そうだ!おもしろミュージアムに行こう!PART2|旅人:小谷大輔

2019-11-21

KIKI-TABI 2Thousand Miles 旅人の小谷大輔です!

 

いやあ〜KIKI-TABIですよ!KIKI-TABI!
久々の登場ですよ。ホント久々!

 

前回はいつだったかな〜。
あれは、、ええと、、

 

あ!そう! 激辛企画!
妻が呼ばれて僕は別に呼ばれてないけど遊びに行ったやつ!
あれ以来!

 

気になる方は旅日記を遡ってみてください。

 

 

 

そして満を持しての今回は!

 

『そうだ!おもしろミュージアムに行こう!PART2』!
都内のミュージアムを巡ります!

 

そう、PART2なんですよ。
PART1は前身のyajikita on the road時代。
その時も僕が旅人として様々なミュージアムを巡りました。

 

それが2015年。

 

4年前・・・。

 

 

 

あっためたね!
すごいあっためた!

 

まあアナ雪とかでも、二作目まで6年空いてるし4年くらい普通だよね?
今回も「ありのまま」の心で、さらなる「未知の旅」をお届けします!

 

 

 

ということで、最初のミュージアムがある最寄り駅、
東武スカイツリーラインの東向島駅にやってきました!
実は初めて降りるこの駅。まさに未知の旅!(しつこい)

 

 

 

 

 

 

 

 

「とうきょうスカイツリー駅」まで2駅、「浅草駅」まで3駅。
観光に来られる方も近くまで来られた方は多いんじゃないでしょうか?

 

駅前の通りは「東向島粋いき通り」と名付けられています。
向島界隈はで下町散歩を楽しむことができ、街の至る所に町工場があります。
昔ながらの木造家屋も沢山残っているので、非常に雰囲気のいい場所。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな街を散策しながらまずは最初のミュージアムを探しましょう!
粋な人々にも会えるかな?さあてまずは・・・

 

スタッフ「着きました」
小谷「え?」
スッタフ「東武博物館です」

 

まだ2分も歩いてないけど?

 

はい。そうなんです。
最初の目的地である「東武博物館」は、
なんと東向島駅の高架下に作られた超駅近スポットなんです!
アクセス最高!

 

 

 

 

 

 

 

 

1989年にオープン「東武博物館」
館内は8つのコーナーに分けて構成されていて、
鉄道やバスの仕組みなどを実際に触れて体験できるミュージアムです!

 

ということで早速体験!
男の子ならやってみたい!女の子だってやってみたい!
まずは電車の運転シミュレーション!

 

3台のうち2台の電車シミュレーションは本線、
東上線ともに映像はフルハイビジョン!
運転席から見える景色は実際に運転士の方が見ている景色!
座った瞬間のワクワク感はたまらないものがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回体験したのはワンハンドルタイプ。

 

そうなんですハンドルが1つなんです。
僕がやったことあるのは、いわゆる電車で○○的なもので、
ブレーキと加速でそれぞれ独立したレバーが付いている、
ハンドルが2つのタイプ。

 

対してワンハンドルでは、
レパーを前に倒すことで加速、手前に引くことでブレーキ、
という新しいタイプの操作でした!
もちろん2ハンドルのシミュレーションも体験できますが、
今回はワンハンドルに挑戦!

 

 

 

 

 

 

 

 

操作を教えてもらいつつじっくりとレバーで加速・・・。

 

おお!動く!動くぞお!(当たり前)

 

実際の景色を見ながらなので臨場感が凄まじい。
そして思っている以上にぐんぐん加速されるので焦る!

 

スピードを保ちつつ駅の定位置での停車を狙うのですがこれが難しい!

 

まだですか?ブレーキまだ?
まだこのままでいいですか?
え?まだ?もうそろそろ止まった方が良くないですか?
まだ?まだですか?あ、ここですか?はいここっ!ブレーキっ!はいいい!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

みたいな。笑

 

これを毎日何度もこなしている運転士の方はすごい。
もっと上手くなりたい!ドキドキだけどこれは楽しい!
このシミュレーションを体験するために何度も来られる方がいるというのも納得です。

 

 

 

そして次に向かったのは絶景スポット。
その名も・・・

 

「ウォッチングプロムナード」!

 

 

 

 

 

 

 

 

東向島駅の高架下に作られている東武博物館の中で、この場所はホームの真下!
窓から覗くとホーム下の線路がまさに目線の高さに!
走っている電車の車輪をピンポイントで見ることが出来るのです!

 

これは絶対に普段見られない景色!
電車が止まるたびにテンションあがりまくり!
車輪部分だけでも車種によって全然違う!
なんだか通になった気分です!
違いがわかる男になりたい。車輪の。

 

初めて見る景色って飽きないなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも電車やバスにまつわる貴重な資料などが様々展示されています。
東向島駅は以前、玉ノ井駅という名前でした。
その頃の看板や当時の定期や切符など、歴史を感じる資料で溢れています。

 

電車のパンタグラフを上からじっくり見られるスポットもオススメです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに入り口から入ってすぐに目に付く巨大なSL!
これは5号蒸気機関車という車両で、
イギリスから購入した12両のうちの2両が展示されています。

 

圧倒的な迫力!実際に自分の目で見るとやはり圧倒されます!
SLショーでは汽笛を鳴らしながら車輪が周り、走る様子も感じることができますよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

東武博物館はとにかくあらゆるものが近い!
普段なら見られない距離で電車やバスのあれこれを知ることが出来ます!
これぞ体験型!いろんな発見が詰まった博物館でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

さあどんどんいきましょう!
続いてのミュージアムは!

 

東京都千代田区 北の丸公園に位置する、
「科学技術館」!

 

 

 

 

 

 

 

 

現代から近未来の科学技術や産業技術を学ぶことができる場所として、
昭和39年4月に開館しました。

 

2階から5階まで各階がいくつかの部屋に分かれ様々な科学技術を体験できます。
当日も都内の小学生が社会見学で来ていました!

 

京都出身の僕は初めてです!未知の旅!
まずは5階の「ワークス」という部屋へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

入ってびっくり!!

 

子供達がシャボン玉の中に入っている!!

 

巨大なシャボン玉に入っちゃう、
いわゆるイリュージョンのようなあの体験ができちゃうんです!
僕も早速シャボン玉にイン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

幻想的・・・
すぐに割れちゃうシャボン玉なので一瞬の体験なのですが、
中に入った瞬間に異世界になるような不思議な感覚でした。
あと何故か息を止めてしまう。笑

 

同じ部屋では水と気泡を使って竜巻のメカニズムを学んだり、
ダンボールの中から空気を打ち出す空気砲の体験も!

 

 

 

 

 

 

 

 

科学技術館では、
各階、時間によって様々な実験ショーに参加することができるのですが、
今回は「空気と音」にまつわる実験ショーに参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

音とは空気の振動により発生するもの。
その振動の周波数によって音に高さの違いが生まれ、
人間の耳で聞きわけられるかどうかも決まります。

 

・・・学校の授業などで習った、ような気がする。
でも改めて道具などで解説してもらうと、非常にわかりやすいですね。

 

ちなみに年齢によっては聞こえないというモスキート音。
17000ヘルツ前後からそう呼ばれるそうですが、
僕は15000ヘルツですでに聞こえなくなりました・・・。
まあ・・・ほら、年齢とか、いろいろあるし・・・、ね?

 

 

 

 

 

 

 

 

4階では「建設館」と「鉄の丸公園1丁目」を見学!
いろいろな種類のコンクリートや鉄が、
生活の中でどういったものに使われているのかを学ぶことができます。

 

単純にコンクリートと言っても製法によって
重さや密度が変わってくるので用途に応じて様々な建設現場で活用されています。
実際に触ってみると違いもはっきりわかって面白い!

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄の丸公園はスチームパンク的な世界観がめちゃくちゃ素敵でした!
スプリングを使ったシューターで、
吊るされたフライパンなどの的にボールを当てる
「ばねシューティング」というゲームでも遊べたんですが、
これがなかなか難しくて的に当たらない!
でもこういったゲームで鉄の特性が学べるのは楽しいですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

3階では「デンキファクトリー」を見学。

 

「電気を作る」が体験できます。
挑戦したのは「発電サイクリング」!

 

わかりますよね?
ようは自転車を一生懸命こいで電気を作るアレです。
目の前に設置された電化製品が自転車をこぐことで通電されスイッチが入ります。

 

音楽を聴きたくても、扇風機で涼みたくても、テレビが見たくて、
電気がないと不可!!!

 

漕ぐわけです。ずっと漕ぐわけです。

 

ひいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

電気を作るって大変だ・・・。
万年運動不足だからとかそういうことは置いておいて、電気の偉大さがわかりました。

 

 

 

2階では最新の科学技術が学べます。
「ワクエコ・モーターランド」では車の最新技術が!

 

ハイブリッドカーの仕組みをスケルトンの車体で詳しく知ることができます。
実際にアクセルを踏んだ時にガソリンエンジンと、
電気モーターがどういう働きで動くのか。

 

エネルギーの流れが見えるのでとてもわかりやすいです。
あとハイブリットカー乗ってるぜ!て気分も味わえます。笑

 

他にも大型トラックの運転シミュレーションを通じて、
いつも通販で買った荷物を届けてくれるお兄さんのことを思い出したり、
技術と同時にそこにまつわる色んな人や仕事のことも体験出来るスポットでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

科学技術館は本当にたくさんの体験ができるミュージアムなので、
丸一日過ごせちゃいます!

 

しかも技術と知識が学べる!
また今度じっくり来よう!
そしてここで覚えたばっかりの知識を誰かに披露しよう!笑

 

 

 

さてさて続いては銀座へと移動します。
本日最後のミュージアムは!

 

「歌舞伎座ミュージアム」!

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年、歌舞伎座タワー5階に歌舞伎座ギャラリーはオープンしました。
普段は舞台の上でしか見られない歌舞伎衣装をすぐ目の前で見られたり、
貴重な映像や歌舞伎関係者のトークイベントなどを開催しています。

 

もちろんこちらも体験型!
現在「体験空間 歌舞伎にタッチ -しる・みる・ふれる・やってみる-」展を開催中!

 

舞台に登場する様々な小道具や衣装を見るだけではなく、
じかに触ったり、動かしたり、音を出したりして楽しむ事ができちゃうんです!

 

という事で早速中へ!
入ってすぐのところでは可愛いお馬さんがお出迎え。

 

 

 

 

 

 

 

 

おお、これは歌舞伎の舞台でよく見るお馬さんだ!
中に人が2人入り、本物の馬のように人を乗せて舞台を闊歩する!
いや、でもこれ人を乗せるってかなり大変じゃない???
当然足の動きを揃える必要があるので2人の呼吸も合わせないといけません。

 

舞台上で当たり前のように馬に見えるのは本当にすごいことなんだなぁ。

 

ちなみに他にも舞台上で登場する様々な動物たち(の小道具)を
見ることができました。
鶏やスズメ、狐など。みんなどこかコミカルで可愛らしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてそんな動物たちに命を吹き込む音!
この音が歌舞伎では重要です!

 

スズメのなき声は・・・そろばん!
そろばんを振ることでスズメがチュンチュン鳴く音を再現。
そろばんシャカシャカ。昔こんな芸人さんがいたような・・・。

 

手のひらサイズくらいの二枚貝を、背中合わせでこすり合わせると・・・
カエルの鳴き声!もちろんテクニックが必要です!
色んな鳴き方を表現するわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

奥に進んでいくとさらなる音作りの世界が!

 

ウチワに小さなビーズが細かく取り付けられた特殊な道具。
これは雨団扇と呼ばれ、屋根や傘に打ち付ける雨の音を表現します。
細かく震わせるのがコツ。
おお、雨が降っておる・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

波籠と呼ばれる大人が両手を広げたくらいの大きめの籠には小豆が入っています。
籠を持って傾けることで小豆が移動し波の音を演出します。
これは映画とかで見たことある!そしてすごく音がリアル!
潮風を感じる!気がする!

 

 

 

 

 

 

 

 

これらを組み合わせることで様々な場面を演出するわけです。
昔から変わらない伝統に触れられる貴重な体験。
いや、これ、すごいですよ。

 

さらにギャラリーの奥に進むとそこには舞台が!
舞台上で再現されたセットは実際より少しコンパクトなものですが、
舞台自体は実際に使われていたもの。

 

舞台をよく見ると様々な傷や擦ったような跡があります。
様々な演目の痕跡がそのまま残っているんです!

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに実際に立てる!
おお!なんとも感動!
白浪五人男の小道具なども用意されていて、歌舞伎俳優気分を味わえます!

 

また舞台袖には色々なシーンを演出する
音楽を演奏する「黒御簾(くろみす)」と呼ばれるスペースがあります。
こちらでは大小の太鼓や笛などで歌舞伎の演出効果を演出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

場面転換などで聴いたことのある、
歌舞伎らしい音使いはここで演奏されているんですね。

 

舞台上で観るだけではわからない裏側に触れることができる体験。
この貴重な感動を是非味わってください!
きっと音や細かい演出の面でも歌舞伎が楽しくなるはずですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『そうだ!おもしろミュージアムに行こう!PART2』!
いかがだったでしょうか?

 

今回は体験型スポットを巡ってきましたが、
やっぱり実際に自分で触れることで、知識だけじゃない新鮮な驚きを感じることできました!
そして何より楽しい!
触ってナンボ!
体験型ミュージアム!オススメですよ!

 

KIKI-TABI 2Thousand Miles!
今回の旅人は小谷大輔でした!