京浜急行でいく、三浦半島1DAYきっぷの旅|旅人:藤原恵子

2017-07-13

KIKITABI2 Thousand Miles~ 

こんにちはー!

旅人の藤原恵子です。

 

今回は『京浜急行でいく、三浦半島1DAYきっぷの旅』

 

前回、赤い電車に揺られて品川〜金沢文庫まで旅をした我々KIKITABI一行。

今度はフリーエリア内の京急線&京急バスを自由に乗り降りしながら、

三浦半島をぐる〜っとめぐります!

 

このお得な三浦半島1DAYきっぷ、私使うの初めてでした。

そして三浦半島に行くのも実は初めて!

関東に住んでいながらにして初めて知る神奈川の魅力、たっぷり堪能しま〜す

 

京急の特徴のひとつ、バラエティーに富んだ「駅メロ」

それぞれの駅ゆかりの曲が一般公募で選ばれているのです。

そんな駅メロにも注目しながら〜

 

今日も元気にLets go!!!

 

と思ったら、雨じゃないすかーーーー!!!!

けっこうざぁざぁ降りだ〜〜泣

(雨女じゃないはずなんだけど・・おかしいな〜)

 

・・・と、しょぼくれる間もなくテンションは上げていきますよー

 

今日のスタート地点は「金沢八景駅」

EXILEHIROさんの出身高校の最寄り駅とのことで、京急の駅メロは

もちろんEXILEの曲「道」

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからまず向かったのは「新逗子駅」

逗子出身のアーティストといえば・・・キマグレン!

「泣きたくて〜笑いたくて〜〜」大ヒットしたLIFEが駅メロになっています。

今年も音楽フェス「音魂 OTODAMA SEA STUDIO」連日アツく、ナツく、盛り上がっているんでしょうね〜

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな新逗子駅から京急バスに乗って向かったのは、これぞ湘南リゾート!といった感じの


「逗子マリーナ」

 

ココナッツの木々が美しく潮風に揺られ、大型コンドミニアムからの景色はもちろんオーシャンビュー!そして港に停泊する、見渡す限りのヨットやクルーザー!!

 

なんてリッチでラグジュアリーな風景なんでしょう・・・

クルーザーって一艘おいくら万円するんでしょう・・・(いや、億単位!?)

どなたかお優しい殿方、わたくしにプレゼントいただけませんでしょうか・・・

そしたら毎週末、逗子マリーナでクルーズ三昧、手には冷たく冷えたシャンパン、

周りを囲むは美しく輝くグッドルッキング・ガイズ・・・!

 

などと、叶姉妹風の調子の良い妄想が頭を渦巻く中、ガラス張りのレストランではオシャレに着飾った女子達が優雅に朝食を食べるお姿が。

朝から麗しい光景です〜

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな逗子マリーナから少し歩くと、これまた全然趣の違う景色広がっていました!

 

小坪漁港。

早朝から沖に出て漁をしてきた漁師のお父さん達が、ほっと一息つきながら休んでいらっしゃる目の前では、ガヤガヤと賑わうお魚屋さん。

採れたて新鮮そのもののアワビ、サザエ、金目鯛、カレイ、ヒラメ、タコ!

そのどれもビックリするほどお安いのです〜

タコなんて立派な足がまだ動いている状態で売られていて、一杯1000円前後!!

都心ではとてもこのお値段では買えません。

漁港の街ならではですよね!!

 

ハイクラスな楽園リゾート感が味わえる逗子マリーナと、庶民的で元気いっぱいなお魚屋さんが共存するこのエリア。

どっちも欲張りに楽しめる素敵な場所でした

 

 

 

 

 

 

 

 

さて〜続いて京急に乗って到着したのは「横須賀中央駅」

聴こえてくる駅メロは横須賀市出身、山口百恵さん「横須賀ストーリー」

 

それにしても横須賀出身の著名人って、百恵さんの他にもたくさんいらっしゃいますよね〜

小泉純一郎さん・孝太郎さん・進次郎さん、上地雄輔さん、窪塚洋介さん、北乃きいさん、石川理華さんなどなどなど・・・

先日まさに、横須賀市長に上地雄輔さんのお父さん・上地克明さんが初当選!というのが話題にもなりましたよね。

 

そんなタイムリーな横須賀ですが、街に出てみてビックリ。

あっちを見てもこっちを見ても、アメリカ人!!

ここは一体どこの国??ほんとに日本なの!?

 

男性は屈強で、マッスル好きにはたまらない米軍の方々

女性はグラマラスな方々が多し!

ホテルのロビーのTVではCNNが流れていたり、英字新聞が販売されていたり。

さすがは米軍基地のある街ですな〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

駅から歩いてたどり着いた横須賀のメインストリート「どぶ板通り商店街」は、スカジャンの発祥地としても有名だそう。

アメリカと日本の文化が絶妙なバランスでMIXした通り、一見の価値あり!

アメリカンスタイルのパブやバー、ケバブ屋さん、巨大ハンバーガー屋さんなどがずら〜っと軒を連ねます。


「横須賀海軍カレー」や超巨大な「ネイビーバーガー」た、食べたい〜!!

 

私たちが歩いた午前中はシャッターが降りていて静かでしたが、

これが夜になるとネオンが輝いて音楽ガンガン!大盛り上がり!!

アメリカのダウンタウンを歩いているような不思議な気持ちになってきます・・・

こんなアメリカンな横須賀の街の雰囲気、面白くて大好きになってしまいました

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて私たちKIKITABI一行はフランス庭園様式を取り入れた美しいヴェルニー公園へ。

フランス式庭園には約1400株のバラが咲き誇り、グリーンが目に鮮やか!

相変わらず雨はザーザー降りでしたが、だからこそより草花の色合いが綺麗に見えます

 

ここからまるっと一望できる横須賀港は、公園からだと右手に米海軍基地、左手に日本の海上自衛隊が対になって見えます。

巨大な艦船や潜水艦が停まっている姿は圧巻で、おぉ〜〜〜!!!と、ついつい声が出てしまう〜!カッコいい〜〜!!

軍艦マニアにはたまらない景色でしょうね

 

私はというと、全身真っ白なユニフォームに白い帽子姿の、キリッとした防衛大学の学生さん達の姿に激萌えだったのでした〜

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて京急線に乗ってたどり着いたのは「浦賀駅」

こちらの駅メロは・・・GODZILLA!!!

1954年公開の映画『ゴジラ』、あの初代ゴジラが、こちらの近くにある観音崎の「たたら浜」に上陸したという設定からこの駅メロになっているのです!

 

初めて観たモノクロ時代の『ゴジラ』登場シーン、山の上からニョキっと頭を覗かせてギラリと光る目がものすごく不気味で、町民がわーーー!!!と逃げていく姿が印象的でしたが・・・

それが、ここ浦賀だったとは!!

うーーん、感慨深いです〜〜〜〜

さらにペリーが黒船に乗って来航したのもこの浦賀だそうで、駅前には立派な黒船のレリーフが飾ってありました!

 

 

 

 

 

 

 

 

さて〜この浦賀駅から「浦賀港の渡し船」乗り場まで、テクテク歩きまっせー!

 

ところで今回の旅、私達とにかく歩きまくりました!!!

「歩数計つけていれば良かったな〜」とスタッフさん達も何度も言っていましたが、

つけていたとしたら1万歩は余裕超えだったんじゃ!?

いや〜スニーカーを履いてきて本当に良かったです。ヒールだったら・・・なんて思うと恐ろしい。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

足腰しっかり使いながら歩き続け、桟橋に着いたー!

そして見えるはポンポン船!!

 

お江戸の御座船をイメージしたようなこの船、浦賀のシンボルにもなっているそうです。

両岸を繋ぐ大事な市民の足。

享保10(1725)ごろから、いまだにしっかり現役なのがすごいですよね。

よーし乗りこむぞ〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

バッチリ日焼けした船頭さんにお話を伺ってみました。

 

 

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船頭さん:この船は通勤・通学に使われていて、もう100年以上走ってるんじゃない?

 

藤原:観光客の方もいらっしゃいます?

 

船頭さん:いる。良い時は1700人ぐらい乗るけど、ひとりで運転しているから大変だよ〜

 

藤原:今はモーターで動いてますけど、まだ手漕ぎの頃から運転されてたんですか?

 

船頭さん:それはまだ小学生の頃だったからね〜。昔はひとりがお金出して荷物持って船に乗って、それ以外は泳いで渡ったよ〜!

 

藤原:え〜〜!!そうやって通学してたんですか!!

 

 

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船頭さんが子供のころは、この海を泳いで渡っていたなんて!!たくましい〜〜!!

 

ちなみに片道3分ぐらいで向こう岸にたどり着けます。

料金は大人200円、小中学生100円で、船内に備え付けてある小さなアルミのお皿に直接お金を入れるシステム。

潮風を浴びつつ、雄大な歴史のロマンを味わう船旅でした

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて降り立った駅は「京急久里浜駅」

こちらから向かったのは自然たっぷりな「くりはま花の国」

春にはポピー畑、秋にはコスモスが一面に咲き誇り、たくさんの人が訪れるそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに地元出身の番組スタッフさんは、現・奥さまとお付き合いしていた時にデートで来たことがあるそう・・

確かにカップルで花を愛でながら、ロマンティックな時間が過ごせそうですん〜

 

私としての注目ポイントは巨大なゴジラのすべり台!

ちょうどゴジラの股の部分が階段に、そして立派なシッポがすべり台になっています。

残念ながらお子さんしか利用できないとのこと!

確かにすべり台が細すぎて、とても私のお尻は受け止められなさそうでした・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは日替わりのハーブを入れた足湯「湯足里(ゆったり)」に浸かりながら、

くりはま花の国 所長の立川正孝さんにお話を伺いました!

 

 

 

 

 

 

 

 

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立川さん:「くりはま花の国」は昭和29年オープン、もう6263年経ちました。

少しずつ整備して進化し続けている公園です。

 

藤原:花々も魅力的な公園ですよね。今のシーズンだと??

 

立川さん:アジサイも綺麗だし、夏はひまわり、秋は100万本のコスモスが咲きます!

 

藤原:100万本!!山口百恵さんの「秋桜」は駅メロにもなってますもんね

家族連れはもちろん、恋人同士のデートでも良いですよね〜

 

立川さん:愛の鐘を鳴らすと結ばれる、恋愛成就と言われています。

 

藤原:では生粋の横須賀っ子の立川さん、横須賀の素敵なところ教えてください!

 

立川さん:東の海は米軍、空母などが見える。

西の海は富士山が見える。

三浦半島全体の真ん中に横須賀があるので、美味しい魚介類に海軍カレー、魅力がいっぱいあります!

みんな横須賀に来・て・よ・ね

 

と、かわいらし〜く締めくくっていただきました

 

 

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いや〜〜それにしても足湯が気持ちよすぎる〜〜〜〜!

まさに「ゆったり」〜〜〜〜〜

足の先からデトックスされて癒されていきます・・・

 

そして時間が経っても、浸かっていた部分の足首が真っ赤!ポッカポカ!

だいぶ体が楽になりました〜

 

 

 

 

 

 

 

 

さ〜て『京浜急行でいく、三浦半島1DAYきっぷの旅』

三浦半島1DAYきっぷを使って丸一日ぐるっとめぐってきたこの旅も、ついにフィナーレです!

最終地点は京急の終着駅「三崎口」

さらにバスに乗って向かったのは三崎漁港。

 

 

 

 

 

 

 

 

三崎と言えばやっぱり・・・「まぐろ」!!!(渡哲也風に)

ツウの方々が全国からまぐろを食べるために訪れるこちら、嫌でも期待が高まっちゃいますよ〜ルンルン

 

漁港ではあちこちにまぐろ料理を出すお店が軒を連ね看板やのぼりがたくさん立っているので、一体どこに入ろうか迷ってしまいますが、こちらにしました。

「庄和丸」さん!

 

ではでは店長さんが絶対的な自信を持つ、まぐろの四食丼をいただいてみましょう〜

 

 

 

 

 

 

 

 

「四食丼」

赤身・大トロ・中トロ・ネギトロがどんぶりの中にたっぷりギッシリおさまっています。

綺麗な赤とピンクのグラデーションがお見事!!

つやっつやに輝いていて、しかもまぐろの一切れずつが大きいんです。

実際に口にしてみると、すごい弾力!あぶらがしっかり乗っていて、お醤油をつけなくてもまぐろ本来の味わいがストレートに伝わってきて・・・

 

「美味しい〜〜!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

あぶらノリノリな大トロはもちろん、赤身の美味しさに衝撃を受けてしまいました!!

 

ちなみにディレクターさんがオーダーしたまぐろの漬け丼は、なんと15秒!しか漬けないんだそうです。そんな漬け丼聞いたことないよ〜。

さすが新鮮さ&まぐろそのものの美味しさで勝負できるクオリティ!

味わいも最高でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろんまぐろのお供は、with ルービーでしょう

ということでビールと共に、旅の締めくくりを大満足で過ごした我々KIKITABI一行だったのでした〜。

 

 

さて、フリーエリア内の京浜急行&京急バスを自由に途中下車しながらめぐった、

三浦半島の1日トリップ。

「三浦半島1DAYきっぷ」は品川駅からなんと1920円!で、丸一日三浦半島をとことん楽しめつくせるお得なきっぷだな〜と身をもって実感しました。

しかも最終地点が、新鮮で美味しいまぐろがたっぷり味わえる三崎漁港というのも嬉しい!

 

これからの季節、夏休みの日帰りショートトリップとしても超オススメします

私もこの夏は再びの三浦半島めぐりしにいくぞ〜!!

季節によって変わる海に山に豊かな自然たっぷりの公園、街並み・・・ぜひみなさんも三浦半島を遊び尽くしてくださいね〜!

 

ではでは。

KIKITABI2 Thousand Miles~ 

旅人は藤原恵子でした。

Have a great trip!