第65回 庄野真代さん①

2016-12-25

ゲストは、

シンガーソングライターの庄野真代さんです。

 

http://shonomayo.com

庄野さんは、1954年大阪府生まれ。

76年にアルバム『アトリエ』でデビューされ、

ヒット曲、”飛んでイスタンブール”も歌われています。

2006年には、NPO法人 国境なき楽団を設立され、

国内外で音楽を通じた社会貢献、

国際支援活動を行っていらっしゃいます。

 

今年2016年は、庄野さんのデビュー40周年でした。

「あんまり過去は振り返らないタイプなんですが、

周年記念ということで、何か考えなきゃいけないかなと思って、

振り返ってみました。そしたら、歌手として2回目の成人式ってことですよね。

成人式って大きな意味合いがあるものですよね。

大人になる、とい気持ちを重ねるのだから、大事だなって」

さらには、気持ちに余裕ができ、

やること全てが楽しいと思うようにもなったそう。

 

庄野さんのデビューは、最後にしようと決めていた、

コンテスト出場時のスカウトでした。

「”アルバム作りませんか”って言われたんです。

アルバムって、まさに証じゃないですか。

高校生の時から書き溜めていた作品が、レコードになるのか、

って思って、すぐにやります、とお返事しました」

最高のプレゼントの言葉で、今に繋がる光り輝く言葉でもあったそう。

 

作曲家、筒美京平さんとの出会いは、

シングルレコード5枚目となる、ヒット曲、”飛んでイスタンブール”。

「最初は自分にあってるのか、違うんじゃないかって思ったんですけど、

聞いてみたら心に沁みて。期待はしてましたが、予期せぬヒットで(笑)

その証拠に、ジャケットの写真とは取材で撮影したものの使い回しだったんですけど、

ヒットしてるからちゃんと撮影しなおそうってなったんです。 」

その後、さらに選び直したため、全部で3パターンのジャケットが存在します。

一番メジャーなものは、最後の3パターン目なのだとか。

 

活動40周年記念ベストアルバム『GOLDEN☆BEST 庄野真代 愛情』には、

新たなアレンジの”飛んでイスタンブール”も収録されています。

こちらを今回選曲してくださいました。

 

庄野さんは小学校での卒業文集に、曲を書いています。

「先生に、曲をかけっていわれて、卒業文集に楽譜が載っているんです。

中学生時代はそうでもなく、生徒会の活動に夢中になって、

高校に入ってから、フォークソングの部活に入って、

音楽がみんなを笑顔にする魔法みたいだなって魅せられていったんです。」

高校3年のころから、譜面歌手として活動し、

ポピュラーソングコンテストにも出場。

 

5月7日(日)には、府中の森芸術劇場・どりーむホールにて行われる

『僕らのポプコンエイジ~Forever Friends, Forever Cocky Pop~』

に出演されます。 詳細は、こちら = http://popconage.com

 

来週も、庄野さんにたくさんお話伺います!