東海道新幹線 こだまの旅 part3|旅人:本幸拓真

2015-04-30

お久しぶりです! 旅人の本幸拓真です。
新幹線に乗って移動しております。
ということは、今回はあの旅!


「東海道新幹線 こだまの旅 part3

 

東京駅をスタートして掛川駅までやってきた前回までのヤジキタ珍道中。


旅のスタートはそのお隣の駅・浜松駅からスタートです。

 

 

 



 

静岡県は水が豊富で浜松駅前にも水路があったり噴水があったりしてとても涼しげです。
空模様も味方して今回も楽しい旅になりそうです。

 

こだまの旅の醍醐味はやっぱりその土地のグルメ!
今回はいったいどんなおいしいものをたべさせてもらえるんだろう?なんてニヤニヤしながら到着したのは、

 

航空自衛隊浜松広報館 エアーパーク ←あれ、食べ物じゃない! なるほどね、まずは体を動かしてお腹をすかせろってことね。

 

 

 



 

このエアーパークは航空自衛隊浜松基地内にあって、入ると初代ブルーインパルスの機体がお出迎えしてくれます。
航空自衛隊のお仕事や戦闘機の進化の歴史などを勉強できる場所で、資料館、格納庫、航空機の映像を見られる全天周シアターで構成されていてまさに航空自衛隊のテーマパークなのです!

 

しかも!入場無料!!!

 

 

 

 

 


こちらをご案内してくれるのは、総括班長 事務官の松岡幸一郎さんです。
松岡さん「それじゃ、はじめに着替えてもらいましょうか。」
本幸「え?・・・あーーーれーーー」

 

という事で、いきなりのお色直し!
航空自衛隊のパイロットが着るフライトスーツを着させてもらいました。
新人パイロット 本幸拓真の誕生です! 似合いますか? 
私、単純なもので着替えるだけで気持ちが引き締まります。

 

 

 

 

 

 

ここでは誰でもフライトスーツを着ることができます。
戦闘機に乗って写真も撮れますよ。 なかなか様になってると思いませんか?←自画自賛 
しかもこちらに展示されている機体のほとんどが実際に使われていたものなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 


飛行機の後ろの部分にあるマークはそれぞれの隊のマークらしいのですが種類がいっぱいあってデザインは様々で見てるだけでも楽しめます。

 

 

 

 

 

 

実際に飛行機に乗って運転する事もできますよ!
フライトシミュレーターをつかって実際に戦闘機を運転する体験もすることができます。 
体験レベルは三つ、 
初級:離陸
中級:離陸して旋回して着陸
上級:離陸して敵機を追撃して、着陸

 

もちろん、チャレンジするのは上級コース!


スタッフの高橋佳澄さんに教えてもらって体験スタート。
離陸、追撃まではうまくいったんですが、滑走路を通り過ぎて着陸できずに遊覧飛行していたら終わってしまいました。

 

 

 



指導していただいた高橋佳澄さん

 

 

 

実際にハンドルを握ると機体を平行に保つのが難しくてぐるぐる回ってしまって少し酔ってしまって体験中は結構パニックになってしまった(笑)  これが本当の飛行機だったら・・・と思うとぞわわわとしましたが航空自衛隊のみなさんのお仕事を体験できる貴重な時間でした。

 

 

 

 

 

 

ヤジキタメンバーでこのエアーパークの取材を楽しみにしていた作家の河合さん、
ブルーインパルスのボールペンを買ってご満悦でした。

 

 

次に向かったのは、お待たせしましたグルメタイム!
浜松名物のお菓子といえば? 
そうです、うなぎパイ!


春華堂のうなぎパイファクトリーにやってきました。

 

 

 

 

 

 

正面にはどでかいうなぎパイが! これは何人分くらいなんだろう?(注:オブジェです)
周りは緑がいっぱいでガラス張りの入り口はたくさんのお客さんで賑わっています。
こちらでは、生地作り→焼き→検品→包装までの工程を見学する事が出来ます。

 

 

 

 

 


ご案内してくれたのは、コンシェルジュの岩崎絵美さんです。
こういう工場ではほとんどが機械で作っているイメージがありますがうなぎパイは昭和36年に誕生して以来、手作りを守り通しているそうです。

 

パイに使う生地もすべて職人による手作りですって、そんなに手間暇かけて作られていたなんてこれからうなぎパイを食べるときは大切に食べちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

岩崎さんに一番気になる事を聞いてみました。
「夜のお菓子って言われてますけどやっぱり精がつくからですか?」
「うふふ、(苦笑い) 夜の一家団欒のひと時をうなぎパイで過ごしてほしいという願いを込められているんですよ。」

 

ちなみに、うなぎパイV.S.O.Pには「真夜中のお菓子」って書いてありました。
そんなの見ちゃうと違うとわかっていてもやはりアッチのイメージを持っちゃいますよね。

 

 

 

 

 

 

うなぎパイファクトリーを後にしてお楽しみのランチタイム、せっかくの浜松なのでお昼ご飯は浜松餃子にしました。野菜がたくさん入っててあっさりとした餃子で休息をとり次の目的地へ。

 

浜名湖を通りやってきたのはお隣の県 愛知県は豊橋駅
路面電車が走っているこ駅前はノスタルジックな部分と都会的な部分が合わさった雰囲気の街ですね。

 

 

 

 

 

 

東京からスタートして11個目の駅。いよいよ東海道新幹線こだまの旅も後半戦ですね。


この豊橋駅で待っていたのは、豊橋観光コンベンション協会の鈴木恵子さん

 

 

 

 

 

 

豊橋の事ならおまかせください!と言う鈴木さんに豊橋の新名物をご紹介してもらいます。

 

それは、 「豊橋カレーうどん!!!」一体、どんなカレーうどんだ!?

 

香川県生まれとしてはうどんに関してはうるさいですよ(笑)
豊橋カレーうどん、どんなもんか食べてやろうじゃないのさ!


という事で向かったのは鈴木さんおすすめの「勢川本店」さん

 

 

 

 

 


聞くところによると、豊橋の街はうどんの文化が長くこの勢川さんも創業90年の老舗だそうです。看板もたたずまいも時代を感じさせますね。

 

そこで食べられる新名物 豊橋カレーうどんとは、

 

 

 

 

 

 

運ばれてきたうどんを見て
本幸「普通のカレーうどんじゃないですか。」
鈴木さん「まぁ、まずは食べてみてください。ただ、上の部分から食べてくださいね。(ニヤッ)」
本幸「上の部分?」

 

そう言われたので上の部分(カレーうどん)をたべました。 
残りのカレールーの部分を楽しもうかなと思って食べようとすると
鈴木さん「じゃあ次はスプーンで丼の下の方からかき混ぜてください。」
言われたとおりに丼にスプーンを入れてみるとしてみると
本幸「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!なにこれ!ごはん入ってるーーーー!」

 

そうなんです、豊橋カレーうどんとはカレーうどんの下にとろろとご飯が入っているのです。
一杯で二度おいしいってやつじゃないですか! 
そういえば、カレーうどん食べてるときは必ずご飯を頼んでたことを思い出しました。 
ありそうでなかったカレーうどん。

 

 

 

 

 

 

それが、豊橋カレーうどんなのです!!!
定義としては、

 

①自家製麺 ②なべの底からご飯・とろろ・カレーうどんの順番 ③豊橋産ウズラ卵を使う ④福神漬けorつぼ漬、紅ショウガを添える ⑤愛情をたっぷりそそぐ

この定義に沿っていれば自由にしていいそうです。
これを考案したのは何を隠そう鈴木さんなのです。 日本三大うどんの三つ目に豊橋うどんを入れるのが夢だと力強く語ってくれました。
豊橋市内にはこのようなカレーうどんを出すお店が45店舗ありそれぞれのお店によって内容が違うので食べ歩きを楽しむ方も多いそうです。
取材時も、たくさんのお客さんが豊橋カレーうどんを食べてましたよ。

 

 

 

 

 

 

そしてこの旅最後の目的地は豊橋で昔から作られている伝統的な花火「手筒花火」

その手筒花火発祥の場所 吉田神社です。

 

 

 

 

 

 


お話を伺うのは、手筒花火歴は40年 豊橋祇園祭奉賛会 酒井和美さんです。

 

 

 

 

 

 

約1メートルくらいの筒から10メートル以上の火柱が出てくる手筒花火。


真上に噴き出す火花が雨のように自分の体に降ってくる火の粉を浴びる事で五穀豊穣、無病息災などを祈る奉納行事として打ち上げられています。
各地域で何代にも渡って手筒花火を作り打ち上げているそうで毎年春から夏にかけて様々な場所で打ち上げられています。
作り方は、竹に荒縄を巻きつけて中に火薬を詰め込みます。
これらすべてを自分たちの手で作っているそうです。
手筒花火発祥の吉田神社の参道は赤茶色になっています。
これは、毎年奉納のために神社の拝殿にむかって花火を打ち上げるそうです。

 

拝殿に向かって火の粉をぶっ放す!?なんて豪快な! 不謹慎な感じもしますがこの地域ではそれが正式な奉納なのです!

 

 

 

 

 

 

実際に使い終わった花火を持たせていただきました。
酒井さんにカッコよく打ち上げるポイントを聞いてみました。
・足を開いて重心をしっかり下げる。
・筒の先端は肩より下げた位置に、ちなみに、打ち上げる時出てくる火柱の温度は約1200℃ ほんのり焦げた匂いが漂うそうです。
・顔は正面に向けて優しい笑顔で、
・最後にハネとよばれる爆発にも涼しい顔ですべて耐える事。っていうか我慢する事。
それが男らしい手筒花火の上げ方だ!とおしえてもらいました。

 

ちょうど取材日に見ることができるらしいので早速向かいました。


到着したのは豊橋市内の豊麻神社
話に聞いていた手筒花火、実際に目の当たりにすると思っている以上に火柱が高い! 
その力強さと炎の神聖さに感動しました。

 

 

 

 

 

 


酒井さんが言ってたかっこいい上げ方? 「無理無理無理無理無理 怖い怖い怖い怖い」

 

弱音ばっかり吐く僕と比べて打ち上げている人たちはとにかくかっこいい! 
酒井さんも言ってたけど若い人たちは自分が打ち上げている姿を彼女とか好きな女の子に見せるらしいです。

 

 

 

 

 


そんな姿を見たら女の子は、
「絶対に惚れてまうやろーーーーーー!!!!」

 

恋も花火も、火傷には気をつけなはれや!なんて言ってますけど、そういうの憧れます。
だって子の年になるとなかなか男を上げることってないじゃないですか。だから僕も男を上げるためにチャレンジしたいと心の中で誓いました。←色々と講習やら手続きやらが必要です。

 

 

 

 

 

 

去年からお送りしてきたこだまの旅も後半戦、残りの駅ではどんな名物と出会えるのでしょうか? 
このヤジキタのおかげで知らない場所に行けるのがとてもうれしいのです。
実は、まだ九州に行った事無いのです。
だから、このこだまの旅が終わったら(ゴールは新大阪でしょ?)そのままの流れで中四国を制覇して関門海峡を通って九州上陸!九州新幹線の旅も勢いでやっちゃうなんてどうですか?プロデューサーさん!!!
新幹線の旅は本幸に任せた!!!そう言ってもらえるようにがんばります。

 

旅人の本幸拓真でした。