一日まるごと楽しめる!東京モノレールの旅|旅人:森藤恵美

2018-08-21

夏休み、満喫してますか?キキタビ、旅人の森藤恵美です。

 

夏休みは、どこか旅行など行きましたか?これからという方もいらっしゃるかな?これから東京に遊びに行きます~という方や、出張で東京に来られる方もいるかもしれませんよね。特に飛行機で東京に遊びに来る方、羽田空港から東京モノレールに乗ってノンストップで浜松町まで行かれる方も多いと思いますが、その間の駅で降りた事がある方は意外に少ないんじゃないでしょうか?

私もそのひとり。

羽田空港はよく利用しますが、浜松町から羽田空港の間の駅で降りた事ってないんですよね降りたら、どんな景色が広がってるのか、どんな場所があるのか、、というわけで、今回旅する場所は、東京モノレール沿線です!

 

題して、「1日まるごと楽しめる!東京モノレールの旅」

 

 

 

 

 

 

 

 

東京モノレール・浜松町駅からモノレールに乗って、面白そうな、楽しそうな場所を探して途中下車して散策していきます!では、いざ出発進行!旅のスタートは、東京モノレールの終始駅、東京モノレール・浜松町駅羽田空港を利用する人が多いせいか、キャリーケースを持っている人や、夏休みの家族連れの人達が多いですね~浜松町駅に来るとこれから旅に出る!という思いで何だかワクワクしてきちゃいました!

 

まずはモノレール浜松町駅の駅長 遠山輝幸さんに、東京モノレールについて色々伺いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

東京モノレールは、東京オリンピックが開催された1964年に開業。混雑緩和の為に浜松町から羽田空港を結ぶ路線として作られたそうですそして開業当初は、駅は浜松町駅と羽田空港駅の2駅のみだったそうです。そこから徐々に駅が増えていったんですね~

 

 

 

 

開業当初のモノレール浜松町ビル
写真提供:東京モノレール株式会社

 

 

 

 

また当初の運賃は片道250円。当時のタクシー初乗りが100円、国鉄の初乗りが20円だったことを考えると気軽に乗れるわけではなかったんですね。また車両も年々様変わりして、最近では車内に和をイメージした模様を施した車両もあるんだとか。運が良ければ実際にその車両に乗れるかもしれませんね!

 

 

 

 

 

 

 

 

駅長さんにおすすめのお店やviewポイントをお伺いしたところ、新整備場駅の近くにある「ブルーコーナー」というお店は、空港の美しい夜景を眺めながら食事ができるんだそうです。また、大井競馬場前駅の駅舎の中にある「ちゃぼうず」というお店、ここはそば粉100%のお蕎麦がおいしいと教えていただきました。

 

さらに、viewポイントでいうと、天王洲アイル駅と大井競馬場前駅の間、冬の朝焼けをバックにしたコンテナ群がきれいに見える瞬間があるそうで、ぜひ見てほしいとおっしゃっていました。

 

また、イベントも行われるそうで。。。

10月6日に昭和島駅からすぐのところにある車両基地で、「東京モノレールまつり」が予定されています!

ここでしか体験できないイベントがたくさん行われるそうなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

遠山駅長に話しを伺い終えた私は、早速モノレールに乗ることに!東京モノレールの車内って、独特ですよね~スーツケースを置けるスペースがあったり、座席の配置が普通の列車とは違っていたり。

 

 

 

 

 

 

 

 

モノレールに乗って外を眺めるなんて今までした事がなかったんですが、顔を窓の外に向けると東京のビル群をクネクネすり抜けるかのようにモノレールが走って行くんです!

 

まるで都会のジェットコースター!今まで全く気付きませんでした。これがめちゃめちゃ面白い!そしてその景色が徐々にビル群から開けてくると、駅長さんがオススメしていたviewポイント、港湾とガントリークレーンが見えてきました。朝日が昇る冬の時間帯にこの景色見てみたいな~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなしてる内に私が最初に降りる駅、大井競馬場前駅に到着!

 

 

 

 

 

 

 

 

駅名にもなっているように、ここは大井競馬場があります。トゥインクルレースがやっているので、夜に訪れる人が多いのかな?改札前の自動販売機も競馬仕様になっていました☆その大井競馬場を通り過ぎて歩いて行くと、しながわ区民公園が見えてきました。ここには、テニスコートやアスレチック公園、憩いの場、バーベキュースペースなどが広大な敷地の中にあって、楽しめる遊べる空間が広がっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてその公園内をどんどん先に進んで行くと、池が広がる綺麗な庭園の奥に、しながわ水族館が見えてきました!へぇ~ここにしながわ水族館があるんだ~記憶が正しければしながわ水族館、私初めて遊びに来ました。飼育員の福井正志さんに案内してもらって水族館内を見て回ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

しながわ水族館は、1階の海面フロアと地下1階の海底フロアに分かれていて、全部で25の展示コーナーがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

入り口すぐの所にある東京湾に注ぐ川と題した東京湾で生息する生き物の展示から、大量のマイワシが群れをなしてグルグル回遊するコーナー、さらに地下に行くと幻想的なトンネル水槽でウミガメなど60種類の魚達が真上を泳ぐ姿に感動します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに進むと海の宝石箱と題したコーナーがあって、ニモをはじめ、チョウチョウウオやスズメダイなどサンゴ礁に群がるカラフルな魚達の姿が見られます。また熱帯雨林コーナーでは、アマゾンをイメージした世界が広がり大型淡水魚たちに出会えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

また、触れ合いコーナーでは、角質を食べるガラ・ルファなどと触れ合うことができ、手を入れると一斉に手に群がってきて角質を食べてくれるんですが、これがくすぐったい!

 

子供たちも楽しそうに手を入れて写真を撮っていました。また生まれたばかりのイルカの赤ちゃんがお母さんイルカと泳ぐ様子も見られましたよ~

 

 

 

 

 

 

 

 

今はショーは一時中止してるんですが、そろそろ再開するそうですそして、今、夏の特別展と題して「ウミウシって巻貝の仲間なんだって!?展」を9月17日まで開催しています。

 

色も形も様々な不思議な生き物・ウミウシとその仲間たちが見られて、実際に触ることもできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オススメはタツナミガイ。これ、最初どこにいるか分からなかったです。教えてもらって、驚き!皆さんもぜひ探してみて下さいね。タツナミガイは触わることもできるんですが、その感触が、、、是非実際に触ってみて下さい^^

 

品川にいながら、世界の海の生き物達と出会える楽しい時間を過ごせました。しながわ水族館は、コンパクトにまとまっている水族館なので、小さいお子さんなどがいらっしゃる家族や、ちょっと水族館に行きたいなと思ってらっしゃる方にはオススメですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

しながわ水族館を後にした私が次に向かった場所は、流通センター駅から歩いて15分の所にある東京港野鳥公園。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魚の次は鳥!(笑)しかも野鳥が東京で見られる場所、公園があるなんて、、一体どんな野鳥たちに出会えるのかワクワクしながら向かいました。

 

1989年に開園した東京湾野鳥公園。36ヘクタールもの広大な敷地でこれまでに観察された野鳥はなんと228種類ほど。季節ごとに見られる鳥達を間近で楽しむことができるまさに都会の野鳥の楽園。園内には観察小屋をはじめ、9つの観察施設が点在していて、園内にいるレンジャーの方やボランティアガイドの方に質問しながら野鳥を観察することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

早速、日本野鳥の会レンジャーの長縄なるみさんにガイドをして頂き園内を歩いて回ります。まずやってきたのは、望遠鏡、冷暖房完備で快適に野鳥観察ができるネイチャーセンター。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一面ガラス張りのこの施設から見えたのはカワウやアオサギ。何羽も干潟で休憩している姿が見られました。サラリーマンのように朝になるとどこかに飛んでいき、夕方になるとここに戻ってくるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に向かったのは、観察小屋。水辺の鳥や山野の鳥を備え付けの望遠鏡で観察することができます。実際に望遠鏡で覗くと、野鳥たちの細かい動きまで鮮明に見ることができました。

 

東京にこんな場所があったなんて、驚き!!コンクリートジャングルの中にある貴重なオアシス・楽園で野鳥たちと心安らぐひと時を過ごせました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、魚、野鳥と生き物に触れた後に向かったのは天空橋駅

 

 

 

 

 

 

 

 

この駅周辺には何があるのかな?歩くこと8分。ラグジュアリーフライトという看板を発見!

 

 

 

 

 

 

 

 

中に入るとすぐに飛行機の機内の座席がそのまんま再現してある受け付け待合室が目の前に!しかも機内を再現した小窓からは、飛行機から見える青空が広がってる!なんだここは?そう!ここはなんと、フライトシュミレーターを体験できる場所なんです!

 

 

 

 

 

 

 

 

お店の中澤勇太さんにお話しを伺ったところ、実際の訓練で使われているものと同じ操縦室・コックピットが置いてあって、バロンとボーイング737と747の3機の操縦体験ができるそうです!

 

どんな方が来るのか尋ねたところ、家族連れ、飛行機マニアの方から、操縦士の夢を昔諦めた中高年の方、また現役機長まで幅広い方達がシミュレーションを体験しに来るそうです。私も実際に操縦体験することに。なんと、パイロットシャツや帽子もお店に置いてあるので着てみました。うん、癖になる(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

もう気分は機長です(笑)中澤さんに案内してもらって、初めての私はボーイング737のコックピットへ!

 

 

 

 

 

 

 

 

わぁー!!すごーーい!これ、本物のコックピットだー!(実際見たことはないけれど(笑)目の前の沢山のメーターなどの機器をはじめ、レバーや座席、シートベルトまで全てが本格的!それもそのはず、パイロットが実際に訓練で使うものと全く同じコックピットを置いてあるそうなんです。

 

更に、窓や前方には羽田空港の滑走路が広がっていて、臨場感が半端ない!中澤さんから全ての機器の説明を受け、いざ空の旅へと離陸です!中澤さんが副機長になって空の旅をサポートしてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

で、ここからは、記憶があまりありません(笑)操縦が楽しかったのと、空の旅は意外とやる事が多い(笑)羽田空港から成田の上空に行って戻ってきたことと、滑走路から飛び立って空と雲の中をフライトしていたこと、また着陸体制に入って下を見た時の東京の景色が綺麗だったことだけは覚えてるんですが、それ以外は操縦に真剣になっていたので覚えてません(笑)

ぜひそこの部分はラジオで聞いて下さい^^

あっ、体験するのが1番早いかな☆

 

無事に15分間のフライトを終え、副機長の中澤さんに操縦が上手いと褒められました~!

 

嬉しい~!!やぁ~、このラグジュアリーフライトの店舗がなければ、こんな楽しくて貴重な体験一生せずままでしたよ。これはまた是非やりに行きたい!ぜひぜひ飛行機の操縦体験、皆さんもしてみて下さいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

東京モノレールは、私がいる天空橋駅を過ぎると、羽田空港国際線、新整備駅、羽田空港第1ビル、そして終点の第2ビルへと続きますが・・・

 

せっかくなので、最後は天空橋駅から歩いて5分、旧穴守稲荷神社の大鳥居へ。ここは鳥居のバックには飛び立つ飛行機が・・・最高のロケーションです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、東京モノレールの旅をお送りしましたが、今まで途中下車せずにいたことが本当に勿体なかったと思いました。しながわ水族館では海の生き物と触れ合い、野鳥公園では野生の鳥達を目の前で観察、そして最後は機長になって空の旅。とっても楽しく貴重な体験ができました。

 

皆さんも東京に来た際、また東京から帰る際は、東京モノレールを途中下車して寄り道して素敵な体験をしてみて下さいね。