第21回

2016-02-21



ゲストは、髙田延彦さん。
http://www.takadanobuhiko.com


髙田さんは1962年、神奈川県
横浜市生まれ。
1980年に新日本プロレスに入門し
翌年にデビュー!2002年に現役引退。
タレントとして、そして髙田道場の
代表として活動されています。




「髙田道場」は、もう設立からおよそ20年。
プロレスの団体を解散し、自身の練習場として作られたそう。
髙田道場には、老若男女が参加できる様々なコースがありますが、中心は子供。
「小学校の時に何も考えずに、学校から帰ってきて、ランドセル部屋に放り込んで
あとは日が沈むまで友達と駆け回るってのが、1番いいと思います。
でも、そういう環境って今少なくなりつつあるんで。だったらスポーツに特化して、
身体をヘトヘトになるまで動かして、精神も鍛えていこうっていうね」

髙田道場では、選手を育てるのではなく、スポーツを行う事で、挨拶、
弱者への思いや強者への挑み方、などを体感して学ぶ場になっているのだとか。
「せっかく社会に出ても、離職率が高いっていうじゃないですか。
くじけた時に起き上がるベースを作っておくことで、
知識や教養がそこではじめて武器になっていくと思いますからね」とも。


髙田さんの元気の出る1曲は、Taylor Swiftの「Shake it off」!
つい身体が動き出し、元気が出ますよね。


2006年より、幼稚園児や小学生を対象とした「ダイヤモンドキッズカレッジ」という
体操教室を全国各地で主催されています。
体育館などをかり、地域の方々にお手伝いいただいて開催される
「ダイヤモンドキッズカレッジ」は、レスリングをベースにした体育イベント。
すでに70回も開催されています!
「子供300~400人ぐらいが集まって、低学年と高学年それぞれ3時間くらい。
地方で道場に通えない子供たちに、汗をかく事の素晴らしさ、楽しさを
再確認してもらおう、っていうイベントです。」

外遊びになれていない子供が多いのも現状で、
髙田さんご自身のご子息2人も、外で遊ぶといって出かけると、
外でゲーム機をしていることがあるそう。
「ゲームが悪いわけじゃないけど、与え方遊び方ですよね。
外で遊ぶよりゲームが面白いんだろうけど、そればっかりじゃなくて
身体を動かしたら、もっと良い事、楽しい事あるんだよって。もったいない!」と髙田さん。

「ダイヤモンドキッズカレッジ」に参加すると、子供たちは変わっていくそう。
「レスリングをしている子供たちなんて、経験者なんて1割いません。
だから、不安を抱えながら参加する子供が多いんですよ。
そんな中で、多感な時期のこどもたちは、汗かきまくって。スイッチ入ると止まらないよね。
最後終わって挨拶すると、もっとやりたかった、楽しかったって言ってくれるんです。
もうね、疲れなんか吹っ飛んじゃいますよね。もっと早く次回も開催したいって」
身体を動かす時間や環境を与えるだけで、
子供の意識が変わるきっかけになっていくのかもしれません。
「子供達のために、土日を潰して大人、仲間たちが集まるんですよ。
仕事ではない、そんな繋がりもそれもまた醍醐味です」とも。

次回開催は、2016年2月28日 (日)、埼玉県のさいたま市立桜木小学校にて。
2016年3月27日(日)は、東京都東村山市民スポーツセンターにて。
参加のご応募はこちらから。
http://dkc.takada-dojo.com


次回も、髙田延彦さんに元気になるお話伺います!