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都内で巡る、日本全国・極上ご当地ラーメン｜旅人：小谷大輔

2015-07-02

いつ何時・・・
どんなタイミングであろうとも・・・
常に・・・

食べたいものって、ありますか？

・・・ありますよね？

はいその通り、ラーメンですよね？
ラーメンです。

ラーメンを食べるその瞬間、
人はあらゆる悩みや苦痛から解放され、
その大いなる味の奔流に身を委ねてしまうのです。

おお、ラーメン。
なぜあなたはラーメンなのか。

そんな古来より人を惹き付けてやまないラーメン。
今回は、そんなラーメンを追い求める旅。

旅人は私。
ラーメン大好き小池・・・さんの友達の小谷さんです。

はい、ということでお久しぶりです。
YAJIKITA ON THE ROAD 旅人の小谷大輔です。

なんとなく事前に聞いていたのは、

「小谷にたらふくラーメンを食べさせたらおもしろそう」

これだけ。

もうね。

慣れた。

こういう感じには慣れた。
そしてありがたいではないですか。

だってね。

僕 → ラーメン好き。
みんな → 食べさせたらおもしろそう。

誰も不幸にならない。
みんな幸せ。
なんてすばらしい企画なのか！！

今回の旅のテーマは、

「都内で巡る、日本全国・極上ご当地ラーメン」

ここ数年で、地方に本店があるような日本各地のこだわりラーメンが、
東京でも食べられるようになりました。

そんな極上ラーメン達を！

食べて、食べて、食べまくってしまうのです！

全部で4軒！

・・・・・・・・え？？？

・・・４軒、ですか？

あ、けっこう食べるのね。

１日で。

いやまあ、いける！
ラーメンだもの！
ラーメンだもの！！

まずは浅草です。
観光客の方々がバシバシと雷門の写真を撮っている中、
ラーメンラーメン言いながらオープニングを収録し、旅スタートです！

最初の向かったお店は、
あの富山ブラックが食べられるという、

「富山ブラックラーメン　だらんま」さん！

当然、黒をメインカラーに据えたお店の雰囲気は、なんだか硬派なものを感じます。

富山ブラックとは、その名の通り真黒なスープが特徴のラーメン。
もちろん味もかなり濃い！ガツンと来るタイプのラーメンです。

実は富山ブラックは初体験の僕。
しかも見た目に反して、あっさり系が得意分野。
１軒目から内心ドキドキです。

なんて考えていたらあっという間に富山ブラックが目の前に！

黒い！
やはり黒い！
しかしこの香り！
ほのかに柑橘系のさわやさかも感じる香りが、
僕の食欲中枢を刺激しまくります！

・・・いただきます！

う・・・！

・・・！

旨い！！！！
これは旨い！！！！！

思ったより味は濃くなく、柑橘類の爽やかさもあってか非常に食べやすい！
でも根底には富山ブラックのパンチ力がしっかりと存在するので、
その絶妙なバランスに箸が進む進む！麺もすするすする！

お店のマネージャー中原愛さんによれば、
やはり「食べやすい富山ブラック」を目指したとのこと。
富山ブラックの味、旨さをたくさんの人に知ってもらいたいという思いから、
この味に辿りついたんだとか。
そしてこの味には圧倒的にご飯が合うのです！

だから注文しました。

この後に3軒。
そうは言ってもご飯とのコラボレーションには抗えない。

富山ブラック with ごはん

・・・最高です。

たらふく堪能した、初富山ブラック。
１軒目から大満足でした！

現在のお腹。
５分目くらい。すでに半分ほど。
うん。幸先いいよね。ある意味。

さてさて、次のお店に行く前に。
せっかく浅草に来たんだから、ということで街を練り歩きます。

「食べ歩きしましょう」

誰がそんなことを言ったのか。
もはや本当にそんな声が聞こえたのかも定かではないですが、
この後3軒のラーメン屋さんを控えながらも、

「雷門　三定」さんで、
エビのかき揚げを食べました。おいしかった。

「 ITALIAのじぇらぁとや」さんで、
豆腐のジェラートを食べました。おいしかった。

「おつけもの丸仁」さんで、
様々なお漬け物を食べました。おいしかった。

・・・おかしい。
何をやってるんだ。

おいしい。
それはいい。
でもこの後まだまだラーメンを食べねばならないハズなのに。
でもとてもおいしかった。
とてもおいしかったんです。

うん。
ま、いっか！

さあ続いて2軒目ですよ。
今の所、食べる以外なにもしてないですよ。
でも今回はそういう旅なのです。だから大丈夫なんです。

2軒目は東銀座に店を構える、

「函館らーめん　船見坂」さんです。

こちらでいただくのは・・・

「塩」！

塩ラーメンです！

実は僕は、ラーメンの中でも塩ラーメンが大好き！
しかも本場、函館ラーメン！
これはもうたまりません！
早く！早く俺に塩ラーメンを！プリーーーズ！！！

見てくださいよ・・・。
この澄んだ美しいスープ・・・。
見ているだけで旨い塩ラーメンとしての期待値がグングン上昇します！

よくテレビとかでグルメリポーターの人が、

「この澄んだスープで泳ぎたいね！いや泳ぐね！」

みたいなこと言ってて、

「そんなもん泳ぐわけあるかい。ベタベタなるわ」

とか思ってたんですが、

ごめんなさい。僕が間違ってました。

泳ぎたいです。
ベタベタなってもいいです。

そのくらいの魅力。
もはや魔力です。

・・・いただきます！！

・・くぅ！
ああ・・・！
・・・これはイイ。
これは、本当にイイ！！

旨い。
あっさりだけどしっかりとコクがあり、上質な塩味！
とにかく口当たりがやわらかく、まさに『旨味』を濃縮したスープ！

ラーメンに詳しい人もそうでない人も、
なぜかこのスープを飲んだ第一声は、

「ああ、なるほど」

とか言ってしまう納得感があるのです！笑

そしてこのスープにはやっぱり細麺！
ちゅるっと！ちゅるりっと！
麺がどんどん吸い込まれていきます。

おいしい。幸せ。

店主の桐林正彦さんにお話を伺いつつ、
何故か他のおすすめメニューを尋ね、

餃子を注文しました。

な、何をやっているんだ・・・？
自分でもわからないですが、餃子がおいしかったことはわかりました。

現在のお腹。
７分目くらい。
1軒目からわりと間が空いたのでこのくらい。
ていうかラーメン以外を食べ過ぎや。

いよいよ半分を終え、続いては3軒目。
大井町にやってきました。

大井町。
僕がYAJIKITAで初めて旅をした思い出の地です。

食レポをダメ出しされたお店とか、そういうのは覚えてません。
詳しくは過去のYAJIKITA動画を見てね♫

3軒目は和歌山ラーメン。

『のりや食堂』さんへと向かいます。

和歌山ラーメンは関西出身の僕にも馴染みのあるラーメンです。
なんといっても豚骨醤油系のこってりした味わいが癖になります。
お店の前に立った瞬間、その香りに懐かしさを感じました。
いわゆる、マイラーメンフレーバーってやつですね！

こちらのお店で頂くのは、
ベーシックに『中華そば』です。

・・・これです。
これなんですよ！
やっぱり自分の中でも付き合いの長いラーメンって感じ！
懐かしいスープの香りをたっぷりと堪能した後はいよいよ・・・

・・・いただきます！！！

うおーう！
やっぱりたまらん！
この濃厚な香りや見た目とは裏腹に実はまろやか！
そして意外なほどにあっさり感も秘めている独特なスープ！
とにかく、とにかく、後をひきます！
そして麺とよく絡む！驚くほどに絡む！
麺とスープを同時に楽しめる感覚は和歌山ラーメンならではです！
食べるほどにお腹が減るような、
3軒目にもぴったりなラーメンです！笑

店主の宮川豊さんによれば、
関東では和歌山ラーメンを食べられるお店は思いのほか少ないそうです。
でもだからこそ、この『のりや食堂』さんで食べられるのは大きい！
地元関西を感じられる味として、僕も今後、度々通うことでしょう！

はー。おいしかった。

・・・現在のお腹。
９分目・・・いや9.5分目くらい。
うん。もう満腹間近ですよ。
そして次のお店までは１時間・・・ないくらい。

４軒・・・。
４軒か・・・。

とりあえず移動中にちょっとジャンプしたりとかしてみる。
何か変わるのか。
変わるような気もする。
まあでもあと一杯くらいなら。。。

ラスト！
4軒目は蒲田です！

まあ当然モノマネとかしながら、最後のお店へ。

4軒目は、

「らーめん潤」さんです。

こちらのラーメンは、燕三条系・新潟ラーメン！
新潟ラーメン・・・いわゆる背脂チャッチャ系！初体験です！
そしてやはりラーメンの香りは胃を動かす！
限界が近かった僕のお腹も、このラーメンを求めている！

すごい！！！
見た目のインパクトは抜群です！
何も言うまい、男のラーメン！そんな気概が伝わってきます！
濃厚なスープと力強い太麺！
ガツンといこうぜ、大ちゃん！
ラーメンから話しかけられているような気さえしてきます！
それでは・・・

・・・いただきます！！！！

・・・くはぁっ！！！
パワー！パワー注入！！
ガツンと来る濃厚さ！しかしそれをスッキリとまとめるスープの安定感！
さらにそのスープの旨味をたっぷりと絡めた太麺がたまらない旨さ！
ガッツリなのに癖になる！ガッツリだから癖になる！
シメのラーメンにふさわしい、まさにパワーフード！
勢いのある旨さです！！！