2020年東京オリンピック開催で再注目!こだわりの街・駒沢|旅人:安田美香

2014-03-20

わたくしのコトを、「レジェンド」と。
そう呼んでください。 


街で見かけたら、「ベントラ!」と、声をかけてください。

お久しぶりでございます、 


安田美香ですーーーーーー!!!!!!!!

 

安田「I’ll be back!」
↑ココ、放送では、メッチャ噛んでますが……(涙)

 

 

 

 

 

 

昨年末は、石川羽咋市•UFOの旅で、「2013YAJIKITAレジェンド」大賞をいただき、ありがとうございました!

 

あの旅から7ヶ月後に、安田は女の子を出産したのですが……よくよく考えてみますと、あの旅の時、すでにお腹に赤ちゃんがいたんですよねぇ。
胎教が”UFO”だったという……(笑)
我が家では生まれた赤ちゃんを、「ベントラちゃん」と呼んでおります。

 

 

そんなこんなで、YAJIKITAの旅に出るのは1年2ヶ月ぶり。
うれしさのあまり、前日鼻血を出した安田が、今回お出かけしたのは、 


東京•世田谷区「駒沢」

 

「駒沢」といえば、”世田谷マダムたちに人気の、オサレな街”という印象がありますが……
1964年に行なわれた「東京オリンピック」の第2会場だった「駒沢オリンピック公園」があり、”歴史あるスポーツの街”でもあるんです。

 

 

 

先日、ソチで冬期オリンピックが行われましたが……いやぁ~素晴らしかったですねぇ!
中でも、フィギアスケート•浅田真央ちゃんのフリーの演技直後の涙には、胸が熱くなりました。
4年間、練習に練習を重ねてきて、本番はたったの4分30秒。
声援、責任、プレッシャー……。いろんな想いを背負って、その一瞬に己の全てを込めるワケです。
選手が背負っているモノや、その人の生き様が透けて伝わってきて……涙。

 

 

その感動のオリンピックが、2020年に東京で開催される!というコトで……
「駒沢」が、再び注目を集めているんですね。
そこで!安田にとっての”聖地”でもある「駒沢」を、ぶらり旅してまいりました~!

 

 

朝9:30。
旅は、東京・渋谷から東急・田園都市線で3つめの駅、「駒沢大学駅前」からスタ-トです。

 

 

 

 

 

 

 

安田「キャー!皆さんお久しぶりですー!!安田ですよーーーー!!わはははっ!」
ディレクター•ごるっち氏「出た!安田っ!このかすれ声!!」
美人放送作家•河合さん「初めまして、今日はよろしくお願いします」
映像担当•テツヤくん「お久しぶりです。自分、今日はこのロケに自ら志願して来ました。」
安田「キャー!うれしいコト言ってくれるじゃあないの!バシッ!バシッ!はい、飴ちゃんあげるっ!(←ニッキ味)」

 

 

……そんなこんなでスタートした、ヤジキタ一行。
まずは「駒沢オリンピック公園」へ向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

その名前の通り、この公園は、1964年に行なわれた東京オリンピックの第2会場として使用された場所。
今では、スポーツ施設の他に、ジョギングコースやサイクリングコース、無料のドッグランもあり、スポーツを愛する人々の憩いの場になっています。

 

 

青空の元、ジャージ姿の若者がピチピチと走り抜けていきます。

 

気持ちはピチピチの安田「う〜ん!爽快!」
ピチピチ感ゼロのごるっち氏「……ふーん、そうかい?」
歩くのがあまり得意ではないという河合さん「青空がまぶしいですねぇ…」
タバコが似合うテツヤくん「……………サッカー、したいっすねぇ…」

 

……あまり、健康的に見えないヤジキタ一行(笑)を案内してくださったのは、「駒沢オリンピック公園総合運動場」サービス担当課長•福澤文雄さん

まずは、「東京オリンピックメモリアルギャラリー」へ。

 

 

 

 

 

 

 

なんと、体育館の中に、1964年に行なわれた「東京オリンピック」の当時の資料が展示されているそうなんです。


 

ヤジキタ一行が、ギャラリーの入口に立つと……
福澤さん「ほら、向こうに線が引いてあるでしょう?あれ、何の線だと思います?」
安田「…………はて?」

 

福澤さん「あれは、走り幅跳びの記録なんです。東京オリンピックで優勝した選手が、あそこまで飛んだんですよ」
安田「ええぇーーーーーーー!あんな遠くまでっ!?スーゴーイーー!!!」

 

なんと、「東京オリンピックで、選手がどれくらいスゴイ記録を残したのか?」が、一目瞭然でわかるように、床に実寸が記されているんです。
さらには「現世界記録」「現日本記録」も記されているので、現代の記録と比べることもできちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

福澤さん「そっちの柱には、棒高飛びの選手の記録が記してありますよ」
安田「ひゃぁ~!人間って、こんなに高く飛べるんですか!?もはや鳥ですなっ!」

 

「スゴイんだろうなぁ…」と思っていましたけれども、実際にその距離を目の当たりにすると、心底、オリンピック記録のスゴさがわかります!

 

 

 

 

 

 

 

 

中へ進むと、1964年東京大会で使われた「公式ユニホーム」や、「大会公式ポスター(4種類)」をはじめ、開会式から閉会式までの名場面や、名選手&名プレーの写真がズラリ並んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

福澤さん「こちら駒沢では、運動場内の6施設を使って、サッカー、バレーボール、ホッケー、レスリングの4種目が行われたんです」
安田「おぉー。当時の熱気が、ムンムン伝わってきます!」

 

福澤さん「あの有名な”東洋の魔女”の写真も、ありますよ」
安田「白黒の写真ってところが、また歴史を感じさせてくれますねぇ」

 

 

他にも、
安田「ぬぅおおおおおーーーーー!!!」   
めっちゃ重たい、「円盤投げ」の円盤を持たせてもらえたり……

 

 

 

 

 

 

安田「おりゃーーーーーー!!!」
野球ボールを投げたり、サッカーボールを蹴ったりして、スピードガンによるスピード測定ができます。

 

 

安田「くっ……思いのほか、スピードって出てないんですねぇ…。く、悔しいっ!もう1回やらせて!!」
ごるっち氏「俺もやりたい!(←元サッカー部)」
テツヤくん「自分も、蹴りたいです。(←元サッカー部)」
てなワケで、収録そっちのけで、みんなで本気のサッカータイム(笑)。

 

 

安田「くっ、靴が悪いんだ、靴がっ!ブーツだものぉ、私!」
ごるっち氏「やっぱり、プロ選手ってスゴイんだなぁ」
テツヤくん「……ちょっと待って、もう1回蹴らせてください!」(←テ、テツヤくんの瞳がいつになく燃えていました……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お次ぎは、ぶらり、「オリンピック記念塔」へ。
陸上競技場と体育館の間にある中央広場には、高さ50メートルもある東京五輪のシンボル「オリンピック記念塔」が建っています。

 

当時は、競技をテレビの電波に伝えたり、観衆を輸送する交通を管制したり、公園の電気や水などをコントロールしたりと、様々な役割を果たしていたそうです。

 

 

ヤジキタ一行、なんと特別に「オリンピック記念塔」にのぼらせていただきました!

 

安田「おわー!イイ眺めですねぇ!ヤ、ヤッホー!」(←高所恐怖症の安田、これが精一杯のコメント)

 

この記念塔の周りには池になっていて、その池の中には聖火台も残っています。
お天気がいいので、この日は千葉県まで見えましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして一行は、歴史のある「屋内競技場」へ。
あの”東洋の魔女”が戦った、バレーボールの会場として使われた場所です!

 

 

 

 

 

 

 

そしてここは、安田にとっての「聖地」でもあります。

 

 

みなさんは、「芸能人女子フットサルリーグ」というのをご存知でしょうか?
「女子サッカーをもっと広めよう!」という日本サッカー協会の呼びかけで、モーニング娘。さんをはじめ、いろんなアイドル&女芸人がチームを結成し、フットサルの試合をしてまして…
↑最近は、定期的なリーグ戦が開催できていないのですが、夏休みなどにカップ戦をやっています

 

 

ワタクシ安田美香、ホリプロチームのキャプテンをつとめておりまして!
よく、この「屋内競技場」で大会をやらせてもらってたんです。

 

 

「負けられない戦いが、ここにもあった。」というコトで……安田にとっては「聖地•駒沢」なのでございます。

 

 

1歩、足を踏み入れると、あの頃の記憶が色鮮やかによみがえり……手に汗がにじんできます!
安田「わぁ〜!懐かしい!!そうそう、この味がある床、壁、このカンジ!これぞ駒沢ですぞっ!!」

 

 

我がホリプロ•フットサルチームのGKは、元バレーボール選手の大林素子さんがつとめていまして。
その大林さんが、よく言ってました。
「ここは、”東洋の魔女”が戦った、バレーボールの聖地なのよ。バレーボール選手にとっては、ここは本当に特別な場所なの。」と。

 

ちなみに大林さん、シュートストップはめっちゃ上手いんですが、長年のクセですぐレシーブしてしまい……こぼれ球を決められるという、残念なGKでした…(笑)。

 

 

 

福澤さん「こちらは老朽化の為、今年6月頃に、解体・建て替えを行なうんです」
安田「……さみしくなりますねぇ」

 

 

福澤さん「最後に、コレを見て行ってください」と案内されたのは、ひっそりと静まり返った、2階のロビー。
福澤さん「”東洋の魔女”のメンバー全員のサインが、記されているんです」
安田「わわ!こんなところに、お宝が!これは貴重ですねぇ」

 

「屋内競技場」が取り壊される前に、みなさんぜひ足を運んでみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

駒沢オリンピック公園を後にした、ヤジキタ一行。
こだわりのカフェやコーヒー専門店がある、駒沢公園道りをぶらりすることに……。

 

 

 

まず一行が訪ねたのが、「自家焙煎珈琲 HARMONY(ハーモニー)」
駒沢でオープンして14年。「コーヒーは、どこまで味を引き出すか?すべてそれにかかっている」と、独自の哲学でコーヒーを淹れてくれるカフェです。

 

 

 

 

 

 

 

実はわたしね。
今日はスカートをはいて来たんです。
駒沢ですからね。きっとオサレなお店とか回るんだろーなー、と思って。
というのもですね。

 

今日の私には、あるテーマがあったんです。
それは……「動じず、凛とした、地に足の着いたレポートをする」コト。

 

 

というのも、前日にですね。とあるオーディションへ行ってきたんです。
そこで求められていたのは、「落ち着いた、しっとりとした大人なアナウンサー」。
ですからね。タンスから一張羅のスーツを引っ張りだして、ヒールなんか履いちゃって、役作りのために朝からピアノなんか引いてみちゃったりして、しっとりと大人なカンジで家を出たんです。

 

 

ですが。
オーディション会場に入ると、そこには本物の。本物のしっとり美人たちが山盛りいまして。

 

安田「じ、16番!や、安田美香ですっ!今日は、珍しくスカートをはいて来たので、スースーして風邪引きそうです、なんちゃって!!ヘックション!!!」
審査員「………」
安田「あ、この声ですよね?この声は、風邪引いてるってワケじゃぁないんです!ちょっとハスキーですけど、元気元気!!!!」
審査員「………はい。ありがとうございました。次の方どうぞ」

 

 

ってな有り様で。また、余計なコトしゃべっちゃったんです。
安田「……こんな自分、もう、イーーーヤーーーーだーーーーー!!!!!!!!!!!」

 

 

というワケで、全く個人的な問題なのですが、「今日はドタバタしないぞ!安定感を持って、お店をレポートしよう!」と、心に決めていたのです。

 

 

ですが、そんな私の決意をくつがえす出来事が起きました。

 

 

安田レポート「……駒沢公園道りをぶらりしていましたら、あ!真っ赤なテントが目を引くカフェを見つけました。”自家焙煎珈琲 HARMONY”って、店先に書いてありますね」
↑よく、グルメレポートで、お店に入る時やるヤツです

 

安田「それでは、さっそく中に……」
その瞬間。
「わぁーーーーーーーーい!!!!!」
近所のお子さんなんでしょうか。女の子がシャウトしながら、走り寄ってきたんです。

 

女の子「ねぇねぇ、なにしてるの?」
安田「え!? あ!? えっとね、ラ、ラジオだよ……えっと、あの…」(←あっという間に動揺中)

 

女の子「ねえ、これ、なぁに?」
安田「あ、っと!えっと!これはね、マイクだよ!って、おーーーーいっ!!!!!(笑)」

 

 

マイクを持つ手が震えるほど、笑いを必死にこらえている、ごるっち氏…。
ちっとも、落ち着いたレポートになりゃしません……(涙)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気を取り直して店内に入ると、出迎えてくださったのは、オーナーの黒澤龍弥さん
お話していると、随所に黒澤さんの”コーヒー哲学”を感じます。

 

コチラでは、豆、抽出法、カップも選べて、好みの味を聞いてくれて……その人に合ったコーヒーを淹れてくれるんです。

 

飲んでみると……1口目は、とにかくフレッシュ!新鮮で、そのみずみずしさにビックリ。
しばらく経つと……味が変化して、パンチのある苦みが。
ワインのように、コーヒーも味が変化するんですねぇ。

 

作家•河合さん「私、実はコーヒー飲めなかったんですけど……こちらのは飲めます!」
黒澤さん「同じコーヒー豆を使っても、淹れ方を変えるだけで、酸味も変われば風味も味も変わるですよ」。
「コーヒーって、美味しいんだなぁ…」と、あらためて感動できるお店です。

 

 

 

 

 

 

 

続いて訪れたのが、「kuma kitchen(クマキッチン) 」。なんとここは、犬のごはん屋さん!
「コマザワンヌ」(←駒沢オリンピック公園の近くに住んでいて、夕方や休日に優雅におしゃれをして愛犬とともに駒沢公園を散歩している主婦のこと)という言葉があるくらい、駒沢って、ワンちゃん連れで歩いている方がとっても多いんですよねぇ。

 

 

 

 

 

 

「”愛犬に、安全な食事を与えたい”。そんな飼い主さんの気持ちに沿ったお店で、ペット栄養管理士監修のもと、コックさんが丁寧に手作りした愛犬のためのごはんやおやつを開発し、販売しています」と、オーナーの大瀧知広さん

 

 

レストランで使用しているキッチンと食材を使って、素材も調理環境も安全管理も、人間のレストランと同じ。
原材料の食材には、国産素材を中心にすべて人間が食べられるものを厳選。保存料や着色料、添加物は一切使用していないそうです。

 

 

 

 

 

 

大瀧さん「今、パンが焼き上がったので、食べてみます?」
安田「……わぁ、イチゴの香りが立ちますわ〜。小麦の味がしっかりしますね!」
大瀧さん「高級料理店でも使っている、イチゴのピューレをたっぷり練り込んであります。ワンちゃんは、味よりも香りで食べるので、香りを強めにする工夫をしています」

 

安田「ワンちゃん用に、味付けはかなり薄味なんですねぇ」
大瀧さん「はい。安全な食材だけを使っているので、お子さんにもオススメです」

 

 

扱っている料理は、おやつに至るまで100%手作り。大瀧さんの、ワンちゃんへの愛情がつまっています。

 

 

この日はお休みだったのですが、いつもはお店の看板犬「クマ太郎」が店先にいるんだそう。
お店の名前「クマキッチン」は、ここからきているんですね。
みなさんもぜひ、クマ太郎に会いに行ってみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

ちなみに安田、このインタビュー中に、”聞き間違い&言い間違い”を連発してしまいまして…
大瀧さんに散々ツッコまれ、スタッフのみんなにゲラゲラと笑われ、ココでも「安定感のあるレポート」を達成できず……(涙)

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、最後に訪れたのは「パオン昭月」。1946年創業という、老舗のパン屋さんです。

 

ショーウィンドウに、でっかい「アンパンマン」の顔のパンが飾ってありまして… 
ごるっち氏「安田さん、ほら!アンパンマンの顔マネしないと!(笑)」
テツヤくん「はい、コチラも撮りますよー。プププ…」

 

もう、なにさっ!せっかくスカートはいてきたのにぃっ!!!!(涙)

 

 

お話伺ったのは、三代目•執行博之さん

 

執行さん「うちは、元々和菓子職人が始めたお店なんです」
安田「なるほど!だから、和風な店名なんですねぇ」
執行さん「今どきのお店、というカンジではないんですけど(笑)、1つ1つ丁寧に焼き上げています」

 

 

 

 

 

 

こちらはなんと!初めて「生クリームあんぱん」を作ったお店でもあるということで…
店頭に並ぶとすぐに売り切れてしまうという、「生クリームあんぱん」を試食させていただきました。

 

 

安田「……おーいーひーーーい!!!」
濃厚な生クリームが、あんこと絶妙なハーモニーを奏でながら、ふわ〜っと溶けていきます。
執行さん「パンと、生クリームと、あんこが、同じような食感でマッチするように工夫しています」

 

安田「パンというより、ケーキのような……。スイーツですね、コレは!」
執行さん「生クリームならではの美味しさですよね。それまで、ホイップクリームを使ったパンはあったんですが、それだと口溶けがあまりよろしくないということで……ちょっと扱いは難しくなるんですけど、生クリームをこだわって入れています」

 

 

 

「生クリームあんぱん」は、10月から5月中旬までの期間限定商品。
他にも、カレーパン、ハムカツなど、素朴で毎日食べたくなるパンが並んでいます。
安田「近所にあったらいいのになぁ…」とつぶやきながら、お店を後にしました。

 

 

そこからぶらりとお散歩しながら、お隣の桜新町駅で、旅はエンディングへ。
「サザエさん」の著者、長谷川町子さんのゆかりの街、というコトで……ふむ、この街もおもしろそうです!
ぜひ次回は、桜新町もぶらり旅してみたいと思います。
落ち着いて。凛とした。地に足のついたレポートで………フンガッフッフ!!!