第11回

2015-12-13



ゲストは、
モデルの知花くららさんです。

http://chibanakurara.com


知花さんと森麻季は
同じ事務所ですが、
こうして会うのは初めて!




知花さんは、2006年にミス・ユニバース世界大会で第2位に輝き、
現在はモデルとして活躍されています。
大学生時代、出版社に内定をもらっていたものの、ミス・ユニバースの方を選択!
モデルだけでない、様々な出会いがあった10年はあっという間だったそうですが、
楽しい20代、30代前半を過ごしている、と知花さん。

そんな知花さんは、飢餓のない世界を目指す国連機関で、
様々な支援をする「国連WFP」の活動もされています。
▼国連WFP→ https://ja.wfp.org

国連WFPとの出会いは2006年。
ミス・ユニバースの大会後、国連WFPの方と知り合い、活動の内容を知り、
自身も活動したい、と名乗りでたのだとか。

中でも、知花さんの好きな活動は、
途上国の学校で、栄養価の高い給食を提供する「学校給食プログラム」。
今年はキルギス、昨年はヨルダンと、毎年様々な地を訪れていらっしゃるそう。

最初の訪問では、目の前の現状を受け入れることが大変だったと知花さん。
「私、自分でも見えない”ものさし”をもってるんだなって、頭が殴られたような衝撃でした。
アフリカの子供達を見て、洋服ビリビリだし、靴も片方なかったりして、
貧しくてかわいそうって思っちゃったんです。
でもそれは、現地の人たちの幸せとは関係なくて、、、
今、彼らの必要としていることはなんだろうって考えるようになりました」

さらに、普段仕事でモデルとして綺麗な洋服を身にまとって撮影しているのに、
アフリカではそんな生活をしている人はいない現状に悩み、戸惑ったこともあったとか。
そんな時に、ファッションジャーナリスト:生駒芳子さんとの対談の時、
“100やらなくてもいいのよ。10でも、1でも良い。それって0より、全然良いのよ”
と言葉をもらったそう。
「そこで肩の力がスーッと抜けて、今の自分で良いんだって。今いるこの立場から、
できることを続けていくことが一番良い形なんだなって思えたんです」と知花さん。


知花さんが力をもらえる曲として紹介してくださったのは
元ちとせさんの、「腰まで泥まみれ」。
元ちとせさんが今年7月に発売した、戦後70年ということで平和の想いを込めた
カバーアルバム「平和元年」の中に収録されている楽曲です。

知花さんと元ちとせさんの出会いは、元ちとせさんからの手紙。
「ライブに来てくださいませんかって素敵なお手紙頂いて、
ライブに行かせて頂いたら、平和への想いも伝わって、
彼女のナチュラルな雰囲気も好きになっちゃいました!」と知花さん。


国連WFPで、知花くららさんの好きな活動の1つ、「学校給食プログラム」。
特に貧しい地域では、お子さんを働き手として考えていることが多いものの、
学校給食があれば親が快く学校に子供を送りだしてくれるのだとか。
“食料が教育の呼び水になる”という点に驚き、現場を見たいと思ったそう。

エチオピアでは、家庭訪問もされた知花さん。
そこで、お父さんが教育の重要性を語っているのを見て、
良かった、と素直に思えたそうです。
「学校給食が、気持ちの変化を与えられるっていうのが、大使として嬉しかったです」

さらに、昨年秋には、ヨルダンへ!
シリアの難民キャンプでは、先の見えない不安を感じ日々生きている方々を目の前にし、
肌で生々しくて怖くもありながら、ここにいる子供たちの健康と教育を提供したいと
強く思えるようになったのだとか。

様々な地を視察する知花さんのコミュニケーションの方法は、”カメラ”。
いつも持っているカメラで、子供達の写真を撮ったりして、
撮影している中で距離を縮めて、話を少しずつ切り出していくのだとか。


次回は、「知花さんの元気の源についてなど」伺います!