第22回

2016-02-28



ゲストは、髙田延彦さん。
http://www.takadanobuhiko.com


今週は、髙田さんの
子供のころのお話しから。

「ガキ大将みたいで、
全力で遊んでましたね~」


そんな元気なお子さんだった髙田さんの夢は、「野球選手」。
きっかけは、幼稚園の時に初めてテレビで見た”野球中継”!
「その時に長嶋さんの大ファンになっちゃって、翌日には
父親にバットとユニフォームとボールをねだって、草野球始めました」
それから、6年間野球に明け暮れたのだとか。

しかし、6年生の時、長嶋さんが引退されました。
すると髙田さんの”野球への思い”が、プツっと切れてしまったのだとか!
「そしたら入れ替わるように、テレビをつけたら、
猪木さんが!金曜夜8時!全盛期でね、トリコになっちゃってね(笑)」
そこからは格闘技の道にまっしぐら!それ以降影響された選手はいないそう。

本当にレスラーになろうと思ったのは中学2年生の時だったそう。
生観戦に行った髙田さんは、パンフレットにあった
”君もレスラーになれる”の文字に、ハッとしたのだとか。
「その時初めて、え!って。自分に問いかけてるような感じで。
そこに、中卒○○キロ以上って詳細が書かれてて。
で、もうそこから、中学でたらすぐ入ろうって思ったの」

そこからは、中学を卒業するまで、筋肉トレーニングの日々だったそう!
「普通その年代って、周りの目を気にするじゃないですか。
でもね、全くそんな事なかったですね。まっしぐら。」
結局、身体的に基準に届かず、入ったのは17歳。
それでも、そこまで夢に向かうまで、体作りを徹底されていたそう。


そんな髙田さんは、「豚料理専門 豚道」を東京・世田谷にもオープンされました。
http://butamichi.com/tokyo/about
「もともと名古屋に4店舗展開していて。友人が経営していて。
鮮度抜群で、初めて食べた時にびっくりしちゃって!美味しくて!
それを名古屋行かなきゃ食べられないってのがジレンマで、
東京にオープンしました。絶対食べて欲しいのは、豚足のカリカリ焼き」
コラーゲンたっぷりで女性にもぴったりのメニューです。

今回の髙田さんの選曲は、Louis Armstrong の「What A Wonderful World 」。
渋い曲を選んでくださいました。
曲が流れている間も、豚道の話で盛り上がっちゃいました!(笑)

髙田さんが輝き続けているエネルギーの源は、「頑張らないこと!適当に!」。
「いい加減にやる”適当”ではなく、良い加減で頑張りすぎないことです。
自分らしいペースを保てると思うんですよね。
現役の時、頑張りすぎちゃう傾向にあったので、その失敗を踏まえて、
心の足をブレーキの上に置いて、減速できるようにしてるんです」と髙田さん。

さらに、「空を見ると落ち着く」とも。
少しだけ長く上を見て、過去や未来をイメージしたり、
家族の事を思うだけで冷静になれる、そんな力が空にはあるのだそう。
「青い空に雲があったほうが絵になって、さらにいいね!53歳のおじさんが、
あの雲に乗ってみたい、って思っちゃうんだもん。
そういう気持ちにさせてくれる力があるんだよね、空には。」
忙しいからこそ、空を見て、素直に考える時間が必要なのかもしれませんね。

今後がやりたい事は、まず、
昨年はじまった格闘技イベント:RIZINを盛り上げること。
http://www.rizinff.com
そして「なによりも自分の体と向き合って、感謝をしながら、
大事に生きていきたい」と髙田さん。

2週にわたり、強さ、そして元気を教えていただきました!
ありがとうございました。