゃぎ。
――ふと思う。
「どうして大人は大はしゃぎ出来ないのだろうか?」
「大人」とは「“大”はしゃぎしている“人”」の略ではないのか?
いや、別に禁じられている訳ではないと思うのです。
遊園地に行ってキャッキャしたって良い。
動物園のふれあいコーナーで、ハムスターとはむはむしていたって良い。
しかしその年齢はどこまで良いんだろうか?
男女でもその基準は全然違うだろう。
その人自身が持っているキャラクターってのもあるだろう。
そしてそんな事を悶々と考えている内に、
井門Pはキャッキャして良い年齢ではなくなってしまった…(様な気がする)。
大はしゃぎ。
…したい。
……とてもしたい。
ミラクル「次回の“どこ行く”はさ、
ストレートに大はしゃぎする旅にしようよ。」
キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!!!
いつもは「私は貝になりたい」とばかりに口を閉ざす作家、ミラクル氏から、
まさかのミラクル発言が飛び出したある日のヤジキタ会議。
どうやらミラクル氏にはオススメの町があるようだ。
ミラクル「駅の名前にも“楽しい”って漢字が入ってるからね。」
一同「あぁ、後楽園か!!」
という訳で東京発…というより“ミラクル発”となった今回の目的地。
後楽園とはあの水戸家の屋敷があった場所。
現代では、そうだなぁ、やっぱり東京ドームを思い浮かべる方も多いでしょう。
(かつては後楽園球場がありましたね。)
ここ後楽園のエリアは、東京のどこにも負けないほど遊びが充実したエリア。
野球観戦、プロレス観戦、遊園地に温泉施設、馬券売り場だってある!(笑)
たまには大の大人がキャッキャする旅を…という訳で、
井門Pを筆頭に、最年長の横山D、作家のミラクル氏、
カメラマンのテツヤという4人でキャッキャしに行ったのであります!
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井門「天気も良いしさぁ、桜も満開だしさぁ…、
なんか春休みだからか子供達も多いしさぁ。」
横山「今日って金曜日だよね?」
テツヤ「もう既にビールが飲みたい気分ですもん!」
ミラクル「(うへへへ。こいつら、もう大はしゃぎする準備が出来てる)」
そうなのだ!今年は桜の開花宣言が早かった東京。
取材日はちょうどその真っ盛りの日。
しかも春休みだからか、金曜の午前中だというのに遊園地からは歓声が響き渡っている…。
その雰囲気ですっかり休日モードになった我々を、
東京ドームシティアトラクションズの坂本和樹さんが温かく迎えてくれた。
戦隊ヒーロー物に出てきてもおかしくないイケメンの坂本さんには、
後楽園を流れる早春の風がよく似合う(笑)
やはり春休みだからお子さん達も多いとの事で、
とにかく大はしゃぎしたいと喚くYAJIKITA一行をオススメアトラクションに誘ってくれた。
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坂本「オススメばかりですが、やはり古株のこれは外せません!
高さ60mまで上がる乗り物…スカイフラワーです!!」
お客A「キャー!!」
お客B「おーーー!!!」
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井門「ちょいちょい、坂本さん!大丈夫なんですか?」
坂本「はい(笑)大丈夫ではありますが、甘く見てると…ふふふ。」
爽やかな笑顔が不敵な笑みに変わった瞬間、
音を録る為に乗らなきゃいけない仏の横山氏の表情が曇る。
実は横山氏も井門も、カメラマンのテツヤも…高所恐怖症なのである。
その中でも横山氏のソレは群を抜いていると言っても良い。
それをこんなアミアミのハコに乗って、高さ60mまで上げられて、降下…。
考えただけでも不安には、なる。うん。
係員「ではお二人ずつ、どうぞー!!」
井門「でもまぁ、子供も乗ってるしねぇ。
しかも高いって言っても、そんなに長い時間を上で過ごす訳じゃないもんね。」
横山「よ…よし、乗ろう…。」
意を決した二人は、ゴンドラに乗り込んだ。
一方は伝える為、もう一方は良い音を録る為…。
ラジオへの純粋な愛が、高所恐怖症に打ち克った瞬間だった。
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係員「では上昇しまーす!」
スルスルスルスルスル~~~~~~~~~~~~~~~~~~(上昇音)
井門・横山「あぁ、あっ!!うわっ!これは……、
ダ―――メ―――ナ―――ヤ―――ツ―――!!!!」
上空の景色は最高だった。
東京ドームの屋根を見下ろす形で、目線を変えていくと東京スカイツリー©まで見える。
しかし最高到達地点で静止した途端、二人は冷静になってしまった。
アミアミのカゴの下は何もない。
吹きっさらしの上空に、ただカゴに乗った俺達がいる。
横ちゃんの表情から、血の気が引いた。
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気が付くと二人とも首を静かに横に振っている。
*以下「未来予想図2」の曲に合わせて
♪~二人、首を左右に5回フリフリ
モ・ウ・ム・リ・ダのサイン~♪
きぃっと~何年たぁ~ってもぉ~………
スルスルスルスルスル~~~~~~~~~~~~~~~~~~(下降音)
イ―――――ヤ―――――ッッ!!!!!!!!!!
えぇ、はい。
分かってます、分かってます。
2人ともビビり過ぎだって事は。
でもですね、良いですか?
叫びながら地上まで下降した我々の耳に、
係員の方の信じられない言葉が聞こえてきたんです。
係員「ではもう一度、上昇しまぁ~す!」
スルスルスルスルスル~~~~~~~~~~~~~~~~~~(上昇音)
イ―――――ヤ―――――ッッ!!!!!!!!!!
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こうして2度の上昇・下降を経験した我々。
地上に降り立った時には確実に10歳は老けた。
上空ではテツヤのカメラを見る余裕さえ無かった。
確かに坂本さんの仰る通り、甘くみてはいけなかった。
勿論、安全性は十分過ぎる程、考慮されて設計されている。
しかし、このスリルは…本物だった。
坂本「夜になるとLEDでライトアップされて、カップルに人気ですよ!」
続いての大はしゃぎポイントは、
スーパーバイキング ソラブネであります!
お馴染の船の形をした絶叫系のアトラクションだ。
自慢じゃないが小学生の頃、
遊園地のバイキングに、連続で10回乗船し船酔いした経験を持つ井門P!
バイキングを見ると得体の知れぬ闘争心が湧きあがるのだ!
さぁ、いくぞ横ちゃん!
機材の準備をして、いざ乗り込もうぞ!!
横山「僕…もう無理だから、下で見てる…。吉武、頼んだ…。」
横ちゃんまさかのギブアップ!!!
かくして機材を腕にガムテでぐるぐる巻いたミラクルと、
ほとんど戦意を喪失しているテツヤと乗り込んだコチラ。
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最初は気持ち良いのだ。
ゆるやかにスイングを始める船体は、
春風を切りながら前後にぐいーん、ぐいーんと揺れていく。
後ろの中学生達も最初は笑顔だ。
これぞ“正調キャッキャ”と言わんばかりに正しくキャッキャしている。
――ところが。
何度かのスイングで事態は一変。
勢いを増したソラブネは唸る様な音をたて、その傾斜を増していくのだ。
動き始めの頃、
目の前の手すりはお飾りでしかなかった。
足にも力なんて入れやしなかった。
行儀よく真面目なんて出来やしなかった。
なんか混ざった。
しかし終盤になってくると、目の前の手すりをがっちり握り、
足はこれでもかと突っ張っている自分がいる。
いや、それどころか心の中で、
モウヤメテー!!!!!!
と叫んでいる自分がいる。
俺は子供の頃、こんなのに10回も連続して乗ったのか…。
おい、子供の頃の俺よ。
馬鹿はよせ。
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坂本「これと観覧車は連休になると何時間待ちってなっちゃいますね。
アトラクションの中でもかなり人気になってます!」
井門「家族で乗っても楽しそうですね!
お父さんのリアクションを家族で楽しむとか…盛り上がりそう(自分の事を振り返りつつ)」
坂本「最後はワンダードロップに行きましょう!」
このアトラクションも乗り物に乗りながら楽しむ物。
流れる水の上をライドがゆっくり進み、
最後は高さ13mからウォータースライダー!!!
横山「僕は…もう…良いから…。」
ギブアップ横山さん(ストップひばりくんみたいな感じね)にデジカメを渡し、
井門Pとミラクル氏でライドオ~ン!!
最初はゆっくりとゆったり進むので、余裕綽々の我々。
しかし最後のゾーン、係員が“この先ですよぅ!!”と言った辺りからの記憶がない。
かすかに残るのは…13m地点から水面にダイブしていくあの景色。
予想以上のスピード感、
一瞬ふわっと浮くような感覚、
着水した時の水しぶき、
濡れるミラクル…。
横山「いやぁ、下から見てたけど凄いね!
井門君達の前に4人で乗ってた人達がいたんだけど、
その人達は全然水しぶきがかかって無かったよ!」
テツヤ「なんで吉武さん、そんなにビショビショなんですか(笑)」
――以下「ワンダードロップ」の紹介文より抜粋――
「(略)ところで、4人乗った時の総重量やその時の風向きにより、
1日数回、びしょぬれ危険度がアップするミラクルタイムあり。
心して乗船せよ!」
もうね、本家本元がミラクルタイムとか言っちゃってんだから(笑)
そりゃウチのミラクルがミラクル起こさない訳ないでしょう?
しかもHPには“4人乗った時の…”って書いてある。俺達2人だったってのに。
ちなみにその後、昼食をとりながら徐々に冷えていくミラクルさんが良い感じでした。
皆さんも“濡れたくない!”という場合はポンチョをゲットして、ライドを楽しんでね♪
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ミラクル「お腹もいっぱいになったし、
次は東京ドームに併設されている野球殿堂博物館に行こう!」
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野球殿堂博物館、もちろん野球好きにはたまらない聖地でありましょう!
僕も人並みに野球は見るので、ここは気になる。
とは言えどっぷり野球ファンじゃない井門Pが、
果たしてここで大はしゃぎ出来るの??ねぇ、ミラクル?
ミラクル「(入口で)はい、これがWBCで日本が戦った時のウイニングボールでーす!」
井門「うぉぉぉぉおおおおおおおお!!!
この前決勝ラウンドが終わったばっかのヤツだ!!!!!」
*取材時は3月22日で17日のプエルトリコ戦が終わったばかりでした。
横山「ウィニングボールに書かれたサインは誰のかな?」
関口「それは勿論、山本監督のサインですよ!」
するっとご登場頂いたこの方。
野球殿堂博物館の学芸員:関口貴広さんであります。
井門P、初めて入る博物館に興味津津。
館内をゆっくりご案内頂きます。
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関口「この博物館は1959年に日本初の野球専門博物館として開館します。
どうしても場所がら“プロ野球だけ”と思われがちですけど、
高校野球、少年野球、実業団野球、女子野球などなどアマチュアの資料も展示してます。」
井門「野球全般の博物館なのですね!」
まずは12球団のユニフォームがお出迎えであります。
しかもそこには選手のサインがしっかりと書かれている!
円形の部屋で周囲にぐるりとユニフォームが展示されているのですが、
その中心部分には【日本シリーズ】の優勝トロフィーが!!!
更に進んでいくと左手に大きな鏡が壁に掛けられている。
全身を写してもまだ入る、大きな大きなもの。
関口「実は入ってから次の部屋に行くまで舞台設定がありまして…
ロッカールームからベンチに向かうって設定なんです。
なのでその途中に選手が自らのバッティングフォームをチェックする為の鏡があるんです。」
井門「でもこれ随分年季の入った鏡ですね?」
関口「実際に後楽園球場にあった鏡なんです。
これを見ながらあの王選手もバッティングフォームの確認をしていたんですよ!」
王選手と言えば、世界のホームラン王だ。
ナボナと言えば、お菓子のホームラン王だ。
その王選手の厳しいトレーニング法の中に、真剣での素振りというのがある。
荒川コーチのトレーニング法の一つなのだが、古い映像で見た事がある方もいるやもしれません。
実はこの博物館、その真剣も展示しています。
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もうね、無い物は無いんじゃないかというくらい。
日本球界の歴史から何から、様々な貴重な展示がされている。
井門「関口さん、中でも貴重な物ってなんですか?」
関口「そうですね…。
1934年11月に大リーグ選抜との試合が行われたんですよ。」
井門「戦前ですけど、その頃の選手って…?」
関口「向こうの目玉はベーブ・ルースとルー・ゲーリックでしょう。
そして貴重な展示というのが、その当時のポスターです!」
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関口「当時のベーブ・ルースは選手としても晩年でした。
最初日米対抗試合の話を持ちかけた時、彼も快諾したようなのですが、
日本までは船で何日もかけての移動となります。
恐らく面倒くさくなっちゃったんでしょうね、参加を渋ってきたんです。」
井門「でも彼が来ないとある意味成立しませんよね。
だってもうこのポスター作っちゃった後だったんでしょう?」
関口「そうなんです。
それで当時の交渉担当役が本人の所まで言ってお願いするんですが、
その時にたまたまこのポスターを持っていたそうなんですね。
場所は床屋さんかどこかだったそうですが、
そこでこのポスターを見たベーブ・ルースは、このポスターをえらく気に入ったそうで。
“じゃあ、俺、行くわ!”と。」
井門「うわ、気まぐれ(笑)
それでその時の試合はどうなったんですか??」
結局ベーブ・ルースら米大リーグ選抜チームは全日本チーム等と16戦を行い全勝。
12月には、この全日本チームを中心として大日本東京野球倶楽部
(現在の読売ジャイアンツ)が誕生するというオマケが付いた。
関口「ですからこの試合抜きにして、日本のプロ野球の歴史は語れないんですよ!」
井門「でも、まぁ流石に歯が立たなかったわけか。」
関口「1試合だけ。
1-0という接戦で負けた試合がありました。
その時の投手が当時17歳の沢村栄治さんです。」
一同「うぉぉぉぉおおお!!!!
そのエピソード、熱い!!!熱過ぎる!!!!!」
大はしゃぎ。
ちゃんと野球殿堂博物館でも、大はしゃぎしているYAJIKITA一行。
圧巻だったのはその名もズバリ、野球殿堂であります!
関口「あるんです。
皆さん、実際に野球殿堂はここにあるんですよぉぉぉ!!!!!」
*関口さんのキャラを脚色し過ぎました。ゴメンナサイ。
2013年現在180人の方が野球殿堂入りを果たしていますが、
ここにはその内、レリーフが完成している177人のレリーフが飾られています。
しかも僕は知らなかったんだよなぁ。
野球殿堂入りって、何も選手やコーチだけが出来るってものじゃないんですね。
野球界の発展に貢献した方なら、ジャンルはそこまで絞られない。
中には名実況で野球の楽しみを広めたNHKのアナウンサーもいらっしゃる。
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井門「こりゃ…ワシにもメがあるで…。」
ミラクル「それを言うなら、アッシもでゲスよ。へへへ。」
最後はヴァーチャル野球で楽しんだ我々。
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関口「実は野球ファンの方なら展示だけじゃなくって、
もっと盛り上がる場所があるんです。」
井門「へっ?これだけでもこんなに大はしゃぎ出来るのに?」
関口「はい。
その場所とは…図書館です。
野球にまつわる資料、およそ5万冊が蔵書としてあるんです。
ですから夏休みなんかになると、お子さんが自由研究の資料探しにいらっしゃいますよ!」
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いやぁ、しっかり楽しめたなぁ。
しかもあんなに胸が熱くなるなんてなぁ。
ミラクル「ちょっとさ、クールダウンしに行こうか。」
盛り上がった身体を休めてくれる場所は、
冒頭でも記した小石川後楽園であります。
光圀伝を読み終えたばかりの井門にとって、
そこは胸熱過ぎてクールダウンにはならなかったのですが…。
皆さんには癒しの画像をお楽しみ頂きましょう。
小石川後楽園はご存知、水戸光圀公によって完成された庭園です。
江戸の水戸上屋敷内に初代頼房によって作られた物を、光圀公が完成させたと。
後楽園の名前は光圀公の先生である朱舜水が選んだと言われております。
光圀公が眺めたであろう景色を、平成の光圀と呼ばれた井門Pが眺める…。
あっ、ヤメて!石とか投げないで!!
でも今の後楽園は周りを高層ビルに囲まれて、
しかも隣は東京ドームの白い屋根も見える訳ですから。
当時の光圀公がこの景色を見たら、さぞかし驚くんだろうなぁ。
あっ、余談ですがここから見える東京ドームの屋根。
緑の中からぬぅっと現れるその真っ白の屋根が、
なんだか遠くの雪山に見えなくもなくて風情があります(笑)
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大はしゃぎ。
なんだかんだで、庭園でも大はしゃぎした我々。
あっという間に夕暮れて、次が最後のはしゃぎ場所。
メビウス ゲームズさんであります。
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こちらはヨーロッパ(特にドイツ)を中心に発展しているボードゲームの専門店。
今年で20周年というのだから、日本にもファンが多いのだろう。
能勢良太さんにお話しを伺った。
能勢「開店当時はコアなファンのみで、
どこに行けばこういうゲームの愛好家が集まってるのか、
なかなか分かりにくい時代でした。
それがインターネットが発達して、仲間は集まり易くなりましたね。」
井門「人気のゲームはどんな物があるんですか?」
能勢「カルカソンヌとか、ワードバスケットですかね。
ワードバスケットはしりとりの様なカードゲームで、
カルカソンヌはやり終えた後に、
“あぁ、ゲームをしたな!”という充実感が味わえるしっかりとしたボードゲームです。
まぁ、しっかりしているとは言ってもお酒を飲みながら楽しめるものですけどね!」
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店内には様々なボードゲームが並んであるのだが、
何が凄いってメビウスさんはそのゲームをドイツなどの外国から直輸入しているので、
ゲームの遊び方はメビウスさんで日本語の物を用意する、という事だろう。
そりゃそうです、日本語訳の物なんて無いんだもの。
能勢さん達はお知り合いに依頼をして、日本語の説明書を作成するのだとか。
でもだからこそ、メビウスのゲームには特別感が凄いするんだよなぁ。
なんと言うか、自分だけの特別なゲーム…みたいな。
しかも遊ぶとめちゃくちゃ面白いし。
え?
お前らも遊んだのかって?
大はしゃぎ。
目の前にゲームがあるんですよ?
しかも能勢さんに「やってみますか?」なんて言われたら、参加するでしょう?
僕らが体験したのはシンプルなワードバスケット。
ゲーム参加者は井門P、能勢さん、ミラクルの3名。
カードを使ったこのゲームは手札と場の札の二つを使って遊びます。
手札は5枚。
カードには「あいうえお」の文字が一文字書かれています。
場のカードを1枚めくって出てきた言葉がありますね?
“その言葉で終わる単語”を手札の中から選んで場に出すのです。
うーんとね、例えば場のカードに“ら”の字があったとします。
手札を見ると“も”の字。
これを合わせて単語を作る訳です。“も”で始まり“ら”で終わる単語。
そう!この場合だと“もぐら”。
プレイヤーは出来た単語を言いながら、場にカードを出していく。
今度は場のカードが“も”になった訳ですから、
また改めて手札の文字から単語を探していく…と。
やり始めたらもう夢中ですね!
頭をフル回転させていくので、単語が思い浮かんだ時のスッキリ感が物凄い!!
メビウスさんのゲームはインターネット販売もされているので、
気になった方は是非チェックしてみて下さい!!
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後楽園、名前に“楽しい”って漢字が入ってるだけあって、相当楽しかった。
しかもロケが終わった後に皆で入った居酒屋まで最高でした(笑)
*後日TVでGoogleのCMを見てビックリ。
その居酒屋がCMのロケ地で使われていたのです。
ともすれば僕らは町を駅名だけで判断して、
その時点のイメージで思考停止になり、
その町に何があるかまでを探そうとしなくなってるのかもしれない。
その町の名前の由来や、どんな企業が多いのか等々、
掘り下げていくと物凄く面白かった物に出会えることもあるのだ。
いや、出会える事の方がほとんどなのだ。
後楽園。
水戸光圀公が名付けたその名前は、
21世紀の現代においても、その名の通りに生き続けている。
―まず民が楽しめる場所。―
町のあちこちから聞こえてくる笑い声を聴くと、
どこかから光圀公の笑い声まで聞こえてくるような、そんな気さえするのだ。
後楽園で大はしゃぎ。
ミラクルさんよ、あんた今回の企画、大成功だったぜ!
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