東海道新幹線 開業50周年記念・こだまの旅!part1|旅人:本幸拓真

2014-11-07

はじめまして! 


初登場の旅人、本幸拓真です。
パーソナリティーやMC、ヨガのインストラクターなど色んな活動をしています。
どうぞお見知りおきを。



さて今回は、


『東海道新幹線 開業50周年記念!こだまの旅!part1


はじめての旅番組、
はじめての場所、
はじめてのこだま、



どんな人と出会って、どんなハプニングが待っているんだろうと胸をワクワク。。。



旅の始まりは東京駅

 

 

 

 

 



今年で開業100周年を迎える東京駅から、開業50周年を迎える東海道新幹線に乗って
スタートしました!



最初に下車したのは小田原駅
東京から、品川、新横浜と続いた3つめの駅です。

 

 

 



 

在来線の改札の真上にはでっかい5mの提灯が迎えてくれます。
童謡「おさるのかごや」にもでてくる小田原提灯に見送られながら向かったのは・・・・・

 

 



 

 


お、小田原城!? 
じゃないんです!



なんでこんなところにお城が!?って思う人もいらっしゃるでしょう。
国道1号線沿いにありますこちらは 


薬と和菓子の株式会社ういろう さんです。 
外郎家二十五代目 外郎武さんにご案内して頂きました。

 

 

 

 

 


みなさんは歌舞伎の「外郎売(ういろううり)」という演目を聞いたことありますか?
これは、歌舞伎の二代目市川團十郎さんが、喉の痛みや咳に苦しんでいた時に、薬の外郎を服用して元気になったということから、お礼を込めて、十八番の一つとして上演したというものなんですが・・・
役者さんやアナウンサーなど、声を使う仕事をされている方は、必ず経験があると思います。
あの外郎のお店なのです!
こちらには資料館もあって外郎家の歴史を肌で感じることができるのです。

 

 

 

 

 

 


資料館は、もともとある蔵を元に作られたそうで、

入った瞬間に学生時代から外郎売りを練習してきた僕にとって、まさに聖地巡礼。

 

 

 



 

「外郎売」を口ずさむと情景がハッキリと浮かんできます。

 

 

 

 

 


また苦い薬を飲むときに、おもてなしの心でお客様にお出ししたという和菓子の「ういろう」
こちらも、長い歴史とこだわりが詰まった和菓子で、本当に美味しかったです。



小田原で500年、地元の人たちの健康を守ってきた外郎武さん貴重なお話ありがとうございました!

 

 

 

 

 



そして、次に向かったのは、小田原の新名物!


「ギョサン」のお店マツシタ靴店店長松下善彦さんにお話を伺いました。

 

 

 

 

 


 
ギョサンとは、漁業用のサンダルのことなんです。

 

こちらのマツシタ靴店さんは、本土で初めて販売したお店なんですよ!
店頭にはたっくさんのギョサンが並んでて選ぶのが楽しい! 
種類も、サンダルタイプからスリッパ、男性用、女性用、子供用に細かく分かれていて、
カラーバリエーションも約150色以上。

 

 

 

 

 


しかもこちらの店頭には、カタログに載ってないレア物もあるっていうから、
宝探しみたいに、自分のお気に入りのギョサンを見つけてみてはいかがですか?

 

 

 

 

 


僕も個人的に愛用しているギョサンですが、、
滑りにくいので、いろんな業種の方に愛用されています。
歌舞伎の裏方さんも愛用されているんですって、滑りにくくて音もたたないからなんだって。 
また「滑らないサンダル」として、受験の願掛けとして、購入される方も多いらしいですよ。

 

お話のあと、自分用にお気に入りを一足買いました!大事に履きます!
松下さんありがとうございました。

 

 

 

 

 


さぁ、次の駅に移動!の前に腹が減っては旅はできぬ!
YAJIKITA一行は海を眺めながら、地元のお魚の刺身と天ぷらのランチをいただきました。



ランチビールを我慢して続いてやってきたのは、小田原のお隣の駅! 熱海駅
駅前にはアーケード商店街が二つ、「仲見世商店街」と「平和通り名店街」です。 

 

 



 

 


早速、「平和通り名店街」代表理事であり、丸高名産店高橋孝司さんにお話伺いました。

 

 

 

 

 



若い人から年配の方まで、幅広いお客さんで賑わっている商店街ですが、
昔に比べて若い方が増えたと言う高橋さん。
熱海は年配の方達の保養地のようなイメージがありましたがそうでもないんですね。
だからこそ、いまの状況に満足せずアイデアを出していくことが大切なんだ・・・と、
力強く話してくれました。
高橋さんありがとうございました。

 

 

 

 

 

 


昭和レトロな雰囲気の平和通り名店街をぶらりしていて見つけたのは、足湯じゃなくて手湯!福福温泉といって手で温泉を楽しむことができます。 

 

 

 

 

 


そして、熱海と言えば尾崎紅葉の金色夜叉。 
貫一・お宮の顔ハメ看板もあってこういうのを見るとハメずにはいられません♪

 

 

 

 

 


ついでに、こんなことも・・・

 

 

 

 

 


今回の旅では、見つけた顔ハメ看板全てに顔をハメこんでますよ!




次に向かったのは熱海の温泉街にある老舗の干物やさん!


創業150余年の釜鶴ひもの店四代目二見康一さんにお話を伺いました。 

 

 

 

 

 

 


こちらには、たくさんの干物が置いてあるんですが、ピンクの値札が地元のお魚なのです。

 

 

 

 

 

 

 

ホウボウやのどぐろ、きんめだいなど見るだけでヨダレがダラダラ出てきます。
釜鶴の由来や熱海の街の移り変わりなど、優しい笑顔で教えてくれました。
ずっと熱海にいらっしゃる二見さんに熱海のオススメの場所をお聞きました。



その場所とは、、、 



来宮神社の大楠!
樹齢2000年超の国指定天然記念物! 
しかも、本州で一番大きな巨樹(全国2位)なんだそうです!
しかも、この大楠の周りを反時計回りに一周すると寿命が1つ延びるそうです。 
二見さん!ありがとうございました!

 

 

 

 

 



エンディングは・・・もちろん、その大楠の下でした。

 

 

 

 

 



今回は、小田原、熱海を旅しましたが、
どの場所でもこれまで積み上げてきた伝統を守ること。
そしてその伝統に固執しないで新しい物を取り入れること。
両方のバランスが大切だなぁって感じました。



次回もこだまに乗って旅は続きます!



お楽しみに♪♪♪



旅人は本幸拓真でした。