第32回:かの香織さん②

2016-05-08

今週もゲストは、

音楽プロデューサーで作詞作曲家の

かの香織さんです。

 

かのさんは、地元宮城県栗原市の親善大使

「栗原ドリームアンバサダー」を務めていらっしゃいます。

栗原市は、東日本大震災で震度7を記録した場所です。

「震度6とか7っていうのは、防犯のノウハウも、

そうしたいけど出来ないっていう状況になりますから」

 

宮城県の絆大使としても活動され、

「私たち文化人の役割ってなんだろって考えた時、

観光や皆さんの元気づけだったり。

旗を振ってさぁいきましょう!って盛り上げ隊として

やっていく、そんなようなところじゃないかなって」

 

また、”みやぎびっきの会”でかのさんは

理事を務めていらっしゃいます。

震災以前より活動され、地元の子供達の支援とし、

楽器の修繕をされています。

 

かのさんは、中でも、沿岸部の子供たちを中心に行う、

海外での教育合宿に力を注いでいるそう。

「ハワイの子供達と一緒に、未来の街について話し合ったり、

ウクレレをみんなで作ったり。皆さんのご支援を

たくさんいただきながら、素晴らしい経験をして帰って。」

行ったことで、故郷に戻った時、その経験を地元に伝え、

リーダー的な存在になってほしい、とも。

「心の支援の一環として、続けていきたいなぁって」

 

 

東日本大震災から5年。報道の通り、

復興の進み具合の格差などの問題はあります。

さらに、かのさんは、こうも考えていらっしゃいます。

「どう、私たちは生きて行くのか、自立を

もっと考ていこうよっていう動きを作っていきたいですね」

ご自身も、酒造りや音楽などを入り口にして、

拠点づくりをしていきたい、とのこと。

「まずやってみようよ、って、みんなに言っています」

 

 

今回は、かのさんのお好きな曲。

1966年の映画「ロシュフォールの恋人たち」の中から、

「双子姉妹の歌」をお届けしました。

「フランスっぽい、昔のドレスを着て、踊りたくなる曲なんです!」

 

様々な活動をされるかのさんですが、

今年3月にはまた新たなプロジェクトを立ち上げていらっしゃいます。

「オーバー・ザ・レインボー基金という財団法人を作りました。

そもそも311より前から作ろうと思っていて、

人生の後半は、これだって!

音楽セラピストを育成するっていう

そういうプログラムを持つ財団です。」

 

認知症やターミナルケアなどを受けている方が、

聞きたい音楽を届けるという活動です。

「音楽といっても、作る人間が考えるセラピストのシステムって

また、突っ込んだことできると思うんですよね。

それを後々に残していきたいなっていう思いが強くて」

webサイトには、”水の教科書””森林ファシリテーター育成”など

自然について多くの人に伝えていく役割も。

 

エネルギーの源は、「人との出会い」。

元気をもらったり、尊敬ができる人との出会いが、活動の源。

さらには、「園芸」も元気の源!

「私、命に触れると元気になるってことに気づいたんです!

冬場は日本酒作りで生き物を相手にして、

酒作りから離れる春夏は、園芸をやってると元気になります。

今は、宿根草。毎年生えてくるから!」

5月は植えるのにいい時期です。

 

命に触れていること。これが、かのさんの輝く秘訣のようです。

2週にわたり、ありがとうございました!

 

 

 

 

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