謎多き“甲賀忍者”…その秘密に迫る!|旅人:吉村民

2019-08-16

「KIKI-TABI 2 Thousand Miles」旅人の吉村民です!

 

今回は 「謎多き"甲賀忍者"…その秘密に迫る!」と題して甲賀忍者の里、滋賀県の甲賀の地で忍者の謎に迫ります!

 

 

戦国時代に暗躍したと言われている「忍者」は、私の大好きな歴史小説には度々出てきますが、実際の歴史巡りで実在していたと感じられることは少なく、、、謎に満ちています。果たして、忍者は実在したのか?それとも伝説のようなものなのか?

 

その謎に迫っていきたいと思います!

 

 

 

 

 

忍者のトリックアートなど、降りてすぐに忍者の里感を感じさせてくれる「甲賀駅前」でお会いしたのは

 

甲賀忍者研究会 西田武史さん。

 

サラリーマンだった西田さんが忍者研究をするようになったきっかけは、、、

 

なんと!西田さんが甲賀忍者の末裔だったという事実が判明してから、なのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

忍者の末裔!

 

いきなり忍者が実在していたと実感させられて、私のテンションはMAX。

 

スターに会えた気分でした♡笑

 

 

強力な助っ人、西田さんに、甲賀市内に残る、ゆかりの地をご案内いだくことになり、まず最初に向かったのは、「油日(あぶらひ)神社」。

 

こちらでは、西田さんの他に禰宜の瀬古 健 (せこ たけし)さんにもご案内いただきました。

 

 

まるでタイムスリップしたように昔の雰囲気のままで、神秘的で厳かな油日神社は歴史映画などのロケ地になることも多いそうです。

 

神社の本殿を囲むように回廊があり、そこに武士が座っていた、と想像するだけでも鳥肌もの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その場に立っているだけでタイムスリップした気分が味わえるなんてなかなかないので、行ってみる価値ありです!

 

 

何故、油日神社が忍者ゆかりのお寺かというと、油日神社は、甲賀武士から崇拝されていて、その甲賀武士の一部が忍者と言われているので、ここに忍者が参拝していた?という説があるそうです。

 

 

忍者、は忍者だと思っていたので武士の一員だった、というのにはビックリ。

 

現地で色々と聞いてみないとわからないことはたくさんあるのですね。

 

 

 

続いて訪れたのは、何故か、「甲賀市くすり学習館」。

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ?くすりの博物館か?という疑問に答えてくださったのは 館長の長峰透さん。

 

 

忍者は薬売りに変装して薬を売っていた?こともあり、忍者の秘伝書と言われる「万川集海」には。様々な薬の作ーり方などがまとめられていました!元々は山伏で、山草や薬草などに詳しかったという説もあるそうです。

 

 

少し見させていただくと、ドクダミやヨモギなど、私でも知っている薬草なども載っていていたので、今度勉強してみたいです♬

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて向かったのは忍者が防御したと言われる山城、櫟野大原城へ。

 

 

一見、ただの草ボーボーの小山でしたが、じつはここにお城が作られていたそうです。

 

 

世が戦国だった頃は、いつ敵に襲撃をうけても大丈夫なように、地域ごとに、この一見普通の山城があり、逃げ込んで戦っていたそうです。

 

 

忍者、忍術というのは、甲賀の人たちが、土地の特徴に合わせた身の守り方でもあったのかもしれませんね!

 

そして、西田さんとのお別れの時間がやってきてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プレゼントとして、私の手に乗せてくれたのは天然の撒菱!

 

手に乗せただけなのに、チクっと痛くてビックリ。これが地面に沢山転がっているなんて、何とも恐ろしい笑

 

自然のものが、こんな強力な武器になるのだと、はじめまして知りました笑

 

忍者、おそるべし!

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最後に訪れたのは、滋賀県甲賀市の山の中にひっそりと佇む「甲賀の里忍術村」です。

 

 

入ってみると、、、忍者の格好をした子供たちがいっぱい!元気に駆け回っています。

 

忍術村は当時の雰囲気や自然の景観はそのまま?で、色々な忍者体験ができるとのことで、詳しくは北澤晃さんに案内していただくことに!

 

 

 

 

 

 

 

 

北澤さんは忍者姿が板についていて、忍者の親分的な雰囲気 笑

 

私たちも、何故か全員忍者になり 笑

 

忍者体験へ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

まず最初は手裏剣道場へ!

 

イメージ通りの手裏剣は手に持ってみるとズッシリ。懐からシュシュシュシュ!と投げるイメージでしたが、実際は重いので、3.4個持っていただけとのこと。

 

 

しかし、数は少なくともこんな物が飛んできたら、と想像するだけでも恐ろしい。

 

実際にマトに向かって投げてみると、まっすぐに飛ばすことすら難しく、、

 

私は隣のレーンの1番遠いマトに見事?!命中!

 

自分のレーンじゃなかったけど、、、マトに当たったので成功!ということにしておきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

続いては「石垣登り」

 

人2人分の高さのある石垣を登るのですが、イメージは ロッククライミング?

 

登る前に、手と足をかけるルートを決めるとのことですが、、

 

登り始めると、ルートを考えるなんて出来ず、、、更にイメージ以上に、自分の身体が重く 笑

 

にぶーい感じで、やっとの思いで登りきりました。

 

 

忍者は体重管理も大事だと教えてくれた 石垣登りでした∑(゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

次は「忍術村」最大の難所!「水蜘蛛」へ!

 

 

 

 

 

沢山のちびっこ忍者が 池ぽちゃしている中、大人忍者の余裕を見せようと思っていましたが、、、、

 

 

まず、立つことすら難しい(´Д` )

 

終始、半分沈み、バランスは取れず、ロープに全体重を預けながら何とか 前進。

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんの「ほら、応援してあげよう」

 

「がんばれーーーーー」の声はしっかり聞こえておりました。

 

 

応援してくださった皆様、ありがとうございました!

 

 

そして最後、完全にひっくり返り、背中と水面が数センチ。

 

 

 

 

 

 

 

 

もうダメだ、と思ったその時、北澤忍者がグイッと引っ張ってくれて、池ぽちゃせずに、見事にゴール!

 

 

北澤忍者が北澤王子に見えました笑

 

 

 

 

 

 

 

 

子供たちが楽しんでチャレンジしている忍者体験でしたが、大人が体験すると、子供たちよりも悪戦苦闘。

 

 

自己管理をしっかりして日々修行を重ねなければ、忍者として 何も出来ない!と教えてくれた忍術村でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

甲賀市に来るまでは忍者は 実在していたかもわからず、魔法でも使っていた様なイメージでしたが、実は身近なものを活用し、日々修行を重ね、高い身体能力を持っち、武士として確かに?活躍していたということがわかり、忍者へのイメージが大きく変わりました。

 

隠密行動をしていただけに、残っている資料が少なく 謎だらけであり、これからも、新しい事実が出てくることは なかなかないかもしれませんが、甲賀市に行けば、忍者はここに実在していた!ということを確かに感じることが出来ます。

 

 

是非皆さんも、忍者体験して、忍者の息吹を感じに来てみてください!

 

 

 

「KIKI-TABI 2 Thousand Miles」

 

旅人は 吉村民でした!