激辛王と行く、都内激辛探訪!2018夏!|旅人:森藤恵美

2018-07-18

皆さん、こんにちは、今回のキキタビ旅人は、新大久保ロケ以来の森藤恵美です!

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、今年の夏は暑いですね!いつもの夏に輪をかけて暑い!猛暑!そんな暑い夏を更に暑くしてくれるのが、そう、

 

げ・き・か・ら♡

 

寒い冬じゃだめなの?

暑い夏にわざわざ汗をかいて暑くなるって、どういうこと?(笑)

なんて言ったら激辛大好きさん達に怒られますよね(笑)

暑い夏こそ激辛でヒィヒィ言いながら汗をかいて、激辛を食べる。

 

そんな企画の下、私の初めての「激辛都内探訪ロケ」

頼もしいあの方と共に行って来ます!

 

 

 

 

 

 

 

 

この日の都内激辛ロケは、石神井公園駅からスタート!

 

今回も激辛ロケと言えばお馴染みの激辛王の鈴木浩二さんのチョイスで回って行きますよ~!

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、最初にやって来たのは、練馬区の石神井公園駅から歩いて1分。

地下街にある、麺処「井の庄」さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店内はカウンター席のみ、広々としてとても綺麗。

ただお昼時ともなると、この広々とした店内もすぐ満席になり、長蛇の列を作るそうです。

入り口脇に券売機があるんですが、鈴木さんオススメはやはりつけ麺。

 

 

 

 

 

 

 

 

中でも「辛辛魚つけ麺」の激辛がオススメということで、激辛ロケ初めての私は、ビビってオーソドックスな辛さの辛辛魚つけ麺に(笑)

もちろん鈴木さんはマックスの辛さに!

 

待つこと数分。出てきたつけ麺にびっくり!

 

 

 

 

 

 

 

 

私はオーソドックスの辛さのつけ麺をオーダーしたのに、真っ赤っか!

火山活動真っ盛りなつけ汁が出てきましたー!

真っ赤なスープの上に高さ2cmはあるであろう唐辛子パウダーがこんもりと乗っかっていて、見ただけで辛さでむせそう。

 

鈴木さんオススメの食べ方は、スープをまんべんなく混ぜて食べるそうですが、混ぜるとあら不思議、煮干のいい香りがしてきます。

また唐辛子パウダーの下には鰹節をパウダー状にしたものが隠れていて、これがいい味を出すんだとか。

中太ストレート麺を思いっきりスープに絡めて、いざいただきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

わぁーお!

煮干出汁のとろみのあるスープがめちゃくちゃ美味しい!

鰹節の粉末も唐辛子の粉末も絶妙なバランスで麺に絡んできて、本当に美味しい!

でも、もちろん辛いです!辛さが後からちゃんとやってきます。

でも、辛いんだけれど美味しい!

辛い!美味しい!辛い!美味しい!を口の中で繰り返しながら美味しく食べられる辛辛魚つけ麺!これは、病みつきになる旨辛つけ麺ですよ~!!

 

ここで、スタンダードな辛さがいけるじゃん!と思った私は、鈴木さんのマックスな辛さの辛辛魚つけ麺を味見することに。

あれ?私のつけ麺とスープの絡みつき具合が何だか違うぞ。ひと口啜ってみると、、

うん!辛ーーい!

 

 

 

 

 

 

 

 

喉にくる辛さ!

しかも思いっきり啜ったもんだから、鼻にも辛さがきたー!

私はノーマルなスタンダードな辛さで十分です(笑)

 

ただ、辛さの中に豚骨魚介のしっかりとした甘みを堪能できる旨辛つけ麺「辛辛魚つけ麺」

 

プライベートで絶対にまた食べに行きたいと思わせてくれる井の庄さんのつけ麺でした!

井の庄さん、ごちそうさまでした!

 

 

 

 

麺処 井の庄
スタッフ 佐々木俊和さん

 

 

 

 

激辛ならぬ激暑の中私達が次に向かった激辛店は、目黒区祐天寺にあるカレーのお店「カーナ・ピーナ」さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

祐天寺駅から歩いて3分ほどの住宅街の一角にある可愛らしいお店で、その外観からはここがカレー屋さんだとはわかりません。

 

鈴木さん曰く、ここは激辛カレーの最高峰だそうでレジェンド的なお店だそうです。

 

鈴木さん、なぜに激辛ロケ初めての私に、そんな最高峰のお店をチョイスしてきたのですか?(笑)

 

店内に入るとすぐにカレーのスパイスのいい香りがしてきます。

メニューを見ると、まぁ~カレーの種類が豊富!激辛カレー店としてだけではなく、美味しいカレーを食べられるお店として人気なんだそうです。

 

辛さは、今は3種類。

マイルド、セミホット、ホット。

以前はスペシャルホットもあったそうですが、今は食べられる辛さで提供したいという店主の平戸さんの思いから3種類の辛さになったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに以前スペシャルホットに挑戦した鈴木さんは途中でリタイヤし19時に家に帰って寝込んだそうです。

 

想像するだけで恐ろしい辛さ!

3種類になって良かった♪

 

早速、激辛カレーを注文することに。

鈴木さん曰く、カレーの辛さをダイレクトに味わえるのはマトンカレーなんだそう。マトンは噛みごたえがあるので、辛さからの逃げ場がないんだそうです。

 

そんなわけで、鈴木さんはホットのマトンカレー。

私はセミホットのキーマカレーを注文しました。

 

 

 

 

キーマカレー(ホット)

 

 

 

 

いざ、カレーが目の前に。

あれ?真っ赤なカレーの色を想像していたんですが、普通のカレーの色で、見た目には辛いカレーには見えない。

むしろスパイスのいい香りがして、キーマがゴロゴロ具沢山で美味しそう~!これは楽勝でいけるんじゃないか!

いただきまーす!

あっ、普通に美味しい~!

 

えっ?!あっ?!辛っ!!
本当にカレー自体美味しいのだけれど、辛ーーい!!

目から滴が出てきそう、というか出てきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、こちらも井の庄さんの辛辛魚つけ麺と同じで旨辛ですよ!

ただ、つけ麺より辛い!!

そして何を思ったか、鈴木さんのホットのマトンカレーを頂くことに。

 

 

 

 

マトンカレー(ホット)

 

 

 

 

やっぱり鈴木さんが挑むだけあってホットは辛い!!

 

無理!!

 

 

 

 

 

 

 

 

御主人の平戸善三さんにお話しを伺ったところ、カーナピーナのホットが食べられたら都内の激辛カレーの大部分は食べられるそう。

また、昔からのお客さんはかなりの割合でホットを注文されるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ご主人曰く、辛いと思いながら食べられる内は、まだいけるそう。

これが痛いになると、それ以上の辛さへの伸びしろはないそうです。

 

辛いと思っている内はまだまだ成長できるのか~辛さは人生だなとしみじみ感じたカーナピーナのカレーでした。

 

 

 

 

 カーナ・ピーナ
              平戸善三さん 眞理子さん

 

 

 

 

さぁ~、本日のメインイベントを飾る最後の激辛店に来ましたよ~

場所は、コリアンタウンの街、大久保。

おっ!これは激辛韓国料理か?と思いきや、鈴木さんが選んだお店は違いました。

担々麺です。

 

しかも「地獄の担々麺、護摩龍」

 

 

 

 

 

 

 

 

もう名前からして酷すぎる!!

店前の地獄の担々麺のポスターもこの世のものとは思えない真っ赤な担々麺。

もし地獄があるとするならば、きっと地獄の釜はこんなんだろうなと思わせる担々麺です。

 

お店の入り口の券売機は、もはやお化け屋敷の入場券売機かと思う様なおどろおどろしい感じ。

辛さも、出だしがいきなりの10辛の飢餓、15辛の阿修羅、30辛の血の池、そして??辛のマックスステージの無限、

うーー、券売機押したくなーーい!

でも押さなきゃ激辛ロケ終わらない~!

 

というわけで、鈴木さんはもちろんマックスステージの無限の担々麺を、私は30辛の血の池担々麺を頼むことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

あ~、神様、家に帰りたい、、

 

店内は黒一色。神棚にはドクロが飾られてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

私と鈴木さんは、果たして生きてここを出られるのか、、

そんなこんなで、頼んでしまった地獄の担々麺が運ばれて来ました!

 

私の「血の池」

 

 

 

 

 

 

 

 

真っ赤っかー!

ただ、驚いたことに、辛い匂いではなく、胡麻のめちゃめちゃまろやかないい香りがするんです!

目を閉じて香りだけ嗅いでいれば、これが激辛担々麺だとはわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

店長の小川学さん曰く、胡麻は他店の数倍入れてあるそうです。

また、お店に来るお客さんが注文する辛さは、無限以外は、ほぼまんべんなく出るそう。

そう、「無限」以外はね(恐)

 

 

 

 

 

 

 

 

「無限」の成功率は4割。

鈴木さんの顔がどんどん引きつっていくのを隣りで見てました。

私の「血の池」と鈴木さんの「無限」の担々麺では、明らかに見た目何かが違います。

 

では、早速地獄の担々麺を食べてみましょう。

スープを混ぜると、表面の赤いスープの下から担々麺の胡麻のいい香りのするまろやかな色のスープが出てきて、胡麻の甘みのある香りが広がります。麺は中太。

では、本当にいただきます。ずるるるるるるるっ

 

あれ?!あれあれ?

普通に美味しいー!!

もしかして、井の庄の辛辛魚つけ麺とカーナピーナの激辛カレーで辛さに慣れた?

もしかして覚醒しちゃった?私?胡麻のまろやかさを感じるよ♪

 

そして二口目。ずるるるるるるるっ

 

うっ、か、辛ーーい!!

あ、後から辛さがくる!

これが激辛の時差というやつか!

 

胡麻の甘みもありながら、唐辛子の辛さもしっかりある!

そして調子に乗ってスープを飲んだら、

舌が痺れてきたー!!

そして、粘膜が痛い!

 

 

 

 

 

 

 

 

美味しいんですけど、鼻の粘膜が痛くて、食道が燃えるようにアツい!痛い!

不覚にも油断した自分を責めました。

 

そして激辛で思考能力が低下しちゃったのか、何を思ったか鈴木さんの無限を頂くことに。

 

ずるずる、、

 

無理!!!! 以上!!

 

 

 

 

 

 

 

 

もはや辛すぎて味が、味がわからない!

電気の味がする、度数の高いアルコールの味がする。

私は今、何を食べているのかわからない。

今まで生きてきた中で辛すぎて味がわからないというのは初めての経験でした。

鈴木さんも、ギブアップの辛さです。

 

 

 

 

 

 

 

 

店長の小川さん曰く、無限を食べて救急車で運ばれた方が過去にいたり、鼻血を出しながら食べた方もいるそう。

我こそはと思う方、オススメはしませんが、1度チャレンジしてみて下さい。

ただし、体の保証は出来かねます(笑)

 

 

 

 

護摩龍 小川学さん

 

 

 

 

さぁ、都内激辛探訪ロケ、いかがだったでしょうか。

いかがもなにも、当の私と鈴木さん、そして、スタッフさんもみんな激辛にやられました。

激辛を甘く見てました。

激辛は、疲れますね(そりゃー、1日で3軒回ればそうなるか)

エンディングで、何を自分が喋ればいいのか、何を喋っているのか、もはやよくわかりませんでした。

 

ただ言えることは、激辛は人生と似ている。

 

つらいこと(辛いもの)があっても、それを、ひとつひとつ経験していくことで壁を乗り越え、次の人生のステージ(次の辛さのステージ)へと進んで行ける。

またつらいこと(辛いもの)があるからこそ、幸せ(甘み)を感じられる。

人生にはスパイス(激辛)が必要だ。

まさに人生と激辛は通ずるものがあるんですね。

だからこそ、人は激辛を求める。

何だか奥が深いなと今回の激辛ロケを通して思いました。(ホントかよ~~(笑))

 

あっ、あとですね、今回まわった3つのお店全てに共通することは、本当に美味しい!

 

激辛をオーダーしないで普通の辛さでオーダーしたら、私完食できていたし、本当に本当に美味しいんです。

 

ただ今回のロケのテーマが激辛だっただけで、本来ならめちゃめちゃ美味しく頂けていました。

普通にプライベートで、ノーマルな辛さで食べに行きたいお店ばかりでした。

 

今回の私のテーマでもあった激辛の中に旨辛を見つける。これも少し経験出来たように思います。

地獄の担々麺無限を除いてはね☆

 

暑い日が続きますが、皆さんも是非激辛を食べて暑い夏を更にホットにして下さいね!

そして東京に来た際は、ぜひ今回ご紹介した3店舗に足を運んで激辛を堪能して下さい!