ついにやってきました！地元埼玉を巡る旅！

旅人をつとめます、埼玉県川口市出身の小林千鶴です。

今回は、ただ楽しく旅をするのではございません。

キキタビ的埼玉対決！川口VS大宮ということで

「埼玉といえば村田綾」を目指す、超スーパー美人な

さいたま市出身の村田綾ちゃんとバトルすることになりました。

初代御成姫、川口市観光コンシェルジュの私は、川口の応援団長、

綾ちゃんが、大宮の応援団長としてプレゼンをし合うという企画。

キキタビ男性スタッフ様の、女性のバチバチ感を期待する感じ(笑)

平和主義の私としては、とても心苦しいチャレンジ。

でもバトルするからには、しっかり魅力をお伝えせねばと

変な緊張を抱きロケにのぞみました。

そんな緊張をどうやら待ち合わせの赤羽岩渕駅・改札に悟られました。

改札を出ようとすると、反対側に綾ちゃん発見！

「あ！おはよう！」と声をかけながら近寄ろうとしたら

思いっきり改札口の扉に、何故か三度も挟まれ、綾ちゃんに爆笑されるという。

お陰で、変な緊張は吹っ飛びました。

まず、最初にやってきたのは新荒川大橋。

埼玉と東京を繋ぐ、そう夢の架け橋です。

橋から富士山、東京スカイツリー

も見えちゃう素敵スポットでもあります。

この橋を埼玉方面へと渡り切ると…そうです！川口です！！！

川口の歴史的財産をご紹介します。

それは日光御成道。

今では岩槻街道と呼ばれる道ですが、この道は

歴代徳川家将軍が家康を祀る日光東照宮までお参りをしに行く、

日光社参の際に通ったとされる、歴史ある街道なんです。

東京都文京区本郷から埼玉県幸手市までを結ぶ、約５０kmの道のり。

その中に、川口エリアとしては川口宿、鳩ヶ谷宿の２つの宿場町がありました。

この歴史をPRしようということで、

２０１２年から、日光御成道祭りという、

日光社参行列を再現するお祭りが川口市でスタート。

第一回目の姫役は、さっしーこと指原莉乃さん！

第二回目の姫役は、地元から選ぼうと御成姫コンテストを開催。

そこでたまたま選んで頂いた初代御成姫が…私なんです

(恐縮です、なんかすみません。)

その縁あって、今も川口市観光コンシェルジュとして活動させて頂いております。

さて、旅にお話を戻しますね(汗)

川口宿エリアでのエピソードといいますと、

新荒川大橋を渡りきって、５分ほど歩いたところにある

錫杖寺(しゃくじょうじ)という寺で、

将軍様はお昼ごはんを食べていたというお話があるんです。

車のある今では、川口から本郷まで、ほんの３０分で着いちゃいますが

昔は、朝から歩いて、きっとお腹を空かして、疲れた足を休めながら

昼食をとっていたのかなぁ、なんて歴史に思いを馳せることができる町です。

続いては鳩ヶ谷宿エリアの歴史。

日光御成道を川口から鳩ヶ谷へ行き、桜町という場所にある

地蔵院というお寺をご案内させて下さい。

お話を伺いましたのは、地蔵院　住職　小室雄充さん。

小林家はここの檀家であるのですが、決して癒着ではありません(多分…笑)

ここのお寺には小谷三志という方のお墓があります。

小谷三志は、二宮金次郎の先生として名を残している方で、

初めて女性の富士山登頂を成功させた方なんです！

これはすごいことなんです。

かつては女人禁制ということで、

富士山に女性が登るなんて有り得ない時代があったわけです。

私、富士山登ったことありますが、山頂からみた青空、駿河湾の美しさ、

今でもはっきり覚えています。

小谷三志が歴史を変えなければ、もしかしたら

その絶景を見ることができなかったのかもしれませんね。

その他にも、地蔵院には埼玉指定文化財の木造不動明立像を所蔵しており、

２０１７年４月２９日以降、お堂でみることができます。

また、本堂の裏には、地元のパワースポットと言われる

タブノキという、推定樹齢６００年の大木がドーンと構えています。

竹林の中に、荘厳な雰囲気を醸し出す樹木に

思わず見とれてしまう力強さを感じます。

因みに、タブノキはお線香の材料に使われます。

染め物にも使えまして、住職からタブノキで染めた

浴衣をプレゼントして頂いたことがあります。

毎年夏に、地蔵院がメイン会場して開催される

「日光御成道祭り・鳩ヶ谷宿夏の陣」

もありますので(去年、今年と、御成姫として参加させて頂きました)

歴史を感じに、是非遊びにきて下さい。

続いて訪れたのは、川口市立グリーンセンター

緑豊かな広大な敷地を誇る公園です。

四季折々の植物を楽しめるスポットで

大温室、バードセンター(孔雀などの鳥がいます)、

遊具いっぱいのわんぱく広場があり、親子の憩いの場所として愛されています。

夏には、ホタルも楽しむことができ、毎年大勢の方で賑わいます。

案内をして下さったのは、川口市立グリーンセンターの上原みどりさん。

さて、今回の旅では、

熱帯温室・水生温室・サボテン温室の３つある大温室の中で、

サボテン温室をご案内。

といいますのも、とても珍しい植物があるからです。

名前もとてもユニーク。

まずはご紹介するのは「キソウテンガイ」

葉っぱはまるで、昆布みたいに大きくて、ウネウネした形。

葉の中央に、どんぐりのような形の茶色の雄花。

雌花は緑色をしていました。

続いて紹介するのは「アアソウカイ」

こちらも変わった名前ですね。

３ｍほどの高さの木なんですが、全身トゲだらけ！！！

でもその意地悪シルエットとは裏腹に、木のてっぺん当たりに

真っ白な清楚なお花を咲かせていました。

日常生活では見ることのできない植物を年中楽しめる、

ワクワクスポットなわけです。

その他にもワクワクできる場所あります。

それは、「わんぱく広場」にあるミニ鉄道

新幹線のモデル、実際に石炭で走るSLモデルとあり

わんぱく広場をぐるりと一周できる鉄道。

親子に大人気の乗り物です。

綾ちゃんも大喜びして乗ってくれたので、とっても嬉しかったなぁ❤

これからも沢山の方に愛され続ける公園でありますように・・・。

さて、ここまでが川口プレゼンでした！

いかがでしたでしょうか？

私にとって、地蔵院もグリーンセンターどちらも

青っ鼻垂らしてた小さな頃からよく訪れた思い出の場所。

大人になって、ちゃんと歴史や、背景を知ると

ますます地元のことを好きになったり、発見があったり、

驚くことが、今も沢山あります。

番組を聞いて下さった皆さんが、ご自身のお住まいの地域について

どんな歴史があるんだろう？と考えるきっかけになれば幸いです。

さて、大宮エリアでは、

伯爵邸の大宮ナポリタン、

お風呂Cafe utatane

この２つを、綾ちゃんに案内して頂きました。

まず、訪れたのは伯爵邸

店内入った瞬間に、ウクライナ出身のイケメン店員さんがお出迎え。

くやしいけど、綾ちゃん・・・最初から最高じゃないか！！！

大宮ナポリタンとは、

具材に埼玉県産野菜を1種類以上使ったナポリタンのこと。

大宮アルディージャのオレンジや、大宮氷川神社の鳥居の朱色を思わせる、

ご当地グルメの大宮ナポリタン。

沖縄出身の伯爵邸オーナーに教えて頂いた食べ方が、

泡盛に島とうがらしを漬け込んだコーレーグースをかけて、大宮ナポリタンを食べる！！！

人生でタバスコと粉チーズ以外、ナポリタンにかけたことない私。

大体の方もそうかと思います。

いや～それが、美味しかった～～～❤

一言でいうなら、大人味ナポリタン奥深い味わいでした。

続いての、お風呂Cafe utataneも、すごかったです。

ロケ当日、平日の昼すぎでしたが、沢山のお客様で大賑わい。

地元ではもう大人気スポットなんですね。

まず館内全域、ウッディテイスト、まるでカフェのようにオシャレ！

ソファーも椅子も沢山あるし、本・漫画も読み放題、

インターネットもできるし、コンセントもあるし、挽きたてコーヒーも飲めるし、

ご飯メニューも豊富で、プリン最高に美味しかった、、、

更に楽園気分を味わえたものが、ハンモック。

人生初のハンモック。思わず自然と漏れた心の声が

「おかあさん・・・・・」

それくらい優しいぬくもりを感じたわけです。

まさに、名前の通り、うたた寝しちゃう場所でした。

そんな癒されロケ後、綾ちゃんはお風呂Cafe utataneで公開生放送という。

最後の最後で、まさかの癒着(笑)さすがです！！！(笑)

生まれも育ちも埼玉な私ですが、まだまだ知らないことが沢山！

当たり前すぎて気づけなかったこと、知らなかったこと、

綾ちゃんと一緒に巡って気づくことができました。

色々揶揄されがちな埼玉ですが

改めて、やっぱり埼玉が好き！！！と思える旅となりました。

それもこれも楽しく旅を一緒に過ごした綾ちゃんのお陰です。

綾ちゃん、本当にどうもありがとう！！！

今回は対決ということでしたが、

綾ちゃんとはラインも交換して仲良しになりましたので

今後は楽しく埼玉巡りをしたいな～なんて思っております。

リスナーの皆様、関東にお越しの際は、

是非埼玉にも遊びにいらして下さいね！

旅人は、川口応援団長の小林千鶴でした。