あやめ咲く水郷潮来と鹿嶋の旅|旅人:本幸拓真
2015-07-15
どうも、YAJIKITA ON THE ROAD 旅人の本幸拓真です。
旅の中で一番気にする事は、天気ですよね。悪天候だと風情は感じますけれどやっぱりスッキリしない天気だとあーぁ、ってなりますよね。
前回は、構成作家が河合さんだと天気が心配だと書きましたが、撤回します。
ロケ日は見事に晴れ。 ちょっと期待していた部分もありつつ
今回は、「あやめ咲く水郷潮来と鹿嶋の旅」そうです、茨城県に行ってきました!
まず向かったのは、JR潮来駅から歩いてすぐの水郷潮来あやめ園です。
ロケに行った日が、水郷いたこあやめまつりの最終日だったという事で満開とまではいきませんでしたが遊歩道の近くまであやめが植えられています。
こちらでは、500種類、100万株のあやめが植えられています。
紫や白、ピンクなどカラフルな花でちょうど一週間前だと満開だったそうです。←くやしーーーー!!!
満開時のあやめ園は、こんなに綺麗なんですよ! ⓒ潮来市役所 |
それでもところどころにあやめの花が咲いていて家族連れ、写真を撮っている人などで賑わっています。夜はライトアップされて昼の顔とはまた違った一面を見せてくれます。
会場に着くと華やかな皆さんからのお出迎え、あやめ娘のみなさんです。
こんなにたくさんの女性に囲まれる事はなかなかないのでね、「あーこのまま時間がとまればいいにぃ。」あやめの花の前で鼻の下を伸ばしておりました。
こちらでお話を伺うのは潮来市観光商工課長 磯山義之さんです。
実はあやめのことをまったく知らない本幸拓真。
あやめという花は色々種類がありまして、見分け方を教えてもらいました。
あやめ 花の根元が網目状の模様
かきつばた 花の根元が白くなっている
花菖蒲 花の根元が黄色
こういうのを知っておくと楽しいよね。デートの時とかに話もできるしね!(ニヤニヤ)
シーズンは6/10~6/20あたりがベストシーズンで一番の見ごろです。みなさん!メモですよーー
この潮来という町は江戸時代から水路で栄えた歴史のある町だそうで、今は道が整備されましたが昔はほとんどが水郷地帯と呼ばれる水に囲まれた場所でした。
なので交通手段は「舟」です。 買い物や通学など生活の必需品だったんですねぇ。
あやめ園のそばを流れる前川では、櫓舟をつかった遊覧船があって昔ながらの雰囲気を味わえます。
ここまできたら、乗らないとダメでしょう! ということで傘をかぶっていざ、出航。
ギーギーという心地よい音に水面からも近くて見るからに涼しげです。
船頭さんは・・・娘船頭 野口和美さんです。
元々はあやめ娘をされていて、その後船頭になったそうです。
なんと!今回は特別に櫓舟を操船させていただきました。
漕ぎ方を教えてもらったけれど、想像以上に難しい。
見てください!このへっぴり腰。 スタッフのみんなが舟のヘリの部分をしっかり掴んでいたのを僕は見逃しませんでした(笑)
そのあとは、スタッフみんなも体験していましたよー。
そして、このあやめまつりのメインイベントでもある嫁入り舟もみる事が出来ました。
潮来では、仲人とお嫁さん、嫁入り道具を乗せた舟がお婿さんのところに送られていくという風習が昔からありました。
あやめまつりでは、この嫁入り舟を再現しているのです。
全国から応募があって、条件は一年内に結婚する、または結婚した方が対象だそうです。
ちなみに、僕はまだ独身。 ←チャーーーーンス!!! ただ、相手がいないんですけどね。応募だけでもしてやろうかしら、、、
実際に嫁入り舟が始まると、会場は一気にお祝いムード一色。
舟に乗っての嫁入りなんてロマンチックですね。
次にやってきたのは、鹿島神宮です。
入り口には大きな鳥居が出迎えてくれてこの鳥居がこれまたでっかい!参拝されている方が鳥居に触ってましたね。触りたいくらい壮大なのです。
しかもこの鳥居、木でできているのです。 その木はこの鹿島神宮の森の木を使っているんです。
という事は、樹齢三ケタクラスの大木がごろごろしているってことですよね。自然のパワーをいっぱい吸いたいな。
お話を伺ったのは、権禰宜の中嶋勇人さんです。
鹿島神宮の特徴は、本殿が北側を向いて立っているという事なのです。
楼門をくぐって参道をまっすぐ進むと本殿があるのが一般的なのですが、こちらの本殿は楼門を出てすぐ右手、90度曲がったところにあるのです。
勢力を進めるために北に建てたからこのような独特な造りなっているそうです。
僕たちも本殿とは知らずに「本殿どこでしょうねぇ。」なんて言いながらまっすぐ土の参道を進んで鹿を見たり、さざれ石を見たりしながら奥宮まで行ってしまいました。
知らないうちに鹿島神宮の奥まで進んでしまってました。
あと、楼門の裏側にあったのが雷のマークみたいなのがありました。
本「あれってなんなんでしょうね?」
D「雷よけのおまじないじゃない?」
本「でんぱ組.incのマークにそっくりなんですよねー」
D「・・・」
色んな意味でシーンとさせながら、
これはこの鹿島神宮に奉納された現代芸術の一つだそうです。
昔からあるおまじないじゃなかったんですね。(汗)
始まりをつかさどる神様と呼ばれる鹿島神宮。
初めてヤジキタの旅に行った時に、ディレクターの永尾さんも作家の河合さんもやってたから、三嶋大社で御朱印集めをスタートさせた本幸拓真。
「鹿島立ち」と言われ、物事を始めるには縁起のいい場所で、ついに!!
カメラマンのテツヤさんが御朱印帳をスタートさせました。
これで、スタッフ全員が御朱印帳をはじめた事になります。 旅の楽しみが増えましたね。
潮来から旅を始めて徐々に海に近付いていきます。
海が近い? そういえば今回の旅でおいしいもの食べてないなぁ。
スタッフ全員満場一致で鹿島グルメを食べに行く事にしました。
鹿島の名物とは、一体なにか!?
それは、、、
ハマグリでっす!!!
見てください、こんなにでっかいハマグリ!!! これハマグリですよ。
鹿島灘産のハマグリは、今はブランド化されていてとても貴重なのです。
このサイズになるまでには6~7年くらいかかるそうです。
そんな鹿島灘産のハマグリを目の前で焼きながら食べられるお店、
浜茶屋やましょうさんにやってきました。
お店の隣には直売所もあって活きのいいハマグリやカキ、ホッキ貝を買う事が出来ます。
お話を伺ったのは、浜茶屋やましょう 代表取締役の大久保是孝さんです。
やっぱりね、見てるだけよりも食べてその味を伝えないとね。
という事で、いただいたのはハマグリ、ホッキ貝、カキ
火を入れてぱかっと蓋が開く瞬間、スタッフ全員が「はぁ~~」と歓喜の声。
この姿、まさに海の宝石箱や――!海に漂う旨味を全部飲みつくしたでーーー!
ハマグリは焼く以外の食べ方ではライスカレーに入れるのもオススメ!
あんなにおっきいのをカレーにするなんて贅沢の極みですね。
他にも鹿島灘はタコも有名で11月くらいから食べられるそうです。しゃぶしゃぶが絶品ですって
結局最後まで大久保さんに焼いてもらって一番おいしいタイミングで食べさせてもらいました。
さぁ、今回は潮来から鹿嶋を巡りました。
最後にやってきたのは胃袋の中にあるハマグリたちの故郷、鹿島灘です。
海は大荒れでしたがこの荒波にもまれてハマグリやカキやホッキ貝がおいしく、いや立派に育つんですね。
とりあえず、海をみるとテンションが上がるので叫んでみる。
「やっぱり天気悪くなったやないかぁい!!!」
悔しいから波打ち際でトレンディなことをしているつもりが、危険を感じてすぐに退散。
これから海水浴のシーズンですからね、高波には気をつけてくださいね。
今回の旅では、あやめ園で幸せパワー。鹿島神宮では自然のパワー。浜茶屋やましょうでは海の恵みのパワー。たくさんのパワーをもらってきました。
みなさんも、ぜひ遊びに行ってみてくださいね!気持ちも新たに鹿島立ちしましょーー。
次はどんな出会いが待っているだろう。
またみなさんにお会いできるのを楽しみにしています。
YAJIKITA ON THE ROAD 旅人の本幸拓真でした。