第39回:福井栄治さん①

2016-06-26

ゲストは、

日本野菜ソムリエ協会 理事長の福井栄治さん。

 

 

今年、ジュニア野菜ソムリエの資格を

取ったばかりの森麻季。

 

理事長の福井さんは大学卒業後に商社勤務を経て、

2001年に現在の日本野菜ソムリエ協会を設立され、

翌年に理事長に就任されています。

 

野菜ソムリエとは、三段階のレベルがあり、

”野菜や果物の魅力を伝える”というのがメインで

5万3000人もの資格所有者がいます。

「最高齢は85歳の方で。長年やってきた仕事を見直したいと。

最年少は8歳ですね。」

かなりの幅の広い方が目指せる資格であることも

野菜ソムリエの特徴なのだとか。

 

 

今回の選曲は、佐野元春さんの『サムディ』。

福井さんのカラオケの1曲目なのだとか!

「1曲目はこれにして、発声練習をして、

今日の調子を確認して、次の曲を選ぶんです!」

 

 

もともと福井さんは商社マン時代に、

有機農産物を取り扱っているチームでした。

その時に、多くの農家さんと触れ合っている中で

日本の農業の衰退を感じたそう。

「農業を次の世代に継承するために、

サラリーマンの僕ができることはなんだろうって。

人材育成じゃないかって思ったんです。

畑から食卓まで、トータルでマネジメントする人が

必要なんじゃないかなって」

生活者が欲している、保存方法、調理方法まで

全てをつたえられる人が必要だと感じたそう。

 

また、日本の生産者の技術の素晴らしさは、

世界と比べても、芸術家と呼ばれるトップレベルです。

ですが、農業をしても必ずしも

経済的に恵まれる、というわけではありません。

「世界で有数のクオリティの良さを、

伝えきれていないから、

食べ手も普通のモノとしてしか扱っていないんです」

 

日本野菜ソムリエ協会は、立ち上げから15年。

当初の目標はまだまだ達成できない、と福井さんはおっしゃいます。

「食を楽しむっていうのは、情報が多くなってきたし、

それぞれの楽しみ方ができていますが、

農業を次世代に継承していくということで見れば、

相対的にはうまくいっていないな、と思います。」

農家さんが経済的にも恵まれる仕組みを、

これから5、10年で作っていきたいとも。

 

 

 

 

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