第31回:かの香織さん①
2016-05-01
ゲストは、音楽プロデューサー、
作詞作曲家の、かの香織さんです。
癒し系のお声で、
ゴールデンウィークの始まりに
ぴったりの素敵なお声です!
かのさんは、宮城県出身。
80年代はバンドでデビューし、
90年代はソロでデビュー。
ポップスやクラシックなど
様々なジャンルへの
楽曲提供などもされています。
小さい頃から、1人で歌を口ずさみ、
楽譜に書き留めるという遊びをしていたそう!
「一人っ子で、家が造り酒屋っている特殊な環境で、
職人のおじちゃんたちが、朝から晩まで歌ってるんです。」
仕込み歌、喜怒哀楽を表した歌、など
家に溢れていたのだとか。
「おじちゃんたちの歌があるなら、
私の歌の聞いて!みたいな感じで(笑)
めちゃくちゃな、即興な歌とかいっぱい歌ってました!」
音楽を作るのが好きだから、歌う、という感覚、
という、かのさん。
「あんまり勉強しなくて(笑)ど田舎だったので、
日本酒や音楽っていう自然、生き物と、
自分っていう暮らしでした。」
そんな かのさんは、永田町にサロンホールを
プロデュースされています。
「フランスには、シャンソニエっていう場所があるんです。
歌手は歌って、お客さんは飲みながら歌手との交流をするっていう。
こんなに至近距離で歌って、聞くって特殊な世界だな~って
日本にもあるといいな~って思ったのがきっかけです」
近いからこそ楽器を感じて、知ることができる場所になっています。
今回お届けしたのは、かのさんの選曲で、
Blossom Dearieの「Dusty Springfield」。
「この歌手は、もう亡くなった歌手なんですけど、
若いことから年老いていく、そのヒストリーがあって、
本当にステキな歌声を残してくれている歌手なんです。」
かのさんのご実家は、200年以上の歴史ある造り酒屋で、
現在は当主として家業を継がれています。
http://www.e-na.co.jp/bansui/index.html
「311の後は、恩返しのつもりで、復興支援のつもりで
自分も酒造りに参加していったっていうかたちです」
スタジオには、2016年春限定の生原酒
”阿佐緒のさくら”をご用意しました。
「パッケージ手作り、っていう規模なんですけど、
これを目印にして、宮城のお酒、東北のお酒を
知ってほしいなって思ってます」
http://www.e-na.co.jp/bansui/product/index.asp?prd_id=k007-720
日本酒業界の方々の思いを知るには、
まず現場だ!と現場に飛び込んだ かのさん。
「自然と一緒に歩いていくという形で。
自分が作っているというよりも、
自然が作っているものを、人間がお支えさせていただく、
っていう感覚なんです」
自然に敬意を払い、謙虚な心で
作るのが日本酒の世界なのだとか。
音楽と日本酒造りは、似ている!とも。
「操作が効かない感覚が、似てるんですよね。
日本酒は瓶に詰めて、皆さんにお届けする、
音楽もパッケージして、皆さんに聞いていただくまで、
この流れもすごく似ているんです。
乱暴に扱うと、しっぺ返しがくる、”自然のもの”なんです」
世界でも日本酒はブームになっていますが、
酒蔵は以前よりも減る一方です。
「これをみんなで、世界に向けて出して、
日本ってスゴイでしょ?!って、
日本酒業界を応援しないといけない!ところです」
次回も、かの香織さんをゲストにお迎えします。
今月は、ご応募いただいた方の中から抽選で10名様に、
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