東京で女子力アップ!|旅人:棚橋麻衣
2014-05-23
皆さん、お待たせ致しましたーーーー!いや、待ってないですか??
そうです、旅人の棚橋麻衣で~す!
激辛で崩れきった顔をドアップで披露され、競泳用水着着用で温泉スライダーに挑み、
さて、次の旅は!?!?うりゃうりゃ、なんでも来いや、コンニャロー!
と思っていたハルウララ…
突然、作家小林さんから、
「棚橋、ミシンできる?」とメールが来たわけなんです。
…ええ、全くできませんよ。
「だろうね。よかった。ありがとう。」
愛情ある(と、ここは敢えて付け加えよう)小林さんのニヒルな笑みを思い浮かべながら、
なんでも来い!と言ったわりに、
なんだ、なんだ、今回の旅はなんなんだ…と、おののく私。
「では、今回の旅は、棚橋に、女子力アップをしてもらいます!!」
…え???
なんと、まぁぁぁぁ♡楽しそう♡
今や、当たり前に使われるようになった『女子力』という言葉だが、2009年の流行語大賞に輝き、その歴史はまだ浅い。
しかし、
「それ、女子力あがるぅ~」「やべー、女子力なさ過ぎじゃぁん」
なんて、30歳の私の会話の中にだって出てきますよ。『女子力』
え?言葉だけじゃなくって、実際のお前の女子力はどうなのかって??
そりゃ、あんた、女子力の塊=棚橋麻衣ですよ。
最近ハマっているのは、グリーンスムージー。
ネイルは頻繁に変えに行って、常にダイエットも意識して、
ほら、今日のロケのコーディネートだって、「元気」「旅」「流行」を意識したんだから!
と、この旅のスタート地点・原宿の隠田神社で意気揚々と語る棚橋。
小林「そういうところだよ、棚橋。」
ん?作家の小林さん、何か??
「だから、お前なんだよ、この企画!!!!!!!
女子力ゼロでよかったと思え!!!!!」
ええええええええええ!!!!!!!
隠田神社に私の叫び声が響き渡る。
こうして、美容と芸事の神様に深々とお辞儀をし、
いよいよ、旅人・棚橋麻衣による、リスナーの皆さんのための(…棚橋麻衣のための)
東京で女子力アップの旅
が始まったのだ…。
さて、最初に挑戦するのは、新宿の某スタジオにてフラダンス。
うんうん、まぁ無難だね。←謎の上から目線ですが、あしからず。
いや、だってさ、女子ってハワイ好きでしょ。(かくいう私もね)
あの、ロハス~って感じが女子力高いように思うでしょ?(かくいう私もね2)
ハワイから上陸したパンケーキだって、無駄に長時間、並ぶでしょ?(かくいう私もね3)
ビーチに買い物にマッサージにグルメに、女子を魅了してやまないハワイ。
映画『フラガール』では、スクリーンの中で踊る女優達の美しかったこと!
そんな中で、私の周りでも、フラダンスを始めたー♩という知人が本当に多い。
ではなぜ、女子力の塊と自意識過剰な私が、
これまでフラダンスを始めようと思わなかったのか…って?
いい質問!!
理由は簡単。
運動量が少なそうだから!!笑
ゆったりとしたハワイアンミュージックに乗せてゆったり動いていくフラダンスは、
筋肉を震えさせながら汗を流し(ちょっと汗臭いジャージを着て)
トレーニングをしてきた体育大学出身の私にとって、『ゆるいもの』という印象。
収録前、フラダンスって、こんな感じでしょ、チョイチョイ
っと、イメージのまま両手を右に伸ばし、ゆらゆらとなびかせてみたら「どじょうすい?」
と横山Dからのツッコミ…
こりゃダメだ!!先生ー、お願い致します!!
今回教えてくれるのは、奥山奈々先生。
そうです、ヤジキタの旅人としてもおなじみの奈々ちゃんは、タレント・モデル以外に、フラダンサー・フラ講師としても活躍しているんです。
さらりと降ろした長い髪、白いタンクトップから伸びるしなやかな腕、
ハワイアン柄の長いスカートを履きこなす奈々ちゃんには、
いつもとはまた違った美しさと気品が溢れてる、溢れまくってる!!
そう、女子力が溢れてるーーーー!!!
「ポーズの一つ一つに意味があって、そこには、太陽や月、
海などの自然を愛して感謝する想いが込められています。」
「全てに感謝して大きな心になることで、自分も愛することができます。」
時折、ポーズを見せてもらいながらのインタビューに、うっとり。
もう、奈々ちゃんを眺めているだけでも、女子力が上がりそうですーーー
でも…ゆったり踊るフラダンス、運動量はどうなんですか?
「それが、すっごい汗をかきますよ!!優雅に流れるように踊るためには、
見えていない足元、腰、お腹がポイントになってきます。」
フラダンスの意外な一面に驚きながら、
では、踊る準備のために着替えでもしましょうかね。
「動ける格好を用意してきて」と事前に連絡があったので、
お気に入りのTシャツに最近購入したユニ○ロの柄パンを用意していた。
もちろん、私なりの気遣いとセンスを込めて。
ところが、着替えようとすると、
「あれ?麻衣ちゃん、それ…着るの?んー…あー…じゃぁ…これ着て!!」
と奈々先生から真っ赤なスカートを渡された。
ついでに、そのTシャツよりも、中に重ねているタンクトップ一枚にした方がいい!
スカートはここの腰のところで履いて!髪には、このお花もつけちゃおう!
と次々にアドバイスをもらい、あっという間に『フラガール棚橋』の完成。
「まいちゃーーん!似合うよーーー!かわいいーーー!」
奈々先生、褒めるテクニックもさすがで、
えっ…えーーー!そうかなぁぁぁぁぁぁ!!(照)
とすっかりその気の私。
※あとから思ったのだが、家からエッチラ持ってきたTシャツとハーパンのセンスに
、相当女子力がなかったということなのか…まぁ、
そこは今度、奈々ちゃんに聞いてみようと思う。
では早速、レッスンの開始ー!
軽くストレッチをした後、基本動作の確認。
手をグーにして骨盤のあたりに置いて、膝を軽く曲げたら、お腹を引き上げる。
そして右足を横へ一歩、二歩…今度は左足を横へ一歩二歩。
端から見ていると単純な横移動なのだけど、
頭の高さがかわらないよう滑らかに移動するのは、かなり大変!
鏡の前で険しい顔をする自分を見つめながら移動に集中していると、
じわじわと体の内側から熱くなっていくのが分かる。
続いて腰の動き。
両足を揃えて膝を曲げてスタンバイ。
右足だけを伸ばして右の骨盤を上に引き上げるように動かし、今度は反対。
くいっくいっていうよりは、ゆら~ゆら~と腰が動いているようなイメージ。
奈々先生のスカートが腰の揺れに合わせてヒラヒラ動いているのに対し、
フラガール棚橋のスカートはぎこちない腰の動きに合わせてガサっガサっと、
なんとも雑な動き。
ちくしょー、もっと腰の筋肉をこう…いや、膝をこうして…えい!!
と力づくでやろうとしても、体はいうことを聞いてくれず、混乱。
そこへ、「では、腕の動きもつけましょう!頭の上に、大きな月を描いて~」
との先生のかけ声に、ますますパニック!!
もちろん私自身、☆夕日で染まるワイキキビーチにうっすら見えてきたパワームーン☆
を意識してるのだが、仕上がりは完全に、
つっきが~でたでった~月がぁでたぁ~あよ~いよいっと♩である。
和風である。盆踊り棚橋である。
最後には1曲振り付け。
「ビーチに、真珠があって、太陽に照らされてキラキラ、それを私が見て、とても美しくて、全てを、愛して~…」
一つの動作に丁寧な解説がついて、一つのストーリーが出来上がるような振り付け。
のんびりとした音楽に合わせて踊ってみると、力強いメッセージが体中から浮かび上がってくるようだ。
先生に必死に食らいついて踊り、気づくとじっとり汗をかいていた。
そして、踊り終わったあとの気持ちよさ、開放感といったら!たまらない!
ヤジキタスタッフは笑っていたけども(こんにゃろ!)
私の中では、サンサンの降り注ぐ太陽の光をいっぱい浴びたような、
エネルギーチャージができたように思う。
本当に体が喜ぶことで綺麗になる。
奈々先生の全身から学んだ女子力でした。
奈々ちゃーん、ありがとー!
続いて向かうのは、京王線「仙川駅」にあるミシンカフェ
そう、冒頭の小林さんの「ミシンできる?」の質問は、
まさにここへ向けたものだったのだ!
「まぁ、棚橋のことだから、絶対できないだろうと思ったよ~ケケケ。」
悔しくも反論はできない…
だって、だって、マジで裁縫は大の苦手!!ってか嫌い!!!!
ミシンなんて中学の家庭科の授業以来、触ってない自信があるし、
むしろ、針に糸すら通せない自信がある!!
小林「縫い方の種類、何があるか知ってる?」
ん~…波縫い…仮縫い…祭り縫い………以上。
(仮縫いは縫い方の方法です。棚橋、旅日記でも残念)
小林「マジかよ!?」
はい、ってか、私、ボタン付けもできまへん。
一同「…」
それまで笑っていたディレクター横山さんも、カメラマンてつやくんも絶句。
…え?そんな…やばいことですか?…あは…あははは
私の笑い声だけがむなしく響く電車移動だった…。
仙川駅から歩くこと、7分。到着したのは、
『ミシンカフェ&ラウンジnico』
店内には、たくさんのミシンが並び、すでに女性客でいっぱい!
皆さん、ミシンに向かって黙々と作業をしたり、スタッフに質問などをして、目の前の作品を完成させようとしていた。
笑顔で迎えてくれたのは、オーナーの中嶌さん。
ご自身で作られたという帽子とほっこり笑顔が印象的な女性。
「私の師匠は母親なんです。」と答えてくれたように、
中嶌さんがミシンで作ったという作品には、温かみや親しみがある。
世界に一つとして同じものはない手作りのワンピースやコート、
帽子や小物はどれもこれも可愛くておしゃれで、手作りが故の『身近さ』も感じられる。
そういえば…私も昔、母親と一緒に手芸店に行って布を選び、
「これで上履き入れる巾着作ってー!!」
とお願いしたっけ。
そんな私も、当時の母親の年齢に近づき、
いつか裁縫やミシンを自然に覚えていくのだろうと思っていた。自然に…自然に…
…が!!!!!現実はこれだーーーーーーーーー!!!!
(あっ、ちなみに料理もね♩てへ♩)
中嶌さーーーーん、私、全くミシンができないんですけど、
大丈夫ですかーーーーー!?!?!?涙
「もちろん!ここに来るお客さんは、そういう方が多いですよ。
お教室に通う程じゃないけど、何かを作りたい、作らなきゃいけないという皆さんが、
気軽にいらっしゃってくれます。」
じゃぁ、こんな私には、まさにぴったりの場所ですねーありがたいーー!
ということで、今日は、誰でも簡単に出来るというポーチ作りに挑戦!!!!
材料もミシンも、とにかく下準備というものは、
全て中嶌さんがやっていてくださったので、
私はただひたすらミシンと向き合うだけ。
これは初心者に嬉しい。
準備段階で手間取ってしまうと、人間誰しも諦めモードになるものだ。
中嶌さんからミシンの説明を受けて、いざ、十数年ぶりのミシン挑戦!!!!
まずは、試し縫いから。
布をセットし、足元のレバーを踏んでゆっくり縫い進めていく。
「力を入れないで、ゆっくり、ゆっくり~そうそう!上手です!!!」
針が上下に動きながら、私の手元の布が縫い合わされていく
カタカタという均等な音と中嶌さんの優しい声。
全く自信のなかった私だが、試し縫いを終えた布には、
真っ直ぐの縫い目が出来上がってた。
…出来た!!私でも出来た!!
「では、その調子で、本番いってみましょう!」
ポーチの材料となる布をセットして、縫い始める。
ここで返し縫いをして、まっすぐ~まっすぐ~縫っていって、
あーちょっと曲がったかな!もうちょっと、手をこっちにずらしながら…
最初は、カタッカタッと鈍かったミシンの音も、
ほんの少~~しだけカタカタと速くなってきたような??
両サイドを縫って、くるりとひっくり返すと、
二段のポケットがついた可愛いポーチが出来上がった。
「完成でーーーす!!可愛いのができましたねーーー!!」
やったーーーーー!!!!
自分で作ったポーチ、なにを入れようかなとこんなにもワクワクするものなのか!
同時に、次は、もうちょっと大きいのが作ってみたいな~なんて、
図々しい欲求も出てしまった。
小さなことだけど、この年齢になってから
「あっ、私にも出来るんだ!」という自信は本当に嬉しい。
こういった小さな喜び、達成感を積み重ねていくことが出来る女性が、
常にキラキラ輝いている人なのかもしれないなー。
オーナーの中嶌さんのように…
今度は、もっと大物を作りにやってきますよ!
例えば…このコートとか!!…ってあれ?調子に乗り過ぎ??
「できますよー!またお待ちしていますね♩」
最後まで優しい中嶌さんでした。
ありがとうございましたーーー!!
小林「なんだよーちゃんと完成しちゃったなーつまんねー!」
いやいや、でも私は、大満足ですよ。
小林「でも、お前がすごいんじゃないんだからな!
ここまで準備してくれた中嶌さんのおかげだからな!」
力作のポーチを眺めながら小林さんは続ける。
小林「それにしてもさー、なんなの?今日の格好!」
だーかーらー、冒頭にもお伝えしたとおり、
ヤジキタへの想いを込めたコーディネートですってばー!
この緑のショートパンツなんて、このロケのために買ったようなもんですよ!!
小林「だから、ダメなんだよ!全然似合ってないよ!!」
まさかの凄まじいダメ出し…
私は似合うと思っていても、やはり、他人から見たら違ってしまうものなのか…
こんな厳しい男性が増えた現代社会を女性が堂々と生き抜くためには、やはり女子力。
そして「私はどう見られたいのか?」と今一度、自問自答する必要がありそうだ。
そんなわけで続いては~、表参道のサロンにパーソナルカラー診断!!
表参道といえば、流行の最先端を発信し続ける街。
おしゃれなイケイケ女子が、自らの力を磨き、試し、戦う場所!(であると思うw)
そんな街のマンションに一室に、戦う女子の強い味方がいらっしゃる。
イメージアップ・コーディネーターの矢吹朋子さん!!
「こんにちはー!どうぞー!」
と、明るく迎えてくださった矢吹さんの笑顔がまぶしいこと、まぶしいこと!!
メイク、ファッション、アクセサリーと色使いが綺麗で、
「派手」なのではなく「華やか」といった印象を受ける。
さて、矢吹さん、そもそも、パーソナルカラーってなんですか??
「自分が生まれつき持っている、肌、髪、目の色に合う色のグループのことです。」
ん?じゃぁ、私で言ったら、赤とか黄色のとこかな?
似合うね~と言われるし、私自身も好きな色だし…
「いえいえ、勘違いしやすいところなのですが、
赤より青など、色の種類のことではないんです。
同じ赤でも、世の中にはたくさんの赤がありますよね?」
そういって矢吹さんが見せてくれたのは、たくさんの色の布が張られたボード。
4つのグループに分けられており、
どのグループにも赤、オレンジ、黄色、ピンク、青、緑、紫…とある。
「こうして見ると、一目瞭然でしょ!」
確かに、一口に赤と言っても、大人っぽいワインレッドなのか、鮮やかな朱赤なのか、
少し柔らかいピンクよりものなのか…など全然違う。
そして、それぞれが属する4つのグループもまた、全体的な特徴が明確なのだ。
「私は、この4つのグループに春夏秋冬の名前を付けています。」
例えば、柔らかく鮮やかなパステル系のものは『スプリング』
海を思わせるような涼しげなものは『サマー』
『紅葉をイメージ出来る鮮やかなものはオータム』
氷のような強さのあるものは『ウィンター』となる。
「この4つのグループの、どこに自分が当てはまっているのかを
診断するのがパーソナルカラーなんです!!」
パーソナルカラーを知り、それをファッションやメイクに取り入れれば、
出会う人への第一印象を良くし、コンプレックスを隠すことができるという。
逆に、自分と全く合っていないグループの色を知らずに使っていると、
老けて見えてしまったり、隠したいコンプレックスが全面に出てしまうのだとか!!
こわっ!!!
色ってそんな効果があったんですねー!
知らなかったーーー!!
人それぞれの、本当に必似合うだけではない、
本当に必要としている色を見つけ出してくれるのですね、矢吹さん!!
それでは、女子力戦争で敗北間近の棚橋に、清き診断をばーーーー!!!!
こうして始まったパーソナルカラー診断。
姿見の前に座って、メイクを落とし、オデコは全開、髪の毛も後ろに束ねる。
ピアスや指輪やネックレスなどの小物は外し、首から下に白い布を置いて、
はい、準備完了。
顔のメイクやアクセサリーを外して、さらには髪の毛もよけることで、
余分な色を省き、まずは本来の自分と向き合うとこから始まる。
(うへ~、いやだーいやだー見ないでくれーーおいーーテツヤーーーそんなにアップで撮るなやーー)
心の声が思わず漏れそうなところへ、矢吹さん、
「しっかりと自分の顔を見てください!
棚橋さん、今のご自身の顔を見て、気になるところはありますか?」
え~っと…目の下のクマ…と、肌の黒さ…これはクスミというのでしょうか…あとは、最近出てきたほうれい線…ブツブツブツブツ…
自分の弱みと向き合うのは一苦労だ。
しかし、最強の武器を手に入れるなら、このくらいなんでもない!!
「それでは、これから、顔の下に色を置いていきます。
ご自身をよく見て、どの色のときに、自分のコンプレックスが目立たないか、
目が輝いて見えるか、チェックしてください!」
そうやって、様々な色の布が私の顔の下に置かれていく。
グループごとだったり、色別だったり、
布を置いていくペースも徐々に上げていくことで、顔の印象がどう変わるかを見ているのだが…
先に違いを感じとったのは、ヤジキタスタッフだった!
横山Dなんて、マイクを持ちながら、あ~!と、ふかく頷いている。
横山D、まさかの女子力!?!?!と思ったが、普通に考えて、やはり、これだけ自分を客観的に見ることは難しいということだろう。
私が鏡の中の自分の変化に気づいたのは、緑の布で診断したときだった。
淡い緑、濃い緑、ライトグリーン、モスグリーン…
一枚一枚、布を当てられていくと…
ん?モスグリーンを置かれたときだけ、目の奥がキラってしたように見えた!!
ちょっと、もう1回!!
ほら、なんか顔全体が明るく見えるーーー!!
「そうなんです!よくわかりましたね!
先ほどから、赤でやっても黄色でやっても、棚橋さんを輝かせるグループは
このモスグリーンと同じグループのものでした。
つまり、棚橋さんのパーソナルカラーは…オータムです!!!」
秋か…秋だったのか!!
夏の終わりを感じながら、沈む夕日に切なくなる、あの季節!くぅぅぅぅぅぅ!!!
どうやら、オータムを持っている人は、森ガール系か綺麗め系が似合うらしい。
いかようにも変身出来るということで、よし、決めた!
明日、グロスとチーク買いに行くわ!!!!
…待てよ…っていうことは…?
矢吹さん、今日の私のショートパンツのグリーン…どうなんでしょう?
「うーーーん、悪くはないですけど…もっと抑えめのグリーンの方がいいかなー。じゃなかったら、上に着ているこのデニムをもう少し濃いめにするとか…」
同時に明らかになった私のセンスのなさ!!!!
女子力のなさ!!!!!!!!!
トホホ
矢吹さん、ありがとうございました!!
横山「僕ね、最初の方に分かってたよ、棚橋のカラー!」
テツヤ「俺も分かってました!」
小林「にしても、今日のロケは、棚橋だけ得してるよな~」
傷だらけの女子戦士を横目に、好き放題の男性陣…
いいツマミができたかい?そうかい、そうかい。
ええ、笑うがいいさ!
女子力戦争に志願した、30の勘違い女を!!!
さて、気を取り直して…
最後はやっぱり美味しく終わりましょうーーー!!
辛いものは女性を綺麗にする!(正し、激辛企画お断り!)
カプサイシンで冷えを撃退!(改めて、激辛企画お断り!!)
到着したのは、表参道の旨・辛・DINIG「赤い壺」
1階の入り口から店内に向かう階段の壁には、
お客さんとしてここを訪れた女性の写真がたくさん飾られており、
その周りには、オブジェとして、様々な形の唐辛子が飾られている。
(あれ?確認するけど、激辛企画じゃないよね?)
「いらっしゃいませー!」と出迎えてくれたのは、女性オーナーの伊藤さん。
一目を気にせず辛美味しいものを心ゆくまで楽しめそうな、隠れ家的な雰囲気。
女性数人でソファ席に座ってワイワイしながらのご飯なんて、心も体も喜びそう!
女性オーナーだからこその心配りが感じられますね~伊藤さん!
「実は、私自身が長年、ひどい冷えに悩まされていて…
そこで、カプサイシンなど辛いものを積極的に摂るようにしたら、
冷えがよくなったんです!!」
なんという心強いお言葉!!
私も…というか、世の中の大半の女子は、
冷えによる浮腫とか体調不良で悩んでいるんじゃないかな。
それを改善した!という先輩がここにいらっしゃるなら、
ぜひともご指導頂きたいっす!!
おすすめメニューはなんでしょう?
「ずばり、女子人気は、お鍋!
その中でも、薬膳の入った自慢の赤い壺しゃぶ鍋が美味しいですよ!」
3日間かけて素材を煮込んだ秘伝のスープは、
栄養価も高く、ほとんどのお客さんがスープまで飲み干していくという。
うわーーーー私、鍋大好きーーーーー!!楽しみーーーーー!!
ワクワクして待つこと数分後、2種類のスープの入った鍋が登場。
メラメラと燃え上がるような赤い方が激辛!!…
と言っても、辛さは選べるので、一番普通のものにしてもらいましたぁ。
え?なんだい、井門くん!辛さが足りないんじゃないかって?
これ、女子力企画ですからーーーー!!!
もう1種類の白湯も、いいお出汁と薬膳の香りがするわー。
具材は、お肉に野菜に魚介類。どれもこれも大きくて新鮮美味しそう!旬のお野菜が食べられるのは、女子力アップのポイントにもつながるよね!
ではでは、お肉をしゃぶ~しゃぶ~♩
2、3回スープにくぐらせたら~♩
いただきま~す!あ~ん!
ピリ辛のスープにはコクがあって、口の中がじわーっと熱くなる。
同時に素材の旨味も広がって、一気に体が喜んでいる感じ。
そうだよ、今日、たっくさんの刺激があったもんなー、腹ぺこなはずだ。
明日から、もっとがんばろう!って思えた1日に感謝しないとな。
こうやって美味しい食事を食べながら、
自分の体としっかり会話できるって、本当に幸せ。
そして何より大切にしなければいけない時間。
あんなことがあったよねー、こんなことがあったなーなんて話しながら、
楽しい食事でした。ちゃんちゃん。
…っと終わるのかと思った数分後。
シーン…
静まり返る私たち。
そうです…
辛いのです!!
ジワジワそれはやってきて、大量の汗!
いとうさーーーん、ちょっと、からいんれすけろ~(※辛いんですけど~)
「あはは!ばれちゃいました??うちの鍋、ジワジワくるんですぅぅぅぅ」
ひえええええええーーーーー!
完全にメイクの崩れ落ちた棚橋戦士、
女子力アップの道は、まだまだ遠いのかーーーー!!!
そんなわけで、己を思い知らされた、今回の旅。
『女子力』を様々な角度で触れることができて、
しかもそれぞれが、贅沢なパワーのつまった体験で、
これまでの私じゃ出会うことのなかった新たな『ワタシ』に出会えたような気持ちです。
体にムチを打つことだけが運動じゃない!
一つ一つの動作を噛み締めて踊れる体。
ネイルをしている手先だけが綺麗じゃない!
愛情を持って物を作り上げることのできる手。
流行りを取り入れればいいわけじゃない!
自分を知って、自分を魅力的に見せる演出。
ただ食べるだけじゃない!
本当に美味しいもので楽しく過ごせる時間。
あぁ、中身の詰まった女子になりたい、いや、女性になりたい…
がしかし!!
旅日記を書いているそんな今日の私は、スッピン。あしからず。
でもでも、きちんと学んだよ!
女子力ってのは、たゆまぬ努力が必要なんだよね。
あっ、ねぇねぇ~これ、第二弾やってくださいよぉぉぉ~
そしたら、もっと綺麗になるのにぃ~
「棚橋、だから、お前のそういうところだよ!ダメなの!」
あら、小林さん、よくご存知で!てへ♩
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