東京発どこ行くツアー!個性を極める街・五反田編|旅人:井門宗之

2015-02-11

 

前回の旅日記を覚えているだろうか。
親分の鶴の一声で決まった2015年最初の「どこ行くツアー」の目的地。

 

 

親分「新年最初のどこ行く、(((どこ行く(((どこ行く(((どこいく… 


1発目は蒲田、 


2発目は五反田でいこやないか!(((いこやないか(((いこやないか(((いこやないか…

 

 

めでたく蒲田担当となった親分は良いのだが、
五反田担当になった河合さんはとばっちりだ。
しかも地元が近いらしく、となると尚更取材先を決めにくくなる。
※意外と地元の紹介って難しいもんです。全部紹介したくもなるし、
分かりにくいとこを紹介してがっかりされても嫌ですし。おすし。
そんな逆風を撥ね退ける様に、河合さんから出されたテーマが…。

 

個性を極める街、五反田編

 

ん?ちょっと待ちなさいよ。
前回の蒲田が「個性豊かな街、蒲田」でしょ…?
で今回の旅が「個性極める街、五反田」??

 

極めてるぅ~!

2015年最初のどこ行くは、二つとも極めてるぅ~!
…という訳で今回も「個性」にフォーカスしたどこ行くツアー。
五反田は3年程前に「山手線ぶらり」で回ったエリアですが、
駅前の様子はそれほど変わり無いようにも見えます。
建物は増えた気がしますが、変化はゆっくりな感じ。

 

 

 



 

確かあの時雨が降っていて、今回雨。
五反田とYAJIKITAは雨との相性が良いようで。
…いや、違うのだ!ロケ当日の朝、東京は雪だったのだ。
ここで当日の井門Pと河合さんのメールのやり取りをご覧いただこう。

 

 

井門「河合さん、へへへ。 


雪、雪ですねへへへ。」

 

河合「絶対に言われると思ってました…狙ったように、今日だけですもんね。
まっ、楽しいロケになりそうです♪」

 

井門「ゴルちゃんからもtwitterでメッセージがきました。 


“河合さん、やっぱり雪女ですね!”と。」

 

河合「えっ、今日は佐々木さんじゃないから良かったと思っていたのに…
今度、夏に佐々木さんと旅をする時、 


季節外れの大雪を降らせてやりましょう…。

 

井門「降雪すら自由自在に…さすがっす!(笑)」

 

河合「夏の雪旅は井門さんも一緒で・す・か・ら!」
井門「(((;゜ω゜)))アアワワワワ

 

 

かくして河合さんの実力を見せつけられながらスタートした五反田の旅、
個性極まるその最初の場所は…意外にも駅から徒歩2分。 


老舗のお味噌屋さん、坂本商店

 

 

 

 

 

 

駅前の賑わいの中にあって、ゆったりとした時間が流れている。
ここは全国各地のお味噌を扱う老舗の味噌屋さん。
店内にはおよそ30種類の味噌が、その色や香りも様々に並んでいます。

 

 

 

 

 

 

そもそもの歴史は大正時代からだというこちら。 


お話しを伺ったのは生駒英禎さんです。

 

 

生駒「味噌というのは大豆・塩・こうじ、これしか使いません。
その配合や作り方で味が変化するんです~。」

 

 

 


生駒英禎さん

 

 


生駒さん、めっちゃ良いキャラしてます…いや、良いキャラ過ぎる!
お話しされる言葉もキラキラと丁寧ですし、
お味噌を扱うからか肌ツヤが良い!(あまり関係なかろう)
話しを聞いていると、思わずこちらが笑顔になってしまう(笑)


いきなり個性、極まる!
…それはさておき(さておくなよ!)、
日本人の食卓に欠かせない味噌、知らない事も多いですね。
生駒さんは打てば響くような味噌博士。
色んな事を教えていただき&試食もさせていただきました!

 

 

生駒「先程お話しした通り、味噌は大豆・塩・こうじで出来ています。
その“こうじ”を麦にしたり米にしたりでもまた味が変化しますが、
うちで扱っている中にもち米を使ったものもあるんです。 


それがこちらのぜいたく味噌です。どうぞ味見してみてください!」

 

 

 

 

 

 

タイミングよく出てきた胡瓜と共に頂いたぜいたく味噌。
色も随分と濃かったですが、味わいも深く、味噌の香りがいつまでも続きます。
通常の味噌よりも少しだけ値が張りますが、その価値は充分。
でもお店で一番人気は他にあるようで…。

 

 

生駒「やっぱり関東の人間には信州味噌が馴染み深いですね。
ですからウチで人気なのも信州麹味噌です!」

 

 

 

 

 

 

こちらは色も薄めの色。味もよく知っている味わいで美味しい!
九州にいくと麦麹の味噌で、色も少し赤めになってくる。
麹を米にするのか麦にするのかで色合いにも変化が出てくるんですねぇ。

 

 

生駒「大豆蒸して作ると、味噌は赤っぽくなります。 


一方、茹でて作ると白っぽくなるんですよ!」

 

 

 

 

 

 

いやぁ、それは知らなかった…。
今度お味噌を買う時はそんな事を意識しながら買うと面白いかもですね!
ねぇねぇ、お味噌博士(おいおい)、
この味噌にこの具が合うとか教えてくださいよぉ~、へへへ。

 

 

生駒「白っぽい色のお味噌は塩分が控えめですから、
お豆腐とかワカメなどのシンプルな具が良いですよ!
反対に赤っぽい色のお味噌は塩分が少しだけ強いですから、
豚汁みたいに具が多いのが良いですね!」

 

 

いきなりの個性であります!
僕らも味噌博士の教えを請うて、この日から味噌士として…(生きていかない)
でも帰りに生駒さんから沢山のお土産までいただいて、
これからも五反田の街で良い香りを漂わせてくださいね!

 

 

 

 

 

 

五反田…かつて大学生だった頃、何度か訪れたこともある街。
そう、ここにはあの女子大があるのであります。

 

 

井門「アナウンス研究会だったから他大の文化祭なんかで発表会を見たりね、
そんなこんなで清泉女子大のある五反田にも何度か来たんですよ。」

 

 

そうなのであります。 


五反田はあの名門「清泉女子大学」がある事でも有名。
坂本商店さんから移動すること5分程度でしょうか。
右も左も御屋敷が並ぶ一角に荘厳な石造りの門が出迎えてくれました。
こちら清泉女子大学本館は1915年に竣工、そもそもは旧島津公爵邸でした。
ほぼ当時のままで残る建物は、当然の様に東京都指定有形文化財に指定されています。

 

 

 

 

 

 

今回なんとこちらの建物を現役女子大生が案内してくれる事に!(どうどう) 


文化史学科4年の平岡温子さん、 


同じく文化史学科1年の酒井玲奈さんです。

 

 

 


平岡温子さん


酒井玲奈さん

 

 

 

入口の扉を開けるとボルドーの絨毯に高い天井、
扉に嵌め込まれたステンドグラスなどのバランスが素晴らしい。

 

 

 

 

 

 

平岡「こちらは100年前に建てられた、 


ジョサイア・コンドルの設計によるものです。
コンドル建築の特徴の一つに、薔薇のモチーフが多く使われるというのがあります。
コンドル自身、薔薇が好きだったというのもあるのですが、
こちらの建物にもあちこちに薔薇のモチーフがあしらわれています。」

 

 

現在は講堂として各部屋も教室になっているのだが、
そもそもは島津邸であります。この広い邸宅を7人暮らしで生活していたとか…。

 

 

 

 

 

 

 


1階にもいくつか部屋があるんですけどね、そのどれもが素敵なのです。
洋館大好き井門にとって、コンドル建築は垂涎。
彼の繊細な設計は日本人の職人の手によって、細部に渡り作り込まれていきます。
もはや建物全てが芸術作品。
何気なく天井を見上げても漆喰で出来たアカンサスのモチーフなど、
全て日本人の職人による手彫りなのだとか。

 

 

酒井「こちらで使われている素材は殆ど全て外国の物なんですが、 


職人は全て日本人でした。
コンドルは日本人の職人の腕を高く買っていたといいます。」

 

 

視覚効果による見せ方にもこだわった応接室。
ここはバルコニーの正面に当たる部屋なのですが、
ソファに座って視線を落とし、正面のバルコニーを見ると…。
窓と窓の間に外の支柱が隠れて、庭を綺麗に見渡す事が出来る!
これも計算され尽くした「見せ方の美学」なんでしょうなぁ。
広い応接室から豊かな自然が織りなす四季折々の風景をここから眺めると、
静かに思索に耽ることもできたでしょう。
やはり人間は美しい物に囲まれなきゃだめです。部屋、片付けよう(笑)

 

 

 

 

 

 

また現在は聖堂として使用されている部屋も、趣があって素敵でした。
かつては30名ほどが利用出来る食堂だったこちら。

 

 

 

 

 

 


天井のモチーフはアカンサスの葉にリボンを巻いたしつらい。
更に部屋の暖炉には島津家の「○に十字」の家紋がさりげなく。

 

 

 

 

 

 

こちらの聖堂は扉が面白くてね、物凄く分厚い木製の扉なんですが、嵌め込み式ではない。
実は上からの吊り式になっているので、そんなに力を入れずとも動くとか。

 

 

平岡「当時としては珍しい吊り式扉です。
割と力を入れなくても簡単に開け閉めが出来るんですよ。」

 

井門「なるほど、それは良いアイデアですね!
ではちょっと扉を閉めてみましょう。ふんっ!(力を入れると少しずつ動く扉)
ぬふんっっ!!!(重い扉が少しずつ閉まっていく) 


うん、ある程度は重いね!(ニコッ)」

 

 

 

 

 

 

ガイドしてくれた2人はこの学び舎で日々を過ごされている訳だが、
それぞれがお気に入りの場所もあるようで。

 

 

平岡「私は東向きでステンドグラスがはめ込まれた玄関が好きです。」

 

 

 

 

 

 

酒井「私は2階へと続く階段が好きです。
この階段を見た時、本当に感動しました。 


どの角度から見ても好きです!」

 

 

 

 

 

 

自分が学ぶ学校をこんなに愛せるなんて、とても幸せなこと。
だからこそ平岡さんも酒井さんも、校舎への想いは強いようだ…。

 

 

平岡「私は4年生なのでこの校舎に来るのもあと僅かです。
いま思えば、ここで何気なく日々を過ごせていたことが幸せなんだって思います。
この建物は人が使ってきたからこそ残ってきました。
ですからこれからも使いつつ、残していって欲しいです。」

 

酒井「100年前の建物が保存出来ている事が凄いと思います。
人が使ってこそ輝きが増していくと思うので、これからも大切に使っていきたいです。」

 

 

ここをあと僅かで去る学生と、
ここから始まる学生。
共通するのは「ここが好き」という意識。
二人とも、貴重なお話しを有り難うございました!

 

 

 

 

 

 

清泉女子大学を後にしたYAJIKITA一行。
続いての個性は、実は大学のすぐ傍にあるのです。その名も… 


季節の海産物と畑のフランス料理 ヌキテパ」。

 

 

 

 

 

 

ここはもう井門Pが来たくて来たくて仕方の無かったお店。
たしか10年前くらいかなぁ、
雑誌を読んでいたらこちらのオーナーシェフのインタビューが載っていて。
「あるコース」を始めたっていうんですよ。 


そのコースというのが「土のコース」。
えっ!?って思いますよね。でもその料理の数々がとても美しかった。
なによりも美味しそうだったんです。
以来、タイミングがあればお邪魔したいと思っていたんですけど、
まさか取材で訪れることが出来るなんて…。 


オーナーシェフの田辺年男さんにお話しを伺いました。

 

 

 

 

 

 

ヌキテパはそもそも27年前に恵比寿にオープンした所から歴史が始まります。
五反田へは22年前に移転。以来この場所で、洗練された料理を提供し続けています。

 

 

田辺「お店のイメージはね、東京のリゾートにしたかったんです。
たまたまこの物件があって、元々は外国人住宅だったんだけど一発で気に入って。
その日に契約しちゃいました(笑)」

 

 

 

 

 

 

店内は白を基調にした清潔感溢れる内装。
でも店の奥がテラスへと抜ける様なガラス張りになっているので、開放感も抜群です。
ここで出されるのが「土のフルコース」(予約時に相談)。
きっかけはTV番組での企画だったそうですが、
それを観た方からの問い合わせが殺到。
だったらお店で出しちゃおうと試行錯誤の結果、今のコースがあるのだとか。

 

 

田辺「土ってね、熱を加えると臭みがなくなるんです。
でも料理に使うから仕込みは大変なんですよ。半日かかるんだから。
それに成分データもしっかり取った土しか使いません。」

 

 

土は何よりも身近な存在。
だからと言ってその辺にある土をただ使えば良いって訳じゃないんです。
料理人として、それを食材にまで高めていく工夫。
世界中の料理人が常に考えている「新しい事をやろう」を、
田辺さんは土でやってしまったわけです。

 

 

田辺「海外から同業のお客さんが来る事も多いですけどね、
皆言いますよ“土を使うとは…してやられた~!”って(笑)
だって一番人間の身近にあるものだもんね、足元にあるんだから。」

 

 

土ってなんでしょうねと聞かれたら、微生物と答えるという田辺さん。

 

 

田辺「土は生きてる。だって腐ってないでしょ?」

 

 

田辺さん、良い顔してるんです。
そして肉厚の手はまさに料理人のそれ。
照れながらも時に冗談を飛ばしたりして、心地よい空気を作ってくれる。

 

 

井門「これからも土を使い続けますか?」

 

田辺「土と一緒ですね。土に還るまで(笑)

 

 

 

 

 

 

そんな田辺さん、僕らの為に「土のグラタン」を用意してくださいました。

 

 

 

 

 

 

表面に土のソースがかかったスイーツです。
プディングの様な食感で優しい甘みがじんわりなスイーツ。
土のソースと一緒に恐る恐る口に含んでみると…。

 

 

井門「あれ?甘くてとても美味しい!
土の香りや食感はほとんど感じませんね。コクが増す感じ。」

 

 

 

 

 

 


田辺「土は火を通すと臭みはなくなります。
でも砂がちょっとでも入ってたらとても食べられません。」

 

 

例えば畑から人参を引き抜きますよね。
葉っぱを持ってフルフルした時にふるい落ちるのが砂。
根にくっ付いているのが土です。
それを田辺さんは絶妙な言葉で表現してくださいました。

 

 

田辺「だから土も野菜だと思っています。」

 

 

土の個性を究極まで引き出した料理人、田辺年男。
食材としての土の可能性を味わいに、是非ヌキテパへ!

 

 

田辺「あっ、ウチは土だけじゃないからね(笑)
魚介や野菜が美味しいんだから、安心して来てくださいね!」

 

 

だそうであります(笑)

 

 

 

 

 

 

河合「あれっ?横山さん、どうされました?」

 

横山「五反田の個性にやられて、もう魂が抜けそうですぅ~…。
よ~こ~や~ま~で~すぅ~…。

 

 

仏の横山氏もノックアウトされそうになるほどの個性。
五反田は本当に奥が深いのだが、最後に訪れたココがまた凄かった。 


東洋製罐という会社の1階にあるミュージアムがそれ。 


その名も容器文化ミュージアム

 

 

 

 

 

 

そもそも東洋製罐という会社は、日常僕達がよく使っているペットボトルや缶を製造する会社。
前回の高砂香料工業株式会社も名前は表に出ないけど、
そこで作られる製品は日常に数多く存在する…という意味では近い会社なのかもしれません。 


お話しを伺ったのは広報の蛭田美穂さん

 

 

 

 

 

 

まずは入口に秘密があるとか…??

 

蛭田「入口の看板、デザインが何かお分かりですか? 


これ、箱の展開図になっているんです。
東洋製罐は容器を作っている会社、そのミュージアムで容器の秘密を開いていこう…と。」

 

井門「へぇ~!!」

 

蛭田「このミュージアムをご案内すると、
たいていのお客様は“へぇ~”を連発なさいます(笑)」

 

 

そ・そんなこと言われたらこっちだって構えるもんね!
へぇ~なんて簡単には言わないんだから!

 

 

 

 

 

 


蛭田「こちらの館内はいくつかの展示ゾーンに分かれていますが、
まずココが“容器包装ってなに?”のゾーン。
物を容器に入れるというのは理由がちゃんとあるって事を解説しています。
その1、中身を守る。
例えば瓶でも茶色の瓶に入っている飲み物、ありますよね?
あれはビタミンC系のドリンクなんです。 


瓶が茶色の理由はビタミンCを守るためなんですよ。」

 

井門「へぇ~~!!
(言ってるじゃねぇか!!)

 

蛭田「その2、使いやすく。
段ボールのパッケージでそれを土台にして陳列されている事ってありますよね?
これも工夫の結果なんです。運びやすく、並べやすく、買いやすくしてあるんですね。」

 

井門「へぇ~~!!
(いや、だからさ)

 

蛭田「その3、様々な情報を伝える。
パッケージの裏にその商品を使ったレシピなんかが掲載されている事、ありますよね?
あれはメーカーが記載する事もありますが、メーカー側が我々に依頼してきて、
こちらから提案する事もあるんですよ。」

 

井門「へぇ~~!!
(おいっ!)

 

 

はっ…いかん!このままじゃ蛭田さんの思うツボじゃないか!
そんな易々と感心してはYAJI気が廃るってもんだぜ、なぁ、みんな?

 

 

一同「へぇ~~!!(強く頷いている)」

 

 

 

 

 

 

こうして蛭田さんの解説にすっかり興味津津になっていたYAJIKITA一行。
1800年に北極探検隊の為に作られたのが缶詰の最初だとか、
ナポレオンの呼びかけに応募したニコラ・アペールという人が缶詰めの概念を考えたとか。
戦時中は戦地向けに「おせちの缶詰め(口取り缶詰め)」が作られたとか、
昔は人の手で作られたので、一缶一缶形が違ったとか…。
もう「へぇ~~!」の連続なんですよ、マジで(笑)

 

 

 

 

 

 

 

1917年に東洋製罐が設立されて、日本の容器の歴史も変化してきました。
とは言え入れ物の歴史を容器の歴史だと考えると、
縄文時代に遡ることにもなります。
人の歴史と共に、容器も発展しながら歩みを重ねてきたわけで。

 

こちらのミュージアムでは映像を使った展示も行われていて、
実際に缶が工場で作られる様子などもモニターで見ることが出来る。
日常的に使っている缶が、どんな風にして出来上がるのかって知らないもんなぁ~。
ここを訪れる子供達も、その歴史に触れていろいろと触発されるようで。
最後に「あなたが考える未来の容器」を描くコーナーがあるんですけど、
発想が自由で思わず微笑んでしまいます。
僭越ながら井門も良く分からない未来の容器を描いて投函しておきました。

 

 

 

 

 

 

我々が日常的に使っている個性豊かな容器の数々。
そこには、利用する人の事を考え抜いた工夫の歴史が詰まっていたのです。
蛭田さん、ごめんなさい!俺達、帰るまで何度「へぇ~」って言ったか分からないっす…。
でも本当に楽しかった!有り難うございました~!

 

 

 

 

 

 

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個性極まる街、五反田。
山手線ぶらりの時とはまた違う印象を持った、今回のロケ。
街の個性はそこに暮らす方が作り上げるという事を改めて感じつつ、
でもやっぱり東京の街は面白いなぁと。
当たり前過ぎる感想ですけどね(笑)
だって数年前に巡った同じ街なのに、巡り方一つでこうも印象が違う。
山手線沿線の駅だと、山手線の内側を巡るか外側を巡るかでも随分印象が変わるんです。

 

「これだから東京はやめられない。」

 

この言葉はきっと何年経っても言い続けるんだろうな。
そんな事を思いながら、心はもう次のどこ行くへ。
東京発どこ行くツアー、次は、どこ行く!?