城下町、松本の街は博物館|旅人:松本英子

2014-08-06

いつもヤジキタではナレーションを担当しています、松本英子です~★

今回は旅人として、長野県松本市にやって参りました〜!!!!!!
はい!完全なる出オチです(笑)

 

 

でも実は、昔から気になっていた「松本市」。やっぱりどうしたって親近感が湧くんですよね。。。ただ、そんな気になる松本市に、初めて足を踏み入れる事が出来た松本英子、何しろ知らないことだらけ!!
ということで、今回は松本城はもちろん城下町としての松本の魅力をたっぷりと堪能して、リスナーの皆さんの身も心も「松本」でいっぱいにしちゃいたいと思います♡


題して「城下町、松本の街は博物館

 

ここから「松本」という文字が信じられないくらい出てきますが、その辺も楽しんで下さいね♪

 

まずは早速、松本城敷地内にあります松本市立博物館へとやってきました!


お話を伺ったのは、小原稔さんです。

 

 

 

 

 

 

最初は「深志城」という名だったそうなのですが、江戸時代に松本城へと改名。
そもそもなぜ「松本」市という名前になったのか?というのを伺った所、
諸説あるそうで、飯田の「松尾の本家」という意味という説、信濃奪還という本懐を抱いていた小笠原氏が松本に戻って来た時に「待つ事久しくして本懐を遂ぐ」と言ったところから待つ本懐→松本という説などなど。。。

 

館内には、明治時代に開智学校で作られた江戸時代の松本の街のジオラマや、
当時の生活用具、珍しい布で作られた平べったい雛人形など松本の年中行事の展示などもあって、今も綺麗な形で残されているものが多い事がとても印象的でした!!

 

 

 

 

 

 

 

さて、松本市立博物館を後にし、ついにやって来ました「松本城」!!!

 

 

 

 

 

 

という事で、松本城の事なら何でも知っている松本城管理事務所研究室・菅沼かなさんにご案内頂きました〜。
黒い松本城 豊臣方のお城は黒いお城なのだそうで、またこの黒さがカッコいいんですよね。。。。うっとり。

 

お城まで歩いている途中で、切られたり、真剣白刃取り?!してみたり(笑)

 

 

 

 

 

 

 

小芝居もさせて頂けて、松本城に入る前からテンションが上がるあがる!!!

 

 

実際のお城の目の前まで来てみると、これまたもの凄い迫力。
圧倒されつつ、中へと進みます。
いきなりの急な階段に苦戦しながらも昇り続けていると、
鉄砲や弓矢で攻撃する為の小窓がどこの階にも沢山!!!

 

 

 

 

 


ただ途中3階部分が隠し部屋になっており、屋根の部分にお部屋が作られておりました。これが、五重六階の秘密だったのです!
そして6階まで息があがりながらも昇りきりまして、天守へ。
やはり天守からの景色は格別。
目の前の庭園もそうですし、松本の街を東西南北遠くまで見渡せるというのはたまりません!!! それから一つ、見逃しがちなのが天守の天井です。是非景色だけでなく上も見上げてみて下さいね♡

 

 

 

 

 

 

 

さらに月見櫓はまたとても落ち着く雰囲気のお部屋で、ゆったりとお月様を眺めながら日本酒でも頂きたいような感覚に陥りました。。。将軍徳川家光を迎えるおもてなしの為に作られたのに結局家光は来なかったと言うオチがついている月見櫓。。。

 

 

 

 

 

 

菅沼さんもおっしゃっていましたが、
闘う為のお城、平和になってからのお城が両方観られるという珍しい松本城。
是非一度は足を運んで頂きたいです♪

 

 

松本城を出まして,松本市商工観光部 観光温泉課の保科佑樹さんと松本の街をぶらり〜。。。
湧き水があちこちに現存するという特徴をもつ松本市。
「まつもと城下町湧水郡」として、飲んでも汲んで帰ってもオッケーな井戸がいっぱい!!早速飲ませて頂きました。これが美味しいのです。


源智の井戸」めちゃめちゃ美味しいので、オススメですよ。

 

 

 

 

 

 

 

上土通りの大正レトロな町並み、中町通りの土蔵造りの建物、いずれもお洒落な通りばかり。歩いているだけでも心地いい時間を過ごせますし、昔ながらの洋食屋さんや喫茶店、新しいカフェやバーなどもあって、食も堪能出来ます。
ハンバーグのランチと外歩きしながら食べたソフトクリームが激ウマでしたよ!

 

 

 

 

 

 

 

保科さんにお勧め頂いた「松本市時計博物館」で、学芸員の山下太一さんにお話頂きました!!
子時計収集家の本田親蔵さんのコレクションなどずらりと600点もの珍しい時計が並んでいました。
まず最初のインパクトある入り口の振り子時計。時計部分だけでも5,6m!!!

 

 

 

 

 

 

 

さらに音だけで知らせてくれる19世紀の懐中時計、フランシスコ・ザビエルが時計を伝えた時代に造られてた和時計、重り式の櫓時計、江戸時代に持ち運びしていた時計、などなど。

 

 

 

 

 

 

 

とても美しいフォルムに見とれていると、一定の時刻になり、あちこちで美しい音色が。
ここの博物館の凄さは、出来る限り時計たちを動かしているということ。
その音色も様々で楽しめます!!

 

 

時計のフロアを堪能しながら発見したのが、蓄音機のお部屋。
実は、時計の修理屋さんは蓄音機も修理されていたんだそうで、ゼンマイ式だからという共通点からなのですが、、、こちらの蓄音機フロアでは実際にSPレコードを蓄音機で聴く事もできるんです!!!
もちろん私も、ちゃっかり特等席で堪能させて頂きました。
それはそれは素晴らしい音で、目の前でライブが行われているかのような臨場感に感動で言葉も出ませんでした。いつまでも聴いていたくなる蓄音機の音にすっかり虜になってしまいました!

 

 

 

 

 

 

 

続いては、国の重要文化財に指定されている「旧開智学校」へとやって来ました。ご案内は学芸員の遠藤まさのりさん

 

 

 

 

 

 

和洋折衷の斬新なデザインで有名な旧開智学校。龍の彫刻、天使の看板、ステンドグラス、瓦屋根の上に八角塔などなど、神社やお寺、新聞のイラスト等からアイディアを取り入れて作っていった、明治時代の流行りを集結させたような建造物です。

 

 

 

 

 

 

 

教室に机や椅子も残されていて、そこにお座りになって談笑していらしたおばあちゃんたちがとっても楽しそうで、こちらも笑顔になってしまいました。

 

 

開智学校では、赤ちゃんの子守りをしながらの勉強が許されていました。
その当時の子供たちの様子も写真や直筆の書で知る事が出来ます。
現代では考えられない情景に、驚くばかりでした。。。

 

独特な建物ですが、綺麗に残されていて、いや〜かなりタイムスリップさせてもらいました。

 

 

 

松本英子が「城下町、松本の街は博物館」と題して歩きまくった松本の街。

 

もう大好き過ぎて名残惜しくて最後は帰りたくなくなりました(笑)

 

ノスタルジックな気分に自然となってしまう街、その街を守り続けている皆さんの努力も感じて、すっかり魅了され。。。。松本英子、メロメロです。

 

またじっくりと個人的にも遊びに来たいなと思います!!!

 

松本、最高ーーーーーーーー♡